TR-85M1 "Bizonul"
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/11 16:10 UTC 版)
「TR-85」の記事における「TR-85M1 "Bizonul"」の解説
現代化改修を施したTR-85。追加装備されたものは、より強力なエンジン、新型の火器管制装置である"Ciclop-M1"、砲口照合装置、サーマルスリーブ(砲身被筒)、レーザーシステム、熱源探知システムだった。この戦車はレーザー警報レシーバーを備え、レーザー誘導波の直射を受けずとも、その散乱した反射波を拾いあげることができる。エリア内にLRF/LDが検知されると、搭乗員は警報を受けることができる。また、本車は12基の発煙弾発射機と1基のサーマルトラップを装備する。新規設計された100mm APFSDSであるBM-412Sgが配備され、この主砲の装甲貫徹能力は射程1,000mにおいてRHA換算450mmに達した。TR-85M1はまた、新規の大型砲塔を持ち、追加装甲を備えている。開発計画に関係した企業は以下の通り。
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