R高等学校とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > R高等学校の意味・解説 

R高等学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/25 06:40 UTC 版)

R高等学校
北緯36度26分5.1秒 東経139度21分25.0秒 / 北緯36.434750度 東経139.356944度 / 36.434750; 139.356944座標: 北緯36度26分5.1秒 東経139度21分25.0秒 / 北緯36.434750度 東経139.356944度 / 36.434750; 139.356944
国公私立の別 私立学校
設置者 学校法人角川ドワンゴ学園
設立年月日 2025年4月
共学・別学 男女共学
本校 群馬桐生本校
分校 ※別記参照
課程 通信制課程
単位制・学年制 単位制
設置学科 普通科
学科内専門コース ネットコース
オンライン通学コース
通学コース(週5日・週3日・週1日)
通学プログラミングコース
所在地 376-0601
群馬県桐生市梅田町一丁目185番地1
外部リンク N高等学校・S高等学校・R高等学校
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
テンプレートを表示

R高等学校(アールこうとうがっこう)は、日本私立通信制高等学校である。略称R高(アールこう)。群馬県桐生市梅田町に本校を置き、全国にキャンパスを有する。

2025年4月に開校。学校法人角川ドワンゴ学園が運営する通信制高校としてはN高等学校S高等学校に続き3校目。2024年12月末時点で設置済みの2校(N高、S高)で合わせて32,460人が在籍しており、角川ドワンゴ学園はR高の開設理由について「さらなるニーズに応えるため」としている[1]。各校の上限は2万人で、新設に当たっては関東からの入学希望者増も考慮して適地を探したという[2][3]

概要

2024年6月、廃校となった群馬県立桐生女子高等学校の校舎を活用し、「R高等学校」を開校すると角川ドワンゴ学園が発表した。桐生市長の荒木恵司は「R高が地域や日本、世界を変える原動力になることを大いに期待する」と話した[4]。群馬県知事の山本一太は「新しい高校を知事として500%歓迎する」と述べた[5]

校名の「R」にはREAL(本物)、RESPECT(尊敬)、RELATION(関わり)、REVOLUTION(革命)など、生徒一人ひとりが「自分だけの『R』を創れるように」と名付けた[6]

N高やS高と必修授業や学校行事などは共通で、2025年秋以降は生徒が順番に「スクーリング」のために登校する。2年次には4泊程度の日程でスクリーニングが実施され、桐生市内のホテルに滞在する予定。1、3年次は日帰りだが、民謡八木節などの桐生の歴史や文化を体験するプログラムがある[2]下仁田ネギこんにゃくなど群馬県産野菜を活用する家庭科の授業も設ける[5]日本経済新聞はR高の新設について「市や地元は宿泊や飲食などの需要のほか、若い世代の関係人口増加につながると期待している」と報じている[2]

2025年2月26日付で群馬県から設置認可を受けた[7]

2025年4月6日、R高のほか、N高、S高、N中等部の4校で入学式が行われた。入学式の模様は東京都港区のスタジオからインターネットで中継された[8]

沿革

  • 2024年(令和6年)
    • 6月 - R高等学校の設立を発表[4]
  • 2025年(令和7年)
    • 2月 - 群馬県が設置を認可[7]
    • 4月 - 開校

基礎データ

所在地

群馬桐生本校

  • 群馬県桐生市梅田町一丁目185番地1
  • 2021年に閉校した群馬県立桐生女子高等学校の校舎を利用している[4]
  • 校長にはN高校長を務める奥平博一が就任する[9]

キャンパス・スクーリング会場

同じN高グループのN高等学校・S高等学校と同じキャンパス・スクーリング会場を利用する。

授業・学校生活

必修授業や課外授業、学校行事、部活動、サポート体制、通学コースの利用キャンパスなどはN高グループ3校共通である[10]

脚注

  1. ^ "角川ドワンゴ学園、「R高」4月開校 群馬県桐生市に N高、S高に続き3校目". ITmedia NEWS. 2025年5月20日閲覧
  2. ^ a b c "群馬・桐生の廃校、R高本校に再生 宿泊・飲食など地元期待". 日本経済新聞. 22 April 2025. 2025年5月20日閲覧
  3. ^ "旧桐生女子高に「R高」来月開校 通信制も宿泊滞在の現地学習導入 「全日制の代わりでない、新しい選択肢を」". 東京新聞. 2025年5月20日閲覧
  4. ^ a b c "角川ドワンゴ学園「R高等学校」を開校 群馬県桐生市に". 日本経済新聞. 26 June 2024. 2025年5月20日閲覧
  5. ^ a b "ドワンゴ、群馬・桐生女子高跡地に「R高校」 知事「500%歓迎」". 毎日新聞. 26 June 2024. 2025年5月20日閲覧
  6. ^ "角川ドワンゴ学園、通信制のR高開校へ N高、S高含め定員計6万人". 朝日新聞. 26 June 2024. 2025年5月20日閲覧
  7. ^ a b "旧桐生女子高に広域通信制「R高」の設置を認可 群馬県が角川ドワンゴ学園に". 上毛新聞. 4 March 2025. 2025年5月20日閲覧
  8. ^ "通信制高校・サポート校の開校相次ぐ 生徒数急増に伴い課題も". 教育新聞. 7 April 2025. 2025年5月20日閲覧
  9. ^ "群馬県桐生市に第3のN高「R高」が開校--久石譲さんのN高グループオリジナル校歌制作も". CNET Japan. 2025年5月20日閲覧
  10. ^ "「R高等学校」設置認可のお知らせ 〜2025年4月、N高グループ3校目となる高校が群馬県桐生市に開校〜". N高等学校・S高等学校・R高等学校. 3 March 2025. 2025年5月20日閲覧

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  R高等学校のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「R高等学校」の関連用語

R高等学校のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



R高等学校のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのR高等学校 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS