サッカーアイスランド代表とは? わかりやすく解説

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サッカーアイスランド代表

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/31 17:09 UTC 版)

サッカーアイスランド代表
国または地域 アイスランド
協会 アイスランドサッカー協会
FIFAコード ISL
愛称 Strákarnir okkar
監督 オーゲ・ハレイデ
キャプテン アーロン・グンナルソン
最多出場選手 ビルキル・ビャルナソン(113試合)
最多得点選手 ギルフィ・シグルズソン(27得点)
ホームスタジアム ラウガルタルスヴェルル
ホームカラー
アウェイカラー
初の国際試合
非公式
 フェロー諸島 0 - 1 アイスランド 
トースハウン, 1930年7月29日)
公式
 アイスランド 0 - 3 デンマーク 
レイキャヴィーク, 1946年7月17日)
最大差勝利試合
非公式
 アイスランド 14 - 0 フェロー諸島 
ケプラヴィーク, 1985年7月10日)
公式
 リヒテンシュタイン 0 - 7 アイスランド 
ファドゥーツ, 2023年3月26日)
最大差敗戦試合
 デンマーク 14 - 2 アイスランド 
コペンハーゲン, 1967年8月23日)
FIFAワールドカップ
出場回数 1回(初出場は2018
最高成績 グループステージ敗退(2018
UEFA欧州選手権
出場回数 1回
最高成績 ベスト8(2016

サッカーアイスランド代表(サッカーアイスランドだいひょう)は、アイスランドサッカー協会(KSI)によって構成される、アイスランドサッカーナショナルチームである。ホームスタジアムは、首都レイキャヴィークにあるラウガルタルスヴェルル

歴史

2014 FIFAワールドカップヨーロッパ予選ではグループ2位となりプレーオフに進出したが、クロアチアに敗れて本大会初出場を逃した。しかしUEFA EURO 2016予選では、オランダに対しホーム・アウェー共に勝利するなどし、本大会初出場を決めた。

本大会ではグループリーグ初戦のポルトガル戦で引き分けて、初の得点および初の勝ち点を記録した。3戦目のオーストリア戦で初勝利を記録し、グループ2位でベスト16へと進出した。ラウンドオブ16ではイングランドに開始早々PKで失点するも見事逆転し2-1で勝利。準々決勝へ進出したがフランスに前半に4失点、後半に1失点するも2点を返して2-5で敗れた。尚このUEFA EURO 2016を機に、フランス・イラン・日本などでも「バイキングクラップ」と呼ばれる応援方法を真似する現象が起きた。これは、太鼓などに合わせて手を叩いた後に「ウ-!」と叫ぶのを一定回数繰り返すものである[1]

2018 FIFAワールドカップヨーロッパ予選ではグループIを首位通過し、初の本大会出場を決めた。アイスランドの総人口は33万人であり、FIFAワールドカップ史上最も人口の少ない本大会出場国となった。本大会ではグループDに入り、初戦のアルゼンチン戦では1-1と引き分けたものの、2戦目のナイジェリア戦では0-2、3戦目のクロアチア戦では1-2で敗れ、2敗1分のままグループリーグ敗退となった。近年の顕著な成績からUEFAネーションズリーグ2018-19ではリーグAに位置付けられ、スイスおよびベルギーと対戦したが、4試合で勝ち点0となり「1得点13失点」という結果に終わり、リーグBに降格した。

成績

FIFAワールドカップ

開催国 / 年 成績
1930 不参加
1934
1938
1950
1954
1958 予選敗退
1962 不参加
1966
1970
1974 予選敗退
1978
1982
1986
1990
1994
1998
2002
2006
2010
2014
2018 グループリーグ敗退 3 0 1 2 2 5
2022 予選敗退
合計 出場1回 3 0 1 2 2 5

UEFA欧州選手権

歴代監督

  • グズニ・キャルタンソン 1980-1981
  • ヨーハネス・アトラソン 1982-1983
  • トニー・ナップ 1984-1985
  • ジークフリート・ヘルト 1986-1989
  • グズニ・キャルタンソン 1989
  • ボー・ヨハンソン 1990-1991
  • アースゲイル・エリーアソン 1991-1995
  • ロギ・オーラフソン 1996-1997
  • グジョーン・ソールザルソン 1997-1999
  • アトリ・エズヴァルドソン 2000-2003
  • アスゲイル・シグルヴィンソン & ロギ・オーラフソン 2003-2005
  • エイヨールフル・スヴェリソン 2006-2007
  • オーラフル・ヨーハネソン 2007-2011
  • ラーシュ・ラーゲルベック 2011-2013
  • ラーシュ・ラーゲルベック & ヘイミル・ハルグリームソン 2013-2016
  • ヘイミル・ハルグリームソン 2016-2018
  • エリク・ハムレン 2018-2020
  • アルナル・ヴィザルソン 2020-2023
  • オーゲ・ハレイデ 2023-
出典[2][3]

歴代選手

主要大会のメンバー

主な代表選手

歴代記録

出場数ランキング

最多出場者のビルキル・ビャルナソン

2023年11月19日時点

  水色は現役代表選手
名前 試合数 得点数 期間
1 ビルキル・ビャルナソン 113 15 2010-
2 ルーナル・クリスティンソン英語版 104 3 1987-2004
3 ビルキル・マール・サエバルソン 103 3 2007-2021
アーロン・グンナルソン 103 5 2008-
5 ラグナル・シグルズソン 97 5 2007-2020
6 カリ・アルナソン 90 6 2005-2021
ヨーハン・ベルク・グズムンドソン 90 8 2008-
8 ヘルマン・フレイザルソン 89 5 1996-2011
9 エイドゥル・グジョンセン 88 26 1996-2016
10 アリ・フレイル・スクーラソン 83 0 2009-2021

得点数ランキング

最多得点者のギルフィ・シグルズソン

2023年11月19日時点

  水色は現役代表選手
名前 得点数 試合数 期間
1 ギルフィ・シグルズソン 27 80 2010-
2 エイドゥル・グジョンセン 26 88 1996-2016
コルベイン・シグソールソン 26 64 2010-2021
4 アルフレズ・フィンボガソン 18 73 2010-
5 リークハルズゥル・ヨーンソン英語版 17 33 1947-1965
6 ビルキル・ビャルナソン 15 113 2010-
7 アルノール・グジョンセン英語版 14 73 1979-1997
リークハルズゥル・ダザソン英語版 14 44 1991-2004
9 ソールズゥル・グジョーンソン英語版 13 58 1993-2004
10 トリグヴィ・グズムンドソン英語版 12 42 1997-2008
ヘイザル・ヘルグソン 12 55 1999-2011

脚注

  1. ^ バイキングクラップとは” (jp). football.ologies.net. 2019年4月20日閲覧。
  2. ^ A landslið karla | A lið karla | Landslið | Knattspyrnusamband Íslands” (アイスランド語). Ksi.is. 2013年11月15日閲覧。
  3. ^ Leikir félaga | Mótamál | Knattspyrnusamband Íslands” (アイスランド語). Ksi.is (1945年12月31日). 2013年11月15日閲覧。

関連項目

  • アイスランドのサッカー英語版

外部リンク




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