サッカースウェーデン代表とは? わかりやすく解説

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サッカースウェーデン代表

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/07/30 07:50 UTC 版)

サッカースウェーデン代表
国または地域  スウェーデン
協会 スウェーデンサッカー協会(SvFF)
FIFAコード SWE
愛称 Blågult (The Blue and Yellow)
監督 グレアム・ポッター
キャプテン ヴィクトル・リンデロフ
最多出場選手 アンデシュ・スヴェンソン(148試合)
最多得点選手 ズラタン・イブラヒモヴィッチ(62得点)
ホームスタジアム ナショナルアレーナン
ホームカラー
アウェイカラー
初の国際試合
 スウェーデン 11 - 3 ノルウェー 
(ヨーテボリ, 1908年7月12日)
最大差勝利試合
 スウェーデン 12 - 0 ラトビア 
(ストックホルム, 1927年5月29日)
 スウェーデン 12 - 0 韓国 
(ロンドン, 1948年8月5日)
最大差敗戦試合
グレートブリテン 12 - 1 スウェーデン 
(ロンドン, 1908年10月20日)
FIFAワールドカップ
出場回数 13回(初出場は1934)
最高成績 準優勝(1958)
UEFA欧州選手権
出場回数 7回
最高成績 ベスト4(1992)

サッカースウェーデン代表(サッカースウェーデンだいひょう、典: Sveriges herrlandslag i fotboll)は、スウェーデンサッカー協会(SvFF)によって構成される、スウェーデンのサッカーのナショナルチームである。愛称の「ブローギューラ(典: Blågult)」はスウェーデン語で「青と黄」の意。本拠地はストックホルム県ソルナにあるナショナルアレーナン。

歴史

1940年代 - 2000年代

1940年から50年代にかけて隆盛した古豪。1948年にはオリンピックで優勝、ワールドカップ1950年大会では3位、地元開催の1958年ワールドカップで準優勝を成し遂げた。当時の選手にはイタリアリーグや代表で活躍し、「グレ・ノ・リ」と呼ばれたグンナー・グレン、グンナー・ノルダール、ニルス・リードホルムらがいた。

1960年代に入ると低迷するが、1970年代に入ると3大会連続でワールドカップ出場を果たし、1974年の西ドイツワールドカップではラルフ・エドストレームらを擁し2次リーグ進出を果たした。

1980年代に再び低迷期に入ったが、1990 FIFAワールドカップではトマス・ブロリンを擁し3大会ぶりの本大会出場を果たし、次の1994 FIFAワールドカップではブロリンを筆頭にマルティン・ダーリン、ケネト・アンデション、ヘンリク・ラーションらを擁し3位進出を果たした。

2000年代にはラーションに加えフレドリク・ユングベリ、ズラタン・イブラヒモビッチ、キム・シェルストレームなどの攻撃陣を擁し、2002 FIFAワールドカップやUEFA EURO 2004では上位進出も期待された。国際大会では毎回のようにダークホース的な存在である。伝統的にデンマークにライバル意識を持っており、UEFA EURO 2004やUEFA EURO 2008予選などで対戦している。

2010年代 - 2020年代

2010年代に入りやや低調で、UEFA EURO 2012には出場したが、FIFAワールドカップは2010年大会は2010年大会予選ではグループ1の3位で敗退した他、2014年大会予選では、2014年大会予選グループCの3試合目では、その大会で優勝したドイツとアウェイで0-4のビハインドから4-4で引き分け、地区予選10試合でドイツが勝利を逃した唯一の試合を演じ、2位でプレーオフへ駒を進めてポルトガルと対戦したが、2-4で敗れて2大会連続の予選敗退となった。5大会連続で出場したUEFA EURO 2016はグループリーグで敗退し、大会後にはチームの絶対的存在であったイブラヒモビッチが代表からの引退を表明した。

2016年以降は若手の育成に成功しており、2016年リオデジャネイロオリンピックではU-23チームがヨーロッパ王者として出場した。2018FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選では優勝経験のあるフランスと2010年大会準優勝、2014年大会3位のオランダと同組になるも得失点差でオランダを上回り、フランスに次ぐ2位でプレーオフに進出が決まり、1勝1分けでイタリアを破って3大会ぶりのワールドカップ出場を決めた。

本大会ではグループFに入り、初戦の韓国戦ではアンドレアス・グランクヴィストのPKで与えられた1点を守り切って勝利、2戦目のドイツ戦では1-2と敗戦するも3戦目のメキシコ戦では3-0で勝利し決勝トーナメント進出を決めた。ラウンドオブ16ではスイスに1-0で勝利するが、準々決勝でイングランドに敗れた。1年延期されたUEFA EURO 2020に6大会連続で出場し、グループリーグは1位で通過するもラウンドオブ16でウクライナに敗れた。

ワールドカップ2022年大会ヨーロッパ予選では、1次予選を2位で通過してプレーオフへ駒を進め、プレーオフではパスBに組み入れられた。2022年ロシアのウクライナ侵攻を受け、プレーオフ準決勝で対戦するチェコと同じパスBであるポーランドと共にロシアとの対戦拒否を表明した[1]。プレーオフ準決勝でチェコを下したものの、プレーオフ決勝では不戦勝で勝ち上がってきたポーランドに0-2で敗れて2大会ぶりに本大会出場を逃した[2]。

2026年大会の予選では、2分4敗と予選最下位ながらネーションズリーグの成績によりプレーオフに駒を進めた。準決勝でウクライナに勝利し、決勝では4年前に敗れたポーランドにリベンジを果たし、2大会ぶりのワールドカップ出場を決めた[3]。

本大会ではオランダ、日本、チュニジアと同じグループFに入った。初戦のチュニジア戦では5-1で快勝。続く第2戦のオランダ戦では1-5で敗北してしまうものの、第3戦の日本戦を1-1の引き分けで終えグループステージ突破を果たした。ラウンド32ではフランスと対戦し、0-3で敗れ大会から去った[4]。

成績

FIFAワールドカップ

1958 FIFAワールドカップでの選手達
2006 FIFAワールドカップでの選手達
開催国 / 年 成績 試 勝 分 負 得 失
1930 不参加
1934 ベスト8 2 1 0 1 4 4
1938 4位 3 1 0 2 11 9
1950 3位 5 2 1 2 11 15
1954 予選敗退
1958 準優勝 6 4 1 1 12 7
1962 予選敗退
1966
1970 グループリーグ敗退 3 1 1 1 2 2
1974 2次リーグ敗退 6 2 2 2 7 6
1978 グループリーグ敗退 3 0 1 2 1 3
1982 予選敗退
1986
1990 グループリーグ敗退 3 0 0 3 3 6
1994 3位 7 3 3 1 15 8
1998 予選敗退
2002 ベスト16 4 1 2 1 5 5
2006 4 1 2 1 3 4
2010 予選敗退
2014
2018 ベスト8 5 3 0 2 6 4
2022 予選敗退
2026 ベスト32 4 1 1 2 7 10
合計 出場13回 55 20 14 21 87 83

UEFA欧州選手権

開催国 / 年 成績 試 勝 分 負 得 失
1960 不参加
1964 予選敗退
1968
1972
1976
1980
1984
1988
1992 4位 4 2 1 1 6 5
1996 予選敗退
2000 グループリーグ敗退 3 0 1 2 2 4
2004 ベスト8 4 1 3 0 8 3
2008 グループリーグ敗退 3 1 0 2 3 4
2012 3 1 0 2 5 5
2016 3 0 1 2 1 3
2021 ベスト16 3 2 1 0 4 2
2024 予選敗退
合計 出場7回 23 7 7 9 29 26

オリンピック

開催年 結果 試 勝 分 負 得 失
1908 4位 2 0 0 2 1 14
1912 ベスト16 2 0 0 2 3 5
1920 ベスト8 3 1 0 2 14 7
1924 銅メダル 5 3 1 1 18 5
1928 不参加
1936 ベスト16 1 0 0 1 2 3
1948 金メダル 4 4 0 0 22 3
1952 銅メダル 4 3 0 1 9 8
1956 不参加
1960
1964 予選敗退
1968 不参加
1972
1976
1980
1984
1988 ベスト8 4 2 1 1 7 5
通算 最高成績 : 優勝
17大会中/8回出場
25 13 2 10 76 50

北欧サッカー選手権

開催年 結果 試合 勝利 引分 敗戦 得点 失点
1924-28 準優勝 10 6 1 3 31 19
1929-32 12 6 1 5 35 31
1933-36 優勝 12 7 2 3 31 22
1937-47 12 9 0 3 41 16
1948-51 12 7 2 3 36 22
1952-55 12 8 4 0 44 14
1956-59 12 9 2 1 45 17
1960-63 12 7 3 2 24 10
1964-67 12 5 4 3 22 14
1968-71 12 10 2 0 32 10
1972-77 12 8 2 2 24 9
1978-80 準優勝 6 3 0 3 7 6
1981-85 6 3 1 2 7 4
2000-01 5位 5 1 2 2 3 4
合計 14/14 147 89 26 32 382 198

歴代監督

歴代選手

主要大会のメンバー

主な代表選手

歴代記録

出場数ランキング

最多出場者のアンデシュ・スヴェンソン
2025年10月20日現在[5]
  水色は現役代表選手
順位 名前 出場 得点 期間
1 アンデシュ・スヴェンソン 148 21 1999-2013
2 トーマス・ラヴェリ 143 0 1981-1997
3 アンドレーアス・イサクソン 133 0 2002–2016
セバスティアン・ラーション 10 2008-2021
5 キム・シェルストレーム 131 16 2001-2016
6 ズラタン・イブラヒモヴィッチ 122 62 2001-2023
7 オロフ・メルベリ 117 8 2000-2012
8 ローランド・ニルソン 116 2 1986-2000
9 ビョルン・ノルドクヴィスト 115 0 1963-1978
10 ニクラス・アレクサンデション 109 7 1993-2008

得点数ランキング

最多得点者のズラタン・イブラヒモヴィッチ
2025年10月20日現在[6]
  水色は現役代表選手
順位 名前 得点 出場 期間
1 ズラタン・イブラヒモヴィッチ 62 122 2001-2023
2 スヴェン・リデル(英語版) 49 43 1923-1932
3 グンナー・ノルダール 43 33 1942-1948
4 ヘンリク・ラーション 37 106 1993-2009
5 グンナー・グレン 33 57 1940-1958
6 ケネト・アンデション 31 83 1990-2000
7 マルクス・アルベック 30 74 1999-2008
8 マルティン・ダーリン 29 60 1991-1997
9 アグネ・シモンソン(英語版) 27 51 1957-1967
10 トマス・ブロリン 26 47 1990-1995

脚注

  1. ↑ “「ロシアと試合することはない」…スウェーデン、ポーランドに続いて対戦拒否”. サッカーキング. 2022年2月27日. 2022年4月2日閲覧.
  2. ↑ “ポーランド、スウェーデンとの大一番制して9度目のW杯へ!40歳イブラはカタールで見られず”. GOAL.com. 2022年3月30日. 2022年4月2日閲覧.
  3. ↑ ゲキサカ編集部 (2026年4月1日). “日本代表のW杯GL対戦相手が出揃う!! スウェーデンが予選グループ“0勝&最下位”から下剋上、ポーランド破って2大会ぶり切符”. ゲキサカ. 2026年4月1日閲覧。
  4. ↑ 日本放送協会 (2026年7月1日). “サッカーW杯 フランス エムバペが2ゴール スウェーデンに勝利”. NHKニュース. 2026年7月3日閲覧。
  5. ↑ “Sweden international footballers” (英語). eu-football.info. 2019年9月27日閲覧。
  6. ↑ “Sweden national football team goal scorers” (英語). eu-football.info. 2019年9月27日閲覧。

関連項目

外部リンク




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