芸術の会場として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/14 17:51 UTC 版)
1982年以来、メキシコシティ中心部を再生しようとする努力が払われた結果、ソカロは数多くの芸術・文化イベントの場となった。毎日即興のアステカの踊りが、太鼓に合わせて羽根の頭飾りとアンクレットをつけたダンサーによって踊られる。より大規模なイベントとしては、スペンサー・チュニックの野外撮影があり、このために18000人近くのメキシコ人が全裸になり、今までのバルセロナの記録を抜いた。またグレゴリー・コルベールのAshes and Snowのためのノマディック美術館が作られた。不思議なイベントとしてはソカロの中心部に一時的に作られる約3200平方メートルのアイススケートリンクがあり、2007年冬にメキシコシティの住人のために無償で提供された。その後何度もくり返して冬に作られている。 フェスティバル・デ・メヒコ (es:Festival de México) はソカロ一帯で開かれる年に一度の芸術祭で、2008年の第24回フェスティバルには20か国から254の催し物が演じられた。 ソカロではしばしばパレードが行われ、ポップシンガーやバンドのコンサートも開催される。 2021年にはエルナン・コルテスの率いるスペイン人とトラスカラ人の連合軍によるテノチティトランの征服から500周年を記念して、ソカロ内にテンプロ・マヨールのレプリカが作られ、記念式典が行われた。
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