装甲貫徹能力とは? わかりやすく解説

装甲貫徹能力

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/22 19:21 UTC 版)

九八式三十七粍戦車砲」の記事における「装甲貫徹能力」の解説

本砲と貫通威力近似する思われる弾薬筒共用であり、砲口初速の差が約15m/秒程度九四式三十七粍砲場合、九四式徹甲弾装甲板対す貫徹能力は350mで30mm(存速575m/秒)、800mで25mm(同420m/秒)、1,000mで20mm(同380m/秒)であり、一式徹甲弾全備筒量1,236g)の貫徹能力第一種防弾鋼板に対して射距離1,000mで25mm、砲口前(距離不明至近距離思われる)では50mmであったまた、1942年5月資料によれば九四式三十七粍砲は、試製徹甲弾である弾丸第一種丙製蛋形徹甲弾一式徹甲弾に相当)を使用した場合、以下の装甲板貫通するとしている。 200mで49mm(第一種防弾鋼板)/28mm(第二種防弾鋼板500mで41mm(第一種防弾鋼板)/24mm(第二種防弾鋼板) 1,000mで31mm(第一種防弾鋼板)/16mm(第二種防弾鋼板) 1,500mで23mm(第一種防弾鋼板)/15mm(第二種防弾鋼板九四式三十七粍砲鹵獲したアメリカ旧陸軍省の1945年8月情報資料によれば、垂直装甲に対して射距離0ヤード0m)で2.1インチ(約53mm)、射距離250ヤード(約228.6m)で1.9インチ(約48mm)、射距離500ヤード(約457.2m)で1.7インチ(約43mm)を貫通するとしている(ただし、使用弾種は九四式徹甲弾となっているが、貫徹威力日本側の一式徹甲弾データ近似していることから、米側の表記ミス双方徹甲弾混同した可能性がある)。 これらの徹甲弾は、弾頭内に炸薬有する徹甲榴弾AP-HE)であり、貫徹後に車内炸裂して乗員殺傷および機器破壊を行うのに適していた。

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装甲貫徹能力

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 22:01 UTC 版)

一式三十七粍砲」の記事における「装甲貫徹能力」の解説

本砲は主任務である対戦車射撃用には一式徹甲弾(弾量0.72kg、全備筒量1.57kg、一式徹甲小一弾底信管)、また軟目標射撃用には一式榴弾(全備筒量1.48kg、一〇〇式瞬発信管)を使用した1942年5月資料によれば、本砲(試作時の名称は試製三十七粍砲)は、試製徹甲弾である弾丸第一種丙製蛋形徹甲弾一式徹甲弾に相当)を使用した場合、以下の装甲板貫通するとしている。 200mで55mm(第一種防弾鋼板)/32mm(第二種防弾鋼板500mで46mm(第一種防弾鋼板)/27mm(第二種防弾鋼板) 1,000mで34mm(第一種防弾鋼板)/21mm(第二種防弾鋼板) 1,500mで26mm(第一種防弾鋼板)/16mm(第二種防弾鋼板

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装甲貫徹能力

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 14:40 UTC 版)

九二式車載十三粍機関砲」の記事における「装甲貫徹能力」の解説

二式徹甲弾弾薬筒場合防弾鋼板対す貫通限界厚は射距離500mで20mm、射距離800m16mm射距離1200mで12mmであった

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装甲貫徹能力

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一〇〇式三十七粍戦車砲」の記事における「装甲貫徹能力」の解説

本砲と貫通威力近似する思われる弾薬筒共用であり初速がほぼ同じ)九四式三十七粍砲場合、九四式徹甲弾装甲板対す貫徹能力は350mで30mm(存速575m/秒)、800mで25mm(同420m/秒)、1,000mで20mm(同380m/秒)であり、一式徹甲弾全備筒量1,236g)の貫徹能力第一種防弾鋼板に対して射距離1000mで25mm、砲口前(距離不明至近距離思われる)では50mmであった。 また1942年5月資料によれば九四式三十七粍砲は、試製徹甲弾である弾丸第一種丙製蛋形徹甲弾一式徹甲弾に相当)を使用した場合、以下の装甲板貫通するとしている。 200mで49mm(第一種防弾鋼板)/28mm(第二種防弾鋼板500mで41mm(第一種防弾鋼板)/24mm(第二種防弾鋼板) 1,000mで31mm(第一種防弾鋼板)/16mm(第二種防弾鋼板) 1,500mで23mm(第一種防弾鋼板)/15mm(第二種防弾鋼板九四式三十七粍砲鹵獲したアメリカ旧陸軍省の1945年8月情報資料によれば、垂直装甲に対して射距離0ヤード0m)で2.1インチ(約53mm)、射距離250ヤード(約228.6m)で1.9インチ(約48mm)、射距離500ヤード(約457.2m)で1.7インチ(約43mm)を貫通するとしている(ただし使用弾種は九四式徹甲弾となっているが、貫徹威力日本側の一式徹甲弾データ近似していることから、米側の表記ミス双方徹甲弾混同した可能性がある。)。 これらの徹甲弾弾頭内に炸薬有する徹甲榴弾AP-HE)であり、貫徹後に車内炸裂して乗員殺傷及び機器破壊を行うのに適していた。

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装甲貫徹能力

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一式四十七粍戦車砲」の記事における「装甲貫徹能力」の解説

装甲貫徹能力の数値は、射撃対象装甲板実施した年代など、試験条件により異なる。 1942年5月資料によれば一式四十七粍戦車砲とほぼ同威力一式機動四十七粍砲の場合一式徹甲弾徹甲榴弾相当)を使用した場合弾着90度で以下の装甲板貫通できた。 1,500mで45mm(第一種防弾鋼板)/20mm(第二種防弾鋼板) 1,000mで50mm(第一種防弾鋼板)/30mm(第二種防弾鋼板500mで65mm(第一種防弾鋼板)/40mm(第二種防弾鋼板200mで65mm(第一種防弾鋼板)/50mm(第二種防弾鋼板試製徹甲弾であるタングステン鋼形弾(後述する「特甲」弾の基になった思われる試製徹甲弾)を使用した場合弾着90度で以下の装甲板貫徹できた。 1,500mで45mm(第一種防弾鋼板)/25mm(第二種防弾鋼板) 1,000mで55mm(第一種防弾鋼板)/30mm(第二種防弾鋼板500mで70mm(第一種防弾鋼板)/45mm(第二種防弾鋼板200mで80mm(第一種防弾鋼板)/55mm(第二種防弾鋼板別の1942年5月資料によれば試製四十七粍砲の鋼板貫通厚について以下のようになっている試製徹甲弾であるタングステン鋼形弾を使用した場合、以下の装甲板貫通するとしている。 1,500mで45mm(第一種防弾鋼板)/23mm(第二種防弾鋼板) 1,000mで56mm(第一種防弾鋼板)/31mm(第二種防弾鋼板500mで70mm(第一種防弾鋼板)/45mm(第二種防弾鋼板200mで79mm(第一種防弾鋼板)/55mm(第二種防弾鋼板0mで約85mm(第一種防弾鋼板)/約65mm(第二種防弾鋼板となっている。 試製徹甲弾である弾丸第一種丙製徹甲弾一式徹甲弾に相当)を使用した場合、以下の装甲板貫通するとしている。 1,500mで43mm(第一種防弾鋼板)/20mm(第二種防弾鋼板) 1,000mで52mm(第一種防弾鋼板)/28mm(第二種防弾鋼板500mで65mm(第一種防弾鋼板)/39mm(第二種防弾鋼板200mで72mm(第一種防弾鋼板)/48mm(第二種防弾鋼板弾丸第一種丙製徹甲弾の不貫鋼板厚は以下のようになっている。 1,000mで62mm(第一種防弾鋼板)/37mm(第二種防弾鋼板500mで76mm(第一種防弾鋼板)/52mm(第二種防弾鋼板200mで85mm(第一種防弾鋼板)/62mm(第二種防弾鋼板1942年4月3日行われた鹵獲したM3軽戦車対す射撃試験では、射距離800mにおいて正面装甲を9発中6発貫通、同1,000mにおいて6発中3発貫通している。 1945年7月アメリカ軍情報報告書においては一式四十七粍戦車砲によりM4A3 シャーマン装甲射距離500ヤード(約457.2m)以上から貫通することが可能(貫通可能な装甲箇所記述されておらず不明)と記述され実戦では一式四十七粍戦車砲による約30度の角度からの射撃射距離150-200ヤード:約137.1-182.8m)によりM4の装甲は6発中5発が貫通命中箇所不明)したとの報告記述がある。また、報告書には、最近戦闘報告から47mm砲弾品質以前より改善されたことを示している、との記述がある。 1945年8月アメリカ旧陸軍省の情報資料によれば鹵獲した一式四十七粍戦車砲射撃試験において、射距離500ヤード(約457.2m)において3.25インチ(約82mm)の垂直装甲貫通した事例記載されている。貫通威力近似する思われる弾薬筒共用であり、初速の差が約20m/秒程度一式機動四十七粍砲の装甲貫通値については以下のように記載されている。 一式機動四十七粍速射砲装甲貫通値(一式徹甲弾射距離直した装甲板対す貫通値垂直から30傾斜した装甲板対す貫通250ヤード(約228.6m) 3.0インチ(約76mm) 2.25インチ(約57mm) 500ヤード(約457.2m) 2.75インチ(約70mm) 2.0インチ(約51mm) 1,000ヤード(約914.4m) 2.0インチ(約51mm) 1.4インチ(約36mm) 1,500ヤード(約1371.6m) 1.6インチ(約41mm) 1.2インチ(約30mm) また、1945年3月アメリカ陸軍武器科情報資料によれば一式四十七粍戦車砲射距離500ヤード(約457.2m)において、垂直した圧延装甲2.7インチ(約69mm)を貫通、垂直から30傾斜した圧延装甲2.2インチ(約56mm)を貫通記載されており、一式機動四十七粍砲は、射距離1,050ヤード(約960.1m)において、垂直した圧延装甲2.5インチ(約63.5mm)を貫通する記載されている。 1945年12月アメリカ陸軍第6軍情報資料によれば一式機動四十七粍砲は至近距離射撃試験において、装甲に対して垂直に命中した場合4.5インチ(約114.3mm)を貫通した事例があったとしている(射撃対象装甲板種類徹甲弾弾種記載され不明)。 陸上自衛隊幹部学校戦史教官室の所蔵資料である近衛第三師団調整資料現有対戦車兵器資材効力概見表」によると、四七TA(47mm速射砲)の徹甲弾は、射距離500m/貫通鋼板厚75mmとなっており(射撃対象防弾鋼板種類徹甲弾弾種記載され不明)、M4中戦車車体側面射距離1,500m砲塔側面射距離800m車体前面射距離400m貫通となっている。 また、1944-1945年調製思われる陸軍大学校研究部資料によると、「1式47速射砲」(原文そのまま)は、1種射距離300m/貫通威力84mm、1種射距離400m/貫通威力81mm、1種射距離500m/貫通威力78mm、2種射距離300m/貫通威力57mm、2種射距離400m/貫通威力54mm、2種射距離500m/貫通威力51mm、となっている。 なお、100mにおいて55mm、1,000mにおいて30-35mmという説もある。 一式四十七粍砲用のW-Cr鋼(タングステンクロム鋼)製の徹甲弾は「特甲」と呼称され、大戦後半少数製造された。なお、ニッケルクロム鋼製の弾丸を「特乙」と呼んだが、こちらは実際に製造されたかどう不明である。 なお、一式徹甲弾より新型である四式徹甲弾は、終戦時完成品が約5,000発、半途品が約30,000存在していた。

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装甲貫徹能力

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/23 21:35 UTC 版)

一式三十七粍戦車砲」の記事における「装甲貫徹能力」の解説

1942年5月資料によれば、本砲と貫通威力近似する思われる弾薬筒共用であり砲口初速の差が約15m/秒程度一式三十七粍砲試作時の名称は試製三十七粍砲)は、試製徹甲弾である弾丸第一種丙製蛋形徹甲弾一式徹甲弾に相当)を使用した場合、以下の装甲板貫通するとしている。 200mで55mm(第一種防弾鋼板)/32mm(第二種防弾鋼板500mで46mm(第一種防弾鋼板)/27mm(第二種防弾鋼板) 1,000mで34mm(第一種防弾鋼板)/21mm(第二種防弾鋼板) 1,500mで26mm(第一種防弾鋼板)/16mm(第二種防弾鋼板

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装甲貫徹能力

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/10 00:40 UTC 版)

九九式七糎半戦車砲」の記事における「装甲貫徹能力」の解説

本砲と弾薬筒共用する四一式山砲場合徹甲弾鋼板貫通限界厚は射距離100mで50mm、射距離500mで46mm、射距離1000mで43mmであった。本砲は四一式山砲に対して初速速く(榴弾同士比較した場合四一式山砲約352m/sに対して本砲約453m/s)、徹甲弾貫通威力もやや大きいと思われる。 本砲と弾薬共用である四一式山砲用の二式穿甲榴弾タ弾)は、装甲75100mm貫通可能であり、終戦時完成品及び半途品を含めて合計55000発以上存在していた。二式砲戦車タ弾射撃試験行われたものの、戦車部隊への装備は間に合わなかったとも言われている。 二式穿甲榴弾思われる成形炸薬弾連合軍鹵獲されており、1944年4月実施され射撃試験によればマチルダII歩兵戦車車体正面装甲厚75mm)を貫通している(詳細四一式山砲ページ参照されたし)。

