創価学会
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教義関連
教義・目的
- 日蓮大聖人を末法の御本仏と仰ぎ、根本の法である南無妙法蓮華経を具現された三大秘法を信じ、御本尊に自行化他にわたる題目を唱え、御書根本に、各人が人間革命を成就し、日蓮大聖人の御遺命である世界広宣流布を実現することを大願とする。(創価学会 会憲第2条[19]・会則第2条より[20]) 詳細は「広宣流布#創価学会」を参照
- 初代会長牧口常三郎、第二代会長戸田城聖、第三代会長池田大作の「三代会長」は、広宣流布実現への死身弘法の体現者であり、この会の広宣流布の永遠の師匠である。「三代会長」の敬称は、「先生」とする。(創価学会 会憲第3条2項[19]・会則第3条2項より[20])
- 日蓮大聖人の仏法の本義に基づき、弘教および儀式行事を行ない、会員の信心の深化、確立をはかることにより、各人が人間革命を成就するとともに、日蓮大聖人の仏法を世界に広宣流布し、もってそれを基調とする世界平和の実現および人類文化の向上に貢献することを目的とする。(創価学会 会憲第4条[19]・会則第4条より[20])
経典
法華経を最高の経典とした天台智顗の五時八教説と、日蓮が説いた寿量文底下種仏法・三大秘法を基礎としている。
- 『法華経』(方便品第二・如来寿量品第十六)
- 『新編日蓮大聖人御書全集 創価学会版』(聖教新聞社、1952年 - 2021年) - ※2021年の「新版」発刊に伴い廃刊。
- 『日蓮大聖人御書全集 新版 創価学会版』(聖教新聞社、2021年)
勤行・唱題
朝晩、御本尊に向かい、法華経の「方便品第二」と「如来寿量品第十六」を読経する事[21]を「勤行」という。
「南無妙法蓮華経(なんみょうほうれんげきょう)」(※「なむみょうほうれんげきょう」ではない)という題目を唱える行為。「勤行」のあと、随時「題目」を唱える。これを、「唱題(しょうだい)」という。
時間が取れない場合などには「勤行」を行わずに、「題目」のみでもよいとされる[22]。「南無妙法蓮華経」とは「法華経に帰依する」の意であり、「題目」は経典の表題を唱えることに由来する。
本尊・本仏
- 信仰の対象である本尊は、日蓮が顕した法華経の肝心である「南無妙法蓮華経」の文字曼荼羅である。
- 日蓮正宗からの破門に伴って宗門より御形木本尊の下付が停止されたため、1993年(平成5年)以降は日蓮正宗第26世法主・日寛が1720年(享保5年)に書写した本尊(淨圓寺蔵)を複写印刷し、「御形木御本尊」として授与している[SG 6]。
- 諸事情で自宅に仏壇を安置できない場合は、「お守り御本尊」と呼ばれる小型の御本尊を授与する。日寛書写の本尊を複写印刷したものである。
- 「本門戒壇の大御本尊」については2002年(平成14年)の会則改正により表記が変更された。さらに、2014年(平成26年)の会則改正により、「弘安2年(1279年)の本門戒壇の大御本尊は受持の対象とはしない」と聖教新聞上で公式発表された。なお「弘安2年の本門戒壇の大御本尊」は日蓮正宗総本山大石寺に安置されているが、近年、この本尊は日蓮が直接造立したものではなく、日蓮が弘安3年(1280年)に日興の弟子・日禅に授与した本尊を模写したものであるとの説が出されている[23]。日蓮正宗は、歴代法主による書写本尊は「戒壇の大御本尊」を書写したものと主張しているが、大御本尊が後世に建立されたものである場合にはその主張は成立しない[24]。
- 「謗法払い」については、創価学会は新入会希望者に対して、
- 入会希望者自身が、かつての信仰対象の処分・返却を行うこと。
- 本人が承諾しても、他人が手伝ったり預かって持ち帰ったりしないこと。
- 謗法払いは入会する会員自身が、自ら自分自身で行う。
- 同居家族や所有関係者の事前了解を得ること。
固有名詞の分類
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