全国独立UHF放送協議会とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 全国独立UHF放送協議会の意味・解説 

全国独立放送協議会

(全国独立UHF放送協議会 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/15 09:01 UTC 版)

全国独立放送協議会(ぜんこくどくりつほうそうきょくきょうぎかい、英:Japanese Association of Independent Television Stations、英略称:JAITS)は、日本の地上デジタルテレビ放送を行う民間放送局のうち、ネットワークに所属していない独立放送局で構成されている団体である。略称は独立協1977年(昭和52年)11月4日に「全国独立UHF放送協議会(略称:独立U協)」の名称で結成された[1]2023年4月現在、13局が加盟している[2]。 また、どの系列局にも属していないことから、無系列局とも呼ばれる。


  1. ^ 茨城県を除く15都府県に所在。
  2. ^ 大阪府と愛知県にはTXNネットワークの局が所在。
  3. ^ 広域放送地域外(県域放送局のみが存在する地域)での独立局の開局は理論的および法的に不可能ではないが、そういった政策は採られておらず新しい開局や電波割当も今のところはない。(民放テレビ全国四波化も参照)
    なお、過去には、テレビ西日本で1958年8月から1962年1月まで福岡県北九州五市周辺と山口県下関市周辺が放送エリアで、県庁所在地周辺を含まない2つの県域の一部同士のエリアであったり、1964年8月30日までテレビ西日本など福岡県所在の民放TV3局が筑後地方など県域の一部を欠く放送エリア形態だったが、現状は、放送対象地域が県域の一部しかない地上波の独立放送局を開局することは解禁されていない。
  4. ^ この他の新しい開局や電波割り当てもない。
  5. ^ 岐阜放送など。
  6. ^ 開局後しばらくは協議会に非加盟だった。
  7. ^ 栃木県では、かつて栃木放送ラテ兼営での開局を目指していた。
  8. ^ 当初、水戸親局34chで放送の計画が地上波デジタル放送移行で取り消され、2008年(平成20年)4月時点ではNHK水戸放送局による総合テレビが関東広域圏で唯一、地上デジタル放送のみでの県域放送を実施しており、民放の県域放送局開局予定は無かった。
  9. ^ 月刊ニュータイプ2007年3月号、角川書店、34-35頁など多数の独立UHF局で放送予定のアニメ作品の紹介にて「全国U局で放送予定」とする表現が見られるが呼称に一貫性は無い。
  10. ^ 1964年(昭和39年)の東京12チャンネル(現・テレビ東京)を最後にVHF親局の開局が無い。ただしVHF中継局はその後も開局事例があり、UHF親局のVHF中継局もあった。中京テレビ放送(中京・日テレ系)のみ例外的に親局UHF波の民放広域放送局だった。なお、中京テレビは独立局の岐阜放送より約半年遅れの開局だが、これも民放広域放送局で唯一である。
  11. ^ 現在、同URLは他者が管理している。
  12. ^ 番組は18時までだが、サンテレビは2018年3月まで、KBS京都では2020年の打ち切りまで17時45分で放送終了していた。
  13. ^ 兼営しているラジオはNRNに加盟している。
  14. ^ 現状のTOKYO MX2の『ヒーリングタイム&ヘッドラインニュース』とは異なり、背景映像は無い。
  15. ^ 東京メトロポリタンテレビジョンととちぎテレビの2局は、AC変更後の公共広告機構時代から放映され、それ以外の各局は、かつての公共広告機構時代から放映されていた。
  16. ^ 大半の局は放送局のサイトもしくは公式YouTubeチャンネル経由で番組を配信しているが、一部の番組はGYAO!で配信を行っている。
  17. ^ ただその新編集版はテレビ東京で放映されずにTOKYO MXで放映されており、なおかつ一部シーンを追加した新作アニメの扱いだったため、「テレビ東京で過去に放送された番組の遅れネット」というには若干の語弊がある。
  18. ^ テレビ大阪では未放送。
  19. ^ かつて日本テレビ系とのクロスネット関係にあった。
  20. ^ 前記の高校サッカーやディズニー・オン・アイスが代表例である。
  21. ^ この関係で、NET→テレビ朝日は京都と神戸に支局を設置していた(報道面では毎日放送→朝日放送が取材を担当したため、番組販売などの営業面での活動が主体だった)。
  22. ^ この大会は当初予定ではフジテレビ系列での生中継が予定されていたが、諸事情で急遽放送が見送られた経緯がある。
  23. ^ 2021年4月からは派生番組の『よしもと新喜劇NEXT〜小籔千豊には怒られたくない〜』もネットを開始。
  24. ^ いずれも、千葉テレビで放送開始した当時の知事である森田健作が出演している。ドラマ作品では、木下恵介アワーの『たんとんとん』で主演。時代劇では『大岡越前』の第8部 - 第11部にレギュラー出演していた。
  25. ^ 『笑ゥせぇるすまんNEW』はTOKYO MXでの放送で、千葉テレビでは放送していない。
