即位の経緯とは? わかりやすく解説

即位の経緯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/20 23:59 UTC 版)

クィトラワク」の記事における「即位の経緯」の解説

1519年エルナン・コルテス率いスペイン人トラスカラ人の連合軍テノチティトランの町にはいると、時の国王モクテスマ2世コルテスもてなし、父のアシャヤカトル宮殿に住まわせた。しかしスペイン人モクテスマ2世捕らえたモクテスマ2世屈辱糊塗するために自分意志コルテスのもとに留まっていかのようにふるまったかくしてテノチティトランモクテスマ2世コルテス二重統治状態になったが、キューバ総督ディエゴ・ベラスケスコルテス逮捕するためにパンフィロ・デ・ナルバエスメキシコ送り込んでくる事件起きコルテスナルバエス対処するために1520年4月ベラクルス出征したこの間コルテス留守をあずかるペドロ・デ・アルバラードウィツィロポチトリ祭り行おうとしているアステカ人虐殺する事件発生し怒ったアステカ兵士アシャヤカトル宮殿攻撃したが、ナルバエス勝利したコルテス戻ってきて反撃したテノチティトラン統治階級スペイン人協力的なモクテスマ2世かわって王の弟に当たるクィトラワクを王に選んだその後の戦いモクテスマ2世殺されたが、アステカ人殺されたのかスペイン人殺されたのかは文献によって異なる。 6月30日テノチティトランでの権力失ったコルテスらは夜にまぎれてテノチティトランから脱出しようとしたが、露見し攻撃され大きな打撃受けた悲しき夜)。 コルテスらはトラスカラ王国戻ってスペイン人トラスカラ人の連合軍再結成し、数ヶ月後にテノチティトラン再攻撃したが、クィトラワクはその前後スペイン人から持ち込まれ天然痘倒れた。『チマルパイン文書』によると、在位期間80日に満たなかった。

※この「即位の経緯」の解説は、「クィトラワク」の解説の一部です。
「即位の経緯」を含む「クィトラワク」の記事については、「クィトラワク」の概要を参照ください。

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