サッカーフィリピン代表とは? わかりやすく解説

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サッカーフィリピン代表

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/27 13:20 UTC 版)

サッカーフィリピン代表
国または地域 フィリピン
協会 フィリピンサッカー連盟
FIFAコード PHI
愛称 アズカルス
監督 ミヒャエル・ヴァイス
最多出場選手 フィリップ・ヤングハズバンド(108試合)
最多得点選手 フィリップ・ヤングハズバンド(52得点)
ホームカラー
アウェイカラー
初の国際試合
 フィリピン 2–1 中国
(マニラ, 1913年2月4日)
最大差勝利試合
 日本 2–15 フィリピン 
(東京, 1917年5月10日)
最大差敗戦試合
 日本 15–0 フィリピン 
(東京, 1967年9月28日)
FIFAワールドカップ
出場回数 0回
最高成績 -
AFCアジアカップ
出場回数 1回
最高成績 グループリーグ敗退 (2019)
AFCチャレンジカップ
出場回数 3回
最高成績 準優勝 (2014)
東南アジアサッカー選手権
出場回数 12回
最高成績 ベスト4 (2010, 2012, 2014, 2018)

サッカーフィリピン代表(サッカーフィリピンだいひょう、フィリピン語: Pambansang koponan ng futbol ng Pilipinas)は、フィリピンサッカー連盟(PFF)によって構成される、フィリピンサッカーナショナルチームである。アジアサッカー連盟およびASEANサッカー連盟所属。

愛称のアズカルスはタガログ語で雑種の野犬(フィリピン・エディブル・ドッグ)を意味する。

歴史

1917年に東京で開催された第3回極東選手権において元FCバルセロナパウリーノ・アルカンタラを擁するフィリピン代表チームが日本代表に15-2で勝利した試合は現在もフィリピン代表の最大差勝利試合となっている(Japan 2–15 Philippines)。

過去にFIFAワールドカップには出場していないが、近年はニール・エザリッジなど海外で生まれ育ったフィリピン系の選手を積極的に勧誘しており、2010 AFFスズキカップでは初めてベスト4に入った。また、AFCチャレンジカップ2012で3位になり、フィリップ・ヤングハズバンドが6得点で同大会得点王を獲得。AFCチャレンジカップ2014では準優勝を果たした。

2018年3月27日、出場枠が前回大会の16から24へと増加したAFCアジアカップ20193次予選の最終節で、タジキスタンに2-1と逆転勝利し、グループF首位で初のアジアカップ出場を決めた。また、3次予選に限っては6試合で3勝3分と無敗だった。

ホームスタジアム

2つのスタジアムがホームスタジアムとなっている。

成績

FIFAワールドカップ

AFCアジアカップ

AFCチャレンジカップ

開催年 結果 試合 勝利 引分 敗戦 得点 失点
2006 グループリーグ敗退 3 0 2 1 2 3
2008 予選敗退 - - - - - -
2010 予選敗退 - - - - - -
2012 3位 5 3 0 2 9 8
2014 準優勝 5 3 1 1 7 3
合計 3/5 13 6 3 4 18 14

東南アジアサッカー選手権

開催年 結果 試合 勝利 引分 敗戦 得点 失点
1996 グループリーグ敗退 4 0 0 4 0 16
1998 3 0 0 3 3 11
2000 3 0 0 3 0 8
2002 4 0 0 4 3 24
2004 4 1 0 3 4 9
2007 3 0 1 2 0 8
2008 予選敗退
2010 ベスト4 5 1 2 2 3 3
2012 ベスト4 5 2 1 2 4 3
2014 ベスト4 5 2 1 2 9 7
2016 グループリーグ敗退 3 0 2 1 2 3
ホーム&アウェー方式 2018 ベスト4 6 2 2 2 7 7
2020 グループリーグ敗退 4 2 0 2 12 6
合計 12/13 49 10 9 30 47 105

極東選手権競技大会

開催年 結果 試合 勝利 引分 敗戦 得点 失点
1913 優勝 1 1 0 0 2 1
1915 準優勝 3 0 2 1 1 2
1917 準優勝 2 1 0 1 15 5
1919 準優勝 3 1 0 2 3 5
1921 準優勝 2 1 0 1 3 1
1923 準優勝 2 1 0 1 2 4
1925 準優勝 2 1 0 1 5 5
1927 3位 2 0 0 2 2 5
1930 3位 2 0 0 2 2 12
1934 3位 3 1 0 2 6 8
合計 10/10 22 7 2 13 41 48

東南アジア競技大会

開催年 結果 試合 勝利 引分 敗戦 得点 失点
1977 グループリーグ敗退 3 1 1 1 5 7
1979 不参加
1981 グループリーグ敗退 2 0 0 2 0 3
1983 グループリーグ敗退 2 0 1 1 0 5
1985 グループリーグ敗退 2 0 0 2 0 13
1987 不参加
1989 グループリーグ敗退 3 0 0 3 1 10
1991 ベスト4 4 1 1 2 6 10
1993 グループリーグ敗退 3 0 0 3 1 11
1995 グループリーグ敗退 4 1 0 3 2 9
1997 グループリーグ敗退 4 0 0 4 1 13
1999 グループリーグ敗退 4 0 0 4 3 18
合計 10/12 31 3 3 25 19 99

歴代監督

  • ディオニシオ・カルボ 1934, 1954
  • アラン・ロジャース 1962–1963
  • ダニー・マクレナン 1963
  • ファン・クチラス 1968–1972
  • フロレンティーノ・ブロセ 1973–1974
  • ファン・クチラス 1975–1978, 1981–1984
  • アルベルト・ホナサン 1987
  • カルロス・ カバグナロ 1989
  • エックハルト・クラウツン 1991–1992
  • マリアーノ・アラネタ 1993
  • ノエル・カシラウ 1993–1996
  • ファン・クチラス 1996–2000, 2008–2009
  • ロドルフォ・アリカンテ 2000
  • 今井雅隆 2001
  • 神戸清雄 2002-2003
  • アリス・カスリブ 2004-2007, 2009
  • ノーマン・フェギデロ 2008
  • デズ・ブルピン 2009-2010
  • サイモン・マックメニミー 2010
  • ミヒャエル・ヴァイス 2011–2014
  • トーマス・ドゥーリー 2014–2018
  • テリー・ブッチャー 2018
  • スコット・クーパー 2018, 2019
  • スヴェン=ゴラン・エリクソン 2018-2019
  • ゴラン・ミロイェヴィッチ 2019
  • スチュワート・ホール 2021-2022
  • ジョセップ・フェレ 2022-2023
  • バラエ・ジュロンディ 2023
  • ミヒャエル・ヴァイス 2023-

歴代選手

GK

DF

MF

FW

脚注

関連項目

外部リンク




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