エリュマントスの猪とは? わかりやすく解説

エリュマントスの猪

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/23 15:37 UTC 版)

エリュマントスの猪(エリュマントスのいのしし、Erymanthian Boar)は、ギリシア神話に登場する怪物である。アルカディア地方の高地、エリュマントス山英語版に棲む獰猛な大猪で、プソーピス一帯の田畑農村を荒らして回った。そのため住民たちに酷く怖れられていた。




  1. ^ 『オデュッセイア』6巻105行。
  2. ^ カール・ケレーニイの邦訳、第2部2章4。
  3. ^ a b c d アポロドーロス、2巻5・4。
  4. ^ シケリアのディオドロス、4巻12・1。
  5. ^ ヒュギーヌス、30話。
  6. ^ シケリアのディオドロス 4巻12・7。
  7. ^ シケリアのディオドロス、4巻12・2。
  8. ^ パウサニアス、8巻24・5。


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エリュマントスの猪

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 08:32 UTC 版)

ヘーラクレース」の記事における「エリュマントスの猪」の解説

エリュマントス山に住む人食い怪物大猪生け捕りにした。生け捕り自体さしたる問題なく片づいたが、このとき、ヘーラクレースケンタウロスポロス助力求めていた。ポロス預かっていたケンタウロス一族共有していた酒をヘーラクレース飲んだ事により、ケンタウロス一族争いになったその戦いで、誤って武術の師であるケイローンヒュドラーの毒矢を放ってしまった。ケイローン不死の力を与えられていたが、毒の苦しみに耐えきれず、不死の力をプロメーテウス譲渡して死を選んだ。この時にケイローン不死の力を受け入れてもらうために、ヘーラクレースカウカーソス山に縛り付けられていたプロメーテウス解放したとされるこの後ケイローンの死を惜しんだゼウスは、彼をいて座にしたという。

※この「エリュマントスの猪」の解説は、「ヘーラクレース」の解説の一部です。
「エリュマントスの猪」を含む「ヘーラクレース」の記事については、「ヘーラクレース」の概要を参照ください。

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