サッカーチュニジア代表とは? わかりやすく解説

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サッカーチュニジア代表

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/01/21 10:26 UTC 版)

サッカーチュニジア代表
国または地域 チュニジア
協会 チュニジアサッカー連盟
FIFAコード TUN
愛称 نسور قرطاج
(カルタゴの鷲)
監督 サブリ・ラムシ
キャプテン フェルジャニ・サシ
最多出場選手 ラディ・ジャイディ(105試合)
最多得点選手 イサム・ジェマー英語版(36得点)
ホームスタジアム スタッド・オリンピック・ドゥ・ラデ
ホームカラー
アウェイカラー
サードカラー
初の国際試合 1957年6月2日リビア
2-1
最大差勝利試合 2005年3月26日マラウイ
7-0
2015年6月12日ジブチ
8-1
最大差敗戦試合 1960年7月24日ハンガリー
1-10
FIFAワールドカップ
出場回数 6回(初出場は1978
最高成績 グループリーグ敗退 (1978, 1998, 2002, 2006, 2018, 2022)
アフリカネイションズカップ
出場回数 22回
最高成績 優勝 (2004)
FIFAアラブカップ
出場回数 4回
最高成績 優勝 (1963)

サッカーチュニジア代表(サッカーチュニジアだいひょう、アラビア語: منتخب تونس لكرة القدم、フランス語: Équipe de Tunisie de football)は、チュニジアサッカー連盟(FTF)によって構成される、チュニジアサッカーナショナルチームである。ホームスタジアムは、ラデスにあるスタッド・オリンピック・ドゥ・ラデ

歴史

2000年代

2004年、自国開催したアフリカネイションズカップの決勝戦でモロッコを2-1で破り、アフリカ選手権初優勝を果たした[1]アフリカ王者として出場した翌年のFIFAコンフェデレーションズカップでは、最終戦でオセアニア代表のオーストラリアに勝利して大会を終えた[2]

FIFAワールドカップには1998年フランス大会2002年日韓大会2006年ドイツ大会と予選を通過したが、いずれも勝ち点1でグループリーグ敗退となった。グループ首位のみが本大会出場となる2010年南アフリカ大会最終予選では、最終節前時点で首位のチュニジアが勝ち点11、2位ナイジェリアが9とやや有利な状況であった。しかし、チュニジアは予選敗退が確定しているモザンビークに0-1と惜敗し[3]、一方のナイジェリアはケニアに3-2で勝利[4][5]。土壇場で4大会連続のW杯を逃した(ナイジェリア勝ち点12、チュニジア同11)。

2010年代

2018年W杯

2017年11月11日、2018年ロシアW杯アフリカ3次予選の最終戦でリビアと引き分けたことでグループAの首位が確定。3大会ぶりとなるW杯本大会への出場権を獲得した[6]本大会ではグループGに入ったが、イングランドベルギーに連敗し、最終戦を残してグループリーグ敗退が決定した[7]。初出場した1978年アルゼンチン大会メキシコに3-1で勝利して以降、白星から遠ざかっていたが、最終節のパナマ戦に2-1で勝ち、40年ぶりの勝利を挙げた[8]

2019年アフリカ選手権

エジプトで開催された2019年のアフリカネイションズカップでは、グループリーグ3試合を全て引き分けた上、ラウンドオブ16でガーナPK戦で降し、1勝もすることなくベスト8に進んだ[9]。準々決勝でマダガスカルに3-0と大会初勝利を挙げて[10]、優勝した2004年大会以来、8大会ぶりにベスト4入りした。

2020年代

2022年W杯

2022年、アフリカ3次予選マリに2試合合計1-0で勝利し、2大会連続のワールドカップの出場権を獲得した[11]本大会ではグループDに入り、初戦のデンマーク戦は押し込む時間は作りながらも、作った決定機はカスパー・シュマイケルの好セーブに阻まれその後もネットを揺らす場面はあったが、それはオフサイドで最後までゴールを奪えずに0-0の引き分け[12]、2戦目のオーストラリア戦は開始から相手の積極的な姿勢で自陣に押し込まれる時間が続く中、23分にミッチェル・デュークにヘディングシュートを決められ、1点ビハインドで前半を終える。後半に入るとゲームを支配する間が長くなり、相手がリスクを負って前に出てくるも中盤の守備網が粘り強さを見せ、相手を相手陣内に抑え込んだ。だが、最後まで相手のディフェンス陣に決定機を抑え込まれ、そのまま0-1で敗れた[13]

