昇格実績
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 07:20 UTC 版)
「サンフレッチェ広島F.Cの育成組織」の記事における「昇格実績」の解説
クラブ財政の問題からトップチームですぐ使える選手を昇格させているため、その昇格人数は極めて少なくなっている。更にトップチームの成績向上に伴いアカデミー出身選手がレギュラーに割って入れない状況もある。 卒団後の進路サポートも重視しており、ユースにおいてはプロになれなかった選手の就職および大学進学率はJリーグユースの中でもトップクラスを誇る。広島アカデミーを退団後他の学校などで活躍し、広島のみならず他のJリーグチームでプロ入りを果たした選手もいる。2020年報道によると、他県のレベルアップと広島県の高中体連の地盤沈下に伴い上のカテゴリ昇格を逃したアカデミー出身選手が県外のクラブチーム・学校へ越境入団するケースが顕著になったという。 以下、トップチームにおける年度シーズン開幕時点でのホームグロウン選手(HG選手)の人数と、その中でのアカデミー出身者の人数、HG選手以外の広島県出身選手の人数を示す。Yはユース、JYはジュニアユースの略。 年度HG選手アカデミー出身HG以外の広島県出身出身数出身内訳(重複あり)YJYJYびんごJYくにびき2019 13 8 6 2 1 1 1 2020 15 10 9 3 1 - 1 以下、2020年2月時点での各国の1部リーグで100試合以上出場したアカデミー出身者を示す。プロ在歴は全カテゴリでのプロチーム在籍期間。1部リーグの出場・得点はJ1と海外の1部リーグの合計のみであり、J2などの2部リーグ以下やカップ戦、国際試合などは含めない。 名前生年出身県アカデミープロ契約プロ在歴Pos.1部リーグ(transfermarkt.com参照)U15U18出場得点最多出場森崎和幸 1981 広島 - Y 昇格 1999-2018 MF 430 19 広島 森崎浩司 広島 - Y 昇格 2000-2016 258 41 駒野友一 和歌山 - Y 昇格 2000-現在 MF/DF 374 19 ジュビロ磐田 宮本卓也 1983 広島 JY Y 大商大→セレッソ大阪 2006-2013 101 1 モンテディオ山形 田坂祐介 1985 広島 JY Y 青学大→川崎フロンターレ 2007-現在 MF 156 15 川崎フロンターレ 髙萩洋次郎 1986 福島 - Y 昇格 2003-現在 338 30 広島 森脇良太 広島 びんご Y 昇格 2005-現在 302 19 浦和レッドダイヤモンズ 柏木陽介 1987 兵庫 - Y 昇格 2006-現在 383 56 槙野智章 広島 JY Y 昇格 2006-現在 DF 350 41 森重真人 広島 JY - 皆実高→大分トリニータ 2006-現在 347 28 FC東京 遊佐克美 1988 福島 - Y 昇格 2007-現在 FW/MF 168 42 モフン・バガンAC 野津田岳人 1994 広島 JY Y 昇格 2012-現在 MF 143 17 広島 川辺駿 1995 広島 JY Y 昇格 2013-現在 129 9 2012年2月24日日本代表対サッカーアイスランド代表戦にて、駒野・森脇・槙野・柏木が日本代表として出場を果たした。国際Aマッチにおいて同一アカデミー出身者4人出場は日本サッカー史上初のことである。また東アジアカップ2013では国内組の縛りがあったこともあり、駒野・髙萩・森脇・槙野・森重と5人日本代表に選ばれている。
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