第1話 - 第100話とは? わかりやすく解説

第1話 - 第100話

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ゴルゴ13のエピソード一覧」の記事における「第1話 - 第100話」の解説

話数 題名 / 発表年月”の順で記載第1話 ビッグ・セイフ作戦 / 1968年11月 第二次大戦末期ナチスドイツの下で大量イギリスポンド紙幣偽造された。計画主導したのは、元ナチス親衛隊隊長のベルンハルト・ミューラー。ミューラーナチ崩壊後、その偽造紙幣抱えて逃亡し連合軍捜索からもうまく逃れ、現在はスイス潜伏して要塞さながら堅牢な邸宅に籠もっていた。偽紙幣ナチスの高度な技術駆使して造られ精巧なもので、これが市場に出回れポンド価値信用下落避けられないナチ戦犯センター解体される日を目前にしてミューラー殺害決断したMI6は、フリーランス暗殺者を雇うことにする。コンタクトに応じて姿を現したその暗殺者は、「ゴルゴ13」という不吉な異名持った東洋系の男であった第2話 デロスの咆哮 / 1968年12月 第二次大戦時ナチス囚われ生き別れになっていたフランス国防相の妻と息子が24年ぶりに姿を現した。戦時受けたひどい拷問のため長期間療養しており、名乗り出るのが遅れたという。疑念持ったフランス情報局調査員送り込んだところ、いずれもそろって極端な不審な死を遂げた母子偽物であるなら何故わざわざこのように疑いを招く真似をするのか?疑心暗鬼かられた末、とうとう情報局ゴルゴ雇って母子殺害決断するが、それは巧妙に仕掛けられ東側の罠であった第3話 バラと狼の倒錯 / 1969年1月 スペイン富豪ロドリゲス愛娘が、「フォエティダ(黄色バラ)」という名うて色事士に誑かされ、消息を絶った。男の殺害依頼されゴルゴは車を待ち伏せて狙撃しようとするが、運転をしていたのは明らかにであった。フォエティダに誑かされた女達ブルーフィルムペルシャ絨毯織り込んで売られていることを突きとめたゴルゴは、潜入したイラン例の「女」を見つける。偶然ではあり得ない判断してゴルゴ「女」撃ったが、「女」には驚くべき秘密隠されていた。 第4話 色あせた紋章 / 1969年2月 ハンガリーオーストリア国境にかかる“血まみれ”で、東西大物スパイ同士交換が行われようとしていた。ハンガリー秘密警察長官クリューガー混乱乗じて西側亡命することを企てゴルゴスパイ交換最中現場立ち会うKGV〔ママ部長狙撃依頼する。このことはCIA事前に了承済みで、スパイ交換クリューガー亡命させるための口実であった。ところがKGVに捕らわれていた米スパイ・リーベックは、事の次第をすべてKGV長官話してしまっていた。 第5話 檻の中の眠り / 1969年3月 通称パンドラの島」と呼ばれるアラスカブリストル湾に浮かぶ北刑務所脱獄不可能と名高いこの凶悪犯罪専用刑務所無期懲役囚人としてゴルゴ収監されてくるが、収監されやいなや無闇に反抗的な態度をとり、所長逆鱗触れて死刑囚に身を落とされてしまう。死刑囚のザラスはそんなゴルゴ行動小気味よく眺めていたが、隣の監房移されてきたゴルゴから脱獄相談持ちかけられるゴルゴ自称するデューク・東郷」という名前が初登場第6話 白夜は愛のうめき / 1969年4月 傷心旅行からの帰り飛行機で、女は一人の男と隣り合わせになる。その男とは、女は偶然からすで二度顔を合わせていた。飛行機目的地ノルウェー空港上空まで差しかかった時、機体トラブル生じて機内騒然となるが、男は少しも動じた色を見せなかった。やがて飛行機胴体着陸試みることになり、激震襲われた女は男に抱きつく着陸成功し機内歓喜沸き返る中、女は男と固く抱き合い唇を重ねていた。飛行機降りた後、白夜の夜の中で女は男とベッド共にする。男は無言立ち去るが、女は男が忘れられない密かに男の後をつけた女が見たのは、銃を持ち狙撃という彼の仕事終えたばかりの男――ゴルゴの姿であった第7話 ブービートラップ / 1969年5月 内閣総辞職要求する大規模なゼネスト計画されていることを察知したフランス保安局は、スト計画中心人物である労働総同盟書記長暗殺ゴルゴ依頼するが、治安庁からストップがかかり、保安局ゴルゴ依頼破棄通告しのみならずゴルゴ口を封じよう考える。スト始まり死んだように静まりかえるパリで、西ヨーロッパ唯一の殺人集団ローゼンクロイツ」によって送り込まれ刺客達次々ゴルゴ襲いかかる第8話 黒い熱風 / 1969年5月 ガボン共和国革命評議会指導者オーバーメ将軍狙撃犯人として逮捕されゴルゴ評議会No.2ドルトン准将一通り取り調べの後ゴルゴ銃殺刑言い渡すが、まさに刑が執行されようという直前、軍の実力者一人カイヨーテ大佐執行中止させる。再び開かれた軍事法廷で、カイヨーテは暗殺事件黒幕他ならぬドルトン准将だと発言し法廷騒然となる決死形相ドルトン非難するカイヨーテだったが、ゴルゴはその熱弁の裏隠れた目論見察知していた。オーバーメ将軍暗殺したのはゴルゴではなくゴルゴ狙撃機先を制した別の狙撃手だったからである。 第9話 南仏海岸コートダジュール) / 1969年6月 スイス銀行から金密輸組織実力者2人狙撃依頼され南仏コート・ダジュール赴いたゴルゴ。ところがゴルゴ一人目の男をスコープ捕らえた瞬間標的何者かに狙撃され殺されてしまう。不可解に思いながらもう一人の男の滞在しているリゾートホテル訪れたゴルゴは、そこで盲導犬連れた一人盲人出会う事前調査でその姿をかすかに見とめていたゴルゴは、もしやと怪しみ盲人正体調査させる。「イクシオン」と名乗るその盲人は、盲目ながら神業的な狙撃腕前を持つプロ暗殺者であった第10話 ゴルゴin砂嵐サンド・ストーム) / 1969年6月 エジプトはじめとするアラブ諸国イスラエル包囲強め緊迫化する中東情勢アラブ側背後にはソ連の影があり、イスラエル国防相のダヤンソ連ミサイル供与と共に派遣した技術将校達の抹殺ゴルゴ依頼する。しかし将校達の正体目下のところ不明であり、イスラエル買収したアラブ側の高級将校インセクト)」のみがその正体知悉している。「虫」接触すべく、ゴルゴモサド所属女性諜報員ヘーゼラーとともにエジプト潜入する。が、ヘーゼラーは実はアラブ連合送り込んだ二重諜報員であり、同行中も隙あらばとゴルゴ動静窺っていた。 第11話 駅馬車の通った町 / 1969年7月 ネバダ州国境に近い小さな街。ゴルゴがたまたま立ち寄った時、街は無法者集団占拠されていた。ゴロツキ達は何をしても無言ゴルゴをからかうが、一行頭目だけはどこかで見た顔だとゴルゴのことを訝しむ数日間暴虐限りを尽くした後、無法者達は街を去ることにするが、住人達への見せしめとして保安官公開処刑にかけることにする。保安官悲鳴が響く中、磔にされたその体に銃弾撃ち込まれてゆく。が、1弾2弾……13弾と撃ちこまれた時、頭目ゴルゴ恐るべき正体思い出す。しかし気づいた時にはすべてが遅かった第12話 狙撃のGT / 1969年8月 中国欧州方面における情報統括する責任者王徳明が西側亡命した。現在ウィーン米国大使館保護されている王は、この後高速鉄道スイスへ向かう予定になっているスイス逃げ込まれしまえばもはや打つ手はなく、鉄道移動している最中を狙うほかないと判断した中国統一戦線工作部ゴルゴに王の狙撃依頼する標的行動パターン精密に分析したゴルゴは、鉄道と同速度で走るスポーツカーから狙撃する案を導き出しその実行に向け模擬演習取りかかる第13話 メランコリー・夏(サマー) / 1969年9月 国家機密持って逃亡しKGB保護されていた元英外務省高官・グラストンがソ連から追放された。グラストンの暗殺MI6から依頼されゴルゴは、標的ハネムーン装って逃亡時に結婚相手」として利用してマルタ捨てたという女をマークするMI6ヒューム部長初登場第14話 猟官・バニングス / 1969年10月猟官」と呼ばれ執念深くゴルゴ追い続けてきた国際刑事警察機構刑事バニングス。3年にも渡る捜査の上書かれ報告書読んだ上層部出した結論は、囮捜査しかけてゴルゴ捕まえようというものだった。そんな稚拙な罠に引っかかるような手合いではないとバニングスは反対するが、彼の反対空しく計画実行移されることになる。失望したバニングスは辞職願いゴルゴ捕まえるべく独自の行動始める。 第15話 WHO!? / 1969年11月 殺し屋ダッシュ情婦ナンシーは、罪の意識悩みながらも殺人仕事片棒担いでいたが、刑事コーバックの説得によりダッシュの罪を証言して彼を法廷送り込むダッシュ死刑判決言い渡されることになり、以後ナンシー忌まわしい過去忘れて大富豪の夫と結婚して幸せ暮らし始める。が、そんなナンシー周囲死刑になったはずのダッシュ生きているではないか窺わせる兆候現れるおびえたナンシーは現在は私立探偵を営むコーバックに相談持ちかける第16話 殺意の交差 / 1969年11月 ABCレジャーコンツェルンの社長ブラウン暗殺引き受けたゴルゴその後釜に座ろうというのが依頼人のジョナサン・アープの思惑だったが、依頼発端会長であるアルバーアープ示唆したものであった。が、アルバー示唆した暗殺計画実相は、アープブラウンを殺させ、邪魔者ブラウンを消すと共にアープ弱み握ろうという目論見だった。すべてを知っているゴルゴ飛行機乗せアープ嬉々として狙撃現場へ彼を誘おうとする。が、その一方でゴルゴ知らないもう一つ殺人計画進行していた。 第17話 スタジアムに血を流して / 1969年11月 暗黒街大物ニコラス・メランギの愛人アンジェラには、ずば抜けた射撃技術を持つデイブという弟がいた。ゴルゴ狙われていたメランギはデイブ使ってゴルゴ返り討ちにしようとするが、アンジェラ頑なに拒否するアンジェラやむなく自身ゴルゴを葬ろうとするが、あえなく失敗。メランギから姉の死を聞いたデイブゴルゴ狙撃現場強襲しゴルゴの隙を突いて背後をとることに成功する。が、ゴルゴ簡単に殺すには惜し好敵手判断したデイブ改めての決闘申し出る第18話 白の死線デッドライン) / 1969年12月 KGBから西側亡命しようとしている生物兵器学者暗殺依頼されゴルゴ降り積もったスイス・イタリア間の国境山岳地帯スキー使ったアクロバット的な狙撃で見事標的仕留めるものの、依頼人の裏切りに遭って滞在先のホテル強襲されてしまう。逃走の際に発砲事件起こしたことで山岳捜索隊追われることになったゴルゴは、やむなく吹雪始まった雪山逃げ込んだ第19話 ベイルートVIA / 1969年12月 レバノン首都ベイルート中東経済の要の重要都市であったが、キリスト教とイスラム教混在する国情のため恒常的に不安定な状態にある。MI6ヒューム世界諜報界の四巨頭は、混乱元凶であるパレスチナ・ゲリラの指導的グループスパイダー6」の討滅ゴルゴ依頼する事を決断するが、その起用は彼らの信頼する謎の修道女マザー・ヨシュアの進言よるものだった。ベイルート潜入したゴルゴ鮮やかに標的達を倒し依頼見事に完遂する。しかし最後に仕留めたグループ頭目は、息を引き取る間際不可解な名前を口にした。 第20話 最後間諜インセクト)― / 1970年1月 19話の続編資産管理任せているドワイト・D・グリンヒルの銀行訪れたゴルゴ金庫室案内されるものの、罠が仕掛けられていることを鋭敏に見抜く詰問されたグリンヒルは、大恩ある人物からゴルゴを殺すことを強要されたのだと陳謝する。その人物とはスイス銀行莫大な蓄財をしている人物であり、その人物の指導情報提供によりスイス銀行界は永世中立という誇り保ってこられたのだという。正体不明その人物の暗号名は「インセクト)」。それはゴルゴベイルート葬ったゲリラ頭目最後に口にした名前と同じ名であった第21話 ラブはナイフ / 1970年1月 ナイフ使い殺し屋ベンは、恋人マーサ薦めゴルゴの名を騙って暗殺仕事請け負っていた。仕事面白いほどに集まったものの、次第他人の名を騙って稼いでいることが馬鹿馬鹿しくなってきた。ベン自身名をあげるべくゴルゴ暗殺することを考える。 第22話 Dr.V・ワルター / 1970年1月 ソ連優秀な電子工学研究者Dr.V・ワルターは、妻子祖国殺され怨みから最新ECM開発した後、突然米国亡命したワルター米国極東戦略の要である沖縄基地レーダーシステム携わることになり、暗殺決断したKGBゴルゴ狙撃依頼する依頼受けたゴルゴ沖縄乗り込み琉球大学にて講演中のワルター狙撃するが、仕事終えたゴルゴ待っていたのはKGBの罠であった第23話 内陸地帯(ゾーナインテリア) / 1970年2月 ボリビアでのゲバラドブレ反乱以降共産主義ゲリラ活動過激化する中南米ボリビア政府軍ドミンゴ大佐からゲリラ首領捜索抹殺依頼受けたゴルゴは、ゲリラ入らないかと誘いをかけてきた共産主義シンパ大学生とともにゲリラ潜伏するジャングル足を踏み入れる。そこへ姿を現したのは巨大なオオアリクイだった。 第24話 査察シースルー / 1970年3月 米国スパイ衛星査察データソ連奪取された。計画主導したのは、かつてスターリン片腕として国際外交舞台で辣腕振るった怪物外交官モロトフであり、国連理事会での機密暴露恐れた米国モロトフ暗殺ゴルゴ依頼する。しかしこの動き死の床についていた元KGB部長キニスキー察知されていた。キニスキーモロトフ情報伝えと共に旧知間柄だったゴルゴにもソ連依頼察知したことを「遺言」という形で伝える。 第25話 仮面の標的 / 1970年3月 アルゼンチン人気を博すユダヤ人マジシャン・アルドーには、拷問恐怖から同胞ナチス売った過去があった。罪の意識悩み続けるアルドーの前に、かつて彼を拷問にかけた元ナチ高級将校カウフマン現れるユダヤ人組織殺し屋差し向けられカウフマンはアルドーの変装奇術に目をつけ、彼を自分替え玉仕立て上げようと考えたのだった特殊技術作ったマスク被せられたアルドーは、カウフマン身代わりとして振る舞うよう強要される第26話 死に絶えた盛装 / 1970年4月 政財界男たち魅了するマダム・マルタンの愛人チョコレート・バン暗殺依頼受けたゴルゴは、2人接触する思われる場所、モナコマダム動向を探る。チョコレート・バンの正体掴めずにいたゴルゴ導き出した結論とは。 第27話 シェルブールO300 / 1970年4月 戦雲途切れることのない中東地域に再び暗雲が立ちこめてきた。状勢を受け、フランスイスラエル対す武器禁輸措置持ち出しイスラエル発注していた砲艦引き渡し拒否表明するイスラエルシェルブール港に繋留されている砲艦力ずく奪取するべく特殊部隊潜入させるが、対立するリビア軍はこれを察知して腕利き破壊工作部隊差し向けてきた。イスラエル国防相のダヤン旧知ゴルゴコンタクトをとり、特殊部隊殲滅依頼する第28話 マッディブラッド / 1970年5月 ブラジルマナオス。男の愛を求めてさまよった末に娼婦身を落としてしまったフイニーは、故郷であるマナオスに戻る途中に偶然知り合ったゴルゴに心を惹かれる一方ゴルゴ標的であるリオギャング元締めダディBは、ゴルゴ狙われていることを知って機先を制し襲撃しようとするが失敗かくなる上はマナオス奥地ジャングル誘い出しゴルゴを罠にかけよう目論むが、そこへゴルゴ追いかけてきたフイニーが現れる第29話 価値なき値 / 1970年5月 ニクソン大統領による大統領令以降密かに毒素兵器研究進めていた米国新型毒素兵器トクシンP2」を完成させた。だがその研究にも中止命令が下ることとなり「トクシンP2」は秘密裏廃棄されることになった。その矢先研究指導していた科学者何者かに暗殺されてしまう。東側工作員仕業判断したCIAは、ゴルゴ金塊輸送装ったトクシンP2」の輸送同行し襲ってくる工作員達を殲滅することを依頼する第30話 魔笛のシュツカ / 1970年6月 西ドイツ郊外ザルツブルクで暮らす初老の男・ベルンハイム一見モーツァルトの『魔笛』を愛好する物静かな老人見えるが、かつてナチス突撃隊屈指の暗殺者として200人もの反独分子葬った過去があった。娘のユダヤ人恋人との結婚頑なに認めない等、現在もナチズムを引きずっているベルンハイムは、ネオナチ組織から西独共産党広報部長のマルチン・リスナーの暗殺依頼され快諾する。『シュッカ』の異名をとり恐れられ壮年の頃に戻るべくベルンハイム奮起するが、偶然にNATOから全く同じ依頼受けたゴルゴ現れる第31話 暗い街灯の下で / 1970年7月 いつもの通りアーマライトいくつも小包分割して仕事先ロンドンへ送ったゴルゴ。しかし送り先ホテル赴いてみると小包一つ届いていなかった。それもそのはず小包郵送中に輸送車暴走族グループ襲われ、彼らに奪われしまっていたからだった。やがてゴルゴの銃を使った連続殺人事件発生する被害者撃ち込まれ弾丸線条痕から、ゴルゴ犯人として容疑かけられる第32話 帰ってきた標的(ターゲット) / 1970年8月 司法取引によりFBI出頭することになった米国麻薬界の帝王バグシイ“ビッグガボール。そんなバグシイの姿勢反発した右腕のロッキー・ブラウンはゴルゴコンタクトをとり、バグシイの暗殺依頼する依頼引き受けニューヨーク飛んだゴルゴFBI出頭しようとしていたバグシイを葬るものの、ところが次いでゴルゴ足を運んだ香港葬ったはずのバグシイがゴルゴ前に現れた。 第33話 飢餓共和国 / 1970年9月 ナイジェリアに対して独立宣言したものの、政府軍圧倒的な軍事力前に敗退繰り返して内陸一角押し込まれビアフラ共和国軍。陸路空路封鎖され完全な兵糧攻めさらされ500イボ族は、絶望的な飢餓状態へ追い込まれることとなった乗っていたエアタクシーイボ族ゲリラハイジャック遭い内戦渦中ビアフラに入ることとなったゴルゴは、偶然の成り行きからゲリラ一員少年兵を救うことになる。ゴルゴの腕に惚れ込んだゲリラ指導者オハネヒ将軍は、米石油資本油田襲撃計画ゴルゴ参加依頼する第34話 喪服の似合うとき / 1970年10月 依頼人コンタクトをとるためパリ訪れたゴルゴだったが、街を歩いている最中何者かから銃撃を受ける。ゴルゴ咄嗟に応戦しようとするが、懐から拳銃引き抜いた瞬間突然右手痺れ出して拳銃取り落としてしまう。ゴルゴ銃撃したのは、かつてゴルゴ暗殺事件巻き添え失明したド・バビエール伯爵の部下だった。ゴルゴの手痺れ知った伯爵今こそ絶好好機考えかねてより暖めていた復讐計画実行移そうとする。 突然手が痺れゴルゴの謎の持病初登場第35話 激怒の大地 / 1970年11月 KGBスパイありながらCIA捕らえられ二重スパイとなったビセンテ・ヨーク。KGBCIA双方追われることになったビセンテペルーへと逃亡するが、彼を始末するべく両組織送り込んだ暗殺者達は、一様にナイフ首を切り裂かれ無残に殺されてしまった。KGBからビセンテ暗殺請け負ったゴルゴはよほどのプロ護衛ついている違いない想像巡らすが、現地についても護衛正体皆目わからなかった。護衛正体を探るのを断念したゴルゴは、牧師扮しているというビセンテのいる山奥教会へと向かう。 第36話 番号預金口座(コント・ヌメロテ) / 1970年12月 暗殺されドミニカトルヒーヨ大統領の息子ラムフィス・トルヒーヨは、父の死後スペイン亡命し使い切れない程の父の遺産浪費しながら毎日送っていた。有り余る金とその金目当てで近づいてくる取り巻き囲まれながら生の実感感じられない彼は、自分殺し屋に狙わせるという命を懸け酔狂なゲーム思いつく。父の資産投資失敗した銀行家フーリオを刑務所から引っ張り出したトルヒーヨは、彼に死のゲーム相手になることを強要する腕利き殺し屋を捜してこいと言われたフーリオは、当惑しながらも言われたままに殺し屋を捜そうとする。 第37話 AT PIN-HOLE! / 1971年1月 エルパソへ向かう旅客機ハイジャック発生乗客に危険が及ぶ恐れがある以上とても旅客機には近づけず、狙撃仕留めるより方法はないと判断したCIAは、FBI要請して別件取り調べ受けていたゴルゴ超法規的釈放させ、ハイジャッカー狙撃依頼する。特別製カスタム狙撃銃携えて空港へ乗り込んだゴルゴは、射程実に1000mを超える針の穴撃ち抜くような超長距離狙撃挑むゴルゴ信頼するガンスミスデイブ・マッカートニー初登場第38話 ラオスのけし / 1971年2月 黄金の三角地帯新しく麻薬のアジアルートを握った男の抹殺CIAから依頼されゴルゴラオス潜入した替え玉を使う男の正体見極めようとする中、CIA連絡員次々消されていく。ゴルゴは男とのパイプを持つ、通称リー将軍アジトに行く。そしてリー会いに来たターゲット搭乗しているヘリコプター墜落させる。 第39話 雪は黒いドレスの肩に / 1971年3月 偽装結婚をして極秘資料ソ連持ち出そうとしているKGBスパイゴルゴCIAからこのスパイ狙撃依頼される。 第40マニトバ(MANITOBA) / 1971年3月 KGBモスクワ・フィルハーモニー管弦楽団潜り込ませた二人諜報員西側亡命企て逃亡した諜報員達の抹殺依頼されゴルゴ公演先のカナダに飛ぶが、不意のアクシデントにより警察拘束されてしまう。ところが事態意外な展開になったカナダ公安諜報部ゴルゴ接触し亡命望んでいるとは知らず件の諜報員達の暗殺依頼してきたのである図らずも西側からも同じ依頼を受けることとなったゴルゴは、無報酬依頼引き受け諜報員達が姿を消したマニトバ州へと向かう。 第41話 そして死が残った / 1971年4月 フィリピン内務情報局とのコンタクト応じるためマニラ飛んだゴルゴ。しかし空港降り立った直後何者かの狙撃を受け辛うじて難を逃れる情報局依頼は、マルコス政権政策反発して再び活動活発化させている反政府ゲリラ団・フク団首領レネ・ガルシアの抹殺だった。 第42話 女王陛下の憂鬱 / 1971年5月 何者かがMI5機密書類超小型カメラ撮影し逃亡したMI5はただちにロンドン全域非常線張り、たまたま市内ホテル滞在していたゴルゴ容疑者として拘束されてしまう。ゴルゴ事件に全く無関係だったが、行きずりの女と一緒に泊まっていた部屋の中から何故か小型カメラが見つかり、有無を言わさず連行される。ゴルゴ拘束知ったMI6ヒューム部長は、ゴルゴ諜報員真似をするような人間ではないと考え真犯人別に存在するのではと推測する。 第43ゲート・イン(GATE-IN) / 1971年6月 英国競馬最高峰であるダービー目前にして英国中が沸き返る中、その裏側では山師のビクター・ゴードンによる邪な陰謀進行していた。一番人気の本命馬アクシデント巻き込んで落馬事故起こすことで高配当得よう企んだゴードンは、腕利き狙撃手狙撃騎手の握る手綱切断するという大胆不敵な計画立てた。すでに二人狙撃手雇ったゴードン万全を期すために最高の狙撃手名高いゴルゴ雇おう考え何故か都合よく会場となるエプソム競馬場にいたゴルゴに話を持ちかける第44話 VOO DOO / 1971年7月 ハイチ商社副社長ハシェルは、ある晩酒場ブードゥーの女呪術師から「今の社長呪い殺して代わりにその座に座りたくないか」と持ちかけられる。ハシェルは訝しげ思いながらも金を払うが、ほどなく社長事故死し、ハシェルは本当に社長の座に就くことになる。その後すぐに例の呪術師オフィス押しかけ、金を無心しに来る。ハシェルは女を追い返すが、以来原因不明頭痛悩まされることになる。ブードゥー呪いだと震え上がったハシェルは女を殺して呪い解こうとするが、女はハイチ最高の呪術師といわれるオルガ・タボスであり、どんな殺し屋頼んでも皆オルガ恐れて引き受けようとしない唯一ゴルゴのみが物怖じもせずに依頼引き受けた第45話 アラスカ工作員 / 1971年8月 シリーズ初話(「アラスカ工作員」〜「ラ・カルナバル」までストーリー連続している)。 アラスカにある米国諜報基地が突然音信不通になった何人もCIA工作員達が調査赴くものの、彼らもことごとく消息を絶ってしまう。KGB腕利き工作員・隼のイエス仕業突きとめたCIAは、ゴルゴコンタクトをとって抹殺依頼するアラスカ潜入したゴルゴ死闘の末に勝利するが、闘い終わった直後、隼のイエス通信機ゴルゴ襲来注意しろという連絡入ったゴルゴCIAKGB二重工作員がいるのではと訝る第46話 鎮魂歌に牙を / 1971年8月 隼のイエス掃討後、米軍機回収されゴルゴ。が、ゴルゴ迎え来てくれたCIA局員ゴルゴ推測していた二重工作員であり、空軍機はハイジャックされそのままソ連領空へ向かうこととなる。ソ連到着後、ゴルゴ工作員殺して脱出しようとするが、KGB捕まりモスクワへ連行されてしまう。ところが事態意外な展開となったKGBによると件の工作員KGB局員ではなく米国にもソ連にも属さないある機関命令受けて動いていたスパイだった。ゴルゴKGB女性局員マイヤと共にブラジルへ飛ぶこととなる。 第47話 リオの葬送 / 1971年9月 ブラジルへ向かう途中経由地ロンドン米・ソ英・仏日・5カ国の情報責任者テレビ電話会見したゴルゴは、旧ナチス残党科学者ワルター・フォン・オーベルトの暗殺依頼される。かつて毒ガス研究権威だったオーベルトネオナチ組織頭目となり、新たに開発した高性能の毒ガスミサイルを突きつけて五カ国を脅迫しているのだったオーベルトミサイル基地のあるマナオス奥地ジャングル乗り込むべくゴルゴ武器調達始めるが、その最中マイヤオーベルトの手下に捕らわれ死に追いやられてしまう。 第48話 ナチス鉤十字章は錆びず / 1971年9月 マイヤ続いてゴルゴ捕らえるべく、女性工作員仕向けたオーベルトの手下達。が、ゴルゴ色仕掛けで近づいていてきた女に幻覚剤飲ませ秘密基地情報を知るべく口を割らせることに成功する旧知のマフィア・カルロスに用意してもらった武器携え、いよいよゴルゴミサイル基地襲撃乗り出した警備兵なぎ倒し猛毒神経ガス積まれミサイル破壊して、ついにゴルゴオーベルト眼前まで到達する。が、防弾ガラス銃弾阻まれ標的仕留めることはかなわずオーベルトはいずこかへと姿を消した第49話 ラ・カルナバル / 1971年10月 復活祭前にして恒例カーニバル始まりお祭り騒ぎ沸き返るリオミサイル基地破壊したものの標的取り逃したゴルゴは、マフィアカルロスオーベルトを捜すよう依頼するゴルゴには、オーベルト国外逃げ自身決着をつけるべくリオに留まっているという確信があった。案の定オーベルトリオにいた。パレード最中山車で踊る侏儒の男と共に姿を現しオーベルトは、ゴルゴ一騎討ち申し出る明くる早朝祭り狂騒過ぎ去り静寂支配する大通り教会の鐘合図最後の戦い火蓋切られた。 第50話 ROOM・No.909 / 1971年10月 株式相場影響を持つ大物マフィア抹殺証券取引委員会から依頼され狙撃するゴルゴ。しかしその直後付近ネコ動き反応し薬莢落としてしまう。これを偶然入手した警察の捜査ゴルゴ行き着く第51話 潜入ルート“G3” / 1971年11月 中国領空ソ連のスパイ機が撃墜され乗員であるKGB工作員重症負いながらも中国保護された。もし、ソ連のスパイ行為中国自白されると中ソ関係の悪化避けられない口封じのために乗員抹殺依頼されゴルゴと、それを阻止しようとする中国情報部とKGB攻防繰り広げられる第52話 国境線の5人 / 1971年11月 スイス国境山小屋次々と集まった5人は、皆逃亡中の身であった。そこにゴルゴ現れ各々自分を狙う殺し屋では?と警戒する第53話 ナポリの女 / 1971年12月 ナポリ現れゴルゴは、偶然出会った母子家族の家に泊まるその間拳銃強盗疑いがかかるが、疑い晴れゴルゴはその家を去る。 第54話 死の収穫 / 1972年1月 ボリビア軍政府同志殺害逮捕されゲリラ組織が、同志解放求めてフランス大使誘拐した軍政府長官からゲリラ首領殺害大使救出依頼されゲリラ本拠地潜入するゴルゴ。しかし軍のガルシア大佐大使夫人密かに関係を持っており、ゲリラ掃討作戦混乱乗じて大使射殺する第55話 ANGRY WAVES / 1972年2月 リベリア船籍大型タンカーシージャックされ、多数乗組員人質となってしまった。ゴルゴシージャック犯の狙撃人質救出FBIから依頼される標的武装集団は、仮出所中である凄腕狙撃手ケスラーの他、身元割れた指名手配犯らで構成されており、投降可能性はない。ゴルゴ水中スクータータンカー接近試みる。 第56話 みな殺しの森 / 1972年3月 1943年ソ連スモレンスク近郊起こったカティンの森事件ゴルゴ暗殺請け負った標的・ウエストクリフ卿は、そのカティンの森のどこかに眠るという虐殺されポーランド軍将校らの遺産発掘企みスモレンスク飛んでいた。