マックス・グラデルとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > マックス・グラデルの意味・解説 

マックス・グラデル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/16 15:41 UTC 版)

マックス・グラデル
コートジボワール代表でのグラデル(2012年)
名前
本名 マックス=アラン・グラデル
Max-Alain Gradel
ラテン文字 Max Gradel
基本情報
国籍 コートジボワール
フランス
生年月日 (1987-11-30) 1987年11月30日(37歳)
出身地 コートジボワールアビジャン
身長 175cm
体重 69kg
選手情報
在籍チーム スィヴァススポル
ポジション FW
背番号 7
利き足 右足
ユース
2000-2004 シャンピオネ・スポルト
2004-2005 ルイシャム・カレッジ
2005-2006 レスター・シティ
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2006-2010 レスター・シティ 27 (1)
2007-2008 ボーンマス (loan) 34 (9)
2009-2010 リーズ・ユナイテッド (loan) 14 (3)
2010-2011 リーズ・ユナイテッド 63 (22)
2011-2015 サンテティエンヌ 101 (31)
2015-2018 ボーンマス 25 (1)
2017-2018 トゥールーズ (loan) 29 (8)
2018-2020 トゥールーズ 57 (14)
2020- スィヴァススポル 96 (20)
代表歴2
2011- コートジボワール 103 (17)
2021  コートジボワール U-23 2 (1)
1. 国内リーグ戦に限る。2023年6月5日現在。
2. 2020年10月13日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

マックス=アラン・グラデル(Max-Alain Gradel, 1987年11月30日 - )は、コートジボワールアビジャン出身のサッカー選手スィヴァススポル所属。コートジボワール代表。ポジションはFWで、両サイド、特に右サイドのウィングとしてプレーする[1][2]

経歴

クラブ

レスター・シティのユースから2007年にトップチームに昇格し、2007年5月5日にレスター・シティと自身初のプロ契約を結んだ。2007-08シーズン当初は1ヶ月間の期限付きボーンマスでプレー。後に期限が2007年内、シーズン終了後までと延長され、シーズンを通しボーンマスでプレーし34試合で9得点を記録。2008年2月6日にはレスター・シティとの契約を3年延長。半年後の2008年8月14日には2012年6月まで契約を延長した。レスター・シティに戻った2008-09シーズンはリーグ戦27試合に出場し、チームのフットボールリーグ1優勝、チャンピオンシップ昇格に貢献した。

2009-10シーズンはリーズ・ユナイテッドレンタル移籍しレギュラーとしてプレー。1月に一旦レスター・シティに復帰するも、活躍を認められリーズ・ユナイテッドへ完全移籍し2年半の契約を結んだ[3]。このシーズンはリーグ戦32試合に出場し6得点を挙げ、リーズ・ユナイテッドのチャンピオンシップ昇格に貢献。しかしチームが昇格を決めたブリストル・ローヴァーズ戦では暴力行為により退場処分を受けた[4]。2010-11シーズンはリーグ戦41試合に出場し18得点を挙げる活躍をみせ、シーズン終了後にはチーム年間最優秀選手賞の、ファン選出部門、選手選出部門の両方を受賞した。またこの活躍からプレミアリーグニューカッスル・ユナイテッド[5][6]ブンデスリーガハンブルガーSVが獲得に興味を示した[7]

2011年8月30日にリーグ・アンサンテティエンヌへ完全移籍し、4年契約を結んだ[8]。2014-15シーズンはリーグ戦23試合に出場し17得点を挙げる活躍をみせた。

2015年8月4日にボーンマスへ移籍するが、8月29日のレスター・シティ戦で靱帯を負傷し、長期離脱を強いられた。

2017年8月16日、トゥールーズへレンタル移籍した。期間は1年間。

2018年6月25日、トゥールーズへ完全移籍した。

2020年シーズンからトルコのスィヴァススポルでプレーしている。

代表

2010年11月10日のポーランドとの親善試合でコートジボワール代表に初招集され、2011年6月5日のアフリカネイションズカップ2012予選ベナン戦で代表デビュー[9]。2012年8月15日のロシアとの親善試合で代表初得点を挙げた。

2014 FIFAワールドカップに臨むコートジボワール代表に選出され、グループリーグ第2戦のコロンビア戦に先発出場した[10]

アフリカネイションズカップ2015ではグループリーグ第2戦のマリ戦に途中出場し87分に同点ゴールを挙げ引き分けに持ち込むと[11]、第3戦のカメルーン戦ではコートジボワールをグループ首位通過に導く決勝点を挙げた[12]。決勝トーナメントからは3試合全てに先発出場し、コートジボワールの優勝に貢献した。

代表歴

出場大会

試合数

  • 国際Aマッチ 106試合 17得点(2011年-)[13]


コートジボワール代表 国際Aマッチ
出場 得点
2011 4 0
2012 15 2
2013 5 0
2014 9 3
2015 10 3
2016 8 1
2017 8 1
2018 6 1
2019 13 1
2020 4 0
2021 9 3
2022 10 2
2023 5 0
2024
通算 106 17

得点

# 日時 場所 相手 スコア 結果 大会
1. 2012年8月15日 モスクワ  ロシア 1–1 1–1 親善試合
2. 2012年9月8日 アビジャン  セネガル 4–2 4–2 アフリカネイションズカップ2013予選
3. 2014年3月5日 ブリュッセル  ベルギー 2–2 2–2 親善試合
4. 2014年10月11日 キンシャサ  コンゴ民主共和国 1–2 1–2 アフリカネイションズカップ2015予選
5. 2014年11月14日 アビジャン  シエラレオネ 1–3 1–5
6. 2015年1月24日 マラボ  マリ 1–1 1–1 アフリカネイションズカップ2015
7. 2015年1月28日  カメルーン 0–1 0–1
8. 2015年3月29日 アビジャン  赤道ギニア 1–1 1–1 親善試合
9. 2016年3月29日 ハルツーム  スーダン 0–1 1–1 アフリカネイションズカップ2017予選
10. 2017年9月2日 リーブルヴィル  ガボン 0–1 0–3 2018 FIFAワールドカップ・アフリカ予選
11. 2018年9月9日 キガリ  ルワンダ
2–0
2–1
アフリカネイションズカップ2019予選
12. 2019年7月1日 カイロ  ナミビア 1–1 1–4 アフリカネイションズカップ2019

タイトル

クラブ

レスター・シティ
サンテティエンヌ
スィヴァススポル

代表

コートジボワール代表

個人

  • リーズ・ユナイテッド年間最優秀選手(ファン選出部門):2010-11
  • リーズ・ユナイテッド年間最優秀選手(選手選出部門):2010-11

出典・脚注

  1. ^ マックス・グラデル”. Qoly. 2015年1月31日閲覧。
  2. ^ Max Gradel - player profile”. trasfermarkt. 2015年1月31日閲覧。 (英語)
  3. ^ “Leeds United sign Max Gradel from Leicester City”. BBC Sport. (2010年1月25日). http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/football/teams/l/leeds_united/8474587.stm 2015年1月25日閲覧。  (英語)
  4. ^ “Leeds United 2 - 1 Bristol Rovers”. BBC Sport. (2010年5月8日). http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/football/eng_div_2/8632672.stm 2015年1月25日閲覧。  (英語)
  5. ^ “Grayson denies Gradel exit talks”. BBC News. (2010年12月30日). http://news.bbc.co.uk/sport1/hi/football/teams/l/leeds_united/9329063.stm 2015年1月31日閲覧。  (英語)
  6. ^ “Magpies plotting Gradel swoop”. Sky Sports. (2011年1月4日). http://www.skysports.com/story/0,19528,11678_6634977,00.html 2015年1月31日閲覧。  (英語)
  7. ^ Leeds United: Snodgrass not going anywhere – Latest Whites News”. Yorkshire Evening Post (2011年6月4日). 2015年1月31日閲覧。 (英語)
  8. ^ “Gradel seals St Etienne switch”. Sky Sports. (2010年8月31日). http://www.skysports.com/story/0,19528,12875_7140348,00.html 2015年1月31日閲覧。  (英語)
  9. ^ Benin - Ivory Coast Game Result and Goals”. Fussball.wettpoint.com. 2015年1月31日閲覧。 (英語)
  10. ^ “コロンビア、コートジボワールに競り勝ち連勝でベスト16進出へ前進”. サッカーキング. (2014年6月20日). https://www.soccer-king.jp/news/world/wc/20140620/202633.html 2015年1月31日閲覧。 
  11. ^ “コートジボワール土壇場ドロー…D組は勝ち点2で全チーム並ぶ/アフリカ杯”. サッカーキング. (2015年1月25日). https://www.soccer-king.jp/news/world/world_other/20150125/274921.html 2015年1月31日閲覧。 
  12. ^ “抽選で8強最後の一枠が決定…2カ国の成績が全く同じ/アフリカ杯”. サッカーキング. (2015年1月29日). https://www.soccer-king.jp/news/world/world_other/20150129/276101.html 2015年1月31日閲覧。 
  13. ^ マックス・グラデル - National-Football-Teams.com

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「マックス・グラデル」の関連用語

マックス・グラデルのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



マックス・グラデルのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのマックス・グラデル (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS