テノチティトランとは? わかりやすく解説

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テノチティトラン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/23 07:37 UTC 版)

テノチティトラン(Tenochtitlan、古典ナワトル語英語版: Tenōchtitlan [tenoːtʃˈtitɬan])は、かつてのアステカ首都[1]。最盛期には人口は約30万人であったと伝えられる。テスココ湖の島上に建設された。現在のメキシコシティに相当する[2][3]。テノチティトランはナワトル語で「石のように硬いサボテン(ウチワサボテン)が群生しているところ」を意味する。


  1. ^ アンソニー・テイラー『世界の聖地バイブル : パワースポット&スピリチュアルスポットのガイド決定版』ガイアブックス、産調出版、124ページ、2011年、ISBN 978-4-88282-780-1
  2. ^ 井上たかひこ『水中考古学 クレオパトラ宮殿から元寇船、タイタニックまで』中央公論新社、2015年、126頁。ISBN 978-4-12-102344-5 
  3. ^ ダグラス・プレストン『猿神のロスト・シティ 地上最後の秘境に眠る謎の文明を探せ』NHK出版、2017年、265頁。ISBN 978-4-14-081716-2 


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テノチティトラン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 00:40 UTC 版)

メキシコシティ」の記事における「テノチティトラン」の解説

メキシコシティ原型は、アステカ王国首都であったテノチティトランである。アステカ人やって来るまで、現在のメキシコシティテスココ湖広がるのみであった13世紀末にメキシコ盆地にやってきたアステカ人は、ウィツィロポチトリ神託従いテスココ湖湖上干拓行い1325年に島を作り上げるとそこに都を築いたアステカ帝国拡大に伴いテノチティトランも巨大になり、最盛期には人口20万人から30万人数えた都市から対岸には何本かの土手道築かれ中央部にはピラミッド築かれ壮麗な都市となったテスココ湖塩分含んでいたが、南東部コヨアカンには湧水があったため南東部汽水域となっていた。そこで南北土手道湖水遮断することで東部淡水域化し、テノチティトラン周辺農業用水とした。また、飲料水西部チャプルテペクの丘より石造り水道橋供給された。15世紀以降テスココ湖その周辺では沼地表面の厚い水草層を切り取り敷物のように積み重ねてつくった浮島の上湖底の泥を盛り上げて作ったチナンパ呼ばれる農地多く作られた。この農法肥沃な泥と豊富な得られることから非常に収量高くアステカ国力支え重要な要素となった

※この「テノチティトラン」の解説は、「メキシコシティ」の解説の一部です。
「テノチティトラン」を含む「メキシコシティ」の記事については、「メキシコシティ」の概要を参照ください。

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