当時ソ連側関係者遺産発掘乗り出したという噂を聞きつけたのである。ウエストクリフの後を追うゴルゴは、スモレンスク近郊うらぶれた宿を訪れる。 第57話 キャサワリー / 1972年4月 ゴルゴ持病発病して静養中という情報得たニューヨークマフィアのボス達は、今こそ積年の恨み晴らす絶好機会到来したと殺し屋を差しむけるマフィアの目に適ったのは、「キャサワリー(ヒクイドリ)」という仇名を持つフリーの女暗殺者だった。卓抜した拳銃腕前加えてレズビアンであるこの女は、ゴルゴ色香惑わされてしまう心配もない。マフィア達からの依頼受けたキャサワリーは、ゴルゴ静養している地中海マルタ島単身乗り込む第58話 カリブ海の死影 / 1972年5月 ジャマイカ訪れていたゴルゴは、暴動巻き込まれその扇動者らと関わるゴルゴ扇動者一味治療する医師を危険から守る。 第59話 日本人・東研作 / 1972年5月 マンディ・ワシントンは、東(あずま)研作なる人物ゴルゴではないか推測しその男過去の調査進める。調査進めていくうちに、東研作を知る者から思いも寄らない証言を得る。 第60話 砂漠の逆光 / 1972年7月 外人傭兵部隊死んだ息子敵討ちのため、その家族から依頼受けたゴルゴであったが、現地標的隊長捕らえられてしまう。 第61アクシデンタル(ACCIDENTAL) / 1972年8月 狙撃の際の予期せぬミスファイア不発)に衝撃を受けるゴルゴ100入り弾丸80発まで試し撃ちして残った20発を使うゴルゴの銃からは、不発弾が出る確率限りなくゼロに近い。これが自然に出たものならばよいが、そうでなければ自らに対す挑戦である--そう考えたゴルゴは、依頼中断して徹底した調査開始する。 後に、ゴルゴを知る者の間で「唯一失敗した狙撃」として、しばしば引き合いにされることになる。 第62話 九竜の餓狼 / 1972年9月 金塊密輸組織幹部から、組織裏切ったボス抹殺依頼されゴルゴ。それに対し標的となったボスは、散弾銃名手ゴルゴ恨んでいる警察官接触しゴルゴ当て馬仕立てる。 第63モスクワ人形(ドールMOSCOWDOLL、第63モスクワ人形(ドールHELL・DIVER、第63モスクワ人形(ドールSHADOWHUNTER / 1972年10月 - 1972年11月 モスクワ国営衣料品店店員のミーナ・ソロコフは余剰売上金横領した罪でKGB捕らえられてしまい、その罪を贖うためKGB秘密局員養成所訓練を受けさせられる。だが、これはKGB仕組まれ陰謀で、アメリカ空軍幹部将校付き2等秘書官アンジェラ・カーター瓜二つで、また英語に堪能ミーナアンジェラとして潜入させるべく訓練させるため用意された罠であった。この施設ゴルゴ潜入し計画阻止する第64話 ペガサス計画 / 1972年11月 北ベトナム軍囚われ米軍少佐口封じのため、ゴルゴ依頼なされた少佐難攻不落城砦幽閉されていたため、ゴルゴジープ牽引させたパラシュート降下する方法取り潜入を図る。 第65話 死角の断面 / 1972年12月 スコットランド・ヤードダンカン警視は、ウォーレス暗殺計画阻止のためにウインザーゴルフ場へと急行した第66話 柩に誓いを / 1973年1月 某国機関が兄をゴルゴ殺され男性復讐心を利用しゴルゴ暗殺企図するその男性を依頼者を装ってゴルゴに近づけ、爆殺ようとする第67話 “Dabbie!” / 1973年2月 COFOの幹部ありながらKKK団員でもあるクリストファー・ドレイクの殺害依頼されゴルゴ狙撃ポイント人種差別根強く残るディープ・サウス任務遂行したゴルゴ潜伏している納屋に、白人男たちレイプするため黒人少女デビィを連れて入ってきた。 第68話 死を運ぶ者共 / 1973年3月 命を狙われている武器商人達の前にゴルゴ現れた。その武器商人1人である女が、妊娠中にもかかわらずゴルゴに体を提供して命乞いしたが、翌朝その女他殺体で発見される第69話 動作・24分の4 / 1973年4月 ニューヨークファミリー追い詰められ地方ギャングのボスは、ゴルゴファミリードン暗殺依頼ゴルゴ狙われていることを知ったドンは、強固な防弾ガラスで鎧われたビル一室篭城する同時にファミリー暗殺部隊放ちゴルゴ返り討ちにするべくその後を追わせた。狙撃ポイント思しきビル辿り着いた暗殺部隊は、ビル屋上から発した連続する銃声を耳にする。 第70ヒート・ウエーブ灼熱) / 1973年5月 滞在中のインドから機密資料と共に東側への亡命目論むイギリス人教授と、それを手引きする東側諜報員。彼らの下に、教授の娘を連れたゴルゴ現れる。 第71欧州官僚特別便(ユーロクラットスペシャル) / 1973年6月 祖国体制批判繰り返すタミノフ教授を、胸の懐中時計諸共狙撃することをKGBから依頼される。しかし、その銃弾時計命中したものの貫通しなかった。 第72話 残光 / 1973年7月 シカゴマフィアのボスビーチ射殺された。かつてゴルゴ事件追ったことのあるワイキキ警察署刑事は、ゴルゴ居場所突き止め面倒なことになる前にハワイ離れるよう提案する。 第73白い巨人(ヒガンテ・ブランコ) / 1973年7月 横暴限りを尽くすバナナ会社ボス抹殺を、グアテマラ反乱武装集団から依頼される。しかし手引きする予定だった男は殺され更には待ち伏せがいた。 