トーマス・ラヴェリとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > トーマス・ラヴェリの意味・解説 

トーマス・ラヴェリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/31 04:52 UTC 版)

トーマス・ラヴェリ
名前
ラテン文字 Thomas Ravelli
基本情報
国籍  スウェーデン
生年月日 (1959-08-13) 1959年8月13日(65歳)
出身地 クロノベリ県ベクショー
身長 188cm
体重 82kg
選手情報
ポジション GK
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1976-1988 エステルスIF 239 (0)
1989-1997 IFKヨーテボリ 191 (0)
1998-1999 タンパベイ・ミューティニー 23 (0)
代表歴
1981-1997 スウェーデン [1] 143 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

トーマス・ラヴェリThomas Ravelli, 1959年8月13日 -)は、スウェーデン出身の元サッカー選手。ポジションはGKオーストリア系イタリア系移民を祖先に持つ[2]

経歴

エステルスIFで選手キャリアをスタートさせると、2度のリーグ制覇(1980年、1981年)に貢献し、1981年にはスウェーデン年間最優秀選手賞を受賞。1989年には国内の強豪IFKヨーテボリへ移籍し、6度のリーグ制覇(1990年、1991年、1993年、1994年、1995年、1996年)に貢献した。また1998年からはアメリカメジャーリーグ・サッカータンパベイ・ミューティニーでプレーをした。

スウェーデン代表としては1981年から1997年の間に国際Aマッチ143試合に出場。出場数は2000年のUEFA EURO 2000においてドイツのローター・マテウスに塗り替えられるまで世界最多出場記録だった [3]。なお、この記録は2013年にアンデシュ・スヴェンソンが更新するまで、スウェーデン代表の最多出場記録でもあった。

長らくスウェーデン代表の正GKを務め、1990年のFIFAワールドカップ・イタリア大会出場、1994年のFIFAワールドカップ・アメリカ大会3位入賞、地元開催となった1992年のUEFA EURO '92ベスト4進出に貢献した。特に1994年のワールドカップ準々決勝、ルーマニア戦では2本のPKを阻止する活躍を見せ、36年ぶりとなるベスト4進出の立役者となった。同年に国際サッカー歴史統計連盟(IFFHS)により発表された年間最優秀GK賞ではベルギーミシェル・プロドームに次いで第2位に選ばれた[4]

双子の兄弟のアンドレアス英語版も元サッカー選手で、ポジションはDF。スウェーデン代表として1980年から1989年の間に国際Aマッチ41試合に出場した。

個人タイトル

脚注

  1. ^ Thomas Ravelli - Century of International Appearances”. The Rec.Sport.Soccer Statistics Foundation. 2015年3月8日閲覧。
  2. ^ Thomas Ravellis släkthistoria stulen Archived 2008年4月5日, at the Wayback Machine.; Aftonbladet, 10 June 2000 (スウェーデン語)
  3. ^ 週刊サッカーマガジン 編『サッカーマルチ大事典 改訂版』ベースボール・マガジン社、2006年、508頁。ISBN 4-583-03880-1 
  4. ^ IFFHS' World's Best Goalkeeper of the Year 1994

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「トーマス・ラヴェリ」の関連用語

トーマス・ラヴェリのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



トーマス・ラヴェリのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのトーマス・ラヴェリ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS