神滅具とは? わかりやすく解説

神滅具(ロンギヌス)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 02:57 UTC 版)

ハイスクールD×D」の記事における「神滅具(ロンギヌス)」の解説

「神をも滅ぼす具現」を意味する神器中でも神すら滅ぼすことが可能な力を持つと言われる特殊な神器持ち主所持しているか「生きている限り、同じ能力を持つ神器存在しないという唯一無二神器である。「2種類上の能力あわせ持つ特徴があり、一例として「赤龍帝の籠手」は力の倍増+力の譲渡となる。所有者才能創造力をすべて汲み取り実現できるだけの受け皿実現性を持つため、禁手至った場合能力増大能力増加において顕著な格の差が生じる。このことから「拡張性の高い神器」なのではないかアザゼル考えていた。

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神滅具(一覧)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 02:57 UTC 版)

ハイスクールD×D」の記事における「神滅具(一覧)」の解説

黄昏聖槍(トゥルー・ロンギヌス) 所有者曹操 上位神滅具の1つ。神滅具の代名詞となった原物とされる始まりの神滅具」。イエス・キリスト貫きその血を浴びた最強の「聖遺物レリック)」でもある伝説聖槍」。 従来順位では神滅具の中で最上位とされる、神をも貫く絶対にして最強神器。この弱点とする神仏であれば1撃で力の半分削ぐことができるとされる聖遺物なので見つめるだけで信者忘我の境地に至らせる効果があり、聖剣などと同じ「聖なる武器」の一種でもあるため、通常時でも並の悪魔等は容易く屠る威力誇り放つ威光だけで悪魔祓う悪魔である以上、魔王クラス並みの力があっても与えられる激痛には耐え難く作中痛みに耐えて戦えたのはイッセーとサイラオーグのみ。近接武器ではあるが、開いた穂先から溢れ出す黄金聖なるオーラ使い遠距離攻撃も可能である。 本来の禁手は「真冥白夜聖槍(トゥルー・ロンギヌス・ゲッターデメルング)」であるが、現所有者曹操は「極夜なる天輪聖王の輝廻(ポーラーナイト・ロンギヌス・チャクラヴァルティン)」という禁手亜種発現させている。そのもの変化はないが、曹操背後神々しい輪後光生まれ1つ1つ神器としての能力付加させた「七宝」と呼ばれるボウリング大の球体7つ出現させて操作する調整中であり、能力としてはまだ未完成なものがある)。他の禁手のような派手さがなく、静かに発動するのも特徴一つ球体全て同じ外見をしているため対処難しく、よほどの実力者なければ能力打ち消すことができないうえ、1つ破壊され程度ならすぐに体から元通り出現させられるまた、球体形状変化させることもでき、のように変形させて相手貫いたり、手のような形に変化させて物を運ばせるともできる。また強力な力を持った個人と戦うときにはあえて七宝を展開させず、その余力聖なるオーラ強化に回すことも可能で、その際には聖遺物弱点である悪魔はおろか他の種であろうオーラに掠っただけでもタダでは済まないほどの恐ろしげ極大波動放つうになる輪宝(チャッカラタナ) 相手の持つ武器破壊する。相当な手練れでないと対抗できず、未完成だった頃のエクス・デュランダル一度破壊されている。 女宝(イッティラタナ) 球体放つ輝き包まれ女性異能一定時間、完全に封じ込める。相当な手練れでないと無効化できない馬宝(アッサラタナ) 自分又は任意の相手や物を転位させる。所有者意思自在に転移でき、相手龍王クラスでも抵抗できない珠宝(マニラタナ) 襲い来る攻撃他者受け流す球体正面生み出した黒い渦で攻撃吸収して新たに作り出した渦からその攻撃放つ象宝(ハッティラタナ) 飛行能力を得る。足元に球体を置くことで、自由自在に空中移動する自分以外のものを浮遊させることも可能。 居士宝(ガハパティラタナ) 幻影人型分身を生みだし、従える者を作り出す分身破壊されも本体や「七宝」にはダメージがない。木場の「聖覇の龍騎士団」に似ているが、方向性異なるらしい。12巻時点では分身に己の技量反映するには至っておらず、未だ調整が必要で未完成能力だったが、真3巻では魔王クラスソネイロンの目を欺けるほどの完成度になった将軍宝(パリナーヤカラタナ) 球体そのもの対象直撃させ破壊するヴァーリ曰く破壊力重視球体」。真『女王』すら破壊する威力があるが、「輪宝」と能力被っているのが問題点とされ、曹操は「未完成能力曖昧」と語っている。 さらに、禁手上回り、「覇龍」にも匹敵するとされる、「覇輝(トゥルース・イデア)」と呼ばれる物が存在する亡き聖書の神」の「遺志」が所有者野望吸い上げ相対する者の存在大きさに応じて圧倒的な破壊力祝福で心を得る力など、様々な効果奇跡起こすという能力で、トライヘキサ戦で発動成功した際には強力な邪悪退ける力が発生し量産型邪龍や偽赤龍はおろか天龍級の邪龍アポプスにすら影響及ぼした。ただし、魔法力乏し曹操制御できておらず、発動成否がこの「遺志」に委ねられているため不安定であり、魔獣騒動でイッセーと戦った時は彼の夢を選んで遺志」が「静観」を決めたため使うことすらできなかった。「覇輝(トゥルース・イデア)」の呪文 よ、神を射貫く真な聖槍我が内に眠る覇王理想吸い上げ祝福滅びの間を抉れ 汝よ、遺志語りて、輝き化せ天雷獄(ゼニス・テンペスト) 所有者デュリオ・ジェズアルド 上位神滅具の1つ従来順位では神滅具の中で2番目に強いとされ天候操り、火、風、、土、いかなる自然属性をも支配できる。 超広範囲効果を及ぼす神滅具のひとつ。その能力は炎の球や氷の槍作って放る、氷の地面から生やすといった攻撃だけにとどまらず屋内のように空がない場所でも、作って雷を落とす、「ハーデス神殿」の中にいた大多数死神を氷の中に閉じ込めるなど非常に強力で、本領発揮できる屋外ならば町一つ荒れた天候包み込むことさえ可能である。直接戦闘以外でも、荒天による敵の足止めから、雨水利用した飲料水確保まで幅広く役に立てることが出来る。また、大きなシャボン玉作り出し仲間包んで天候の影響から守ったり、スクリーン代わりにして映像を写すことも可能。 さらに、デュリオは「虹色希望(スペランツァ・ボッラ・ディ・サポネ)」という応用技編み出している。七色に輝くシャボン玉飛ばして触れた者に大切なことと大切なもの想い出させる効果があり、攻撃力一切ないが、戦意喪失させるには十分すぎるほどの性能発揮する。なお、大切なもの自分心の中に常に持っているものには効果がない。 禁手は「聖天虹使の必罰終末綺羅星(フラジェッロ・ディ・コロリ・デル・アルコバレーノ、スペランツァ・ディ・ブリスコラ)」。天使の輪4つに、黄金の翼12にまで増えるという肉体的な変化現れる。無数のシャボン玉放ち、そのシャボン玉包まれたものにあらゆる天罰業火突風冷気といった様々な自然現象)を与えるというもの。後天的亜種化した珍しいタイプである。攻撃に使うシャボン玉見た目以上に頑丈で、トライヘキサ級の相手でもない限り内側から割るのは困難である。 魔獣創造(アナイアレイション・メーカー) 所有者レオナルド(※現在は帝釈天没収されている) 上位神滅具の1つ創造系神器最高峰に当たる、使用者イメージした生き物作り出すことが可能な神器直接的な攻撃力皆無等しいが、最高難度とされる龍殺し魔物もちろんのこと、神滅具だけあって理論上神殺し魔物すら創造できる。極めれば怪獣映画出てくるような巨大怪獣大量生産することが可能で、小国なら短時間蹂躙できる力を持つため、「絶と共に神器システムバグ生んだ最悪結果1つ」とも言われている。 登場した禁手亜種で「破滅の覇鬼(バンダースナッチ・アンド・ジャバウォッキー)」(命名アザゼル)。