第74話 アーリィ・オータム / 1973年8月 チャールズ・ルカはニューヨーク芸能界牛耳るため、大物芸能ボス殺害ゴルゴ依頼した第75話 スエズの東 / 1973年9月 イスラエル特効部隊による嵐のようなベイルート襲撃多大な被害受けたパレスチナゲリラ組織PFLP第二第三襲撃計画恐れたPFLPは、イスラエルシナイ半島占領地スエズ運河東方設けている特別訓練所を破壊する「血の砂作戦」を決行することを決断しゴルゴコンタクトをとるゴルゴへの依頼訓練所内にある燃料貯蔵所を遠距離から狙撃し爆発させることだったが、パートナーの女性工作員と共に現地赴いたゴルゴ驚くべき作戦実相知らされる第76話 魔女の出てきた日 / 1973年10月 魔女殺害目論むキャリントン卿は、用心深く外出好まない魔女を外に引っ張り出すための演技を行う。 第77話 ジェット・ストリーム / 1973年11月 トランス・アトランティック航空901便がロンドンへ向かう途中ハイジャックされる。ヒースロー空港ではアメリカ連邦航空局から乗客名簿取り寄せると、犯人割り出し急いだそんな中乗客名簿の中から「デューク・東郷」の名を見つけたMI6ヒュームは、犯人気付かれないようゴルゴハイジャック殺害依頼しようと試みる。 第78話 幽霊定期便ゴースト・ライナー) / 1973年12月 法外な手数料取って東ドイツ市民西側逃亡させる組織幽霊定期便”の中心人物ハンス・カートランドは、自分迫ってくる危険を動物的勘で察知する能力があった。西ドイツ連邦憲法擁護庁は、東ドイツからの警告受けて追跡試みた失敗ゴルゴへの依頼決めた第79話 ペギーの子守歌 / 1974年1月 メリーランド州シルバー・スプリングスので、ベビーシッターアルバイト中だった15歳少女強姦されて殺された。FBI捜査官ギャラットは、モーテル泊まっていたゴルゴ疑い取り調べを行う。 ゴルゴ血液型が「少なくともAB型でない」ことが判明する第80話 銃殺人ひとり / 1974年2月 息子アントニオ誘拐され殺されメキシコ大農場主ガルシアは、以前ゴルゴ射撃場見かけた時プロだと感じ取っていた。メキシコ法律死刑制度がないこと(最高刑が終身刑)に納得できないガルシアは、ゴルゴに3人の処刑依頼する第81話 海へ向かうエバ / 1974年3月 冷徹な暗殺者、エバ・クルーグマンは、かつて一夜を共にしたゴルゴ再会する再会を喜ぶエバに、ゴルゴ思いもよらない言葉投げかけるさいとう脚本を手がけた傑作エピソードとして、さいとう追悼特集掲載された『ビッグコミック2021年21号再録された。 第82殺し紋章五爪竜(ウーツァオロン) / 1974年4月 大戦ドイツ潜水艦積まれていた5トンにのぼる金塊を、秘密結社赤眉”の巡風頭が密かに引き上げた。この金塊隠し所を知った秀峰は、それと同時にゴルゴが巡風頭を狙っていると言う情報得てゴルゴに巡風頭の居場所教える。 第83話 黒い肌の狙撃者 / 1974年5月 いまだ激し人種偏見の残る米国南部地域捕虜収容所釈放され故郷ミシシッピ州グリーンウッド戻ったベトナム帰還兵エーベル・バーネットを待っていたのは、在郷軍人会による手ひどいリンチだった。ベトナム人捕虜となり、黒人兵の友人持っていたのが恥なのだという。エーベルは彼らの仕打ちを苦にして自殺してしまい、友人黒人兵・サミー軍人会のリーダー異常な人種差別主義者ローレル大佐殺害ゴルゴ依頼する一方ゴルゴ狙われていることを知った大佐手下警察署長使ってグリーンウッド全域厳戒態勢を布かせる。たまたま黒人解放運動家達と知り合ったゴルゴは、厳戒態勢突破するためとある秘策実行移そうとする。 第84話 国家秩序維持省 / 1974年6月 オーストラリアゴルゴ現れたという情報いち早くキャッチした現地ソ連大使館警戒する彼らを尻目にゴルゴ標的である元ソ連のスパイスコープ捉える第85話 統計解析射撃 ダラスの疑惑、第85話 統計解析射撃 ダラスの極限、第85話 統計解析射撃 ダラスの閃光 / 1974年6月 - 1974年7月 世界でトップクラス石油会社ハミルトン石油」の会長狙撃依頼を受け、テキサス州ダラス到着したゴルゴ車で運転中襲撃を受け、それがきっかけで、ある歴史的大事件容疑者として拘束されてしまう。その後容疑逃れたゴルゴは、今度標的部下に捕えられてしまう。不屈の精神力でそれを突破し部下1人標的居場所案内させるが、そこはアリの這い出る隙間もないような、最新鋭警備システム固められていた。 第86話 折れた矢ブロークン・アロー) / 1974年8月 突如アメリカ合衆国ネブラスカ州空軍基地入った通信折れた矢ブロークン・アロー)」。それは核兵器事故発生したことを示す暗号電であり、水素爆弾搭載した米軍戦闘機墜落事故起こしたことを知らせるものだった事故発生地点はソ連からほど遠くないノルウェー領・ロフォーテン諸島で、SAC戦略空軍本部)は即座に3機の水爆回収命令発令する。しかし敏感に事故嗅ぎつけたらしいソ連早々KGB要員送り込んでおり、対す米国CIA要員達を現地送り込むが、そこには全く無関係な依頼受けたゴルゴ潜入していた。 第87話 地獄への回廊 / 1974年9月 アフリカ最後植民地ポルトガル領モザンビーク2日後の新総督赴任に際してモザンビーク解放戦線ゲリラ不審動きがあるとの情報現地植民地軍入った赴任当日、新総督首都通ずゲリラ跳梁跋扈することで有名な幹線道路通称地獄回廊」を通らねばならない植民地軍何としても地獄回廊」へ武器持ち込ませまいと息巻き厳し警戒態勢布くそんな中日本家電製品セールスマン装ったゴルゴ現れる一目見てゴルゴ怪しんだ臨検部隊隊長は、ゴルゴ監視をつけその動き見張らせる。 第88ヒドラ(HYDRA) / 1974年10月 潰す先から新たな組織生まれ出る麻薬犯罪組織は、ギリシャ神話登場する複頭の大蛇ヒドラ喩えられる。この「怪物」を倒すには心臓叩き潰す以外の方法はなく、FBIOC(米連麻薬犯罪捜査局)は、アメリカヘロインを流すコルシカ人組織心臓、すなわちヘロイン精製を行う正体不明科学者ドクターZ」の抹殺ゴルゴ依頼する第89話 プルトニウム239 / 1974年11月フランス空挺部隊中佐ペランは、退役後その経歴生かしてはみ出し者部下達と共にテロリズム暴動鎮圧など、政界の裏面の荒仕事請け負う事件屋として活動していた。某国から原爆材料にも成り得る核分裂性元素プルトニウム239強奪請け負ったペランは、シカゴ原子力発電所から輸送される使用済み核燃料強奪することを画策するが、その矢先懇意情報屋からゴルゴ狙われているという情報耳に入れる情報屋はすぐに身を隠した方がいいと勧めるが、ペラン逆に計画の実行ゴルゴ利用しよう考える。 第90話 潜入者の素顔 / 1974年12月 イスラエルとの情報戦度重なる敗北喫していたエジプトは、イスラエル新たなスパイ養成所開設したことに強い危機感持ちゴルゴ養成所破壊依頼する完璧にユダヤ人帰還者装うべく、ゴルゴ変装万全にするためにユダヤ人男性の持つ「傷跡」まで身につけてイスラエル潜入する入国管理所でゴルゴに目をつけたシャバク国内防諜保安機関)のシャレット大佐は、彼が本当にユダヤ人であるか知るために部下女性ゴルゴに近づけさせ、彼女に傷跡」を確かめさせる。だがその女性とは彼の実のであった任務とはいえ娘を男に抱かせた憤り押さえられないシャレットゴルゴ執拗に追い回す第91話 呪術の島 / 1975年1月 13年前にニューギニア奥地消息不明になっていたロックフェラー財団御曹司マイケル身柄が、奇しくもFBI追い続けていた過激派集団参謀ジオ・マッセリーによって確保されてしまう。マッセリーは天文学的な身代金要求してきており、面目潰されることを恐れたFBIゴルゴにマッセリーの暗殺依頼する。マッセリーはマイケル身柄確認のためにマイケル親しかった女性現地招いており、ゴルゴその女性の随伴者として共にニューギニア奥地乗り込む第92話 曲線の男 / 1975年2月 引退したベルギー情報局元長官エルメルが東ドイツ拉致された。現情報局長官ナッソーは、対抗措置として西独情報局CIAとも協力して東独要人誘拐謀るが、事前に情報漏れており失敗調査結果西独情報局からの協力者スパイがいたことが判明しナッソーゴルゴ狙撃依頼する依頼完遂後、ゴルゴはついで口封じのためエルメルを暗殺すべく彼の捕らわれている東独陸軍基地への潜入試みる。が、どういうわけかゴルゴ潜入がすでに知られており、基地では厳重な警備布かれていた。 第93話 夜は消えず / 1975年3月 保養のためフランスボルドー訪れたゴルゴホテルバーくつろいでいたゴルゴとたまたま顔を合わせた町長夫人は、ゴルゴの顔を見て驚愕する。夫人はかつて娼婦であり、過去ゴルゴ相手したことがあったのだった折しも数日前夫人過去をゆする脅迫電話があり、ゴルゴがそのゆすりに違いない判断した町長は、ギャング使ってゴルゴを街から追い出そうとする。しかし、その裏夫人殺し屋雇ってゴルゴ暗殺させようとしていた。ゴルゴ相手をした夜、彼女はゴルゴ拳銃使って殺人犯していた。 第94破局点(カタストロフィ・ポイント) / 1975年4月 犯罪心理学者のウェブナー教授は、自身犯罪理論証明するためにゴルゴ挑む動きことごとく読まれ苦戦するゴルゴは、逃げ込んだ娼婦街で逆転秘策思いつく。 第95話 ザ・スーパースター(THE SUPER STAR) / 1975年5月 死にゆく家出少年のジム・フィッシャーの依頼は、キッシンジャー国務長官暗殺謀る者からの長官擁護。これをゴルゴは、僅かな現金と金メダル引き受ける。 第96カリフォルニア軍団(アーミーズ) / 1975年6月 建設会社の顔を持ちながらも他方では海外へ派兵行っている「ギンメル社」の社長のもとへ、男が一枚の写真持ってやってきた。それは別居中の社長夫人と、東側情報員との密会決定的瞬間写したものであった。このスキャンダル公になることを恐れた社長は、この情報員殺害ゴルゴ依頼するが、他方ではギンメル社に派兵される部隊大佐ゴルゴ正体知り仕事済んだあとにゴルゴ抹殺しよう画策していた。 第97話 レディ・ビッチ / 1975年7月 ニューヨークギャングのボス気に入られ一緒に暮らしている女アレクシス勝手にリンダという名前を付けられ弄ばれる生活にうんざりし、彼と別れるには殺すしかない悟った彼女は、ゴルゴボス殺害依頼する奇しくも同時期にそのギャング構成員一人部下率いボス殺して組織自分たちのものにしてしまおう計画していたのであった第98話 聖者からの依頼 / 1975年8月 ゲリラ両親殺されシスター、テレシタの無念晴らすべく、オーハラ神父ゴルゴ呼び今は宣教師なりすましているゲリラ首領殺害依頼する。しかし、依頼引き受けた途端テレシタは複雑な表情浮かべる。その標的には、隠され正体があったのである第99話 60日間の空白への再会 / 1975年9月 かつてモーリタニア共和国ヌアクショット刑務所警備員だったダベーズは、警察関係者との待ち合わせ場所にて超A級テロリスト・ゴルゴを発見。ダベーズは、10年前1965年)にヌアクショット刑務所起こった出来事思い出す。 第100話 芹沢家殺人事件 / 1975年11月 かつて警視庁刑事務め、現在は防衛庁副長官である後藤の下を、往年の同僚安井修記郎の妻が訪ねる安井修紀郎は終戦直後1946年6月起き、ついに未解決のまま公訴時効訪れた芹沢家殺人事件」の捜査を共に担当した仲だった。安井宅に招かれ久々に旧友対面した後藤は、「お互い人生変えてしまった」この事件振り返る。

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