裏送り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/14 02:12 UTC 版)
裏送り(うらおくり)とは、放送のネットワークを通じての番組配信(ネット番組)において、キー局が自局で放送しているものとは別の番組・番組素材を系列ローカル局に送ること[1]。または、その番組・番組素材自体。
注釈
- ^ 例として、2021年10月25日 - 28日は第49回衆議院議員総選挙で関東地方のみ政見放送を編成した時間帯があったことに伴い、『NHKニュースおはよう日本』の一部時間帯、『NHK地域局発』の全て、『ニュース シブ5時』の17:05 - 17:45の間は関東地方のみ放送なしの裏送り放送となった。厳密にはNHK大阪放送局制作のため裏送りではないが(大阪では放送されたため)、『列島ニュース』も同様に当該期間、関東地方のみ放送しなかった。
- ^ 同枠の前座番組『サンデーLIVE!!』は、8:00に飛び降り。詳細は同該項目を参照。
- ^ これは、前者は『第89回大会』の試合日程の関係上8:30枠の差し替えが発生せず、後者は『第102回大会』が新型コロナウイルス感染症の流行の拡大による影響で、同年5月20日に中止が決まり、『第92回選抜大会』出場予定校を招待して開催された『交流試合』の中継も、試合日程の関係上差し替えが発生しなかったことによるもの。
- ^ 実際には「きょうの"気になる"60秒」のコーナーもCBCテレビからの裏送りで放送されるため、同コーナーをネットする一部地域では15:50まで裏送りで放送される。
- ^ 回線運用の都合によっては、TBSテレビを経由してネット局に配信される場合がある。
- ^ 中国放送では、1日目または2日目が5月3日開催の場合、『ひろしまフラワーフェスティバル・花の総合パレード』を放送するために『ひるおび・午後』が13:55からの録画時差ネットとなる関係で放送休止となる。
- ^ 特殊な例としては、2024年7月7日は、「BSフジLIVE プロ野球2024」とのコラボ企画で、「ヤクルトvs.巨人」(神宮球場)の実況音声をBSフジの副音声で流す企画を行ったが、ニッポン放送では、東京都知事選挙開票速報番組放送のため、19:50 - 20:34まで一時中断となり、その間はBSフジへの実質裏送りとなった例がある。
- ^ 日曜日については、主催およびビジター球団の地元局以外でのネットが皆無となるが、文化放送が試合中のスタジオからのコーナーを裏送りして、一応のNRNナイターの体裁を取ることがある。
- ^ ただし、ヤクルト主催試合はJRNネットで中継を行えないため、該当日は別の試合を中継するか、クロスネット局はNRNネットに切り替えて中継する。
- ^ TBSラジオの制作縮小にともない、DeNA主催以外の関東地区からの中継はニッポン放送・文化放送が非NRN扱いで担当する(ヤクルト主催はSTVラジオが放送できない場合のみ中継可能となるHBCラジオ向けの技術協力を担当)。巨人主催は原則としてRFラジオ日本が担当するが、土・日曜ナイターの局間ネット時はニッポン放送が担当する。
- ^ RKBラジオ・KBCラジオ向けは、資本関係の都合もあり、土・日曜デーゲームでも時折ナイターに準じたネットワークとすることがある。
- ^ 2017年シーズンまではSBSラジオが、静岡県内の球場(浜松球場・草薙球場)での開催試合を中継する場合のみ自社制作を行い、JRN/NRN両方に配信することがあったが、2018年シーズンからすべてNRNナイターを編成するようになり、さらに2019年から火曜日は土・日曜同様静岡県での開催時のみの制作・放送となったため、この例に該当するのは開催球団の地元がクロスネット局、あるいは2局以上の地域の場合(2021年に草薙で開催の日本ハム主催土曜ナイターを、名目上NRN全国ネット扱いの山口放送向けとHBCラジオ・ニッポン放送向けに二重制作し、自社では山口放送向けを放送する例など)のみとなった。
- ^ 東海テレビまたはCBCテレビはJ SPORTS向けにも実況を別制作するほか、対広島戦は、さらに広島県側の系列局が自社スタジオからのオフチューブで実況を別制作して『Veryカープ! RCCカープナイター(RCCカープデーゲーム中継)』(中国放送制作・CBCテレビ制作協力)、『TSS全力応援! Carp中継』(テレビ新広島制作・TSSプロダクション制作協力。映像配信元の東海テレビはノンクレジット扱い)として放送することが多い。
出典
- ^ a b c 日テレ広告ガイド テレビ営業用語集 ア行 日本テレビ放送網
- ^ 業界用語辞典 「裏受け」 TMS東京映画映像学校
- ^ 業界用語辞典 「裏送り」 TMS東京映画映像学校
- ^ 日本民間放送連盟編 編『放送ハンドブック:文化をになう民放の業務知識』(第4刷 p350-351)東洋経済新報社、1992年3月16日(原著1991年5月23日)。ISBN 4492760857。
- ^ “「複雑怪奇」ラジオのプロ野球中継に潜入 委託か局間かNRNか”. 日刊スポーツ (2021年6月16日). 2022年5月13日閲覧。
- ^ 同日の読売新聞岡山版テレビ・ラジオ欄、中国新聞テレビ・ラジオ欄
裏送り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 15:45 UTC 版)
J SPORTS STADIUM(オリックス・バファローズ主管試合。関西テレビ・朝日放送テレビと交代で製作協力して、TVOからもスポーツアナウンサー若干名を派遣していた。)
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裏送り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 07:22 UTC 版)
ニッポン放送での放送時間から外れる関東主場のWIN5対象レース、および日曜最終レースはMBSラジオに裏送りされている(ニッポン放送での放送が休止になる日曜日も同様)。MBSのスタッフが関東の競馬場に出張する日は裏送りをしない。 2012年3月25日までは、STVラジオ(最終レースのみ。ただし函館・札幌開催時を除く)でも行っていた。
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