UEFA EURO '96
(UEFA欧州選手権1996 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 11:04 UTC 版)
| UEFA欧州選手権1996 | |
|---|---|
| 大会概要 | |
| 開催国 |  イングランド | 
| 日程 | 1996年6月8日 - 6月30日 | 
| チーム数 | 16 (UEFA連盟) | 
| 開催地数 | 8 (8都市) | 
| 大会結果 | |
| 優勝 |  ドイツ (3回目) | 
| 準優勝 |  チェコ | 
| 大会統計 | |
| 試合数 | 31試合 | 
| ゴール数 | 64点 (1試合平均 2.06点) | 
| 総入場者数 | 1,276,123人 (1試合平均 41,165人) | 
| 得点王 |  アラン・シアラー(5点) | 
| 最優秀選手 |  マティアス・ザマー | 
| < 19922000 > | |
UEFA欧州選手権1996 は、第10回目のUEFA欧州選手権であり、ヨーロッパ各国の代表チームによって争われるサッカーの大会である。UEFA欧州選手権はヨーロッパで行われる欧州サッカー連盟主催の大会で、4年毎に開催される。
本大会は、イングランドの主催で1996年6月8日から同年6月30日にかけて行われ、開催国であるイングランド、及び予選を通過した15カ国で争われた。また、この大会を皮切りに、従来のFIFA式タイブレーカーの代わりに、相手戦績を優先する新しいタイブレーカーが導入された。
予選
出場国
EURO1996の予選は、1994年から1995年にかけて行われた。予選ラウンドでは、参加した47カ国は抽選によって8組に分けられ、それぞれホームアンドアウェー方式の総当たり戦を行った。そして各組の1位8カ国と、各組2位の8カ国の中で成績のよい上位6カ国の、計14カ国が自動的に本大会への出場権を獲得。さらに、各組2位の残り2カ国が中立地で1試合のプレーオフを行い、本大会に出場する1カ国を決めた。これに開催国であるイングランドを加えた、計16カ国が本大会で対戦した。
 
スタジアム
| スタジアム名 | 所在地 | 収容人数 | 
|---|---|---|
| ウェンブリー・スタジアム | ロンドン | 80,000 | 
| ヴィラ・パーク | バーミンガム | 40,000 | 
| エランド・ロード | リーズ | 43,000 | 
| セント・ジェームズ・パーク | ニューカッスル | 32,000 | 
| オールド・トラッフォード | マンチェスター | 43,000 | 
| アンフィールド | リヴァプール | 40,000 | 
| ヒルズボロ・スタジアム | シェフィールド | 41,000 | 
| シティ・グラウンド | ノッティンガム | 28,000 | 
グループリーグ
日時は全て現地時間(グリニッジ標準時)
グループ A
| チーム | 試合 | 勝利 | 引分 | 敗戦 | 得点 | 失点 | 得失差 | 勝点 | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|  イングランド | 3 | 2 | 1 | 0 | 7 | 2 | +5 | 7 | 
|  オランダ | 3 | 1 | 1 | 1 | 3 | 4 | -1 | 4 | 
|  スコットランド | 3 | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 | -1 | 4 | 
|  スイス | 3 | 0 | 1 | 2 | 1 | 4 | -3 | 1 | 
 
グループ B
| チーム | 試合 | 勝利 | 引分 | 敗戦 | 得点 | 失点 | 得失差 | 勝点 | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|  フランス | 3 | 2 | 1 | 0 | 5 | 2 | +3 | 7 | 
|  スペイン | 3 | 1 | 2 | 0 | 4 | 3 | +1 | 5 | 
|  ブルガリア | 3 | 1 | 1 | 1 | 3 | 4 | -1 | 4 | 
|  ルーマニア | 3 | 0 | 0 | 3 | 1 | 4 | -3 | 0 | 
 
グループ C
| チーム | 試合 | 勝利 | 引分 | 敗戦 | 得点 | 失点 | 得失差 | 勝点 | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|  ドイツ | 3 | 2 | 1 | 0 | 5 | 0 | +5 | 7 | 
|  チェコ | 3 | 1 | 1 | 1 | 5 | 6 | -1 | 4 | 
|  イタリア | 3 | 1 | 1 | 1 | 3 | 3 | 0 | 4 | 
|  ロシア | 3 | 0 | 1 | 2 | 4 | 8 | -4 | 1 | 
※勝者勝:チェコ 2-1 イタリア
 
グループ D
| チーム | 試合 | 勝利 | 引分 | 敗戦 | 得点 | 失点 | 得失差 | 勝点 | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|  ポルトガル | 3 | 2 | 1 | 0 | 5 | 1 | +4 | 7 | 
|  クロアチア | 3 | 2 | 0 | 1 | 4 | 3 | +1 | 6 | 
|  デンマーク | 3 | 1 | 1 | 1 | 4 | 4 | 0 | 4 | 
|  トルコ | 3 | 0 | 0 | 3 | 0 | 5 | -5 | 0 | 
 
決勝トーナメント
| 準々決勝 | 準決勝 | 決勝 | ||||||||
| 6月22日 - ロンドン | ||||||||||
|  イングランド (p) | 0 (4) | |||||||||
| 6月26日 - ロンドン | ||||||||||
|  スペイン | 0 (2) | |||||||||
|  イングランド | 1 (5) | |||||||||
| 6月23日 - マンチェスター | ||||||||||
|  ドイツ (p) | 1 (6) | |||||||||
|  ドイツ | 2 | |||||||||
| 6月30日 - ロンドン | ||||||||||
|  クロアチア | 1 | |||||||||
|  ドイツ (延長) | 2 | |||||||||
| 6月22日 - リヴァプール | ||||||||||
|  チェコ | 1 | |||||||||
|  オランダ | 0 (4) | |||||||||
| 6月26日 - マンチェスター | ||||||||||
|  フランス (p) | 0 (5) | |||||||||
|  フランス | 0 (5) | |||||||||
| 6月23日 - バーミンガム | ||||||||||
|  チェコ (p) | 0 (6) | |||||||||
|  チェコ | 1 | |||||||||
|  ポルトガル | 0 | |||||||||
準々決勝
準決勝
| イングランド   | 1 – 1 |  ドイツ | 
|---|---|---|
| シアラー  3分 | クンツ  16分 | |
| PK戦 | ||
| シアラー  プラット  ピアース  ガスコイン  シェリンガム  サウスゲート   | 5 – 6 |  ヘスラー  シュトルンツ  ロイター  ツィーゲ  クンツ  メラー | 
決勝
最終結果
| UEFA EURO '96優勝国 | 
|---|
|  ドイツ 4大会ぶり3回目 (統一ドイツ初) | 
得点ランキング
5 得点
3得点
関連項目
UEFA欧州選手権1996
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「死の組」の記事における「UEFA欧州選手権1996」の解説
強豪国の定義をFIFAランキングに委ねるとすれば、史上最高の「死の組」はUEFA欧州選手権1996のグループCである。このグループにはFIFAランキング2位のドイツ、3位のロシア、7位のイタリア、10位のチェコが揃った。チェコとイタリアは首位のドイツに次いで勝ち点で並び、得失点差ではイタリアが上回っていたが同勝ち点の際の順位は得失点差よりも直接対決が優先されており、チェコのグループリーグ突破、イタリアのグループリーグ敗退となった。 UEFA欧州選手権1996 グループCドイツチェコイタリアロシア得点失点勝ち点 ドイツ – 2-0 0-0 3-0 5 0 7 チェコ 0-2 – 2-1 3-3 5 6 4 イタリア 0-0 1-2 – 2-1 3 3 4 ロシア 0-3 3-3 1-2 – 4 8 1
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