出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/08 12:20 UTC 版)
活動
年間主要行事
2017年時点の年間主要行事は以下の通りである[SG 8]。
- 1月1日、2日 新年勤行会
- 成人の日 「成人の日」記念勤行会
- 2月16日 「日蓮大聖人御聖誕の日」記念勤行会
- 3月 春季彼岸勤行法要
- 4月2日 第2代会長・戸田城聖追善勤行会
- 4月28日 「立宗の日」記念勤行会
- 5月3日 「創価学会の日」記念勤行会
- 5月19日 「創価学会常住御本尊記念日」記念勤行会
- 7月15日 諸精霊追善勤行法要(8月15日に行われる地域もある)
- 8月15日 世界平和祈念戦没者追善勤行法要
- 9月12日 「竜の口の法難の日」の意義をとどめた勤行会
- 敬老の日 「敬老の日」の記念勤行会
- 9月 秋季彼岸勤行法要
- 10月13日「日蓮大聖人御入滅の日」の意義をとどめた勤行会
- 11月15日「七五三」の記念勤行会
- 11月18日 学会創立記念日記念・初代会長・牧口常三郎追善勤行会
勤行
創価学会勤行要典(2015年制定)に基づき、仏壇に御安置してある御本尊に向かい『法華経ニ十八品』のうち、「法華経方便品第二」の冒頭から十如是まで(十如是は三回唱える)、続いて「法華経如来寿量品第十六」の自我偈を読誦ののち、各御記念文を御祈念し、「南無妙法蓮華経」と題目を三回唱えた後、勤行を終える。日々、朝と夕(夜)の2回行う。
組織活動
央忠邦の1968年(昭和43年)の著書によれば、創価学会の会合には、本部総会(5月)、男子部総会(11月)、女子部総会(11月)、学生部総会(7月)、夏期講習会(8月)などがある。央氏によれば、創価教育学会時代(牧口の時代)から、会員同志が「それぞれの悩みや克服した信仰体験などを話り合い、信仰の結びつきを確認し合った」(央忠邦の1968年の著書より引用)場である座談会が伝統となっていた。座談会は班や地区の単位で行われ、央忠邦の1968年の著書によれば座談会の拠点は日本に二十万か所以上あった。
『聖教新聞』の購読者の開拓
財務
創価学会では年1回、広布部員を希望した会員にのみ、申込み用紙が会員宅に届けられる。1970年代中頃以前は財務部員と呼ばれ、現在は広布部員。以前は年間3,000円程度であったが、現在は1口1万円からとなっている。生活保護者など一部を除き財務の対象者となっている。
島田裕巳によると財務の一か月程前には決起大会が開かれ、「100万円出したら息子がいい企業に就職できた。」「保険を解約して学会のために捧げたら幸せになりました。」などの発言が相次ぎ、他の会員にプレッシャーをかけるという。
教学の研鑽
創価学会が編さんし出版している『日蓮大聖人御書全集』(にちれんだいしょうにんごしょぜんしゅう)を基に行われる。その資料として月刊機関誌『大白蓮華』(だいびゃくれんげ)が用いられ、会員には「教学試験」の受験が奨励されている。
葬儀
地域の儀典長を中心に読経の中心者とする「友人葬(ゆうじんそう)」の形式で執り行われている。原則として友人葬への参列では香典は必要ないとされているが、参列者が香典を持参する事、遺族が参列者が持参した香典を受け取る事は各位の自由である。また「読経料」「戒名料」などが必要な他宗派と違い、友人葬の中心者の儀典長は、謝礼を一切受け取らないものと定められている[SG 9]。
友人葬の料金
友人葬を取り扱っている葬儀社や在住している地域によって若干の差は存在するが、東京の場合では友人葬の基本料金は概ね35万円位から50万円位である[他 3][他 4]。
友人葬を取り扱う葬儀社によっては、一式で基本料金に含まれているケースとオプション料金として別料金になる場合がある。
詳細は葬儀社への確認が必要である。
- 納骨は、地区部長を通じて申し込むと、全国にある創価学会墓地公園が利用出来る。
- 儀典長を中心に、生前の名前で葬儀を行うため、戒名料・読経料はかからない。
布教活動
無宗教あるいは他の宗教を信仰する者を改宗させる事を「折伏(しゃくぶく、しゃくふく)」という。
1951年(昭和26年)に戸田が「青年訓」を発表し、青年部を中心に折伏大行進と呼ばれる大々的な布教が行われた。布教活動は多くの会員を増やすことになった反面、その強引な手法から社会問題になった。
入会・退会の手続き
創価学会 |
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歴代会長・著名な幹部 |
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名誉会長 | |
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歴代会長 |
三代会長 |
牧口常三郎(初代:1930.11.18-1944.11.18) - 戸田城聖(2代:1951.5.3-1958.4.2) - 池田大作(3代:1960.5.3-1979.4.24)
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その他 |
北条浩(4代:1979.4.24-1981.7.18) - 秋谷栄之助(5代:1981.7.18-2006.11.9) - 原田稔(6代:2006.11.9-)
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会長代行 | |
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総務 | |
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歴代理事長(兼宗教法人代表役員) | |
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| 前身・関連団体・埋葬施設・教育機関・関連企業 |
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前身 | |
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関連団体 | |
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埋葬施設 |
墓地公園・墓苑 |
戸田記念墓地公園 - 東北池田記念墓地公園 - みちのく池田記念墓地公園 - ひたち平和記念墓地公園 - 富士桜自然墓地公園 - 中部池田記念墓地公園 - 関西池田記念墓地公園 - 中国平和記念墓地公園 - 山光平和記念墓地公園 - 四国池田記念墓地公園 - 九州池田記念墓地公園 - 沖縄平和記念墓地公園 - はるな平和墓苑 - 牧口記念墓地公園
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納骨堂 |
長期収蔵型 |
東北十和田多宝納骨堂 - 富士桜多宝納骨堂 - 中部多宝納骨堂 - 関西白浜平和納骨堂 - 九州多宝納骨堂 - はるな平和納骨堂
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永久収蔵型 |
