ヘラクレス【Hēraklēs】
ギリシャ神話で、最大の英雄。ゼウスとアンフィトリュオンの妻アルクメネとの子。ゼウスの妻ヘラの激しい嫉妬(しっと)により、幼時から種々の迫害を受けた。ライオン・ヒドラ・怪鳥退治など、アルゴス王エウリュステウスに命じられた12の難題解決は特に有名。死後、天上に迎えられて神になったという。ヘルクレス。
(Hercules)大阪証券取引所(現大阪取引所)が平成14年(2002)に開設した新興企業向けの株式市場。「ニッポン・ニュー・マーケットヘラクレス」の略称。平成12年(2000)に大証とナスダックなどが提携して開設した新興企業向けの株式市場「ナスダック・ジャパン」を改称したもの。平成22年(2010)10月ジャスダック・NEOと市場統合、新「ジャスダック」となった。→新興市場 →ジャスダック
ヘラクレス(へらくれす)(Hercules)
ベンチャー企業(成長企業・新興企業)向けの証券取引市場として、大阪証券取引所に開設されている。ナスダック・ジャパン市場から衣替えした新名称。
大阪証券取引所と米国ナスダックの提携が解消されたことに伴い、大阪証券取引所が単独で同市場を運営することになった。これまでナスダック・ジャパンに上場していた銘柄はそのまま取引が引き継がれ、市場の名称だけが変わる。
ヘラクレスは、東京証券取引所のマザーズと同じように、将来性を見込まれた成長企業が資金を調達する場としての役割を担っている。
ナスダック・ジャパンに変わる新名称について一般公募をかけた結果、ギリシャ神話で最大の英雄とされる「ヘラクレス」に決まった。上場企業が力強く成長してほしいとの期待を込めたらしい。
(2002.12.20更新)
ヘラクレス
ヘラクレス
ヘーラクレース
(ヘラクレス から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/06 06:11 UTC 版)
ヘーラクレース (古希: Ηρακλής, Hēraklēs) は、ギリシア神話の英雄。ギリシア神話に登場する多くの半神半人の英雄の中でも最大の存在である。のちにオリュンポスの神に連なったとされる。ペルセウスの子孫であり、ミュケーナイ王家の血を引く。幼名をアルケイデース(Ἀλκείδης, Alkeidēs)といい、祖父の名のままアルカイオス(Ἀλκαῖος, Alkaios)とも呼ばれていた。後述する12の功業を行う際、ティーリュンスに居住するようになった彼をデルポイの巫女が 「ヘーラーの栄光」を意味するヘーラクレースと呼んでからそう名乗るようになった。キュノサルゲス等、古代ギリシア各地で神として祀られ、古代ローマに於いても盛んに信仰された。その象徴は弓矢、棍棒、鎌、獅子の毛皮である。
|
|
注釈
出典
ヘラクレスと同じ種類の言葉
固有名詞の分類
- ヘラクレスのページへのリンク