創価学会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/08 12:20 UTC 版)
最高幹部
主要役員
(2020年10月時点)
- 名誉会長:池田大作(創価学会インタナショナル(SGI)会長兼任)
- 会長:原田稔(SGI会長代行兼任)
- 理事長(宗教法人代表役員):長谷川重夫
- 主任副会長:池田博正(SGI副会長兼任)、石嶋謙二、大場好孝(SGI理事長兼任)、金沢敏雄、谷川佳樹(壮年部長・創価学園理事長兼任)[SG 11]、萩本直樹(総東京長・聖教新聞社代表理事兼任)、原田光治、山本武
- 歴代の会長、主任副会長、副会長、理事長、副理事長の職に女性の学会員は就任した事が無いが、最高指導会議の議員に就任した柏原ヤスの例がある。
各部部長
(2019年11月時点)[SG 11]
名誉会長と歴代会長
歴代会長の中でも、初代・牧口常三郎、第2代・戸田城聖、第3代・池田大作のいわゆる「三代会長」は、「広宣流布実現への死身弘法の体現者であり、この会の永遠の指導者である」と2002年(平成14年)の会則改正(同年4月6日、文部科学大臣が認証[批 1])の際に定められた。ただし、三代の会長個人を本仏である日蓮と同等またはそれ以上に崇め奉ることは認められていない。
1960年代から1970年代にかけて、「池田を現人神とみなす狂信的な会員」が現れたため、池田自身が聖教新聞紙上で「私などを絶対視してはいけない」と明言したことがある[SG 13]。
また、会長の任期は創立以来終身制とする慣例だったが、池田の会長辞任に合わせて制定された創価学会会則で「1期5年で再任を妨げず、会長が任期途中で辞任、または死亡によって欠けた場合、後任者は前任者の残存任期を引き継がない」と規定された。
なお、会長任期は2015年(平成27年)の会則改正で「1期4年」に変更された。
歴代会長・名誉会長の一覧
No. | 指導者 | 就任日 | 退任日 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
名誉会長(1979 - ) | |||||
1 | 池田大作 (1928 – ) |
1979年4月24日 | (現職) | 会長辞任に伴い、昇格 | |
会長(1930 - ) | |||||
1 | 牧口常三郎 (1871 – 1944) |
1930年11月18日 | 1944年11月18日 | 在任中に死去 | |
- | 空席 | 1944年11月18日 | 1951年5月3日 | ||
2 | 戸田城聖 (1900 – 1958) |
1951年5月3日 | 1958年4月2日 | 在任中に死去 | |
- | 空席 | 1958年4月2日 | 1960年5月3日 | 理事長の小泉隆が会長職務を代行 1958年6月30日以降は総務に池田大作を起用 | |
3 | 池田大作 (1928 – ) |
1960年5月3日 | 1979年4月24日 | 在任中に辞任、名誉会長に昇格 | |
4 | 北条浩 (1923 – 1981) |
1979年4月24日 | 1981年7月18日 | 池田会長の辞任に伴い、昇格。 在任中に死去 | |
5 | 秋谷栄之助 (1930 – ) |
1981年7月18日 | 2006年11月9日 | 北条会長の死去に伴い、昇格。 任期途中で辞任 | |
6 | 原田稔 (1941 – ) |
2006年11月9日 | (現職) | 秋谷会長の辞任に伴い、昇格。 |
歴代会長の中で名誉会長となっているのは池田のみであり、任期は定められていない。
池田の後継者に関する憶測
2010年に第一線を退いた池田の後継者候補として、長男で創価学会副会長・副理事長を務めていた池田博正(現・主任副会長)の名前が浮上している[33]。池田は当初、「学会は永久に世襲制はとりません。これは初代、二代、そして三代の私を含めた不文律のようなものになっている。」[SG 14] と述べていた。
一方で、関西創価学会のドンとして知られ、与野党問わず政界とのつながりが深かった元総関西長の西口良三が2015年に死去したことを受け、池田から長男・博正への世襲が近くなったと予測する学会関係者もいる[34]。
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