天方通興とは? わかりやすく解説

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天方通興

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/21 01:23 UTC 版)

 
天方 通興
時代 戦国時代
生誕 永正15年(1518年
死没 慶長元年(1596年
別名 四郎三郎、三河守、山城守(通称
主君 今川義元氏真石川数正徳川家康
氏族 天方氏
父母 父:天方通稙
兄弟 通興、通永、白幡通供、通秋
青山忠成室、通之、酒井重勝室、通綱
養子:通直
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天方 通興(あまがた みちおき)は、戦国時代の武将。通称四郎三郎三河守山城守[1][2]

略歴

天方通稙の子。今川氏に属し、今川氏真が没落した後に石川数正に就いて徳川家康に仕えた。

天正2年(1574年遠江国犬居城を攻める際、大久保忠世に属して案内者を務めた[2]

子に天方通綱がいる[2]。通綱は切腹の命を受けた家康の嫡子信康の検視役を命じられた。しかし、信康自刃に際し介錯を頼まれた服部正成がその任に堪えきれず、代わって通綱が信康の介錯をした。のちに信康介錯のことをはばかって高野山へ出奔した。通興は天方家の存続をはかるため、青山忠成の五男で外孫の通直を養子にした。

慶長元年(1596年)死去。享年79[2]法名夕雲。

参考文献

  • 『新訂寛政重修諸家譜 13』(続群書類従完成会 、1965年、318p)

脚注

  1. ^ 天方氏”. 2022年2月23日閲覧。
  2. ^ a b c d 続群書類従完成会 1965, p. 318.

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