TR-909とは? わかりやすく解説

ローランド・TR-909

(TR-909 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/10 07:41 UTC 版)

TR-909(ティーアール-キューマルキュー)とは、電子楽器専門メーカーであるローランドが80年代前半に発売したドラムマシン。1983年から1984年にかけて製造され、製造台数は10,000台。当時の価格は189,000円だった。




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TR-909

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電気グルーヴ」の記事における「TR-909」の解説

ローランド歴史的名機とも評されるリズムマシン。ハウスシーンにおける再評価によって、1990年代以降幾多音楽シーン多大なる影響与えた電気活動初期には本体そのものメンバー所有しておらず、主にレコード等からのサンプリング音源や、おなじくローランドPCMリズムマシンR-8の音色ライブラリ使用する止まっていたが、デビュー後石野入手続いて砂原必要性駆られて導入したといわれる一時期はその過剰なまでの愛着から、ライヴにおける舞台セット巨大なTR-909とTB-303書き割り設けていたほどである。そのあまりにも有名な音色以外にも多機能知られる909であるが、電気レコーディングでは時期によって使用方法異なるのも特徴である。当初はメインシーケンサー(W-30、MC-50等)で組まれシーケンスによってMIDI音源的に使用されていたが、『ORANGE』の一部の曲では909本体内蔵シーケンサーメイン据えサンプラーなど外部音源トリガーするといった使用がみられた。続く『A』ではメンバー自身サンプラーによるリズムプロダクションに傾倒していた為、一旦音色サンプラー内に取り込んだ上で間接的に使用されている。現在、石野使用モデルバスドラムハイハットリムショット等に独自の改造加えた上で再びメインリズムマシンとして愛用されている。砂原1995年ソロ作あたりからしばらく距離を置いていたが(一方で当時インタビュー記事では『ただし売り払うつもりは全くない』と明言)、近年スーパーカープロデュース作業などで再び大胆に使用した

※この「TR-909」の解説は、「電気グルーヴ」の解説の一部です。
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