戸田常楽納骨堂 - 東北常楽納骨堂 - みちのく常楽納骨堂 - ひたち常楽納骨堂 - 富士桜常楽納骨堂 - 中部常楽納骨堂 - 北陸常楽納骨堂 - 関西常楽納骨堂 - 中国常楽納骨堂 - 山光常楽納骨堂 - 四国常楽納骨堂 - 福岡常楽納骨堂 - 九州常楽納骨堂 - 沖縄常楽納骨堂 - はるな常楽納骨堂
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教育機関 |
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関連企業 |
潮出版社 - 第三文明社 - シナノ企画 - 鳳書院 - 東西哲学書院 - 東弘 - 日本図書輸送 - 日栄(日本図書輸送) - 日光警備保障 - 信濃施設管理 - 創造社 - 栄光建設 - 富士白蓮社 - 金剛堂
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| 組織体制 |
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年齢別(基本組織) |
多宝会1 - 壮年部 - 婦人部 - 青年部(男子部 - 女子部 - 学生部 - 女子学生部 - 未来部 - 高等部 - 中等部 - 少年少女部)
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人材育成・職業別グループ
太字:活動内容など [ ]内:組織員の職業など |
壮年部 |
王城会(会場警備) - 輪廻会(最高幹部の参加する会合での会場設営) - 守る会2(会館清掃) - 桂冠勇勝会 [男性理美容師]
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婦人部 |
香城会(会場整理および受付) - 白樺会 [女性看護師] - 華峯会 [理美容師、エステティシャン、ネイリストなど美容関係に従事する婦人部]
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青年部 |
男子部 |
創価班(会場および駐車場整理、前身は「輸送班」) - 金城会(最高幹部警護) - 牙城会(会館警備) - サテライトグループ3(衛星中継設営) - 水滸会(幹部男子部員育成) - 桂冠会 [男性理美容師]
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女子部 |
白蓮グループ(会場整理および受付) - 華冠グループ [理美容師、エステティシャン、ネイリストなど美容関係に従事する女子部] - 白樺グループ [女性看護師] - シャイニンググループ [10代女子部員] - 華陽会(幹部女子部員育成) - 翼の会 [女性キャビンアテンダント]
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学生部 |
21世紀伸一会(首都圏における幹部候補生育成) - 大学会 [男子および女子学生] - 院生会議(討論活動)
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ドクター部 | |
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芸術部 | |
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その他 |
人材育成G |
設営グループ4(会場設営) - 21世紀使命会(未来部育成) - 一日会館長(臨時会館運営)
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職業別G |
白雲会 [調理師] - 波濤会 [海外航路に従事する男子部および壮年部]
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障害者関係 |
自由グループ [身体障害者] - 妙信会 [聴覚障害者] - 自在会 [視覚障害者] - 光彩会 [手話通訳者]
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音楽関係 |
音楽隊(創価グロリア吹奏楽団 - 創価ルネサンスバンガード - 関西吹奏楽団) - 鼓笛隊(創価グランエスペランサ - 創価シャイニングスピリッツ) - 合唱団(しなの合唱団 - 創価合唱団 - 白ゆり合唱団)
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分野別 |
文化本部 | |
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教育本部 |
学校教育部 - 幼児・家庭教育部 - 社会教育・教育相談部
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国際本部 |
国際部 - 通訳・翻訳部 - 国際ボランティア部 - 国際交流部 - 在日外国人部
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社会本部 | |
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地域本部 | |
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その他 | |
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※関連カテゴリはcategory:創価学会の人材育成・職業別グループ
- 1 東京では「多寿会」、関西では「錦宝会」と呼称する。
- 2 壮年部だけでなく、婦人部などのほかの部も参加する。
- 3 関西では「文化班」と呼称する。
- 4 東京では「光栄会」、関西では「鉄人会」と呼称する。
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| 出版物・提供番組 |
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出版物 |
御書 | |
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小説 | |
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機関紙 | |
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雑誌 |
大白蓮華 - グラフSGI - 潮 - 第三文明 - 灯台 - パンプキン - SGI Quarterly
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提供番組
(聖教新聞含む)
括弧内:番組製作ラジオ局またはテレビ局など |
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