2試合を終えて勝点1のまま迎えた3戦目は前回大会優勝のフランスと対戦。開始から積極的なプレッシャーで主導権を握り続け、57分にワフビ・ハズリが先制ゴールを奪う。その後は度重なるピンチを抑え込み1-0の歴史的大金星を挙げた。ところが、同時刻に行われていたオーストラリア対デンマークの試合でオーストラリアが勝利したため、勝点で抜かれて3位でのグループリーグ敗退が決定した[14]

2024年アフリカ選手権

優勝候補の一角として臨んだ2024年1月のアフリカネイションズカップでは、初戦で大きく格下であるナミビアに試合終盤の失点で敗れ[15]、2戦目はマリとドローに終わった[16]南アフリカとの最終戦は最後まで得点を奪えず0-0に終わり、2分1敗でまさかの1次リーグ敗退となった[17]

2026年W杯

2026年北中米W杯アフリカ予選では、10試合で9勝1分、22得点・無失点[18]と圧倒的な強さで3大会連続の出場権を手にした[19]

成績

FIFAワールドカップ

開催年 結果 試合 勝利 引分 敗戦 得点 失点
1930 不参加
1934
1938
1950
1954
1958
1962 予選敗退
1966 棄権
1970 予選敗退
1974
1978 グループリーグ敗退 3 1 1 1 3 2
1982 予選敗退
1986
1990
1994
1998 グループリーグ敗退 3 0 1 2 1 4
2002 3 0 1 2 1 5
2006 3 0 1 2 3 6
2010 予選敗退
2014
2018 グループリーグ敗退 3 1 0 2 5 8
2022 3 1 1 1 1 1
合計 6/22 18 3 5 10 14 26

FIFAコンフェデレーションズカップ

開催年 結果 試合 勝利 引分 敗戦 得点 失点
1992 不出場
1995
1997
1999
2001
2003
2005 グループリーグ敗退 3 1 0 2 3 5
2009 不出場
2013
2017
合計 1/10 3 1 0 2 3 5

アフリカネイションズカップ

開催年 結果 試合 勝利 引分 敗戦 得点 失点
1957 不参加
1959
1962 3位 2 1 0 1 5 4
1963 グループリーグ敗退 2 0 1 1 3 5
1965 準優勝 3 1 1 1 6 3
1968 予選敗退
1970 不参加
1972
1974
1976 予選敗退
1978 4位 5 1 2 2 4 5
1980 棄権
1982 グループリーグ敗退 3 0 1 2 1 4
1984 予選敗退
1986
1988
1990
1992
1994 グループリーグ敗退 2 0 1 1 1 3
1996 準優勝 6 2 2 2 10 9
1998 ベスト8 4 2 1 1 6 5
2000 4位 6 2 2 2 6 9
2002 グループリーグ敗退 3 0 2 1 0 1
2004 優勝 6 4 2 0 10 4
2006 ベスト8 4 2 1 1 7 5
2008 4 1 2 1 7 6
2010 グループリーグ敗退 3 0 3 0 3 3
2012 ベスト8 4 2 0 2 5 5
2013 グループリーグ敗退 3 1 1 1 2 4
2015 ベスト8 4 1 2 1 5 5
2017 4 2 0 2 6 7
2019 4位 7 1 4 2 6 5
2021 ベスト8 5 2 0 3 5 3
2023 グループリーグ敗退 3 0 2 1 1 2
2025 ベスト16 4 1 2 1 7 6
2027
2028
合計 22/35 87 26 32 29 106 103

FIFAアラブカップ

開催年 結果 試合 勝利 引分 敗戦 得点 失点
1963 優勝 4 4 0 0 11 1
1988 グループリーグ敗退 4 0 3 1 3 4
2021 準優勝 6 4 0 2 9 6
2025 グループリーグ敗退 3 1 1 1 5 3
合計 4/11 17 9 4 4 28 14

歴代監督

歴代選手

GK

DF

MF

FW

脚注

  1. ^ Tunisia 2-1 Morocco (14 Feb, 2004) Final Score - ESPN (UK)” (英語). ESPN. 2025年12月13日閲覧。
  2. ^ Australia 0-2 Tunisia (21 Jun, 2005) Final Score - ESPN (UK)” (英語). ESPN. 2025年12月13日閲覧。
  3. ^ Mozambique 1-0 Tunisia (14 Nov, 2009) Final Score - ESPN (UK)” (英語). ESPN. 2025年12月18日閲覧。
  4. ^ “Obafemi Martins the hero as Nigeria beat Kenya to qualify for World Cup” (英語). The Guardian. (2009年11月14日). ISSN 0261-3077. https://www.theguardian.com/football/2009/nov/14/nigeria-qualify-world-cup-kenya-tunisia 2025年12月18日閲覧。 
  5. ^ Nigeria beats Kenya 3-2 to reach World Cup finals” (英語). www.foxsports.com. 2025年12月18日閲覧。
  6. ^ チュニジア、DRコンゴ振り切り3大会ぶりW杯出場決定”. フットボールチャンネル. 2025年12月13日閲覧。
  7. ^ チュニジア、40年ぶり勝利で有終の美”. スポーツ報知 (2018年6月29日). 2025年12月13日閲覧。
  8. ^ Co.,Ltd, livedoor (2018年6月29日). “チュニジアが今大会初勝利…初出場パナマは先制に成功も3戦全敗”. サッカーキング. 2025年12月13日閲覧。
  9. ^ サッカー、8強にチュニジアなど/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online (2025年12月18日). 2025年12月18日閲覧。
  10. ^ サッカー、チュニジアなど準決勝/アフリカ選手権”. 四国新聞社. 2025年12月18日閲覧。
  11. ^ Co.,Ltd, livedoor (2022年3月30日). “ハリル率いるモロッコ、カメルーン、チュニジアがW杯へ 出場5カ国決定/アフリカ最終予選”. サッカーキング. 2025年12月13日閲覧。
  12. ^ デンマーク、無得点でドロースタート。今大会初のスコアレス、初の決勝T狙うチュニジアが初戦で勝ち点1を確保”. Goal.com (2022年11月23日). 2022年12月3日閲覧。
  13. ^ J2岡山FWデュークがオーストラリアを救う決勝弾!カタールW杯初勝利、決勝T進出へ望みつなぐ”. Goal.com (2022年11月26日). 2022年12月3日閲覧。
  14. ^ 大一番制したオーストラリアが4大会ぶり2度目の決勝T進出!フランスは敗れるも首位通過に”. Goal.com (2022年12月1日). 2022年12月3日閲覧。
  15. ^ チュニジアがナミビアに敗れる波乱、アフリカ選手権E組 / サッカー - TSP SPORTS”. www.tsp21.com. 2025年12月13日閲覧。
  16. ^ チュニジア 2戦連続勝てずに敗退の危機、因縁のマリと引き分け / サッカー - TSP SPORTS”. www.tsp21.com. 2025年12月13日閲覧。
  17. ^ チュニジア代表 アフリカ選手権2023コートジボワール大会 / サッカー - TSP SPORTS”. www.tsp21.com. 2025年12月13日閲覧。
  18. ^ 運動部, 時事通信 (2025年12月6日). “愛称「カルタゴのワシ」 予選は22得点、無失点―W杯サッカー・チュニジア:時事ドットコム”. 時事ドットコム. 2025年12月13日閲覧。
  19. ^ ゲキサカ編集部 (2025年9月9日). “チュニジアが2試合を残してW杯出場決定! アフリカ勢では2か国目”. ゲキサカ. 2025年12月13日閲覧。

関連項目

外部リンク




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