生命の樹とは? わかりやすく解説

せいめい‐の‐き【生命の樹】


せいめいのき 【生命の樹(木)】

樹木の中で生命力の強いものを聖樹として崇拝するならわし例えナツメヤシなどは乾燥地帯枯渇しないので崇拝された。生命源泉とみる。

生命の樹

作者川端康成

収載図書反橋・しぐれ・たまゆら
出版社講談社
刊行年月1992.9
シリーズ名講談社文芸文庫

収載図書戦後占領期短篇小説コレクション 1 1945-46年
出版社藤原書店
刊行年月2007.9


生命の樹

作者高尾五郎

収載図書ゼームス物語 第4巻 大いなる旅立ち
出版社清流出版
刊行年月2004.8


生命の樹

作者キャサリン・ルーシル・ムーア

収載図書シャンブロウ
出版社論創社
刊行年月2008.7
シリーズ名ダーク・ファンタジー・コレクション


生命の樹

読み方:イノチノキ(inochinoki)

作者 川端康成

初出 昭和21年

ジャンル 小説


生命の樹

読み方:セイメイノキ(seimeinoki)

作者 高見順

初出 昭和31~33年

ジャンル 小説


生命の木

(生命の樹 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 05:33 UTC 版)

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生命の木のモチーフ

生命の木(せいめいのき)とは、神話学などにおいて、世界の諸神話に広く見られる、生命を象徴する木という神話モチーフを類別する概念である。代表的なものに北欧神話の世界樹聖書生命の樹仏教娑羅樹メソポタミアの"生命の木"、アッティスキュベレーの神話、常世国の非時香菓(ときじくのかぐの木の実)を成らせる木などのモチーフがある。

起源

土居光知は、"生命の木"の起源はシュメール文明にみられるとする。ただし、シュメールのものに永劫の思想はなく[注 1]、冬になれば生命力を失い、春になると若々しい姿となって復活するという再生の象徴としての木であって、大地を巡る水の源泉が湧き出している西の果ての、復活した者の住む極楽(出典まま)に生えるとされていたという[1]

土居は、楽園もしくは復活・再生・若返りの象徴である黄金やロートスの実をつけるとする木が西方にあるとする伝承は、ほかの古代文明にもみられるとしている。また、その地にたどりつくまでに"夜見の国"を通過しなければならない(シュメールはマシュの双生山や地下洞窟、死の海)などの伝承にも一定の共通性があることを指摘している[2]

象徴および宗教的位置づけ

ある象徴が、同時に矛盾する複数の概念を象徴すること(融即律)は特殊なケースではないように、「生命の木」の諸象徴が同時に「世界の中心」モチーフや「境界」、「死」の象徴となることも非常に多い。このためか、極楽園(出典まま)も、その位置については時代が下るにつれて諸説紛々とし[2]、極楽園と冥界との混同や信仰的融合もみられるようになる。土居は、古代エジプトでは天界の方向をナイル川の源流にみる信仰とオサイリス(出典まま)の住む葦原を神聖視する信仰とがあったが、他民族の西方信仰の影響で、ナイル川の源泉もオサイリスの住む地も西にあるとしたのではないかという[2][注 2]

脚注

注釈

  1. ^ ギルガメシュ叙事詩では、ギルガメシュは不死を求めて旅立ったとされるが手に入れられなかったとする。
  2. ^ 日本でも常世国を常夜国と表記し、そこに黄泉国もあるとした例がみられる。

出典

  1. ^ 『古代伝説と文学』 土居光知 (岩波書店) 272-274頁 1968年第5刷。
  2. ^ a b c 『古代伝説と文学』 土居光知 (岩波書店) 275-285頁 1968年第5刷。

参考文献

関連項目


生命の樹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 06:29 UTC 版)

犬神 (漫画)」の記事における「生命の樹」の解説

旧約聖書創世記書かれているエデンの園中央植えられとされる木。本州無人化後に桐生読み通り日本のほぼ中央位置する長野県から発生し、高さが宇宙空間にまで達して国際宇宙ステーション乗員その様子を目撃して地上報告した

※この「生命の樹」の解説は、「犬神 (漫画)」の解説の一部です。
「生命の樹」を含む「犬神 (漫画)」の記事については、「犬神 (漫画)」の概要を参照ください。

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