装甲艦の初陣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 10:16 UTC 版)
広い意味では、装甲艦の最初の実戦使用は、クリミア戦争中の1855年の浮砲台による対地戦闘であった。 装甲艦同士の海戦としては、アメリカ南北戦争中の1862年に起きたハンプトン・ローズ海戦が最初である。 航洋装甲艦隊による最初の海戦としては、1866年のリッサ海戦が著名である。また、1864年にデンマークとプロイセンがバルト海で交戦したヤスムントの海戦で装甲艦が投入されたとする説もあり、今後の研究の結果によっては海戦史が一部書き換えられる可能性もある。なお、逆に非装甲の木造艦隊による最後の本格海戦としては、1864年5月にヨーロッパの北海でデンマークとプロイセン・オーストリア連合艦隊が戦ったヘルゴラント海戦が有名である。
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