体長150メートルはある魔獣「豪鬼(バンダースナッチ)」とそれより一回り大きな超獣鬼(ジャバウォック)」を生み出し、さらにその魔獣の体からも小型モンスター無数に発生する作中では「悪魔のアンチモンスター」として創造されたため、光を武器としているうえに最上級悪魔集中攻撃でも体の表面わずかに傷つくほどのダメージしか与えられず、なおかつその傷すら即座に回復してしまうという難敵で、アジュカとファルビウムから特殊な術式が届くまで足止め徹することしかできないほどだった。ただし強制的な禁手化の代償レオナルド廃人同然の状態になってしまった。 絶(ディメンション・ロスト) 所有者ゲオルク 上位神滅具の1つ所有者中心に無限に生み出し、超広範囲効果を及ぼす神器結界神器では最強の力を持ち対象包み込むことでかく乱防御をしたり、霧の中入ったすべての物体封じ触れた者を任意の場所に強制転移させることもできる直接的な攻撃力皆無等しいが、吸血鬼たちが操るよりはるかに特異性高く大人数一度に「次元の狭間」などの人が生きていけない場所へ放り込むともできるため、使い方次第で国1つ滅ぼすことも可能な力を持ち、「魔獣創造と共に神器システムバグ生んだ最悪結果1つ」とも言われている。転移の際には生暖かい包まれる感触があるが、相手が神クラス前兆感じとったとしても抵抗難しい。ただし、「」を能力起点とする関係上、アバドン家「穴」のような吸い込む攻撃には弱い。 禁手は、所有者が望む結界装置霧の中から創造する霧の中理想郷(ディメンション・クリエイト)」。結界にはさまざまな効果付与することができる。これによって現実そっくりの結界疑似空間作り上げることが可能で、その内部へ敵を転移させることができる。相当な術者なければ疑似空間出入りすることは難しく術者自分解除する倒される、あるいは結界装置破壊されるかしない空間からは脱出できない装置は普通の方法では破壊できず、基本的に一度結界発動させない限り解除できない疑似空間そのものかなりの強度があり、結界で何重にプロテクトをかけて装置さえ守っていれば、内部で「ドラゴンブラスター」を乱射されても完全には壊されず、オーディンのように術に長けた神でも破壊できなかった。ただし、魔王クラスから神クラスの力があれば、結界装置そのもの破壊されてしまうおそれがあるまた、クラス存在外部から干渉行った場合空間制御奪われてしまうことがある。なお、空間内で生物創造することは不可能という制限がある。 赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア) 所有者兵藤 一誠 声 - 立木文彦(ドライグ) 二天龍片割れ、「赤龍帝」ア・ドライグ・ゴッホの魂が入った左手用の籠手。神滅具の1つ。「倍加」と「譲渡」の力を宿している。 「倍加」は10秒ごとに「Boostブースト)」という掛け声とともに自身能力が2倍になる能力で、「Explosionエクスプロージョン)」という掛け声と共に増加した力を発動し、「Resetリセット)」の音声制限時間告げられるまでその力を行使できるまた、Transferトランスファー)」の掛け声増加させた力を他者や物に「譲渡」する能力赤龍帝からの贈り物(ブーステッド・ギア・ギフト)」も持つ。イッセーは「倍加」をメイン直接攻撃するスタイルだが、「譲渡」で敵の能力暴走させて攻撃転用できるほか、ドライグによると歴代赤龍帝には「譲渡」をメインにしていた精霊術師召喚術師がいたとのこと。ただし、能力を使うたびに体力消耗していくうえ、倍増するたびに身体への負担増していくため積載量の上限を超えて力を高めると「Burstバースト)」の音声と共に宿主昏倒してしまう。 禁手は「赤龍帝の鎧(ブーステッド・ギア・スケイルメイル)」で「赤龍帝」の力を具現化させた赤い全身鎧。「Welsh Dragon Balance Breaker(ウェルシュ・ドラゴン・バランス・ブレイカー)」の音声とともに発動する禁手後は一気パワー増大する上、そこからさらに一瞬何度も倍加」して使用、あるいは「譲渡」することが可能。覚醒直後でも、特に倍増していないオーラの弾で山を吹き飛ばすほどの力を得る初期状態では飛行能力持たないものの、背部ブースター噴射して高速挙動ができる。禁手化するまで「倍加」も「譲渡」も使えない時間があり、解除後しばらくは「赤龍帝の籠手」も機能しなくなるという弱点があるが、修行によって時間短縮することは可能。 「覇龍」発動時には、鎧が有機的に変化して小型ドラゴンのような姿に変わる。背中には翼が生えて宝玉からは龍の腕や刃も生えてくる。一度「覇龍」を発動すると、以降通常の鎧の背からドラゴンの翼が生えるようになり、飛行サポートできるようになっている。 現赤龍帝であるイッセーの代になって籠手龍殺し聖剣アスカロン」が内蔵されるようになっており、「Bladeブレード)」の掛け声手の甲から刃を伸ばし切りつけることが可能。さらに命を削る恐れがあるため長時間運用できないが、アスカロン抜けた穴に「魔剣創造」で作った剣などを差し込むことでその力を籠手与えることもできる。後に鎧の右手部分には「アスカロンII」が、尻尾部分にはアスカロンII試作品内蔵されそれぞれBlade 2(ブレード・ツー)」、「Tail Blade(テール・ブレード)」の掛け声で刃を出現させる。さらに、剣に赤龍帝の特性付与することや、他人に剣を渡す要領飛び道具として高速射出するともできる。 イッセーはアルビオン、オーフィス、グレートレッドといった存在から力を得ながら成長したことで、複数強化形態発現している。体内宿る8つの「悪魔の駒」との反応により、「兵士」の駒が持つプロモーション特性発揮する赤龍帝の三叉成駒」「真紅の赫龍帝」という、深淵面・慮外面の複合型特殊な能力発現している。さらには龍神の力を解放する禁手超える形態龍神化」にも目覚めている。 また、白龍ヴァーリから奪い取った白龍皇の光翼」の宝玉右手籠手埋め込んだことで得た、「半減」の能力白龍皇の籠手(ディバイディング・ギア)」があった。しかし、相反する特性能力であるために使用難易度が非常に高いうえ、修得時のイッセーの実力では発動成功する確率が低いだけでなく、その成否かかわらず寿命削ってしまう危険性高く、「覇龍」で寿命100年程に減ってからは1回使用するだけでも死亡する恐れがあるとして生命力回復しない限り無闇に使用するのは禁止されていた。だが、今後修行次第では使いこなせ可能性があることをアザゼルより示唆されており、後にドライグとアルビオン和解したことで、この「白龍皇の籠手」は「半減」と「反射」の力を持つ「白龍皇の妖精達(ディバイディング・ワイバーン・フェアリー)」を展開できる能力へと変化。削るのも命ではなく体力だけとなり、安全に発動可能なものへと生まれ変わったちなみに反射」はアルビオン生前能力1つであり、失われたはずの力であった神器封じられた際に「聖書の神」に切り離されていたドライグ生前能力1つに「透過」という力があり、18巻でそれも発動させることが可能となった。これは「Penetrateペネトレイト)」の掛け声発動し、術や特殊な防御法(リゼヴィムの「神器無効化」も含む)を文字通り透過」させて、力をダイレクトに与え能力アルビオン生前能力発現含め、神は二天龍神器封じる際にこれらの力を完全には取り払わず、「二天龍和解」という絶対に起こらないであろうはずの要素封印キーとして設定していたのではないかアザゼル想像している。 この神滅具の禁じられ奥の手として「ロンギヌス・スマッシャー」がある。鎧の胸腹部装甲の奥に隠され発射口に集めた莫大なオーラ一気放出するという必殺技禁断とされる力のひとつとドライグが語るように、自然環境をも変えかねないほどの凶悪な破壊力秘めており、地上放て一帯消滅させ空に撃て大気オーラ残留するほど。本来は「覇龍」状態でしか使うことができないのだったが、イッセーがグレートレッドの肉体から夢幻因子得て通常の赤龍帝とは違う方面進化をし続けたことで「白龍皇の妖精達」や「龍神化」を用いて発動できるようになった(詳細は各項で後述)。 さらに、オーフィスと釈迦如来助け借りたイッセーの祖父・十神器システム内部から組み替えたことで、おっぱいから吸収した乳力(にゅうパワー)を魔力変換してキャノンから放つ砲撃超乳波動砲(にゅうトロン・ビーム・キャノン)」を発現する。鎧の尻尾部分近くおっぱい接続し吸収完了すると鎧の宝玉にバストサイズが表示される単独使用することはできず、1度吸収した対象一時的に貧乳になってしまうた連続使用難しいが、バストサイズに比例して威力上昇していき、90cm代後半で∞・ブラスター並み破壊力、3バストの力があればとんでもない出力発揮するとされている。ちなみにイッセーの乳技で唯一男性相手でも使うことができるものである従来は神滅具としての順位中堅程度それほど高い扱いではなかったが、「覇龍」発動時には白龍皇の力のみならず停止世界の邪眼」をも発現し実際にはそのスペック底が知れない加えてトリアイナと真『女王』で天龍の力が解放されたことにより、神器としての力の限界値上昇している。 また、サマエル呪い滅んだイッセーの肉体残骸一部から「幽世聖杯」で抽出した情報利用した、「赤龍帝の籠手」および「赤龍帝の鎧」のレプリカクリフォトの手製造されている。これらはドライグの魂が宿っていないこともあって本物よりも性能劣り発動際するコスト高くなっている。「覇龍(ジャガーノート・ドライブ)」の呪文 我、目覚めるは 覇の理を神よ奪い二天龍なり 無限を嗤い夢幻憂う 我、赤き龍覇王成りて 汝を紅蓮煉獄沈めよう 赤龍帝の三叉成駒(イリーガル・ムーブ・トリアイナ) 9巻にて、アジュカによって調整施された「悪魔の駒」と、「赤龍帝の籠手」に秘められていた可能性解き放ったことで見出した新たな力」。「王」承認なく自分意思自在に僧侶」「騎士」「戦車」へのプロモーションを可能とし、神によって封印されていたドライグの本来の力を使った3つの強化形態を操る。 各駒の特性特化することで能力強化するが、長所伸びる分だけ「欠点丸わかり」であるうえ、形態変更連続して使用する半端ではないほどに体力消耗する内の駒を変えるときに一瞬だけタイムラグがあるのが弱点で、テクニックタイプにはそのタイミング突かれおそれがあるまた、「王」無視して昇格することから、通常のレーティングゲームでは使用禁じられている。 真『女王発現後は、その準強化形態として扱われている。 名前の由来チェスでは禁じ手とされているイリーガル・ムーブと、使える能力3つであるがゆえ三叉の矛トリアイナトライデント)から付けられている。龍牙の僧侶(ウェルシュ・ブラスター・ビショップ) 「赤龍帝の三叉成駒」の「僧侶形態で、背中オーラ溜めるバックパック両肩大口キャノン搭載した砲撃戦仕様ドラゴンショットの超強化版「ドラゴンブラスター」の威力絶大で、格上のはずの「霧の中理想郷」で作り出した広大な京都の街を1発で消し去って疑似空間そのものをも歪め強力な結界使って全力で防がなければ結界装置すら破壊できてしまうほど。 イッセーは魔力扱い不得手であるために「砲撃特化」にせざるを得なかった面があり、機動力にも乏しいため基本的に固定砲台としての運用が主。砲身展開した状態でチャージしなければならず、相手にとっても対策しやすいことからトリアイナの中では一番ネックとなっている。しかしレイヴェルより砲撃だけではなく力の遠隔譲渡にも活用できるではないかという可能性示唆され単純な砲撃モードというだけではない更なる伸び代模索している。 アニメでは3期最終話先行登場したイメージモデルガンダムダブルエックス龍星の騎士(ウェルシュ・ソニックブースト・ナイト) 「赤龍帝の三叉成駒」の「騎士形態で、余分な装甲パージした高速仕様増設しブースターによる圧倒的な加速力を誇る。 装甲薄く防御力を完全に捨て去っていることが最大の欠点。そのため高速移動味方攻撃から庇ったとしても、「龍剛の戦車」にプロモーションするのが遅れれば自分自身重傷負ってしまうことになる。加えて今は使いこなせていないため直線的な動きしかできず、上位相手ともなるといくら速かろう動き見切られてしまうため、いずれはさまざまな高速機動を行えるようになろうと修行中。 イメージモデル仮面ライダーカブトビルトビルガー龍剛の戦車(ウェルシュ・ドラゴニック・ルーク) 「赤龍帝の三叉成駒」の「戦車形態で、「龍星の騎士」とは逆に装甲強化し強固な防御力パワーを持つ打撃戦仕様。鎧が通常の5〜6倍ほどに分厚くなり、強化され防御力最強の神滅具「黄昏聖槍(トゥルー・ロンギヌス)」による上級悪魔瞬殺できる出力一撃さえも防ぐ。加えて近接戦闘能力底上げされ、肘部分の撃鉄作動させて放つ打撃「ソリッドインパクト」は凄まじい威力を誇る。 今のところイッセーと最も相性良い形態だが、あまりに特徴ハッキリしすぎで対処されやすいことと鈍重なことが欠点で、それを今後どう補うかが課題イメージモデルビッグオー真紅の赫龍帝(カーディナル・クリムゾン・プロモーション) 10巻のサイラオーグとの勝負で、内に眠る「歴代所有者の負の思念」を克服し目覚めた「真『女王』」と呼ばれる形態。ドライグの力を解放した状態で「女王」の力を使うことができる、「赤龍帝の鎧」の深淵面・慮外面の複合型強化形態。「Cardinal Crimson Full Drive(カーディナル・クリムゾン・フル・ドライブ)」の掛け声発動する命名はサイラオーグ。 鎧の色がそれまで「赤」から、リアス髪色と同じ鮮やかな「紅」に変わった。この状態になるに際し以前ヴァーリ宝玉取り込んだ時に紛れ込んだ歴代白龍皇の1人残留思念力を貸してもらった。そのおかげで「覇」の力が弱まり歴代赤龍帝を説得できたことで力を得られた。この時点歴代赤龍帝の怨念は完全に晴れており、これ以降に「覇龍」が発現することはなくなった。 この「真紅の赫龍帝」は全ての特性発揮できるため、「赤龍帝の三叉成駒」の3つの形態龍剛の戦車」「龍星の騎士」「龍牙の僧侶」の能力全てをこの一形態賄え、かつそれらより能力が強い。各能力それぞれ、「戦車」は「Solid Impact Booster(ソリッド・インパクト・ブースター)」、「騎士」は「Star Sonic Booster(スター・ソニック・ブースター)」、「僧侶」は「Fang Blast Booster(ファング・ブラスト・ブースター)」の音声と共に発動する。「ドラゴンブラスター」は進化バージョンの「クリムゾンブラスター」になり、威力が高いだけではなくチャージ時間短縮されている。なお、「クリムゾンブラスター」の砲身は、非使用時背中の翼内部収納されている。 生命力に関する危険性無くなったが、その分体力面での消耗激しくなっている。「覇龍」に代わる新し赤龍帝の真の力だが、まだ不安定でほとんど力を使いこなせておらず、強敵相手には通じない状況出てきた。それを打開するため、トリアイナの各能力高めて安定性上げと共に初代孫悟空から修行を受けることになった第4章終盤からは「龍神化」覚醒により発動までの時間短縮され詠唱不要になり、魔王クラスそこそこ良い勝負ができるほどに能力上昇している。「龍神化」は擬似的なものも含めて安定負担大きいため、最終章段階でもイッセーの主力形態として活躍している。 イメージモデルフリーダムガンダム。「真紅の赫龍帝(カーディナル・クリムゾン・プロモーション)」の呪文 我、目覚めるは 王の真理を天に掲げ赤龍帝なり 無限の希望不滅の夢を抱いて王道往く 我、紅き龍の帝王成りて 汝を真紅光り輝く天道導こう巨大禁手ちょうきょだいバランス・ブレイカー) グレートレッドの肉で体を作り直したことで、真龍ある意味で同じ体となったイッセーだからこそ実現した、「グレートレッドとの合体」。その実態は「グレートレッドのサイズでイッセーを再現すること」であり、基本動きをイッセーに委ねているため、いつも通り身体動かせる。この時はイッセーの体内悪魔の駒がなかったため、トリアイナと真『女王』は使えず通常の禁手状態だった。 