サッカーチリ代表
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/12 20:00 UTC 版)
      
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|---|---|---|---|---|
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| 国または地域 |   | 
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| 協会 | チリサッカー連盟 | |||
| FIFAコード | CHI | |||
| 愛称 | La Roja (The Red One) | |||
| 監督 |   | 
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| 最多出場選手 | アレクシス・サンチェス(167試合) | |||
| 最多得点選手 | アレクシス・サンチェス(50得点) | |||
| ホームスタジアム | エスタディオ・ナシオナル・デ・チリ | |||
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| 初の国際試合 | ||||
|   (ブエノスアイレス, 1910年5月27日)  | 
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| 最大差勝利試合 | ||||
|   (サンティアゴ, 1979年8月29日) (ビニャ・デル・マール, 1997年1月4日) (サンタクララ, 2016年11月16日)  | 
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| 最大差敗戦試合 | ||||
|   (リオデジャネイロ, 1959年9月17日)  | 
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| FIFAワールドカップ | ||||
| 出場回数 | 9回(初出場は1930) | |||
| 最高成績 | 3位 (1962) | |||
| コパ・アメリカ | ||||
| 出場回数 | 40回 | |||
| 最高成績 | 優勝 (2015, 2016) | |||
| FIFAコンフェデレーションズカップ | ||||
| 出場回数 | 1回 | |||
| 最高成績 | 準優勝 (2017) | |||
サッカーチリ代表(サッカーチリだいひょう、西: Selección nacional de fútbol de Chile)は、チリサッカー連盟(FFC)によって構成される、チリのサッカーのナショナルチームである。ホームスタジアムは、首都サンティアゴにあるエスタディオ・ナシオナル・デ・チリ。
歴史
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       この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 (2016年6月)
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チリサッカー協会の設立は1895年で、アルゼンチンに次いで南米で2番目の歴史を誇る。FIFAワールドカップ第1回大会の出場国のひとつであり、自国開催だった1962年大会での3位入賞がFIFAワールドカップにおける最高成績。1998年フランス大会では1勝もする事なくグループリーグを突破し、ベスト16に入った。
2010年南アフリカ大会では決勝トーナメント1回戦でブラジルに敗れた。2014年ブラジル大会では前回優勝のスペインに勝利してグループステージを2位通過し、決勝トーナメント1回戦で再びブラジルと対戦したものの延長引き分けPK戦の末、大会から姿を消した。
コパ・アメリカでは通算勝点で下回るペルー、コロンビア、ボリビアに優勝の先を越されていたが、地元開催となった2015年大会で初優勝を果たす。翌2016年のセンテナリオでも優勝し大会連覇を達成した。南アメリカ代表としてFIFAコンフェデレーションズカップ2017に出場し準優勝を果たす。
しかし、直近の3大会はFIFAワールドカップ・南米予選の敗退が続いており、FIFAワールドカップ2018年大会南米予選では2017年10月5日開催の第17節の時点でチリは本大会出場圏内の3位につけ、第17節時点で2位のウルグアイ、第17節時点で4位のコロンビア、第17節時点で5位のペルー、第17節時点で6位のアルゼンチン、第17節時点で7位のパラグアイと本大会出場を争う混戦となっていた。しかし、全試合が同時刻キックオフとなった同年10月10日開催の最終節でチリはすでに本大会出場を決めていたブラジルに敗れ、アルゼンチンは予選敗退が決まっていたエクアドルにも勝利して予選3位で本大会出場を決め、ペルーはコロンビアと引き分けた。この結果、チリはペルーと同点の勝ち数となり、かつ得失点差で6位に転落して敗退した[1]。
FIFAワールドカップ2022年大会南米予選でも第17節時点で7位につけ、第17節時点で5位のペルー、第17節時点で6位のコロンビアの結果次第で大陸間プレーオフ進出への道が残されていたが、全試合が同時刻キックオフとなった2022年3月29日開催の最終節でペルーとコロンビアが勝利したため、2大会連続で予選敗退となった[2]。2022年5月26日、マルセロ・ビエルサ監督時代にアシスタントコーチを務めていたエドゥアルド・ベリッソが監督に就任した。
FIFAワールドカップ2026年大会南米予選では第5節時点で1勝2敗2引き分けと苦戦が続き、2023年11月17日にベリッソは監督を辞任し、第6節のパラグアイとのホームゲームではニコラス・コルドバが暫定的に指揮を執ることになった[3]。2024年1月24日にペルーを2018 FIFAワールドカップ出場に導いたリカルド・ガレカが監督に就任。その後も第6節から第10節まで5連敗を喫するなど大陸間プレーオフ圏外から脱出できず、最下位のまま迎えた2025年6月10日開催の第16節でチリは第15節時点で8位のボリビアに敗れたため、残り2試合を残し、3大会連続で予選敗退となった[4]。
成績
FIFAワールドカップ
| 開催国 / 年 | 成績 | 試 | 勝 | 分 | 負 | 得 | 失 | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| グループリーグ敗退 | 3 | 2 | 0 | 1 | 5 | 3 | |
| 予選敗退 | |||||||
| グループリーグ敗退 | 3 | 1 | 0 | 2 | 5 | 6 | |
| 予選敗退 | |||||||
| 3位 | 6 | 4 | 0 | 2 | 10 | 8 | |
| グループリーグ敗退 | 3 | 0 | 1 | 2 | 2 | 5 | |
| 予選敗退 | |||||||
| グループリーグ敗退 | 3 | 0 | 2 | 1 | 1 | 2 | |
| 予選敗退 | |||||||
| グループリーグ敗退 | 3 | 0 | 0 | 3 | 3 | 8 | |
| 予選敗退 | |||||||
| ロハス事件による予選参加権剥奪 | |||||||
| ベスト16 | 4 | 0 | 3 | 1 | 5 | 8 | |
| 予選敗退 | |||||||
| ベスト16 | 4 | 2 | 0 | 2 | 3 | 5 | |
| 4 | 2 | 1 | 1 | 6 | 4 | ||
| 予選敗退 | |||||||
| 合計 | 出場9回 | 33 | 11 | 7 | 15 | 40 | 49 | 
コパ・アメリカ
- 赤枠は自国開催
 
| 南米選手権 / コパ・アメリカ | ||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 年 | 順位 | 年 | 順位 | 年 | 順位 | 年 | 順位 | |||
| 1916 | 4位 | 1939 | 4位 | 1967 | 3位 | 2011 | 準々決勝敗退 | |||
| 1917 | 1941 | 3位 | 1975 | GL敗退 | 2015 | 優勝 | ||||
| 1919 | 1942 | 6位 | 1979 | 準優勝 | 2016 | |||||
| 1920 | 1945 | 3位 | 1983 | GL敗退 | 2019 | 4位 | ||||
| 1921 | 途中棄権 | 1946 | 5位 | 1987 | 準優勝 | 2021 | 準々決勝敗退 | |||
| 1922 | 5位 | 1947 | 4位 | 1989 | GL敗退 | |||||
| 1923 | 途中棄権 | 1949 | 5位 | 1991 | 3位 | |||||
| 1924 | 4位 | 1953 | 4位 | 1993 | GL敗退 | |||||
| 1925 | 途中棄権 | 1955 | 準優勝 | 1995 | ||||||
| 1926 | 3位 | 1956 | 1997 | |||||||
| 1927 | 途中棄権 | 1957 | 6位 | 1999 | 4位 | |||||
| 1929 | 1959 | 5位 | 2001 | 準々決勝敗退 | ||||||
| 1935 | 4位 | 1959 | 途中棄権 | 2004 | GL敗退 | |||||
| 1937 | 5位 | 1963 | 2007 | 準々決勝敗退 | ||||||
FIFAコンフェデレーションズカップ
- 2017 - 準優勝
 
パンアメリカン競技大会
歴代記録
出場数ランキング
| 順位 | 名前 | 出場 | 得点 | 期間 | 
|---|---|---|---|---|
| 1 | アレクシス・サンチェス | 167 | 50 | 2006- | 
| 2 | ガリー・メデル | 161 | 7 | 2007- | 
| 3 | クラウディオ・ブラーボ | 150 | 0 | 2004-2024 | 
| 4 | アルトゥーロ・ビダル | 147 | 34 | 2007- | 
| 5 | マウリシオ・イスラ | 144 | 5 | 2007- | 
| 6 | エドゥアルド・バルガス | 120 | 45 | 2009- | 
| 7 | ゴンサロ・ハラ | 115 | 3 | 2006-2019 | 
| 8 | ジャン・ボーセジュール | 109 | 6 | 2004-2020 | 
| 9 | チャルレス・アランギス | 103 | 7 | 2009- | 
| 10 | レオネル・サンチェス | 85 | 24 | 1955-1968 | 
得点数ランキング
| 順位 | 名前 | 得点 | 出場 | 期間 | 
|---|---|---|---|---|
| 1 | アレクシス・サンチェス | 50 | 167 | 2006- | 
| 2 | エドゥアルド・バルガス | 45 | 120 | 2009- | 
| 3 | マルセロ・サラス | 37 | 70 | 1994-2007 | 
| 4 | イバン・サモラーノ | 34 | 69 | 1987-2001 | 
| アルトゥーロ・ビダル | 147 | 2007- | ||
| 6 | カルロス・カセリー | 29 | 49 | 1969-1985 | 
| 7 | レオネル・サンチェス | 24 | 85 | 1955-1968 | 
| 8 | ホルヘ・アラベナ | 22 | 37 | 1983-1989 | 
| 9 | ウンベルト・スアソ | 21 | 60 | 2005-2013 | 
| 10 | フアン・カルロス・レテリエル | 18 | 57 | 1979-1989 | 
歴代監督
 ハビエル・アスカルゴルタ 1995-1996
 ネルソン・アコスタ 1993, 1996-2000, 2005-2007
 ペドロ・ガルシア 2001
 ホルヘ・ガルセス 2001
 フベナル・オルモス 2003-2005
 マルセロ・ビエルサ 2007-2011
 クラウディオ・ボルギ 2011-2012
 ホルヘ・サンパオリ 2012-2016
 フアン・アントニオ・ピッツィ 2016-2017
 レイナルド・ルエダ 2018-2020
 マルティン・ラサルテ 2021-2022
 エドゥアルド・ベリッソ 2022-
歴代選手
W杯の大会メンバー
- FIFAワールドカップ 
    
- 1930 FIFAワールドカップ参加チーム
 - 1950 FIFAワールドカップ参加チーム
 - 1962 FIFAワールドカップ参加チーム
 - 1966 FIFAワールドカップ参加チーム
 - 1974 FIFAワールドカップ参加チーム
 - 1982 FIFAワールドカップ参加チーム
 - 1998 FIFAワールドカップ参加チーム
 - 2010 FIFAワールドカップ参加チーム
 - 2014 FIFAワールドカップ参加チーム
 
 
主な代表選手
 
       
 
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  | 
     
 
       
 
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脚注
- ^ アルゼンチンが逆転突破、ウルグアイらも本戦へ…チリは敗退/W杯南米予選サッカーキング 2017年10月11日
 - ^ 南米予選5位はペルーに決定!! “アジア5位”と対戦する大陸間プレーオフへゲキサカ 2022年3月30日
 - ^ “チリ代表、ベリッソ監督が辞任…昨年5月就任もW杯南米予選で8位に低迷…”. 超WORLDサッカー! (2023年11月17日). 2025年6月12日閲覧。
 - ^ “エクアドル、ブラジルの突破が決定! チリは3大会連続で出場逃す/W杯南米予選”. サッカーキング (2025年6月11日). 2025年6月11日閲覧。
 
関連項目
- チリのサッカー
 - U-23サッカーチリ代表
 
外部リンク
- サッカーチリ代表のページへのリンク
 