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装甲貫徹能力

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/15 01:35 UTC 版)

一式十糎自走砲」の記事における「装甲貫徹能力」の解説

本車搭載する九一式十糎榴弾砲の装甲貫徹能力であるが、徹甲弾場合鋼板貫通限界厚は射距離1,500m/63mm、1,000m/70mm、500m/76mm、100m/83mmであったまた、1945年昭和20年8月アメリカ旧陸軍省の情報資料によれば鹵獲した九一式十糎榴弾砲の装甲貫徹能力の数値一式徹甲弾使用し弾着90度で命中した場合射距離750yd(約685.8m)/2.7in(約69mm)、500yd(約457.2m)/2.8in(約71mm)、250yd(約228.6m)/2.95in(約75mm)となっている。 三式穿甲榴弾タ弾)の場合射距離1,000m/120mm、500m/80mmの装甲貫通した

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装甲貫徹能力

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 14:11 UTC 版)

三式砲戦車」の記事における「装甲貫徹能力」の解説

三式七糎半戦車砲の装甲貫徹能力の数値は、射撃対象装甲板実施した年代など試験条件により異なるが、通常の一式徹甲弾使用した場合射距離1,000m/約70mm、500m/約80mm、タングステン・クロム鋼弾の「特甲」を使用した場合は1,000m/約85mm、500m/約100mmであった一式徹甲弾希少金属配給上の問題により、クロム1%モリブデン0.2%・他少量ニッケル含有し高炭素鋼使用したアメリカ陸軍徹甲弾異なり炭素0.50.75%を含む鋼を搾出して成形・蛋形へ加工後に熱処理硬化し炸薬充填した物を用いていた。 また、1945年昭和20年8月アメリカ旧陸軍省の情報資料においては鹵獲した九〇式野砲の装甲貫徹能力の数値一式徹甲弾徹甲榴弾相当)を使用し衝撃角度90度で命中した場合射距離1,500yd(約1371.6m)/2.4in(約61mm)、1,000yd(約914.4m)/2.8in(約71mm)、750yd(約685.8m)/3.0in(約76mm)、500yd(約457.2m)/3.3in(約84mm)、250yd(約228.6m)/2.4in(約89mm)となっている。

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装甲貫徹能力

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/12 09:41 UTC 版)

一式砲戦車」の記事における「装甲貫徹能力」の解説

装甲貫徹能力の数値射撃対象装甲板実施した年代など試験条件により異なるが、通常の一式徹甲弾徹甲榴弾相当)を使用した場合射距離1,000m/約70mm、500m/約80mm、タングステン・クロム鋼弾の「特甲」を使用した場合は1,000m/約85mm、500m/約100mmであった一式徹甲弾希少金属配給上の問題により、クロム1%モリブデン0.2%・他少量ニッケル含有し高炭素鋼使用したアメリカ陸軍徹甲弾異なり炭素0.50.75%を含む鋼を搾出して成形・蛋形へ加工後に熱処理硬化し炸薬充填した物を用いていた。 また、1945年昭和20年8月アメリカ旧陸軍省の情報資料においては鹵獲した九〇式野砲の装甲貫徹能力の数値一式徹甲弾使用し衝撃角度90度で命中した場合射距離1,500yd(約1371.6m)/2.4in(約61mm)、1,000yd(約914.4m)/2.8in(約71mm)、750yd(約685.8m)/3.0in(約76mm)、500yd(約457.2m)/3.3in(約84mm)、250yd(約228.6m)/2.4in(約89mm)となっている。。

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装甲貫徹能力

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/21 00:00 UTC 版)

二式砲戦車」の記事における「装甲貫徹能力」の解説

九九式七糎半戦車砲ベースになった砲身18.4口径四一式山砲場合徹甲弾鋼板貫通限界厚は射距離100m/50mm、500m/46mm、1,000m/43mmであった)。九九式七糎半戦車砲四一式山砲弾薬共用であるが、長砲身23.9口径であり初速速いため、四一式山砲鋼板貫通限界厚の数値よりも徹甲弾貫通威力はやや大きいと思われる九九式七糎半戦車砲弾薬共用である四一式山砲用の二式穿甲榴弾タ弾)は、装甲75100mm貫通可能であり、終戦時完成品及び半途品を含めて合計55,000発以上存在していた。 二式穿甲榴弾思われる成形炸薬弾連合軍鹵獲されており、1944年4月実施され射撃試験によればマチルダII歩兵戦車車体正面装甲厚75mm)を貫通している(詳細四一式山砲ページ参照されたし)。

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