日隈威徳
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       ひぐま たけのり
       
       日隈 威徳
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| 生誕 |  1936年7月22日 鹿児島県鹿児島市  | 
    
| 死没 | 2019年1月20日(82歳没) | 
| 別名 | 七里和乗 | 
| 出身校 | 東京大学文学部 | 
| 職業 | 宗教研究者 | 
日隈 威徳(ひぐま たけのり、1936年(昭和11年)7月22日[1] - 2019年(平成31年)1月20日)は、日本の宗教研究者。「全国宗教人・日本共産党を支持する会」代表世話人、勤労者通信大学講師、アジア・アフリカ研究所所員[2]。筆名の七里和乗(しちり わじょう)でも執筆した[3]。
略歴
- 鹿児島市生まれ[2]。1955年鹿児島県立鶴丸高等学校卒業[4]。
 - 東京大学文学部印度哲学梵文学科卒業、同大学院修士課程修了[2]。
 - 気象大学校、文教大学で非常勤講師[2]。
 - 鈴木学術財団研究部[2]、のち1980年頃春秋社編集部。
 - 1976年 - 2004年 日本共産党中央委員会・宗教委員会
 - 1982年 - 2004年 宗教委員会責任者
 - 1983年 - 1995年 日本共産党参院比例代表名簿登載者
 - 1987年 - 2004年 党中央委員
 
著作権問題
著書
- 戸田城聖 - 創価学会(1971年、新人物往来社)
 - 討論宗教の新生 - 社会変革へのかかわり(1978年、大月書店)
 - 現代宗教論(1983年、白石書店)
 - 『勝共連合』新日本出版社、1984年9月30日。 
    
- 『統一協会=勝共連合とは何か』新日本出版社、2022年10月19日。ISBN 978-4406066945。
 
 - 宗教と共産主義(1985年、新日本出版社)
 - 宗教についての対話(1988年、新日本出版社)
 - いま、宗教者と語る - 日隈威徳対話集(1992年、白石書店)ISBN 4786602558
 - 宗教と民主政治(1997年、白石書店)ISBN 478660285X
 - 相寄る魂 - 宗教者との対話と共同を求めて(2004年、ケイ・アイ・メディア)ISBN 4907796153
 - 宗教とは何か - 科学的社会主義の立場(2010年、本の泉社)ISBN 4780702305
 - 宗教政治論の試み - 平和の風、革新のこだま(2013年、本の泉社)ISBN 4780709210
 
論文
- 中道 その思想的考察 (鈴木学術財団年報、3)1967年
 - 真田増丸と大日本仏教済世軍 (鈴木学術財団年報、4)1968年
 - 「”聖徳太子”について」について (鈴木学術財団年報、4)1968年
 - 創価学会 (講座日蓮、4)1972年
 - イデオロギーとしての「中」 (中村元博士還暦記念論集:インド思想と仏教)1973年
 
関連項目
- 日本宗教者平和協議会 2002年の宗教者平和会議で「宗教の新生と宗教者への期待」と題する基調講演を行った[6]
 
脚注
- 日隈威徳のページへのリンク