prince
「prince」とは
「prince」は英語の単語で、日本語では「王子」を意味する。また、一般的には、国家や地域の君主の息子や後継者を指す。しかし、国や文化によっては、君主自身やその他の高位の貴族を指すこともある。例えば、モナコ公国の君主は「prince」と呼ばれる。「prince」の発音・読み方
「prince」の発音は、IPA表記では/prɪns/となる。IPAのカタカナ読みでは「プリンス」となる。日本人が発音する際のカタカナ英語の読み方も「プリンス」となる。この単語は発音によって意味や品詞が変わるものではない。「prince」の定義を英語で解説
A 'prince' is a male member of a royal family, especially a son of the sovereign. However, the definition can vary depending on the country or culture. For instance, in some countries or regions, the term 'prince' can also refer to a monarch or other high-ranking nobles.「prince」の類語
「prince」の類語としては、「heir」(相続人)、'royal'(王族)などがある。ただし、これらの単語は「prince」と同じ意味ではなく、それぞれ微妙に異なるニュアンスを持つ。例えば、「heir」は王位などを継承する権利を持つ人物を指し、「royal」は王族全般を指す。「prince」に関連する用語・表現
「prince」に関連する用語や表現としては、「princess」(王女)、'king'(王)、'queen'(女王)などがある。これらは全て王室や王族に関連する単語である。また、「prince charming」は理想の男性、特に女性が夢見る完璧な恋人を指す表現である。「prince」の例文
以下に「prince」を用いた例文を10個示す。 1. The prince is next in line to the throne.(その王子は王位の次の継承者である)2. The prince was educated at a prestigious school.(その王子は名門校で教育を受けた)
3. The prince fell in love with a commoner.(王子は庶民の女性と恋に落ちた)
4. The prince is known for his charitable works.(その王子は慈善活動で知られている)
5. The prince ascended to the throne at a young age.(その王子は若くして王位についた)
6. The prince has a reputation for being humble and kind.(その王子は謙虚で親切だと評判である)
7. The prince made a state visit to the neighboring country.(その王子は隣国への国事訪問を行った)
8. The prince was crowned in a grand ceremony.(その王子は壮大な式典で戴冠した)
9. The prince is a patron of the arts.(その王子は芸術の後援者である)
10. The prince has a duty to serve his country.(その王子には国に仕える義務がある)
プリンス
日本のメーカー。戦時中の軍用機メーカーが戦後合体して1952年に誕生。国内のメーカーとしてはいち早くモータースポーツに関心を示し、64年の第2回日本GPではスカイラインGTがポルシェ904と大接戦を繰り広げたことで一躍その名を高めた。65年にはミッドシップを採用したスポーツ・プロトタイプのR380を開発し、10月に谷田部の高速試験場で速度記録を樹立した。また66年5月に開催された第3回日本GPでは、大幅な改良が加えられたR380が優勝を飾ったが、同年8月には日産に吸収合併され、その技術は日産に引き継がれた。
フィプロニル
分子式: | C12H4Cl2F6N4OS |
その他の名称: | フィプロニル、Fipronil、5-Amino-1-[2,6-dichloro-4-(trifluoromethyl)phenyl]-4-[(trifluoromethyl)sulfinyl]-1H-pyrazole-3-carbonitrile、5-Amino-1-[2,6-dichloro-4-(trifluoromethyl)phenyl]-4-(trifluoromethylsulfinyl)-1H-pyrazole-3-carbonitrile、5-アミノ-1-(2,6-ジクロロ-4-トリフルオロメチルフェニル)-4-トリフルオロメチルスルフィニルピラゾール-3-カルボニトリル、プリンス、1-[2,6-Dichloro-4-(trifluoromethyl)phenyl]-4-(trifluoromethylsulfinyl)-5-amino-1H-pyrazole-3-carbonitrile、5-アミノ-1-[2,6-ジクロロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル]-4-トリフルオロメチルスルフィニルピラゾール-3-カルボニトリル、5-アミノ-1-(2,6-ジクロロ-4-トリフルオロメテルフェニル)-4-トリフルオロメチルスルフィニルピラゾール-3-カルボニトリル |
体系名: | 5-アミノ-1-[2,6-ジクロロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル]-4-[(トリフルオロメチル)スルフィニル]-1H-ピラゾール-3-カルボニトリル、5-アミノ-1-[2,6-ジクロロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル]-4-(トリフルオロメチルスルフィニル)-1H-ピラゾール-3-カルボニトリル、1-[2,6-ジクロロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル]-4-(トリフルオロメチルスルフィニル)-5-アミノ-1H-ピラゾール-3-カルボニトリル |
プリンス
プリンス―心臓病を抱えた老犬
プリンス
プリン・ス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 16:42 UTC 版)
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この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。2013年6月)
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プリン・ス | |
---|---|
ジャンル | 音楽番組 |
出演者 | 牧野隆志 伊藤洋介 岩堀せり 長谷部優 嵯峨百合子 渋谷亜希 |
製作 | |
制作 | 日本海テレビ ティスエンタテイメント |
放送 | |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | ![]() |
放送期間 | 2003年5月 - 2008年3月25日 |
放送時間 | 火曜 25:04 - 25:34 |
放送分 | 30分 |
『プリン・ス』は、一部日本テレビ系列局ほかで放送されていた日本海テレビ・ティスエンタテイメント製作(前者については初期にはクレジット表示があったが、後にノンクレジット扱いへと移行)の音楽番組である。製作局の日本海テレビでは2003年5月から2008年3月25日まで放送された。
概要
東京プリンの2人が女性モデルや女性歌手とともにMCを務めていた深夜番組で、彼らの冠番組の1つとなった。放送開始当初は日本海テレビのみでの放送だったが、後にサンテレビや高知放送などネット局が少しずつ増えていき、2005年4月時点で29局にまで拡大された。
収録は毎回2本撮りで(2006年9月19日 - 10月10日放送分に関しては4本撮り)、東京渋谷のJ-POP CAFE SHIBUYAで行われていた。J-POP CAFEで収録できない時には、avexインタビュールームで収録していた。かつてはお台場のJ-POP CAFE ODAIBAでも収録が行われていた。番組でオンエアされるプロモーションビデオは、すべてスタッフが決めていた(番組内でのテロップより)。
2005年ごろまではmusic.jpがスポンサーを務めていた。また、番組の始まりと終わりには、カウキャッチャーとして森永製菓の製品CMが流れていた。番組の企画で森永製菓のCMを製作し、通常CMとして放送していたこともある。
番組は2008年3月25日放送分をもって同タイトルでの放送を終了し、2008年4月1日に『プリン・ス2』と題してリニューアルスタートした。
出演者
MC
- 牧野隆志(東京プリン)
- 伊藤洋介(東京プリン)
- 岩堀せり(モデル、2003年(放送第2回目あたり) - 2005年頃)
- 長谷部優(DRM、2005年4月 - 2005年10月頃)
- 嵯峨百合子(モデル、2007年10月 - 2007年12月)
- 渋谷亜希(2008年1月15日 - 次番組『プリン・ス2』)
ナレーター
コーナー
- PV紹介(メイン)コーナー(渋谷亜希、伊藤洋介担当コーナー)
- 今週はコレを聴け!(牧野隆志担当コーナー)
- Prince Check(不定期)
- HAPPY SWEET TALK BAR ドルチェ(主に新人アーティストが出演)
- music.jp Power Push(着うた紹介コーナー)
放送局
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 放送日時 | 備考 |
---|---|---|---|---|
鳥取県・島根県 | 日本海テレビ | 日本テレビ系列 | 火曜 25時01分 - 25時31分(不明 - 2007年9月) 火曜 25時04分 - 25時34分(2007年10月 - 2008年3月) |
製作局 |
北海道 | 札幌テレビ | 水曜 26時09分 - 26時39分 | ||
青森県 | 青森放送 | 月曜 24時29分 - 24時59分 | ||
岩手県 | テレビ岩手 | 水曜 25時48分 - 26時18分 | ||
宮城県 | ミヤギテレビ | 水曜 25時30分 - 26時00分 | ||
秋田県 | 秋田放送 | 日曜 26時30分 - 27時00分 | ||
山形県 | 山形放送 | 火曜 25時04分 - 25時34分 | ||
福島県 | 福島中央テレビ | 火曜 25時29分 - 25時59分 | ||
山梨県 | 山梨放送 | 月曜 25時19分 - 25時49分 | ||
新潟県 | テレビ新潟 | 火曜 24時59分 - 25時29分 | ||
長野県 | テレビ信州 | 水曜 24時59分 - 25時29分 | ||
静岡県 | 静岡第一テレビ | 火曜 26時29分 - 26時59分 | ||
富山県 | 北日本放送 | 火曜 25時25分 - 25時55分 | ||
石川県 | テレビ金沢 | 日曜 26時00分 - 26時30分 | ||
福井県 | 福井放送 | 金曜 25時45分 - 26時15分 | ||
広島県 | 広島テレビ | 土曜 26時00分 - 26時30分 | ||
山口県 | 山口放送 | 月曜 24時59分 - 25時29分 | ||
香川県・岡山県 | 西日本放送 | 木曜 26時04分 - 26時34分 | ||
愛媛県 | 南海放送 | 火曜 25時05分 - 25時35分 | ||
高知県 | 高知放送 | 木曜 25時24分 - 25時54分 | ||
福岡県 | 福岡放送 | 水曜 25時39分 - 26時09分 | ||
長崎県 | 長崎国際テレビ | 水曜 24時59分 - 25時29分 | ||
熊本県 | くまもと県民テレビ | 火曜 25時39分 - 26時09分 | ||
鹿児島 | 鹿児島読売テレビ | 日曜 25時30分 - 26時00分 | ||
宮崎県 | 宮崎放送 | TBS系列 | 土曜 25時40分 - 26時07分 | |
中京広域圏 | 名古屋テレビ(メ〜テレ) | テレビ朝日系列 | 金曜 26時45分 - 27時15分 | |
大分県 | 大分朝日放送 | 月曜 25時45分 - 26時15分 | ||
神奈川県 | テレビ神奈川 | 独立UHF局 | 月曜 24時45分 - 25時15分 | |
兵庫県 | サンテレビ | 金曜 18時00分 - 18時30分 |
備考
- 番組収録でのスタッフの数が非常に少なく、2006年8月22日と29日放送分ではスタッフの数が7人と、それまで最も少ない人数で収録が行われた。
- 2006年9月26日 - 10月10日の放送では、東京プリンの意見でゲストの金築卓也がMCを務め、東京プリンがゲストとなった。
- 150回記念回では東京プリン2人の希望により、2週にわたってタイでのロケの模様を放送した。
- 2006年に一度、罰ゲームで左プリン牧野1人で番組を進行した。その際に伴都美子に電話をかけたり、右プリン伊藤はなぜ結婚できないのか?というアンケートを番組スタッフに取り、それを紹介したりしていた。
- 2007年3月27日の放送で放送200回を迎えた。しかし、番組では小さなくす玉を開いて祝うだけだった。
- 2007年8月の放送では右プリン伊藤が首のヘルニアのためにプリンの被り物を被れず、モザイクおよび自身のキャラクターで顔を隠す処置が取られた。
- ジャニーズ・エンタテイメントが毎回所属アーティストの新曲CD、アルバム、DVDや新曲のサンプル版を番組宛に送ってくれるという。また、右プリン伊藤が大のジャニーズ好きのためかジャニーズ系のPVを流すことが多く、特にKinKi Kidsの新曲やニューアルバムは必ず放送されていた。
- 10月[いつ?]のリニューアルで牧野と伊藤がそれぞれ別々にコーナーを持つようになった。
- 2007年12月25日の放送では、伊藤が風邪のために番組を欠席。代わりにナレーターを務めていたajaが「天の声」として出演した(姿は現さず、声のみの出演)。また、この放送で嵯峨百合子が番組を卒業した。
- 2008年2月12日 - 18日の放送で、倖田來未のPVを紹介する際に「この番組は1月29日に収録したものです」というテロップが各局で表示された(倖田が謹慎中で、PR活動も禁止中だったため)。
日本海テレビ 火曜深夜自主制作枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
東京現人
|
プリン・ス
(2003年5月 - 2008年3月) |
プリンス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/08 17:20 UTC 版)
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|
欧州の貴族階級 |
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皇帝 / 女皇 / 王・皇帝 / 女王・女皇 / カイザー / ツァーリ |
上級王 / 上級女王 / 大王 / 大女王 |
王 / 女王 |
エァッツヘァツォーク(大公) / 皇女 / ツェサレーヴィチ(皇太子) |
ヴェリーキー・クニャージ(大公・皇太子) 大公 / 女大公 |
選帝侯 / プリンス / プリンセス / クラウンプリンス / クラウンプリンセス / プランス・エトランジェ / 血統親王 / インファンテ/ インファンタ / ドーファン / ドーフィン / クルレヴィチ / クルレヴナ / ヤール |
公爵 / 女公 / ヘルツォーク / クニャージ / 諸侯級伯 |
フュルスト / フュルスティン / ボヤール |
侯爵 / 女侯 / 辺境伯 / 方伯 / 辺境諸侯 / 宮中伯 |
伯爵 / グラーフ / シャトラン / (カステラン) / 城伯 |
ヴァイカウント / ヴァイカウンテス / ヴィダム |
バロン / バロネス / フライヘア / アドボカトゥス / ロード・オブ・パーラメント / セイン / レンドマン |
バロネット / バロネテス / スコットランドの封建領主 / リッター / 帝国騎士 |
エクィテス / ナイト / シュヴァリエ / リッデル / レディ / デイム / 自由騎士 / セニャール / ロード |
ジェントルマン / ジェントリ / エスクワイア / レアード / エードラー / ヨンクヘール / ユンカー / ヤンガー / メイド |
ミニステリアーレ |
プリンス(英: prince)は、
を指す。
女性形はプリンセス(英: princess)で、2 の意味では、王族に生まれた女性、王族男子の配偶者などを指す。日本語訳では王女、妃、姫など場合に応じて訳し分けられる。
語源とヨーロッパ諸言語間の違い
ラテン語で「第一人者・筆頭者」を意味するプリンケプス(プリーンケプス、prīnceps)が、英語のプリンスの語源である。西ヨーロッパの多くの言語でも同様であり、例えば、フランス語ではプランス (prince)、イタリア語ではプリンチペ (principe) という。
ドイツ語では、プリンケプスがドイツ語化しプリンツ (Prinz) となった。これとは別の称号として、ゲルマン語由来の「第一人者」から生じたフュルスト(Fürst 、英語の first と同語源)があり、後述するように区別して用いられる。
ロシアではまったく別の語源をもつクニャージ (князь / knyaz') の称号がプリンケプスに対応している。
プリンスの分類
プリンスの称号の用例は、次の2つに大別できる。それぞれは、その性格の違いから、異なった日本語の訳語が使用される。
君主号ないし爵位
中世以降のヨーロッパで国王(英: king、仏: roi)という称号が君主に対するものとして一般的になると、国王と名乗ることまでは承認されないが実質的に君主と見なされる貴族が、ラテン語でプリンケプスに相当する称号(英語ではプリンス)を名乗る例が現れる。このような称号は、日本語では、公、侯(ドイツ周辺)、大公(フランス周辺)など様々に訳される。他に「君主」という意味や「諸侯」という意味でも用いられる[2]。
プリンスの支配する国のことを英語でプリンシパリティ (principality) といい、公国(ドイツの場合は侯国とも)と訳す。プリンスを称する君主による君主制が現在も残っている国には、モナコ公国(仏: Principauté de Monaco / 英: Principality of Monaco)、リヒテンシュタイン公国(独: Fürstentum Liechtenstein / 英: Principality of Liechtenstein)があり、またアンドラ公国(カタルーニャ語: Principat d'Andorra / 英: Principality of Andorra)はフランス大統領とスペインのウルヘル司教が共同大公(コ=プランス(仏: co-prince) / コプリンシペ(西: copríncipe))として君臨している。
ドイツでは、この「プリンス」の意味では、フュルスト(Fürst)を称号に用いる[3]。神聖ローマ帝国では、近世以降、ヘルツォーク(Herzog 、公爵)の下の爵位として定着した。
フランスにおいては、デュク(Duc、公爵)の上の位としてプランス (prince) が置かれた。プランスは、親王、大公ないし公などと訳される。
イギリスにおいては、「プリンス・オブ・ウェールズ」、すなわちウェールズ公 (prince of Wales) はウェールズの君主の称号であったが、イングランド王国に吸収されその王位継承者がこの君主号を帯びることとなった。
爵位として用いられる場合には、他の爵位と同様に、特定の領地の支配権と結びつく場合もあれば、そうでない場合もある。
ちなみに日本の華族における「公爵」も英語ではプリンスと訳されることがあるが、これも爵位としてのプリンスである。
君侯の一族男子の称号
君主・諸侯としてのプリンケプスの称号とは別に、ヨーロッパでは君主や上位貴族の一族男子(息子、孫息子、夫など)もプリンケプス(やそれに相当する単語)の称号をもって呼ばれることがある。この意味の場合、ドイツ語ではプリンツ (Prinz) という。訳としては、「王子」「親王」「公子」などがある。
王政期のフランスでは、王子や王孫にはこのような称号は付与されなかったが(フィス・ド・フランスを参照)、傍系の王族にはプランス・デュ・サン(prince du sang 、「(王族の)血統のプリンス」の意)の称号が、公爵の子には単なるプランス (prince) の称号が用いられることがあった。フランス革命の後は、復古ブルボン朝期を除いて、「フランス人の王」の君主号に対応する王太子の称号として「プランス・ロワイヤル (prince royal)」の称号が用いられた。また帝政期には、プランスがボナパルト家皇族の称号として用いられている。
ドイツでは、皇帝、国王、大公爵、公爵、フュルスト などの一族の称号として広くプリンツ (Prinz) の称号が用いられる。
イギリスではドイツを発祥とするハノーヴァー朝から、王族の称号としてのプリンスが制度として確立した(それ以前にプリンスを称していたカンバーランド公ルパート、カンバーランド公ジョージ、ジョージとアン女王の息子グロスター公ウィリアムなどは外国の王侯の男子やその直系であった)。ただし、プリンセス・ロイヤルの称号はステュアート朝で創設されている。
これが現在日本語でも広く使われている、多くの場合に「王子」と訳される意味でのプリンスである。
スペインやポルトガル、ブラジル帝国では、王太子もしくは皇太子(推定相続人)にプリンシペ (príncipe) の称号が用いられているが(プリンシペ・デ・アストゥリアス(アストゥリアス公)など)、これはプリンス・オブ・ウェールズと同様に爵位としての意味である。特に注意が必要なのがポルトガルの場合で、Príncipe de Portugal、のちには Príncipe Real de Portugal といった称号(英語に直すと Prince of Portugal, Prince Royal of Portugal となる)が、王太子にのみ授けられていた。
歴史
古代
プリンスの語源となったラテン語のプリーンケプスは、ローマ帝国において、皇帝(インペラートル、 imperātor)がローマ市民の中から選ばれた市民の第一人者であるという意味から、皇帝に対して用いられる称号の一種となった。
のちにローマ帝国の解体の中で、プリーンケプスの称号は国家において唯一最高の支配者である君主を意味するようになる。
中世
中世においては、ラテン語で書かれた文献の中で、プリンケプスは称号というより君主を表す一般名称として用いられた。このため実際の称号、爵位が何であっても、ある程度の主権を持つ君主として自他共に認められた大諸侯たちが、ラテン語でプリンケプス、各国の言語でプリンス等と呼ばれたり自ら称したりした(マキャヴェッリの『君主論』の原題 “Il Principe” (イル・プリンチペ)もこの意味で用いている)。
こうしてプリンケプスを称するに至った大諸侯は、フランスにおいてはアンジュー伯やフランドル伯のような有力な伯や公、神聖ローマ帝国では辺境伯や公であった。また中世にはカトリックの教会や修道会も大きな所領をもっており、大司教、司教、大修道院長の中には世俗大諸侯と並んでプリンケプスとみなされるものがあった。なお、ノルマン征服以前のイングランドでも、大陸の伯にあたるアール(earl 、アングロ・サクソン系)やヤール(jarl 、スカンディナヴィア系) がプリンケプスと呼ばれるような大諸侯であったが、ノルマン征服後にはプリンスと呼ばれるような大諸侯は、一部例外を除いて消滅した。
またこの時代、その他の各地域では現地語で王や族長に当たる者が西ヨーロッパの人々からプリンスと見なされ、ラテン語の文献でプリンケプスと書かれた。例えばウェールズでは、王と呼ばれるような広域を支配する君主が現れなかったため、それぞれの地方の君主がプリンケプスと呼ばれた。のちにその中で最高の実力をもった者が「ウェールズのプリンケプス」を称するようになり、これが現在イギリスの第一王位継承者(王太子)に与えられる称号である「プリンス・オブ・ウェールズ」の起源となっている。
このほか、西ヨーロッパに出自をもつ者が、西ヨーロッパの封建秩序において宗主がはっきりしない土地や、非カトリック圏を新たに征服した場合、自ら称号としてプリンケプスを名乗ることもあった。ノルマン人によるタラント公、十字軍国家のアンティオキア公などがこの例にあたる。
近代
大陸諸国
中世末から近世にかけて、中央集権の進んだ国においては、君主としてのプリンスは存在しなくなり、王族やそれに準じたものが名誉称号としてプリンスと呼ばれるようになった。
一方、近世のドイツでは逆に諸侯(フュルスト)の所領の領邦国家化が進み、貴族の中に領邦国家を治める領邦君主、領邦君主の男系子孫であるが現に統治する領邦を持たない元君主、それ以外の貴族で皇帝や諸侯に仕える宮廷貴族の間に厳然とした身分上の格差が生じた。
こうした過程で、公や辺境伯などの伝統的な大諸侯の称号を持たない諸侯は、諸侯の称号であるフュルスト自体を地位を示す称号とすることを望むようになった。このため神聖ローマ帝国においては、フュルストは公爵より下の爵位となり、さらに時代が下ると領邦君主ではない貴族に与えられる最高位の爵位としてフュルストの称号が用いられるようになった。
近代に神聖ローマ帝国が解体した際、多くの小規模な領邦国家が有力な領邦国家に併合、吸収されたことにより、非君主のフュルストが増加した。このため、近代のドイツでは「侯爵」と訳されるフュルストの中でも、領邦君主である侯爵、元君主の侯爵、宮廷貴族の侯爵の3種別があった。
イギリス
イングランドやスコットランドでは、中世以来プリンスの称号を称する君主はあらわれず、ドイツ系王朝のハノーヴァー朝以降は王族男子がプリンスと呼ばれた。ただ、第一王位継承者(王太子)が称する「プリンス・オブ・ウェールズ」の称号は、独立時代のウェールズにいた君主のプリンケプスに由来しており、やや起源と意味合いが異なる。
また、女王を制度として認めたイギリスでは、女王の配偶者が共同国王として戴冠していない場合、その人物のことをプリンス・コンソート(prince consort 、日本語訳は「王配」)といい、王家の成員としてプリンスと見なすようになった。
日本におけるプリンス

英語のプリンスは、皇族男子の親王および王の称号の英訳として用いられる。
第二次世界大戦以前には、華族の最高位である公爵をデューク(duke)ではなくプリンス(prince)と英訳することが常だった。このため親王や王には公爵との混同を避けるために皇族であることを示す HIH(His Imperial Highness、殿下)の敬称を添えた。例えば、「近衛公」は単に “Prince Konoe” であったが、皇族の「東久邇宮」は “HIH Prince Higashikuni” とした。
プリンスは片仮名語としても日本語によく定着しており、プリンスホテル(戦後に臣籍降下した元宮家の邸宅を買収してホテルとしたことから)、プリンス自動車(皇室に御料車を献上したことから)など企業名に用いられることもあった。この語は個人に対して使われることもある。特定の分野(主に芸術・スポーツなど、他人の目を惹きやすいもの)の中でその技能が優秀であることに加えて、若く、容姿や言動の面で特に魅力的な人物を「〜界のプリンス」と呼んでもてはやすこともある。
脚注
- ^ この意味で日本では「公」などと訳されることが多く、「プリンス」が外来語として用いられることは少ない。
- ^ 「選帝侯(独: Kurfürst)」など。
- ^ この爵位としてのフュルストは、日本語においては「侯爵」の語に訳されることが多い。
関連項目
- プリンケプス
- プリンセス
- デューク (称号)
- 皇太子
- 皇子
- 親王
- 諸侯王
- 王 (皇族)
- 王子
- 世子
- 大君
- 大公
- 公
- 公爵
- 公子
- クニャージ
- 王配
- インファンテ (称号)
- フィス・ド・フランス
- エルププリンツ
- カタルーニャ君主国
- スダン公国
- プリンス・チャーミング
「プリンス」系の称号
プリンス(藤原啓治)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 16:18 UTC 版)
「ダンジョンキーパー」の記事における「プリンス(藤原啓治)」の解説
DK2にのみ登場。後述するレジナルドの三人の息子たちで、それぞれトリスタン、ヴォルダー、フェリックスという名前がある。登場するシナリオでは逃げるばかりでその真価を発揮することはないが、データ上はロード以上の戦闘力を持っている。
※この「プリンス(藤原啓治)」の解説は、「ダンジョンキーパー」の解説の一部です。
「プリンス(藤原啓治)」を含む「ダンジョンキーパー」の記事については、「ダンジョンキーパー」の概要を参照ください。
プリンス
出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 05:05 UTC 版)
名詞
プリンス
語源
関連語
翻訳
- アルバニア語: princ (sq) 男性
- アラビア語: أَمِير (ar) 男性
- アルメニア語: արքայազն (hy)
- アストゥリアス語: príncipe (ast) 男性
- アゼルバイジャン語: şahzadə (az)
- ベラルーシ語: прынц (be) 男性, царэ́віч (be) 男性 (tsar's son), карале́віч (be) 男性 (king's son)
- ベンガル語: রাজপুত্র (bn) (rajputrô), রাজকুমার (bn)
- ビルマ語: မင်းသား (my)
- カタルーニャ語: príncep (ca) 男性
- 中国語:
- チェコ語: princ (cs) 男性
- デンマーク語: prins (da) 通性
- オランダ語: prins (nl) 男性
- エルジャ語: инязорцёра (myv)
- エスペラント: reĝido (eo)
- 英語: prince (en)
- エストニア語: prints (et)
- フェロー語: prinsur (fo) 男性
- フィンランド語: prinssi (fi)
- フランス語: prince (fr) 男性
- ガリシア語: príncipe (gl) 男性
- グルジア語: პრინცი (ka)
- ドイツ語: Prinz (de) 男性, Königssohn (de) 男性, Königsenkel (de) 男性
- ギリシア語: πρίγκιπας (el) 男性
- ハワイ語: kamāliʻi kāne (haw)
- ヘブライ語: נָסִיךְ (he) (nasik) 男性, בֶּן מֶלֶךְ (he) (ben mélech) 男性
- ヒンディー語: राजकुमार (hi) 男性
- ハンガリー語: herceg (hu), királyfi (hu)
- アイスランド語: prins (is) 男性
- インドネシア語: pangeran (id)
- アイルランド語: prionsa (ga) 男性, mac rí (ga) 男性, rídhamhna (ga) 男性
- 日本語: 王子 (ja) (おうじ, ōji)
- ジャワ語: ꦥꦔꦺꦫꦤ꧀ (jv) (pangéran)
- カザフ語: ханзада (kk)
- クメール語: ព្រះអង្គម្ចាស់ (km) (preah ɑng mchah), អ្នកអង្គម្ចាស់ (km) (neak ɑng mchah (male-line grandson of reigning monarch))
- 朝鮮語: 왕자 (ko) (王子 (ko))
- クルド語:
- キルギス語: канзада (ky), канзаада (ky), падышазада (ky)
- ラテン語: princips (la) 男性, regulus (la), princeps (la)
- ラトヴィア語: princis (lv) 男性
- リトアニア語: princas (lt) 男性
- ルクセンブルク語: Prënz (lb) 男性
- マケドニア語: принц (mk) 男性
- マレー語: putera (ms)
- マラヤーラム語: രാജകുമാരന് (ml) 男性
- マン島語: prinse (gv) 男性
- マオリ語: piriniha (mi)
- モンゴル語: хан хүү (mn), агь (mn)
- ノルマン語: prînce (nrf) 男性
- ノルウェー語: prins (no) 男性
- オスマン語: شاهزاده (ota) (şahzade)
- パシュトー語: شهزاده (ps) (šahzādá) 男性
- ペルシア語: شاهزاده (fa) (šâhzâde)
- ポーランド語: książę (pl) 男性
- ポルトガル語: príncipe (pt) 男性
- ルーマニア語: prinț (ro)
- ロシア語: принц (ru) 男性, царе́вич (ru) 男性 (tsar's son), короле́вич (ru) 男性 (king's son)
- スコットランド・ゲール語: prionnsa (gd) 男性, flath (gd) 男性
- セルビア・クロアチア語:
- スロヴァキア語: princ (sk) 男性
- スロヴェニア語: princ (sl) 男性
- スペイン語: príncipe (es) 男性 テンプレート:gloss, infante (es) 男性
- スンダ語: ᮕᮍᮦᮛᮔ᮪ (su)
- スウェーデン語: prins (sv) 通性
- タガログ語: lakan (tl), prinsipe (tl)
- タジク語: шоҳзода (tg), подшоҳзода (tg)
- テルグ語: యువరాజు (te)
- トルコ語: prens (tr), şehzade (tr), beyrek (tr)
- トルクメン語: knýaz (tk), şazada (tk)
- ウクライナ語: принц (uk) 男性, царе́вич (uk) 男性 (tsar's son), короле́вич (uk) 男性 (king's son)
- ウルドゥー語: شہزادہ (ur) (śahzāda) 男性
- ウイグル語: شاھزادە (ug)
- ウズベク語: shahzoda (uz)
- ベトナム語: vương tử (vi), hoàng tử (vi)
- ヴォラピュク: leson (vo)
- ウェールズ語: tywysog (cy) 男性
- イディッシュ語: פּרינץ (yi) 男性, בן־מלך (yi) (ben-meylekh) 男性
- アラビア語: أَمِير (ar) 男性
- アラビア語モロッコ方言: مير (ary) (mir) (old)
- アルメニア語: իշխան (hy)
- アストゥリアス語: príncipe (ast) 男性
- アゼルバイジャン語: şahzadə (az)
- バイエルン語: Fiarst (bar), Fiascht (bar)
- ベラルーシ語: князь (be) 男性, прынц (be) 男性
- ブルガリア語: княз (bg) 男性
- カタルーニャ語: príncep (ca) 男性
- チェチェン語: э̄ла (ce)
- 中国語:
- チェコ語: kníže (cs) 男性
- デンマーク語: prins (da) 通性, fyrste (da) 通性
- オランダ語: prins (nl)
- エルジャ語: каназор (myv)
- エスペラント: princo (eo)
- 英語: prince (en)
- エストニア語: vürst (et)
- フェロー語: prinsur (fo) 男性, fúrsti (fo) 男性
- フィンランド語: ruhtinas (fi)
- フランス語: prince (fr) 男性
- ガリシア語: príncipe (gl) 男性
- グルジア語: პრინცი (ka), უფლისწული (ka)
- ドイツ語: Fürst (de) 男性
- ギリシア語: πρίγκιπας (el) 男性, βασιλόπουλο (el) 中性
- ヘブライ語: נָסִיךְ (he) (nasik) 男性
- ヒンディー語: शहज़ादा (hi) (śahzādā) 男性, राजकुमार (hi) (rājkumār) 男性
- ハンガリー語: fejedelem (hu), uralkodó (hu)
- アイスランド語: prins (is) 男性, fursti (is) 男性
- インドネシア語: pangeran (id), putera (id)
- イングーシ語: аьла (inh)
- アイルランド語: flaith (ga) 男性, prionsa (ga) 男性
- イタリア語: principe (it)
- カザフ語: ханзада (kk)
- クメール語: ព្រះអង្គម្ចាស់ (km) (preah ɑng mchah)
- 朝鮮語: 왕자 (ko)
- ラーオ語: ເຈົ້າຊາຍ (lo)
- ラテン語: regulus (la), princips (la) 男性, princeps (la) 男性
- ラトヴィア語: princis (lv)
- リトアニア語: princas (lt) 男性
- ルクセンブルク語: Prënz (lb) 男性
- マケドニア語: кнез (mk) 男性
- マレー語: putera (ms)
- マン島語: prinse (gv) 男性, flah (gv) 男性
- マオリ語: piriniha (mi)
- モンゴル語: ноён (mn)
- ノルマン語: prînce (nrf) 男性
- ノルウェー語:
- 古プロヴァンス語: prince (pro) 男性
- オスマン語: امير (ota) (emir), خان (ota) (han)
- ペルシア語: پرنس (fa) (prans), امیر (fa) (amir), شهریار (fa) (šahryâr), شاهزاده (fa) (šāhzāde)
- ポーランド語: książę (pl) 男性, kniaź (pl) テンプレート:qual
- ポルトガル語: príncipe (pt)
- ケチュア語: awki (qu)
- ルーマニア語: prinț (ro)
- ロシア語: князь (ru) 男性, принц (ru) 男性
- スコットランド・ゲール語: prionnsa (gd) 男性, flath (gd) 男性
- セルビア・クロアチア語:
- スロヴァキア語: knieža (sk) 男性
- スロヴェニア語: knez (sl) 男性
- スペイン語: príncipe (es), conde (es) 男性
- スワヒリ語: mkuu (sw)
- スウェーデン語: furste (sv)
- タガログ語: prinsipe (tl), lakan (tl)
- タイ語: เจ้าชาย (th) (jâo-chaai), เจ้า (th)
- チベット語: རྒྱལ་སྲས (bo), རྒྱལ་བུ (bo)
- トルコ語: prens (tr)
- トルクメン語: knýaz (tk)
- ウクライナ語: князь (uk) 男性, принц (uk) 男性
- ウルドゥー語: شہزادہ (ur) (śahzādā) 男性, پرنس (ur) (prins) 男性, راجکمار (ur) (rājkumār) 男性
- ウイグル語: شاھزادە (ug)
- ベトナム語: hoàng tử (vi)
- Volapük: (♂♀) plin (vo), (♂) hiplin (vo)
- ワロン語: prince (wa) 男性
- ウェールズ語: tywysog (cy) 男性
- イディッシュ語: פּרינץ (yi) 男性
「プリンス」の例文・使い方・用例・文例
- プリンストン大学の天体物理学科
- 息子はプリンストン大学で電子工学を専攻している.
- プリンストンの戦いの再現
- 彼はプリンストン大学にうかったと知った時に大喜びした
- プリンストン付近で興味深い発掘が行われている
- プリンストン大学は、今週末にエール大学と対戦する
- プリンストンがハーバードと再試合をした
- カーネギーはプリンストン大学のボート部のために湖を掘らせた
- 彼らは、プリンストンの戦いを再現した
- 彼女はプリンストンに住んでいる
- プリンス・オットー・フォン・ビスマルクまたは彼の業績の、あるいはそれらに関するさま
- 急行列車はプリンストンジャンクションには止まらない
- プリンストンワードネットの後でモデル化された機械で読まれる語彙データベースのどれか
- 彼はプリンストンで最優等で学位を得た
- プリンストン大学はNCAAの1-AAに属している
- プリンストンがフィールドに出ると、地元の群衆が喝采した
- カナダのニューブランズウィック、ノヴァスコシアおよびプリンスエドワード島の総称
- プリンスエドワードの州都で最大の都市
- アメリカ人革命主導者、教育者(スコットランド生まれ)で、独立宣言に署名し、プリンストン大学の前身の大学の学長になった(1723年−1794年)
- 1種:プリンスアルバートユー
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