サッカーコートジボワール代表とは? わかりやすく解説

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サッカーコートジボワール代表

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/10 09:39 UTC 版)

サッカーコートジボワール代表
国または地域 コートジボワール
協会 コートジボワールサッカー連盟英語版
FIFAコード CIV
愛称 Les Éléphants
監督 エメルス・ファエ
キャプテン セルジュ・オーリエ
最多出場選手 ディディエ・ゾコラ(123試合)
最多得点選手 ディディエ・ドログバ(65得点)
ホームスタジアム スタッド・フェリックス・ウフェ=ボワニ
ホームカラー
アウェイカラー
初の国際試合 1960年4月13日ベナン
3-2
最大差勝利試合 2001年7月1日マダガスカル
6-0
最大差敗戦試合 2017年6月4日オランダ
0-5
FIFAワールドカップ
出場回数 3回(初出場は2006
最高成績 グループリーグ敗退 (2006, 2010, 2014)
アフリカネイションズカップ
出場回数 24回
最高成績 優勝 (1992, 2015, 2023)

サッカーコートジボワール代表(サッカーコートジボワールだいひょう、: Équipe de Côte d'Ivoire de football)は、コートジボワールサッカー連盟英語版によって構成される、コートジボワールサッカーナショナルチームである。ホームスタジアムは、旧首都アビジャンにあるスタッド・フェリックス・ウフェ=ボワニ

愛称はフランス語で象を意味する「Les Éléphants」であるが、報道では英語読みの「エレファンツ(elephants)」も使用されている[1]

アフリカ地域においてはカメルーンナイジェリアガーナなどと同様に強豪国として知られる。

歴史

2度目の優勝を果たしたアフリカネイションズカップ2015の表彰式にて。

アフリカネイションズカップ1992年大会では、ガーナPK戦の末に11-10で破り初優勝を果たす。2006 FIFAワールドカップのアフリカ予選では、カメルーンを抑えて本大会初出場を果たした。そして本大会ではアルゼンチンオランダには敗れてグループリーグ敗退であったが、セルビア・モンテネグロには3-2で初勝利を記録した。

2010 FIFAワールドカップでは、初戦でポルトガルに0-0と引き分け、第2戦のブラジル戦は1-3で敗れた。最終戦の北朝鮮戦は3-0で勝利するものの、1勝1分1敗の3位でグループリーグ敗退となった。2014 FIFAワールドカップでは初戦で日本戦に2-1で勝利したものの、第2戦のコロンビア戦には1-2で敗れた。勝てばグループリーグ突破となる最終戦のギリシャ戦(日本は最終戦で勝利しなかったため、厳密には引き分け以上)では終了間際にPKを決められてしまい、1-2で敗戦となった。結果は1勝2敗の3位でグループリーグ突破目前の所で逃す事になった。

アフリカネイションズカップ2015年大会では、前回優勝した1992年と同じくガーナ戦をPK戦の末9-8で破り2度目の優勝を果たした。2018 FIFAワールドカップではアフリカ3次予選で敗退となり、4大会連続のワールドカップ出場はならなかった。2022 FIFAワールドカップではアフリカ2次予選で敗退した。

自国開催となったアフリカネイションズカップ2023では、グループAに入った。しかし、赤道ギニア・ナイジェリアの後塵を排し3位に終わったが、3位チームの上位4チーム目に入り、決勝トーナメント進出を決めた。1回戦では前回王者セネガルにPK戦の末勝利すると、準々決勝ではマリに延長戦で勝利、準決勝でもコンゴ民主共和国を下して決勝進出を果たした。決勝ではナイジェリアとの再戦となり、セバスティアン・ハラーが決勝ゴールを決めてグループステージでのリベンジを果たし、大会3度目の優勝を果たした[2]

成績

FIFAワールドカップ

開催国 / 年 成績
1930 不参加
1934
1938
1950
1954
1958
1962
1966
1970
1974 予選敗退
1978
1982 不参加
1986 予選敗退
1990
1994
1998
2002
2006 グループリーグ敗退 3 1 0 2 5 6
2010 3 1 1 1 4 3
2014 3 1 0 2 4 5
2018 予選敗退
2022
合計 出場3回 9 3 1 5 13 14

アフリカネイションズカップ

開催国 / 年 成績
1957 不参加
1959
1962
1963
1965 3位 3 2 0 1 5 4
1968 5 3 1 1 9 6
1970 4位 5 2 1 2 11 9
1972 予選敗退
1974 グループリーグ敗退 7 3 0 2 2 5
1976 予選敗退
1978 失格
1980 グループリーグ敗退 3 0 2 1 2 3
1982 不参加
1984 グループリーグ敗退 3 1 0 2 4 4
1986 3位 5 3 0 2 7 5
1988 グループリーグ敗退 3 0 3 0 2 2
1990 3 1 0 2 7 5
1992 優勝 5 2 3 0 4 0
1994 3位 5 3 1 1 11 5
1996 グループリーグ敗退 3 1 0 2 2 5
1998 ベスト8 4 2 2 0 10 6
/ 2000 グループリーグ敗退 3 1 1 1 3 4
2002 3 0 1 2 1 4
2004 予選敗退
2006 準優勝 6 3 2 1 6 5
2008 4位 6 4 0 2 16 9
2010 ベスト8 3 1 2 0 5 4
/ 2012 準優勝 6 5 1 0 9 4
2013 ベスト8 4 2 1 1 8 4
2015 優勝 6 3 3 0 9 3
2017 グループリーグ敗退 3 0 2 1 2 3
2019 ベスト8 5 3 1 1 7 3
2021 ベスト16 4 2 2 0 6 3
2023 優勝 7 4 1 2 8 8
合計 出場25回/優勝3回 102 48 29 25 149 105

歴代監督

歴代選手

W杯の大会メンバー

主な代表選手

歴代記録

出場数ランキング

2024年2月12日現在
  水色は現役代表選手
順位 名前 出場 得点 期間
1 ディディエ・ゾコラ 123 1 2000-2014
2 コロ・トゥーレ 120 7 2000-2015
3 マックス・グラデル 112 17 2011-
4 ディディエ・ドログバ 105 65 2002-2014
5 ヤヤ・トゥーレ 101 19 2004-2015
6 シアカ・ティエネ 100 2 2000-2015
7 サロモン・カルー 96 27 2007-2017
8 セルジュ・オーリエ 93 4 2013-
9 アブドゥライェ・トラオレ英語版 90 49 1984-1996
10 アルトゥール・ボカ 88 1 2004-2015

得点数ランキング

2024年2月12日現在
  水色は現役代表選手
順位 名前 得点 出場 期間
1 ディディエ・ドログバ 65 105 2002-2014
2 アブドゥライェ・トラオレ英語版 49 90 1984-1996
3 ジョエル・ティエイ英語版 28 50 1985-1999
4 サロモン・カルー 27 96 2007-2017
5 ジェルヴィーニョ 23 86 2007-2021
6 イブラヒマ・バカヨコ 22 39 1996–2002
7 ローラン・ポク英語版 21 30 1967–1980
8 ヤヤ・トゥーレ 19 101 2004-2015
9 アルナ・ディンダン 18 62 2000-2010
10 ウィルフリード・ボニー 17 58 2010-2019
マックス・グラデル 17 112 2011-

脚注

  1. ^ ドログバが願った内乱の終焉。コートジボワールの平和の象徴となった“エレファンツ””. フットボールチャンネル (2014年1月15日). 2025年5月4日閲覧。
  2. ^ サッカー=アフリカ選手権、コートジボワールが優勝 ハラー決勝点”. ロイター (2024年2月12日). 2024年2月26日閲覧。

関連項目

外部リンク




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