天日槍とは? わかりやすく解説

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天日槍

読み方:アマノヒボコ(amanohiboko)

記紀神話上の新羅王子


あまのひぼこ 【天之日矛・天日槍】

アメノヒボコとも。新羅から日本帰化した神。新羅国の王だったといい、妻阿加留姫を罵ったところ妻は日本逃げたので、これを追って帰化したという。持参の玉・刀・鏡など八つの宝(八種神宝)は兵庫出石神社祀られた。阿加留姫命大阪姫島神社祀られたという。→ 出石神社

アメノヒボコ

(天日槍 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/18 22:55 UTC 版)

アメノヒボコは、記紀等に伝わる朝鮮半島の新羅からの新羅人または渡来神。


  1. ^ 滋賀県には、この伝承に関連して鏡神社が鎮座する(滋賀県蒲生郡竜王町鏡、北緯35度5分12.53秒 東経136度4分44.79秒 / 北緯35.0868139度 東経136.0791083度 / 35.0868139; 136.0791083 (鏡神社))。
  2. ^ 淡路島には、この伝承に関連して出石神社が鎮座する(兵庫県洲本市由良町由良、北緯34度16分3.39秒 東経134度57分0.91秒 / 北緯34.2676083度 東経134.9502528度 / 34.2676083; 134.9502528 (出石神社))。
  3. ^ 『古事記』では神功皇后を天之日矛の後裔と位置づけており、神功皇后の出自を示す目的で応神天皇記に渡来説話が記述される(『新編日本古典文学全集 1 古事記』小学館、2004年(ジャパンナレッジ版)、p. 275)。
  4. ^ 姫島には、この伝承に関連して比売語曽神社が鎮座する(大分県東国東郡姫島村、北緯33度44分14.43秒 東経131度40分50.07秒 / 北緯33.7373417度 東経131.6805750度 / 33.7373417; 131.6805750 (比売語曽神社))。
  1. ^ a b 『新編日本古典文学全集 2 日本書紀 (1)』小学館、2002年(ジャパンナレッジ版)、pp. 304-307。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l 神道・神社史料集成.
  3. ^ a b c d e f 天日槍(古代氏族) & 2010年.
  4. ^ a b 『新編日本古典文学全集 2 日本書紀 (1)』小学館、2002年(ジャパンナレッジ版)、pp. 332-335。
  5. ^ a b c d e f g h i 谷川健一 『日本の神々(岩波新書618)』岩波書店、1999年、pp. 180-186。
  6. ^ a b c 『新編日本古典文学全集 1 古事記』小学館、2004年(ジャパンナレッジ版)、pp. 275-278。
  7. ^ a b c d e f g h i 『新編日本古典文学全集 5 風土記』小学館、2003年(ジャパンナレッジ版)、pp. 124-127。
  8. ^ 『新編日本古典文学全集 5 風土記』小学館、2003年(ジャパンナレッジ版)、pp. 70-71。
  9. ^ a b 『新編日本古典文学全集 5 風土記』小学館、2003年(ジャパンナレッジ版)、p. 85。
  10. ^ a b 『新編日本古典文学全集 5 風土記』小学館、2003年(ジャパンナレッジ版)、pp. 86-87。
  11. ^ a b 『新編日本古典文学全集 5 風土記』小学館、2003年(ジャパンナレッジ版)、pp. 89-92。
  12. ^ a b 『新編日本古典文学全集 5 風土記』小学館、2003年(ジャパンナレッジ版)、pp. 98-99。
  13. ^ 『新編日本古典文学全集 5 風土記』小学館、2003年(ジャパンナレッジ版)、pp. 540-541。
  14. ^ 『新編日本古典文学全集 5 風土記』小学館、2003年(ジャパンナレッジ版)、p. 425。
  15. ^ a b c d e 上田正昭 & 2013年, pp. 227–240.
  16. ^ 出石神社(平凡社) & 1999年.
  17. ^ 出石神社(国史).
  18. ^ a b c d e 松前健 & 2007年, pp. 218–227.
  19. ^ a b 角川日本地名大辞典 & 1988年, pp. 1961–1962.
  20. ^ 但馬国(平凡社) & 1999年.
  21. ^ 兵庫県の歴史 & 2004年, pp. 54–58.
  22. ^ 都怒我阿羅斯等(古代氏族) & 2010年.
  23. ^ 伊豆志坐神社(式内社) & 1984年.
  24. ^ 中世諸国一宮制 & 2000年, pp. 406–408.
  25. ^ a b 出石町史 第1巻 & 1984年, pp. 136–156.
  26. ^ 上田篤・田中充子 「アメノヒボコが津居山を切った」『蹴裂伝説と国づくり』 鹿島出版会、2011年、pp. 184-203。


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