  26. ^ なお、アニメは2021年春開始の第2シリーズ(『新幹線変形ロボ シンカリオンZ』)では、制作・放送局がテレビ東京に移動している。その第2シリーズも、テレビ東京で2022年3月に終了直後の同年4月より、TOKYO MXで放送している。
  27. ^ 当初7時50分までの予定だったが、66分延長。
  28. ^ KBS京都以外、EPG上は24時まで。
  29. ^ 当初予定では20時までの予定だったが、25分延長して20時25分までの放送となった。また、16時50分頃に『JNNニュース』(16時45分に発表された、東京都内での新型コロナウイルス新規感染者数に関するニュースなど)が挟まれたため、JNN系列外である独立局では、当該時間に各局独自で風景映像などに差し替える対応を行った。
  30. ^ 当初予定では、スピードスケート ショートトラック男子500m決勝の中継が予定されていたが、日本選手が全員予選敗退(準々決勝以降に進めず)となったため、総集編に差し替えとなった。
  31. ^ メインチャンネルであるMX1では、土曜日の通常編成(『田村淳の訊きたい放題』など)で放送。
  32. ^ a b c d このため、当日の『ワールドビジネスサテライト』の放送を休止した。
  33. ^ 最初では、5時10分終了の予定だったが、50分延長して6時00分までの放送となった。
  34. ^ その後日本テレビは読売、TBSは毎日提供の全国ニュースを放送。
  1. ^ a b c 『月刊民放』1978年2月号 p.50「放送日誌 昭和52年11月」
  2. ^ テレビ(地上波) 日本経済新聞社、2023年5月2日閲覧
  3. ^ a b テレビネットワーク”. 日本民間放送連盟. 2022年2月20日閲覧。
  4. ^ サンテレビジョン『株式会社サンテレビジョン45年史』株式会社サンテレビジョン、2014年4月30日、24頁。 
  5. ^ 東京メトロポリタンテレビジョン『TOKYO MX 開局20年史』東京メトロポリタンテレビジョン、2014年4月30日、6頁。 
  6. ^ 日刊合同通信バックナンバー 2011年7月 - マスコミ研究会(2011年7月29日付、同年9月13日閲覧)
  7. ^ 6月第5週(27日〜3日)の動き(放送ニュース) - 文化通信.com(2011年7月2日付、同年9月13日閲覧)
  8. ^ 開局20周年記念史編さん委員会『千葉テレビ放送二十年』千葉テレビ放送、1992年11月、37頁。 
  9. ^ 開局20周年記念史編さん委員会『千葉テレビ放送二十年』千葉テレビ放送、1992年11月、50頁。 
  10. ^ テレビ神奈川『テレビ神奈川35年史』株式会社テレビ神奈川、2007年12月20日、46頁。 
  11. ^ サンテレビジョン『株式会社サンテレビジョン45年史』株式会社サンテレビジョン、2014年4月30日、148頁。 
  12. ^ テレビ神奈川『テレビ神奈川35年史』株式会社テレビ神奈川、2007年12月20日、65頁。 
  13. ^ テレビ神奈川『テレビ神奈川35年史』株式会社テレビ神奈川、2007年12月20日、196-205頁。 ただし1995年の東京メトロポリタンテレビジョンのみ不参加。
  14. ^ 開局20周年記念史編さん委員会『千葉テレビ放送二十年』千葉テレビ放送、1992年11月、67-68頁。 
  15. ^ THE MATCH特別番組「天心VS武尊 完全版」全13局で放送へ 未公開映像も”. 日刊スポーツ (2022年7月16日). 2022年7月19日閲覧。
  16. ^ メイウェザー-朝倉未来など「超RIZIN」地上波放送決定 10・7テレビ神奈川ほか全13局”. 日刊スポーツ (2022年9月28日). 2022年10月2日閲覧。
  17. ^ a b メイウェザー―朝倉未来戦などを地上波初放送 「超RIZIN ―完全版―』を全国13局で”. スポーツ報知 (2022年9月28日). 2022年10月2日閲覧。
  18. ^ 2005年3月3日現在のアーカイブ
  19. ^ テレビ神奈川『テレビ神奈川35年史』株式会社テレビ神奈川、2007年12月20日、122頁。 
  20. ^ テレビ神奈川『テレビ神奈川35年史』株式会社テレビ神奈川、2007年12月20日、129-130頁。 
  21. ^ サンテレビジョン『株式会社サンテレビジョン45年史』株式会社サンテレビジョン、2014年4月30日、40-41頁。 
  22. ^ サンテレビジョン『株式会社サンテレビジョン45年史』株式会社サンテレビジョン、2014年4月30日、40頁。 
  23. ^ 東京メトロポリタンテレビジョン『TOKYO MX 開局20年史』東京メトロポリタンテレビジョン、2014年4月30日、14頁。 
  24. ^ テレビ神奈川『テレビ神奈川35年史』株式会社テレビ神奈川、2007年12月20日、129頁。 
  25. ^ テレビ神奈川『テレビ神奈川35年史』株式会社テレビ神奈川、2007年12月20日、138-139頁。 
  26. ^ テレビ神奈川『テレビ神奈川35年史』株式会社テレビ神奈川、2007年12月20日、145頁。 
  27. ^ 東京メトロポリタンテレビジョン『TOKYO MX 開局20年史』東京メトロポリタンテレビジョン、2014年4月30日、32頁。 
  28. ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2022』コーケン出版、2022年11月30日、520-521頁。 
  29. ^ 「緊急地震速報」について”. びわ湖放送. 2021年7月11日閲覧。
  30. ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2021』コーケン出版、2021年12月10日、513頁。 
  31. ^ 「独立系地方局にとってワンセグは大きなチャンス」テレビ埼玉 - ITpro(日経BP社、2006年3月29日付、2009年6月4日閲覧)
  32. ^ Yahoo!ニュース ニュース提供社
  33. ^ TOKYO MXのアニメなどを全国同時に無料スマホ配信。「エムキャス」実証実験”. AV Watch (2015年7月1日). 2021年10月8日閲覧。
  34. ^ サンテレビジョン『株式会社サンテレビジョン45年史』株式会社サンテレビジョン、2014年4月30日、28頁。 
  35. ^ 関内デビル《テレビ神奈川》”. 日テレ無料TADA!. 2021年4月27日閲覧。
  36. ^ ジャンポケロード《群馬テレビ》”. 日テレ無料TADA!. 2021年5月13日閲覧。
  37. ^ いろはに千鳥《テレビ埼玉》”. 日テレ無料TADA!. 2021年7月11日閲覧。
  38. ^ かがやけ!ミラクルボーイズ《テレビ神奈川》”. 日テレ無料TADA!. 2022年3月5日閲覧。
  39. ^ おじさんが私の恋を応援しています(脳内)《TOKYO MX》”. 日テレ無料TADA!. 2022年3月5日閲覧。
  40. ^ 白黒アンジャッシュ《千葉テレビ放送》”. 日テレ無料TADA!. 2022年3月7日閲覧。
  41. ^ それゆけ!大宮セブン《テレビ埼玉》”. 日テレ無料TADA!. 2022年4月3日閲覧。
  42. ^ ぐるり東京 江戸散歩《TOKYO MX》”. 日テレ無料TADA!. 2022年4月3日閲覧。
  43. ^ 片恋グルメ日記2《TOKYO MX》”. 日テレ無料TADA!. 2022年5月25日閲覧。
  44. ^ サバンナ高橋の、サウナの神さま《TOKYO MX》”. 日テレ無料TADA!. 2022年7月17日閲覧。
  45. ^ tvk開局50周年特別番組「saku saku 2022 ~復活の呪文 らえからむきとんせんぃゔいらし~」《テレビ神奈川》”. 日テレ無料TADA!. 2022年8月31日閲覧。
  46. ^ テレビ神奈川『テレビ神奈川35年史』株式会社テレビ神奈川、2007年12月20日、158頁。 
  47. ^ 【NEWS RELEASE】「バーチャル高校野球」が「SPORTS BULL(スポーツブル )」にて地方大会約900試合のライブ中継をスタート”. 株式会社運動通信社(2019年7月5日作成). 2019年7月25日閲覧。
  48. ^ Mリーグ(プロ麻雀リーグ)@m_league_のツイート”. Twitter (2019年4月5日). 2022年8月17日閲覧。
  49. ^ M.LEAGUE 2019〜Road To Champion〜”. 東京メトロポリタンテレビジョン. 2022年8月17日閲覧。
  50. ^ 天心vs武尊が行われる「THE MATCH 2022」をスポーツドキュメンタリーとしてTOKYO MXが7月24日のゴールデンタイムに放送”. TOKYO HEADLINE (2022年6月18日). 2022年8月17日閲覧。
  51. ^ “那須川天心-武尊「THE MATCH」東京MX1で放送 待望の地上波放映に称賛と感動の声”. 日刊スポーツ. (2022年7月24日). https://www.nikkansports.com/battle/news/202207240001542.html 2022年8月15日閲覧。 
  52. ^ 開局20周年記念史編さん委員会『千葉テレビ放送二十年』千葉テレビ放送、1992年11月、28頁。 
  53. ^ 開局20周年記念史編さん委員会『千葉テレビ放送二十年』千葉テレビ放送、1992年11月、40頁。 
  54. ^ “【W杯】悲鳴上げるテレビ局「出せる金額ではない」無料放送の限界域へ高騰続ける放送権との攻防”. 日刊スポーツ. (2022年12月5日). https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202212040000683.html 2022年12月29日閲覧。 





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「全国独立UHF放送協議会」の関連用語

全国独立UHF放送協議会のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



全国独立UHF放送協議会のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの全国独立放送協議会 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS