サッカーフィンランド代表とは? わかりやすく解説

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サッカーフィンランド代表

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/30 04:28 UTC 版)

サッカーフィンランド代表
国または地域  フィンランド
協会 フィンランドサッカー協会(SPL)
FIFAコード FIN
愛称 Huuhkajat
ミミズク[1]
監督 ヤコブ・フリース=ハンセン[2]
最多出場選手 ヤリ・リトマネン(137試合)
最多得点選手 テーム・プッキ(37得点)
ホームスタジアム ヘルシンキ・オリンピックスタジアム
ホームカラー
アウェイカラー
初の国際試合 1911年10月22日スウェーデン
2-2
最大差勝利試合 1922年8月11日エストニア
10-2
最大差敗戦試合 1940年9月1日ドイツ
0-13
FIFAワールドカップ
出場回数 0回
UEFA欧州選手権
出場回数 1回
最高成績 グループリーグ敗退 (2021)

サッカーフィンランド代表(サッカーフィンランドだいひょう、フィンランド語: Suomen jalkapallomaajoukkue, スウェーデン語: Finland fotbollslandslag)は、フィンランドサッカー協会(SPL)によって構成されるフィンランドサッカーナショナルチームである。ホームスタジアムは首都ヘルシンキにあるヘルシンキ・オリンピックスタジアム

歴史

1911年スウェーデン代表と対戦したのが、フィンランド代表の初の国際試合である。国際サッカー連盟(FIFA)に加盟したのは1908年だが、未だにFIFAワールドカップの本大会への出場は叶っていない。最も本大会に近づいたのは1998年大会の予選で、最終節のハンガリー戦で勝てばプレーオフ進出という状況であったが、後半アディショナルタイムにCKからオウンゴールで失点しプレーオフを逃した。

以後、2002年予選ではホームでは無敗を維持しドイツ相手に2分と奮闘するも3位に終わり、2006年予選では3連勝スタートと好調な出だしとなったがオランダ、チェコ、ルーマニアの後塵を拝し地区予選敗退となった。また、UEFA EURO 2008予選ではポルトガル、セルビア、ポーランド、ベルギーと同居する厳しいグループに組み込まれたが14試合でわずか7失点と堅守を武器に躍進した。特に後半戦7試合は無敗と健闘が光った。セルビア、ポーランド、ベルギー戦を0-0で凌ぎ最終戦のポルトガル戦に勝てば本大会出場が決まるという状況で迎えたが、0-0のドローに終わり大会出場を逃した。

2010年予選ではドイツ相手に2分と健闘を見せるも、またもや地区予選敗退に終わった。しかし1年延期された2020年大会では予選を突破してUEFA欧州選手権に初出場を果たし、グループリーグ第1戦のデンマーク戦で大会初勝利を記録した。しかし、次戦のロシアとベルギーに敗れて、3位となり敗退してしまった。

成績

FIFAワールドカップ

UEFA欧州選手権

UEFA欧州選手権 同予選
開催年 結果 試合 勝利 引分 敗戦 得点 失点 試合 勝利 引分 敗戦 得点 失点
1960 不参加 不参加
1964
1968 予選敗退 6 0 2 4 5 12
1972 6 0 1 5 1 16
1976 6 0 1 5 3 13
1980 6 2 2 2 10 15
1984 6 0 1 5 3 14
1988 6 1 1 4 4 10
1992 8 1 4 3 5 8
1996 10 5 0 5 18 18
2000 8 3 1 4 13 13
2004 8 3 1 4 9 10
2008 14 6 6 2 13 7
2012 10 3 1 6 16 16
2016 10 3 3 4 9 10
2021 グループリーグ敗退 3 1 0 2 1 3 10 6 0 4 16 10
2024 予選敗退 11 6 0 5 19 14
合計 1/16 3 1 0 2 1 3 125 39 24 64 144 186

歴代監督

名前 記録
試合 勝率 %
1975-1978 アウリス・リュトコネン 30 8 4 18 026.67
1979-1981 エスコ・マルム 27 4 6 17 014.81
1982-1987 マルッティ・クーセラ 53 9 11 33 016.98
1988-1992 ユッカ・ヴァッキラ 48 7 21 20 014.58
1993-1994 トミー・リンドホルム 25 5 7 13 020.00
1994-1996 ユッカ・イカライネン 21 7 4 10 033.33
1996-1999 リチャード・メラー・ニールセン 34 9 12 13 026.47
2000-2005 アンッティ・ムーリネン 72 34 12 26 047.22
2005 ユルキ・ヘリスコスキ (暫定) 6 2 2 2 033.33
2006-2007 ロイ・ホジソン 22 6 11 5 027.27
2008-2010 スチュワート・バクスター 31 8 6 17 025.81
2010 オッリ・フットゥネン (暫定) 1 1 0 0 100.00
2011 マルック・カネルヴァ (暫定) 2 0 1 1 000.00
2011-2015 ミクス・パーテライネン 43 17 11 15 039.53
2015 マルック・カネルヴァ (暫定) 5 3 2 0 060.00
2016 ハンス・バッケ 13 0 3 10 000.00
2016- マルック・カネルヴァ英語版 26 13 5 8 050.00

歴代選手

歴代記録

出場数ランキング

最多出場者の『ヤリ・リトマネン

2019年11月18日時点

  水色は現役代表選手
順位 選手 試合数 得点数 期間
1 ヤリ・リトマネン 137 32 1989-2010
2 サミ・ヒーピア 105 5 1992-2010
ヨナタン・ヨハンソン英語版 22 1996-2010
4 アリ・ヒェルム英語版 100 20 1983-1996
5 ヨーナス・コルッカ 98 11 1994-2010
6 ミカエル・フォルセル 87 29 1999-2014
7 エルッカ・ペタヤ英語版 84 0 1983-1994
8 テーム・プッキ 80 25 2009-
9 アルト・トルサ英語版 77 10 1964-1981
10 ハンヌ・ティヒネン 76 5 1999-2009
ペトリ・パサネン 1 2000-2013

得点数ランキング

2019年11月18日時点

  水色は現役代表選手
順位 選手 得点数 試合数 期間
1 ヤリ・リトマネン 32 137 1989-2010
2 ミカエル・フォルセル 29 87 1999-2014
3 テーム・プッキ 25 80 2009-
4 ヨナタン・ヨハンソン英語版 22 105 1996-2010
5 アリ・ヒェルム英語版 20 100 1983-1996
6 ミクス・パーテライネン英語版 18 70 1986-2000
7 ヴェルネル・エクロフ英語版 17 32 1919-1927
8 アウリス・コポネン英語版 16 39 1924-1935
グンナル・アストロム英語版 44 1923-1937
10 アレクセイ・エレメンコ 14 57 2003-2013

脚注

  1. ^ Palkittu Bubi käväisi yllättäen palkitsemistilaisuudessa HS.fi – Kaupunki
  2. ^ https://www.fifa.com/ja/tournaments/mens/worldcup/canadamexicousa2026/articles/jacob-friis-appointed-finland-coach-ja

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