芸術の後援者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/04 15:20 UTC 版)
ギネスは、これまで多数の慈善事業に関わってきた。 災害被災者の支援資金を集めることを目的とした、ナオミ・キャンベルによる「Naomi Campbell’s Fashion for Relief」のショーには、2回出演している。同様に、2008年4月には、自身の衣装の一部をオークションに出し、すべての売上を、家庭内暴力など国内外における女性の権利問題に取り組むイギリスの慈善団体ウーマンカインド・ワールドワイド (Womankind Worldwide) に寄附した。 ギネスは、2007年に自殺した友人イザベラ・ブロウの衣装すべてを、2010年6月に購入した。この衣装一式は、クリスティーズでオークションに掛かる運びとなっていたものを、その前にギネスがすべて買い取ったのである。この購入について、ギネスは「実際、いろいろな意味で、このオークションは単なる衣装の販売にはならないの。イッシーの遺したものを売ってしまうなら、死肉をあさるカラスたちが群がって、彼女のエッセンスは永遠に奪わてしまうわ。」と語ったとされる。その後、ギネスは、精神疾患の患者を支援する基金を創設して、この衣装をセントラル・セント・マーチンズで展示し、オンラインでも公開した。ギネスはまた、2012年にオークションをおこない、イザベラ・ブロウ財団 (the Isabella Blow Foundation) のために744,285ドルを集めた。2013年11月には、ロンドンのサマセット・ハウスで、「Isabella Blow: Fashion Galore」と題された公式展示が開催された。
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