この形態における「ロンギヌス・スマッシャー」は赤龍神帝力を借りているため、空に向けて放った際、一面が赤いオーラ染め上がるほどの広範囲膨大な威力で、超獣鬼を跡形もなく消し去った地上放っていれば一帯がすべて消滅してしまうほどに破壊力バカげているらしい12巻あとがきによると「今回だけの特別仕様」であり、3章最後前後編後編を飾るに相応しい姿を出したかったとのこと白龍皇の妖精達(ディバイディング・ワイバーン・フェアリー) 「白龍皇の籠手」の力が16巻のユーグリット戦で生まれ変わったもの。二天龍和解により至れた力で、宝玉から飛び出る複数の白い小型飛龍という形をとる。白龍皇の能力のうち、「半減」と「反射」を発動できる。以前制御困難な力とは違い自分意思自在に扱うことが可能となっている。 敵の力に対してぶつけた数だけその力を「半減」させることができる。加えて反射」の能力でイッセー自身魔力砲撃跳ね返すことにより、より複雑な軌道相手攻撃することが可能となった破壊されたり消費して数が減って体力の許す限りはすぐに再出現させることができ、イッセーの攻防大きな変化を齎した。同時に接触させることでイッセー自身魔力直接相手に通すことも可能。 また、17巻ファーブニル歴代白龍皇の説得成功したことで、赤龍帝の力を反映させて「倍加」と「譲渡」も発動できるようになり、その場合は飛龍の色が白色から赤色へと変わる。この状態の飛龍複数使用し増幅した力を一気自身へと「譲渡」することでかつてない量の力を得ることが出来るようになり、このことでかつて「覇龍」による暴走状態や、グレートレッドと合体した「超巨大禁手」時だけしかまともに使えなかった「ロンギヌス・スマッシャー」を放つことも可能となった。ただし、「ロンギヌス・スマッシャー」は禁断属する力であるため乱用すべきではないとされる加えて体中ドラゴンの力を集めて使うために体力消耗大きく一度使用する万全の状態まで回復するのに1カ月もかかる。 命名リアスで、フェアリーチェス由来するイメージ元はサイコガンダムマークIIのリフレクタービット。深紅の滅殺龍姫(クリムゾン・エクスティンクト・ドラグナー) イッセーとリアス2人編み出した合体技。「白龍皇の妖精達」で生み出した飛龍リアスの体に張り付いて変形装甲化し赤龍帝の鎧」を形成する時間回数共に制限があるものの、リアスも「倍加」「譲渡」「透過」を使用できるうになる。ただし、これを使っている間はイッセーの意思飛龍使用することはできなくなる。また、女性の体に貼りつくという性質から、イッセーが「深潭蓋世王冠」で羞恥心増幅された際には使用できなくなったイメージモデルアイアンマン真紅の破壊龍騎士(クリムゾン・ディストラクション・ドラグナー) 「深紅の滅殺龍姫」のゼノヴィア版といえる応用形態。ゼノヴィアの奥の手で、エクス・デュランダルパワーだけでなく、移動時のスピード増幅されるのが特徴。「深紅の滅殺龍姫」と同時に使用できない龍神化-D×D・G(ディアボロス・ドラゴン・ゴッド)- 20巻覚醒した、イッセーの肉体構築する「無限の龍神」オーフィスの力を一時的に解放する究極形態。「龍神作り無二の呪文」をイッセーとオーフィスが謳い、「DragonDrive(ドラゴン・インフィニティ・ドライブ)」の掛け声発動する。ドライグはこの形態を、「真二天龍片割れ悪魔にして真紅の赫龍帝-「D×D(ディアボロス・ドラゴン)」-」と称している。この成長によってイッセーの「悪魔の駒」は8つ全てが「変異の駒」へと変化しそれでもなお持て余している。 紅と黒を基調とした色合い全身鎧で、真紅の鎧よりも有機的なフォルム化す。翼は4になっており、その全てキャノン収納されている。宝玉全て「∞」記号浮かび上がっている。「覇龍」のような生物的な特徴もあるが、禍々しいオーラはない。 オーフィスに許され唯一絶対の力にして、グレートレッドの肉で作られ身体を持つイッセーでなければえられない禁断の力。ドライグをして「あり得ないぐらいに強い」と言わしめるほど強力で、赤龍帝の力に無限の特性備わっているため、リゼヴィムの「神器無効化」でも無力できないほどのエネルギー質量放つまた、鎧の強度も非常に高く作中破壊できたのは天龍クラスのアポプスと準神族兵装を纏ったヴィーザル暗黒エレボスといった神クラス上の存在だけで、ドラゴンの鎧ありながら魔帝剣グラム強力な「龍殺し」呪い持ってしてもヒビ入れるのが限度。ただし、内部のイッセー自身へと浸透するダメージまでは完全に防げない。 背中生える4の翼から伸ばしたキャノンにオーフィスの無限のパワー集めて放つ「∞(インフィニティ)・ブラスター」は、強烈膨大な極太紅色漆黒混ざったオーラ砲撃で、着弾すると空一面覆い尽くすほどの大爆発引き起こすという「神の奇跡」に匹敵する強力な攻撃また、「ロンギヌス・スマッシャー」や「超乳波動砲」を放つ能力健在で、「∞・ブラスター」との二重砲撃も可能であり、これはスタミナ消費甚大だがイッセーの技の中で最強攻撃である。 二度の「龍神化」とアルビオン決意きっかけとなり、あらゆるものを燃やし尽くし、神ですら確実に灰にできる消すことのできない究極の炎を放つというドライグ元来必殺技「燚焱の炎火(いつえきのえんか)」が使用できるうになる。ただし、我慢強い敵や異常な再生力を持つ敵は燃えながら襲い掛かってくる場合があるという欠点があり、仲間への類焼を防ぐ必要があるため、味方がいる戦いで使用しにくい。 また、強力な龍神波動放って相手動き止める「乳力波動(にゅうパワー・ウェーブ)」という念力を使うことが出来るほか、「洋服破壊」も直接触れことなく衣服破壊する洋服破壊龍神式(ドレスブレイク・ディーディー)」へと強化される。 だが、神にも届くほどの力であるがゆえに「存在崩壊」というあまりに大きすぎるデメリット存在した異能目覚めて1年足らずのイッセーにとっては変化あまりにも急激過ぎたこともあって、1回目使用では多臓器不全に陥って生死の境さまよい2度目使用では魂が耐え切れず存在曖昧になるほどの反動があった。そこでオーフィスが調整施した結果、元の出力出せないものの「龍神化」と同じ鎧を纏う能力疑似龍神化」という形で落ち着き、さらに修行次第では伸び代あるようなものに変化した。 ただしアジュカの見立てでは完全に極めるのは無理でも使いこなせる域には至っているとのことで、2つ別れたオーフィスの共鳴眠ったままのグレートレッドの力の解放などが行われれば再び扱えるうになる可能性もあるとされていた。その推測裏付けるように、後に「深潭蓋世王冠」で一度性欲封じられ、術が解けておっぱいありがたさ再認識した衝撃により、グレートレッドの肉体呼応して真の龍神化」を果たす。鎧自体は特に変化しないが、全宝玉ウロボロス象徴する尾をくわえたドラゴン紋様浮かびあふれ出る悪魔ドラゴンと神のオーラの質は「疑似龍神化」を上回るまた、反動戦闘後大幅な体力消耗と酷い筋肉痛だけになって死に直結する悪影響なくなった。「龍神化」の呪文 我に宿りし紅蓮赤龍よ、覇から醒め我が宿りし真紅天龍よ、王と成り啼け 濡羽色の無限の神よ 赫赫たる夢幻神よ 際涯超越する我らが禁を見届けよ 汝、燦爛のごとく我らが燚にて紊れ舞え真の龍神化」の呪文 我に宿りし紅蓮赤龍よ、覇から醒め我が宿りし真紅天龍よ、王と成り啼け 濡羽色の無限の神よ 赫赫たる夢幻神よ 際涯超越する我ら真なる禁を見届けよ 汝、燦爛のごとく我らが完全なる燚焱にて紊れ舞え 疑似龍神化(ぎじりゅうじんか) イッセーが22巻編み出した呪文一節に「制限」を加えることで、一時的に龍神化」の絶大な力を使うことができる形態。「龍神化」で使える全ての能力扱える出力低下しており、当初全身鎧の状態維持だけでも3分間しか持たず攻防によってさらに時間短縮するほか、「∞・ブラスター」の発動準備段階から10カウント始まり、0になれば強制的に変身解けてしまう(つまりブラスター一度変身一発しか放てない)という弱点があった。加えて解除後には体力魔力大きく奪われるため鎧の維持すらままならない場合がある。そのため最大攻撃力ではあるものの切り札としてしか運用できず、制限時間中は防御徹するだけで対処できてしまうため、魔王〜神クラスとの戦いでは分が悪かった。だが、帝釈天差配簡易版アムリタ服用したことが切っ掛けとなって制限時間88分まで延長ブラスター放っただけで鎧が解けるともなくなり、神相手にも通用する形態として使用できるうになる。「疑似龍神化」の呪文 我に宿りし紅蓮赤龍よ、覇から醒め我が宿りし真紅天龍よ、王と成り啼け 濡羽色の無限の神よ 赫赫たる夢幻神よ 際涯超越する我ら偽りの禁を見届けよ 汝、燦爛のごとく我らが燚にて紊れ舞え 部分龍神化(ぶぶんりゅうじんか) 23巻から登場する形態。鎧の一部だけを「龍神化」形態変化させることにより、スタミナ消費抑えることが可能となる。主な使用法は、腕を変化させて打撃強化する、翼を変化させて高速飛行するなどだが、「乳力波動」「洋服破壊龍神式」も使用可能。この部分変化一度発動させた後であれば再使用時の呪文不要で、スタミナが続く限りどこか一部分だけならどの部位でも何度でも変化させられるという点から、持久戦にも対応できるようになっている。ただし、身体能力そのものは他の部分の鎧に準拠するため、真『女王』でも動き捉えられない神クラスとのとの戦いで有効活用するのは難しいとされる。無理をすれば2箇所上の変化可能だが、短時間発動でも負担は非常に大きい。「部分龍神化」の呪文 濡羽色の無限の神よ 赫赫たる夢幻神よ 際涯超越する我ら寸刻の禁を見届けよ 赤龍帝ドライグ顕現 イッセーの成長、「龍神化」の影響アムリタ服用によって発現し新たな力。ドライグの封印解除し一時的に肉体復活させて共闘する。ただし、発動までに「疑似龍神化開始から8分ほど必要で、制限時間存在するので現在は神器の奥に潜って顕現時間延ばそう試みている。なお、アザゼル杯のシステムではイッセーと同一個体彼の能力一種見做すという判断がされたため、ドライグも試合参加することがルール許可されている。 A×A(アポカリュプス・アンサーアームズ) 強化アームドベースである巨大な真紅飛行ユニットへと進化したスキーズブラズニル龍帝丸」とイッセーが合体することで使用可能となった、グレートレッドの力の顕現搭乗スペースプラグに鎧の尾を接続することで念じるままに動かすことができ、「Revelation Barrier(レベレーション・バリアー)」の音声で神のオーラ砲撃をノーダメージで受けきる強固なバリアーを展開、「Revelation All-Range Blaster(レベレーション・オールレンジ・ブラスター)」でボディ各所砲口から数え切れないほどの極大オーラ砲撃放つ「レベレーション・ブラスター」、「Revelation Blade(レベレーション・ブレード)」で収納されている4本のアーム先端からオーラの刃を伸ばす「アポカリュプス・アスカロン」、といった複数強力な能力備えている。ただし、巨体ゆえに小回りはきかず、素早い相手には攻撃当てられないまま制限時間切れてしまい、合体解除され瞬間倒されてしまう危険性がある。 「邪龍戦役直前起きた未来から来た「UL」による襲撃後記憶修正を受けなかった龍帝丸が、その脅威想定して成長した姿であり、本気を出せば星をも滅ぼせるほどの規格外パワー秘めている。非常にエネルギーオーラ)の消耗激しく稼働時間が短いこと、数日龍帝丸動けなくなりエネルギー充電時間がかかること、イッセーも数日疲労が残ることがリスクだが、疑似ではない「龍神化」に比べれば負担遥かに軽い。また、アザゼル提案で、ギリシア原初の神エロスの力を借りた「エロス・エンジン」で制御を行うことを計画している。 モデルガンダム試作3号機ことデンドロビウム白龍皇の光翼(ディバイン・ディバイディング) 所有者ヴァーリ・ルシファー 二天龍片割れ、「白龍皇」アルビオン・グウィバーの魂が入った光翼。神滅具の1つ。「半減」と「吸収」の力を宿している。 「Divideディバイド)」という掛け声とともに10秒ごとに触れた者の力を半分にする。また、半分にした力を「吸収」して自分のものにすることができ、余剰な力は翼から排出されるため、常に最大レベルの力を維持できる。この特性から暴走した味方鎮める時に利用される。ただし、神格に対しては「半減」がうまく作用せず、「吸収」するのは力だけなので、能力を使うたびに消耗するスタミナ回復できない。なお、翼型をしているため、「赤龍帝の籠手」とは違って禁手化する前から飛行能力使用できる禁手は「白龍皇の鎧(ディバイン・ディバイディング・スケイルメイル)」で「白龍皇」の力を具現化させた白い全身鎧。「Vanishing Dragon Balance Breaker(バニシング・ドラゴン・バランス・ブレイカー)」の音声とともに発動する。「半減」の力を一気使用して攻撃弱めたり相手急速に弱体化させられる。この形態でも神本体直接半減」するのは難しいが、放たれ攻撃けならばクラス由来するものでも削ることができる。 さらに「Half Dimension(ハーフ・ディメンション)」という掛け声とともに物体だろうと空間だろうと周囲あらゆるものを半分にする領域展開する能力も持つ。当初ヴァーリ禁手状態でしか使用できなかったが、後に通常形態でも「半減領域発動できるようになった二天龍和解による影響で「赤龍帝の籠手」が封じられ二天龍生前能力発現できるようになってきたのと同様に、「白龍皇の光翼」も影響受けた結果アルビオン生前有していた「反射」の能力を「Reflectリフレクト)」の掛け声発揮できるようになっている。「覇龍(ジャガーノート・ドライブ)」の呪文 我、目覚めるは 覇の理に全て奪われ二天龍なり 無限を妬み夢幻想う 我、白き龍覇道極め 汝を無垢極限へと誘おう 白銀覇龍(エンピレオ・ジャガーノート・オーバードライブ) 歴代所有者残留思念を完全に封じたことでヴァーリ発動できるようになった禁手深淵面に分類される「覇龍」の進化形態。「覇龍」の時とは違い宝玉からは恨み妬みではなく純粋な闘志満ちた声が響き渡る。「Juggernaut Over Drive(ジャガーノート・オーバー・ドライブ)」の掛け声発動する発動の際にその場にいたイッセーは、自身宝玉歴代白龍皇の所有者おぼしき意識流れ込み戦い通じて分かり合ったのではと推測している。 出力だけなら12巻時点でも各神話主神クラスで、「覇龍」と違って命の危険と暴走可能な限り取り払い、かつ成長伸びしろがまだある。この形態では「Compression Divider(コンプレッション・ディバイダー)」という具象のみならず夢や幻までも圧縮する秘技使用可能となり、その威力最上級死神プルートをも一撃消滅させるほどである。 だが、体力的な消耗とてつもなく激しいという欠点があり、当初発動時間は数秒と極めて短く自身消耗状態によっては発動自体ままならないなど、イッセーの「真紅の赫龍帝」よりも使い勝手悪かったこのままでは結局一撃勝負以外には使えず本当強敵との戦いで勝ち目が無いため、初代孫悟空から修行をつけてもらっていた。そのおかげで21巻以降相手何度も打ち合えるほどに制限時間伸びており、身体能力強化のみにとどめるなど効果限定すればさらに持続時間を延ばすこともできるようになった。「白銀覇龍(エンピレオ・ジャガーノート・オーバードライブ)」の呪文 我、目覚めるは 律の絶対を闇に堕とす白龍皇なり 無限の破滅黎明の夢を穿ち覇道往く 我、無垢なる龍の皇帝成りて 汝を白銀幻想魔道極致へと従えよう 魔王化-D×D・L(ディアボロス・ドラゴン・ルシファー)- ヴァーリ魔王ルシファーとしての力と相棒である白龍皇アルビオン・グウィバーの力を、友・オーフィスの助け借りてすべて発現させた形態ヴァーリヴァーリ認めアルビオンアルビオン受け入れたことで使えるようになった龍神天龍、そしてルシファー三重唱呪文と共にDragon Lucifer Drive(ドラゴン・ルシファー・ドライブ)」の掛け声発動する背中12翼のルシファーの翼を生やす白龍皇。鎧は白銀と黒を基調としており、形も有機的で「覇龍」を一部思わせながらも、見惚れるほどに流麗なフォルムをしている。 「覇龍」同様スタミナ消費激しいが、軽くふるっただけでも山の頂が消滅してしまうほどの出力があり、現状ではイッセーの「龍神化」を総合力で上回っている。「半減」「吸収」「反射」に加えアルビオン最初から有していた猛毒能力減少」をも操ることができる。「減少」の力は「Venomヴェノム)」の掛け声発動し無機物以外の血・肉・骨・臓器・魂といったあらゆるものを徐々に減らしていくという効果を持つ。 12の翼を分離させることでイッセーの「白龍皇の妖精達」に酷似し飛龍生成することが可能。この飛龍白龍皇が有する様々な力を発動でき、体の一部開いた砲口から極大ルシファーオーラ発射できる。 この形態における必殺技に、高めに高めた自身の力を全身から耀として放ち攻撃圧縮して消滅させるSatan Compression Divider(サタン・コンプレッション・ディバイダー)」や、腹部砲口から白銀漆黒入り混じった極太オーラ砲撃放つSatan Lucifer Smasher(サタン・ルシファー・スマッシャー)」がある。「魔王化」の呪文 我に宿りし無垢な白龍よ、覇の理をも降せ 我が宿りし白銀明星よ、黎明王位至れ 濡羽色の無限の神よ 玄玄たる悪魔の父よ 窮極超克する我らが誡を受け入れよ 汝、玲瓏のごとく我らが燿にて跪拝せよ 白龍皇アルビオン顕現魔王化」によって発現し新たな力。「疑似龍神化」の「ドライグ顕現」と同様、封印されアルビオン肉体持った状態で復活させる加えてこちらは「魔王化」した時点から顕現化が可能という点で勝っている。 黒刃の狗神(ケイニス・リュカオン) 所有者幾瀬 鳶雄 神滅具の1つ。神をも断つ黒刃を生み出す赤色の瞳を持つ黒い犬の姿をした独立具現型神器雄は「刃(ジン)」と名付けた)。狼男真祖リュカオン」と、「火之迦具土神」を斬った神殺し十束剣天之尾羽張」という、相反する強力な2種類存在同時に宿す非常に稀な神器ギリシア神話と日本神話ごった煮のような神器で、双方特性歪んだ状態で融合しているため、「リュカオン」はから変化し、「天之尾羽張」は神性失い擬いの神となっている。唯一「神」の名を冠する神滅具であり、「神殺しの牙(つるぎ)を持つ擬いものの狗神(かみ)」とも呼ばれる物体のみならず術・魔法概念・魂すら斬り裂く能力宿すあらゆる影の中から歪な無数の巨大なブレード発生させる夜陰鉤(ナイト・ハーケン)」という技を使用でき、作り出した剣を口にくわえて攻撃するほか、咄嗟時にはハーケンを盾にして自分を守る、ハーケン足場にする、ハーケンによって生じた影を使って攻撃移動を行うなど様々に応用する周囲遮蔽物がない状態だと自分相手の影からしか発生させられないという弱点があるが、宿主成長に伴い自分の体から影の領域広げ攻撃範囲拡大するともできるうになる能力未熟自我が弱い状態では、その体から様々な形の刃を発生させる能力ブレード」として使用し、自らの体を巨大な刃物変えることも可能。さらに、影の中に隠れ能力持ち、影から影へと自由に移動できる。 「」は非常に知能高く優れた学習能力を持つ。人間言葉理解しているが、話すことはできない戦闘では直感主人サポートする。自らの意思宿主の元を離れ単独行動できるため、実際五大宗家遺恨を持つ妖怪たち朱乃が戦うこととなった時は独断助けっ人に現れている。 力を高めていくと闇のオーラが体を覆うようになり、その状態では神速での移動が可能で、自分周囲通過した跡からは歪な刃が無数に発生する一方で神器深奥に宿るリュカオン」から侵食を受けるというリスク存在する。 本来の禁手は「夜天光の乱刃狗神(ナイト・セレスティアル・スラッシュ・ドッグズ)」。所有者纏う暗黒オーラ周囲を闇に染め上げ、その余波あらゆる空間からブレード無数に発生させるという能力所有者自身六尾のようなフォルムを持つ黒い人型の変身向上した身体能力で超高速肉弾戦武器による攻撃を行う。「神すらも斬り倒せる」という触込み通り斬る能力はさらに強化され自身装備する大鎌空間をも切り裂くほどの切れ味誇り振るえば無数の魔法一撃切り崩す。刃が口にくわえる剣には禁じられ呪文刻み込まれ貫いた相手内部から破壊し分身である独立具現型神器攻撃して本体ダメージ与えるといったことが可能となる。力を高めることで己の斬りたい物だけを選択して切断するともできるが、刃の認識が狭いままだと意識していないものを容赦なく斬り殺してしまう。また、副産物として「火之迦具土神」を「天之尾羽斬」が斬った際に神の炎が刃に宿っており、赤黒い呪炎を武器宿して斬った対象を焼くことが可能。「夜天光の乱刃狗神(ナイト・セレスティアル・スラッシュ・ドッグズ)」の呪文 人を斬れば千まで啼こう 化生斬るならまで謳おう 暗き闇に沈む名は、極夜を移す擬いの神なり 汝らよ、我が黒き刃で眠れ 愚かなものなり異形創造主深淵なりし冥漠の獣魔、英傑であれ常夜刃の狗神(ペルフェクトゥス・テネブラエ・リュカオン・エト・フォルティス・デンス・ライラプス) 雄が「夜天光の乱刃狗神」を研磨した先にたどり着いた禁手深淵面(アビス・サイド)。山脈覆い尽くす規模で無数の闇の刃を発生させ、さらに暗黒吐き影の中を移動できる」の大群生み出す。神すら斬り伏せるとも、「あらゆるモノ、すべてを斬るともされるだけあって、神が張った結界でも一撃破壊でき、刃に流れオーラ波長も豊富で、1つオーラ耐性得ても、刃の質を変えることでその耐性突破することが可能。「」たちも剣を口にくわえ、物陰に潜み、影の中を移動し死角の影から現れて敵の軍勢刈り取っていく。神器奥深く潜ったことで、闇で自分自身分身作り出し、闇のとなった自身分散させ、複数分身体である「」と化すことが可能であり、攻撃当たって闇と化して散っていくため本当魔王クラス以上か神クラスなければ、闇を超えて有効な攻撃与えることもできない。 本来は人間態から下記呪文唱えることで変身するが、通常禁手から追加詠唱することでも変ずることが可能。「深淵なりし冥漠の獣魔、英傑であれ常夜刃の狗神(ペルフェクトゥス・テネブラエ・リュカオン・エト・フォルティス・デンス・ライラプス)」の呪文 人と理を斬るなら幾千まで啼こう 化生凶兆斬るなら幾まで謳おう 遠き深淵に届く名は、極夜白夜騙る擬いの神なり 汝、我ら漆黒の魔刃で滅せよ 儚きものなり超常創造主追加詠唱呪文 我ら、理と凶兆をも斬り祓うなり 果てなく遠き深淵我ら白夜を騙ろう 我は魔刃。我ら獣魔冥漠果て常夜の乱刃と成ろう 幽世聖杯(セフィロト・グラール) 所有者ヴァレリー・ツェペシュ 神滅具であり、聖遺物1つ。「生命の樹セフィロト」の名を冠する最後の晩餐使われイエス血を受けた「聖杯」。 生命の理を覆しかねないほどの力を秘めており、「回復のみならず禁術領域である「再生」を可能とする現状では唯一の神器。生物極めて滅びにくい状態へと強化する肉体滅んだ邪龍残っている魂から再生する滅んだイッセーの肉体欠片から「赤龍帝の籠手」の情報抽出して神滅具のレプリカ作成する、とその力が及ぶ範囲は非常に広い。さらに回復系神器機能として、器から湧き出す液体患部にかけることで傷を治療できる。ただし、「聖母微笑」ほどの即効性はなく、他の回復系神器同じく傷は治せても体力回復させられない。 しかし、死者の魂から「再生」を行う場合は、莫大な命の情報量を扱う特性上、使うたびに生命あり方強制的に見せられることとなり、乱用する精神汚染されるという副作用がある。症状進行する感情曖昧になって「亡者」と呼ばれる存在見えるようになり、さらに悪化する亡者達と楽しげ語らううになる。この亡者とは「決し見えてはいけない存在」で、悪魔ですら理解できない言語使い混在しすぎて元が何だったのかも今どんな状態なのかもわからないという謎に包まれモノである。 ヴァレリー所有しているものは神滅具自体亜種であり、「3つワンセットになっている規格外のもので、生物弱点を補う形での強化を得意としている。そのために2つまでなら聖杯取り出されても命を落とすことまではなかった。そのうち1つクリフォト奪われていたが、トライヘキサ戦で奪い返すことに成功した。また未覚醒の状態だった頃に新たな神滅具「時空支配する邪眼王」の誕生助けているという点でも規格外のものである。 なお、これとは別に本物聖杯」も存在しており、神器摘出意識失ったヴァレリー治療するためその欠片利用された。 紫炎祭主による磔台(インシネレート・アンセム) 所有者アウグスタヴァルブルガリント・セルゼン 神滅具であり、聖遺物1つである「聖十字架」。 十字架象った聖なる紫色の炎を操る。聖遺物であるため悪魔に対して必殺威力があり、聖なる力のこもった紫炎まともに受けると上級悪魔であっても消滅する純粋な火力でも魔術師浴びればになってしまうほど。街1つ紫炎の壁で取り囲むともできる所有者によって扱い方変わりヴァルブルガ紫炎十字架放つという使い方をしていたのに対し、前所有者ヴァルブルガ師匠だった魔女アウグスタ宿っていた時は十字架を背負う身長4メートル巨人紫炎作って操る形で使われ教会の戦士であるリント紫炎の剣や弾丸として使っている。 その本質は独立具現型所有者死による次代への継承とは別の形で、神器宿る祭主」と呼ばれる何者かの意思の元で次々と主を変えるという特徴を持つ。『堕天の狗神 -SLASHDØG-』の第1部時点ではアウグスタ所有者で、刃狗チームとの戦いで死亡したためヴァルブルガ継承以来4年間所有し続けていた。だが教会の戦士クーデター襲撃失敗してD×D」に敗れた際に彼女の元を離れて神の子を見張る者」に回収され調整施されたうえでアポプスが持つ聖杯取り戻すためにヴァレリーへと一時的に貸与された。その後再び教会元に戻され、間も無くしてリント新たな所有者として選び取ったヴァルブルガ宿っていた際の禁手亜種で、「最終審判者による覇焔の裁き(インシネレート・アンティフォナ・カルヴァリオ)」という磔にしたモデルに応じて能力特性変えるという能力作中では「霊妙を喰らう狂龍」八岐大蛇の魂の半分取り込んだため、200メートル級の大きさを誇る炎の十字架八岐大蛇を磔にしたものとなった8つの口から吐かれブレスには聖遺物聖なる波動加算され巨大な火炎球発射するともできるリント禁手亜種で「紫炎なりし愛の覇焰天使(ラブリー・ヘヴンリィ・エンジェルス)」。自分自身ジークフリートフリードモデルにした3体の天使紫炎によって形成する能力で、1体1体厄介な状態変化能力有している。莫大な紫炎天使巨大化させることも可能。 獅子王戦斧(レグルス・ネメア) 所有者サイラオーグ・バアル(※「兵士」レグルスとして所持) 神滅具の1つ元祖ヘラクレス試練相手として知られるギリシア神話魔獣、「ネメアの獅子」の中でも最強1体封じた戦斧で、額に宝玉付いた体長5メートル程の巨大な黄金の獅子変化することも可能。極めれば一振り大地を割る威力誇り飛び道具から所有者を守る能力も持つ。 本来、神滅具は前所有者死んだ段階即座に所有者選んで転移するはずだが、どういうわけか単独動き出して所有者殺した相手反撃した後、その場駆けつけたサイラオーグの手神器自体悪魔転生しているなど、神器システムからかなり逸脱している存在独立具現型に近い状態と言えるが、本質異なる。単独でも強力な戦士だが、主であるサイラオーグに使われることで真の力を発揮する登場した禁手近接戦闘極めたサイラオーグに合わせた形の亜種で、「獅子王の剛皮(レグルス・レイ・レザー・レックス)」という、兜からたてがみのような金毛なびかせ、胸に獅子の顔が付いた黄金全身鎧。「龍剛の戦車」では相手にならないほどに攻防力上昇し闘気の拳で龍王クラス火炎さえも霧散させる。飛び道具への抵抗力健在で、悪魔天敵である「紫炎祭主による磔台」から所有者の命を守るほどの性能を持つ。「獅子王の剛皮(レグルス・レイ・レザー・レックス)」の呪文 我が獅子ネメアの王よ 獅子王呼ばれた汝よ 我が猛りに応じて、衣と化せ 獅子王の紫金剛皮・覇獣式(レグルス・レイ・レザー・レックス・インペリアル・パーピュア・はじゅうしき) 破壊具現化たる「覇形態。「覇解放(ブレイクダウン・ザ・ビースト、クライムオーバー)」の掛け声と共に発動する。鎧は金色紫色基調したより攻撃的なフォルム変化し黄金色帯びた紫色濃密な闘気包まれている。魔王クラス圧倒するほど爆発的に力を高めることが可能で、スピード木場神速上回り正拳突きの1発1発が真『女王』の「クリムゾンブラスター」に相当するとされ、わずかな攻防で城が崩れかけるという尋常ではないパワーアップ起きる。 暴走状態だったイッセーの「覇龍」とは違い、サイラオーグは修練果て一時的に解放出来るようになっている。「歴代所有者怨念響き渡る」「使用中理性を失う」といった「覇特有の症状一部出ないようだが、消耗に関して変化していないため、ヴァーリのように代償にできるような莫大な魔力持たないサイラオーグは命を糧とせざるを得ず発動直後から吐血し始めるなど肉体への負担が非常に大きい。「獅子王の紫金剛皮・覇獣式(レグルス・レイ・レザー・レックス・インペリアル・パーピュア・はじゅうしき)」の呪文 此の身、此の魂魄幾千千尋に堕ちようとも 我と我が主は、此の身、此の魂魄尽きるまで幾万と王道駆け上がる 唸れ、誇れ、屠れ、そして輝け 此の身が摩なるであれど 我が拳に宿れ光輝王威舞え 舞え 咲き乱れ永遠氷姫(アブソリュート・ディマイズ) 所有者ラヴィニア・レーニ 神滅具の1つ。鼻と口がなく6つ目で4腕という異形の姿を持つ、身長3メートル程の氷の姫君の形をとる独立具現型神器。超広範囲効果を及ぼす神滅具のひとつ。少々広くとも屋内一室程度なら一瞬で氷の中に閉じ込めることが可能で、作中では死神50体以上まとめて凍結させている。極めれば異常気象吹雪引き起こし小国氷漬けにするほどの出力発揮するとされる。ただし、出力が強すぎて周囲巻き込んでしまいがちなのが欠点ラヴィニア禁手亜種の「永遠に想う白銀世界(アッソルート・アルジェント・モンド)」で、凄まじい勢い猛吹雪と共に氷の姫君無数に出現させ、鋭く巨大な氷柱作り出し敵を氷漬けにしていく。その出力山脈一帯広範囲凍りつかせるほどで、大都市規模限定領域でも短時間白銀世界へ変えられる。敵と味方区別して完全に制御され能力解放するので、味方冷気寒気をほとんど感じない。 蒼き革新箱庭(イノベート・クリア) 所有者神崎 光也(※所持して操るのは光也だが、正式な所有者不明) 神滅具の1つ所有者理想とする世界異空間に創り出せるという能力。その世界の中では生命さえも創り出すという疑似的天地創造すら可能であることから、「神を騙る神器」とも呼ばれている。ただし、創り出した生物はその世界の中でしか生きられないため、「絶」と「魔獣創造」のいいとこどりというわけではない。 現在は行方所有者不明だが、アジュカがその素性補足していて、詳しく黄龍調査中。光也が簡易版青色携帯端末で操る。この世の理の外にあるとされ、「こちら」の世界には存在していない携帯電話主軸にしたとある「ゲーム」を創り出したと言われているが、『電 DENPACHI』で光也が参加するゲームInnovateイノベート)」との関係性不明。なお、アジュカはその「ゲーム」を元にベルゼビュート」を開発した究極羯磨(テロス・カルマ) 所有者百鬼 黄葉(※能力を操るのは神崎光也) 神滅具の1つ13番目の神滅具で、使用すること自体禁忌とされ、外法忌み数冠するなど評判はあまり良くないこの世の理の外にあるという。 その能力あり得ない選択無理矢理生み出すというもので、事象可能性想定外現象変化させることができる。例として回避可能な攻撃命中させる絶対に届くはずの攻撃外れさせる整備不良という選択武器破壊するといった攻撃が可能。歴史上経緯不明説明できないような出来事多くに関わっているとされ、そのことから「歴史変革器(ヒストリー・ブレイカー)」とも言われている。「蒼き革新箱庭」の内部能力行使すると、千差万別あり得ないことがあり得ないタイミング起こりまさしく神のごとき所業が可能となり、神クラスですら抗うことは不可能。 百鬼黄葉所有者で、神崎光也漆黒携帯端末簡易版を操る。現在行方分からない神器だが、アジュカが行方をほぼとらえているらしく、黄龍調査中。『ハイスクールD×D』の時代には「あちら」の世界行っているらしく、光也が使用する至った経緯不明時空支配する邪眼王(アイオーン・バロール) 所有者:ギャスパー・ヴラディ ギャスパーの内に宿っていた「本物魔神バロール意識断片」に引き寄せられて、模倣品である時間空間神器停止世界の邪眼」が融合したという冗談のような出来事生まれた代物能力変質し、「停止能力」に加えて全て喰らう闇を操る」という2つ能力有する別物神器化している。さらに、「ギャスパー・バロール」あるいは「闇ギャスパー」と呼ばれるギャスパー・ヴラディとは異な人格発生している。 その力は元となった停止世界の邪眼」を大きく逸脱している。新たな能力は「闇の領域形成して周囲包み込み、この闇を敵の拘束用いたり、闇から見たともない様々な種類魔物無数に生み出し使役したりする」というもの。この闇の領域最大で街1つを覆えるほどの広範囲カバーでき、闇の魔物も敵と味方識別して敵だけを喰らい尽くす。本体ドラゴン似た体長5メートルもの闇の怪物変貌し口の部分から闇のオーラエネルギー波として放射し攻撃を行う。遠距離攻撃を闇で溶かして防ぐことも可能なほか、本体を包む闇は並の攻撃では引き剥がすのも難しい。また、領域から無数の邪眼出現させられるようになり、停止させるのも時間だけから対象能力などまで封じ込め無力化できるほど凶悪化している。バロール自身は、この「禁手でもあり、そうでもないとも言える」状態を「禁夜と真闇たりし翳の朔(フォービトゥン・インヴェイド・バロール・ザ・ビースト)」と名付けており、禁手として見た場合深淵面と慮外面の複合型分類されるギャスパー転生に「変異の駒」を必要とした真の理由でもあり、ポテンシャルがどれだけあるか不明で、上位神滅具である「絶」や聖遺物1つである「幽世聖杯」の力すらも容易に凌駕するなど、強大な力を秘めている能力発覚直後から、新たに発見された「14番目の神滅具」と認定される可能性が高いと言われており、25巻にて正式に新規神滅具の一つとして認定され上記の名称が与えられた。 未来の世界では、世界停止させるだけでなく、停止した世界の中で闇の手操って攻撃消したり許可与えた者だけ動けるようにすることも可能なまでに成長している。神格超越者新世代魔王二天龍クラスなければ許可なしで停止世界を動くことはできない禁夜と真闇の滅殺獣姫(フォービトゥン・インヴェイド・バロール・ザ・プリンセス) 「獅子王の剛皮」や「深紅の滅殺龍姫」を参考にして、リアスギャスパー開発した形態バロールの闇をリアス装着することで、滅び深紅オーラまとった6の翼を生やす闇のへと姿を変える。額に出現する深紅第3の目静止邪眼となっており、相手動きはもちろん自分攻撃止めて強引に軌道変えることが可能で、滅びの力も闇の力加味されることで格段にパワーアップする。この状態での戦闘能力魔王クラス超え真の力を8割取戻したフェンリルとも互角に戦える。しかし、まだ調整中なこともあって両者負担がかかり、特にリアスへの負担が非常に大きく長時間使用すると体調を崩してしまうた連戦での運用難しい。 イッセーのスケベ技にも対応しており、「乳語翻訳」はリアスギャスパーの声が混じって聞き取りにくくなり、「洋服破壊」で闇をはがされても即座に元に戻すことが可能になっている。なお、当然ながらリアスギャスパー別行動している間は使用不能だが、発動しない間はリアスの影の中に潜んで待機することができる。「禁夜と真闇の滅殺獣姫(フォービトゥン・インヴェイド・バロール・ザ・プリンセス)」の呪文 闇よ、常闇よ、この滅び悪魔答えたまえ 滅びの姫よ、消滅象徴よ、この魔神の闇を使いたまえ 我が邪眼よ、邪視弟よ、この滅殺我が身集え 我が主よ、滅び姉君よ、この禁じられた夜真の闇を纏いたまえ 眼前の敵に、絶対な滅び与えんがために 深潭蓋世王冠(アルフェッカ・タイラント) 所有者メレディス・オールディントン 新規神滅具の1つ聖遺物1つであり、イエス・キリストが磔にされた際に使用された釘「聖釘」を用いて作られ王冠で、カール大帝オットー大帝戴冠したが、歴史の裏消失したという「ロンバルディアの鉄王冠」が、神器システムにより再構築され、現世具象化されたものとされる。「紫炎祭主による磔台」と同じく、自らの意思動き次の所有者を選ぶ性質を持つ。 根本的な特性は「支配」と「聖なる釘」の2つだが、所有者によって内容詳細変質するのが特徴。前所有者能力は、聖なるオーラ作った釘による攻撃と、聖釘での王冠をかぶり、ある一定のキーワードを入れた会話対象者数分聞かせることで、数に限りなく異能力者以外の常人洗脳できるというものだった一方メレディスのものは聖なるオーラの釘を対象者に打つことで相手概念塗り替える能力で、洗脳できる相手神器所有者限定されるものの、神滅具所有者にも有効。認識変えられ対象周囲違和感持たれるほどの状態になって自覚がなく、本人の得意とする施錠系の魔法組み合わせることで、グリゴリ技術でも解除できない強力な改竄になることから、アンチ神器能力神器天敵危険視されている。また、ナイフのような大きさから長剣ほどの長さ聖なる釘を生やし至るところから発射することも可能。 また、聖杯同様「本物聖釘」も確認されている。 機界皇子(アンノウン・ディクテイター) 所有者マグナス・ローズ 新規神滅具の1つ機械及び電子機器司るという点で神器としては全くの新種操り機械装置作り出し電子機器という最先端テクノロジーまで干渉して支配することが可能。道に停めてある無人の車を異能だけで操る、機器類をフィールド中から引き寄せて体の部位集めの翼に強引に形態変化させて空を飛ぶといった応用法もある。作り出した機械からオーラ放出する機能もあり、飛行する時に背中作った噴出口からオーラ噴き出すだけでなく、砲台作り出してオーラ砲撃を行うこともできる。 終わる翠緑海の詠(ネレイス・キリエ) 所有者イングヴィルド・レヴィアタン 新規上位神滅具の1つ。「ドラゴン影響与え歌声」と「海を操る力」という2つ特性を持つ。力を使うときには淡い薄紫色の粒子所有者周囲に漂う。 1つめの力は最強生物であるドラゴン無力化させ、あるいは使役できるという物。ドラゴンという存在根本押さえつける能力があり、鎮静効果眠らせるだけでなく、歌声聞けば体から力が抜けドラゴン系神器では禁手維持困難になり、回復系神器でも症状一切改善しない。そのドラゴン特効現状でも天龍通じるほどの力を持ち極めればドラゴン大群形成させることも可能。逆にドラゴン鼓舞してその力を強化することもでき、「龍神化」の「譲渡」を介することで周囲にいるドラゴン以外の仲間に対して能力の向上効果与える。ただし、制御面が未熟な間は効果与え対象選択できず、敵味方問わず無差別に無力化してしまう。なお、録音した歌声では効果がない。また、所有者ドラゴン系神器存在察知できるという特性もある。 2つめの力も、極めれば海を支配して荒れさせ都市部沈めることができるため、海が大半占めている人間界では恐ろしいほどの効果発揮する。ただし、湖などの海以外の水場で力を発揮するには亜種変化を必要とする。 星砕剣と星穿銃(スター・バスター・スター・ブラスター) 所有者シューティング・スター 新規上位神滅具の1つ小銃ライフル)と長剣一対神器禁手にならずとも明らかに普通の神器逸脱した超高威力を誇る。小銃からのオーラ砲撃は、使用回数制限こそあるようだが、神クラス比べて遜色がないほどの質量規模で、消し飛ばし大地割り、島をいくつか丸ごと吹き飛ばし非戦闘系の神クラス相手なら勝利できるとされる長剣一撃禁手である「獅子王の剛皮」を軽く砕き、「獅子王の紫金剛皮・覇獣式」にさえヒビ入れ放たれる衝撃空気震わせ、島を揺らすほど。

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