三叉

デジタル大辞泉

みつ‐また【三つ^×叉／三つ股】

読み方：みつまた

１ 川・道路・木の枝・器物などが、3本に分かれていること。また、そのところや部分。「—のソケット」

２ 先端がY字形になった棒。物干しざおをかけたり、高い所の果実をとったりするのに用いる。さんまた。

３ （ふつう「三椏」「三叉」と書く）ジンチョウゲ科の落葉低木。高さ約2メートル。枝はすべて3本に分かれ、長楕円形の葉が互生する。晩秋につぼみをつけ、翌年春、葉の出る前に、筒形の黄色の小花が球状に集まって咲く。樹皮の繊維は強く、和紙の原料とする。中国の原産。《季 花＝春》「—の花雪片の飛べる中／青邨」

撮影・朝倉秀之

さん‐さ【三^×叉】

読み方：さんさ

3筋に分かれること。みつまた。「—路」

さん‐また【三股／三^×叉】

読み方：さんまた

先をY字形にした棒。物を高い所にかけるときなどに使う。みつまた。

植物名辞典

三叉

読み方：ミツマタ（ｍｉｔｓｕｍａｔａ）

ジンチョウゲ科の落葉低木、園芸植物

学名 Edgeworthia papyrifera

ウィキペディア

ミツマタ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/10/06 06:06 UTC 版)

ミツマタ（三椏、学名: Edgeworthia chrysantha）は、冬になれば葉を落とす落葉性の低木であり、ジンチョウゲ科のミツマタ属に属する。中国中南部・ヒマラヤ地方が原産地とされる。3月から4月ごろにかけて、三つ叉（また）に分かれた枝の先に黄色い花を咲かせる。一年枝の樹皮は和紙や紙幣の原料として用いられる。

Weblio日本語例文用例辞書

「三叉」の例文・使い方・用例・文例

• その道を百メートル程行くと、三叉路があります。
• 三叉路
• 三叉神経に沿った発作的な激しい神経痛
• 三叉神経痛という病気
• 三叉神経痛というけいれん性の痛みの症状
• 三叉という,ジンチョウゲ科の落葉低木
• 三叉神経という脊椎動物の器官