御曹司とは? わかりやすく解説

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おん‐ぞうし〔‐ザウシ〕【御曹司/御曹子】

読み方:おんぞうし

《「曹司(そうし)」は部屋の意》

名門名士の子弟。「社長の—」

公家(くげ)の、部屋住みの子息を敬っていう語。

平家公達(きんだち)に対して源氏嫡流の子息。特に、源義経


御曹司

読み方:おんぞうし

名詞曹司」に、接頭辞「御」がついたもの。
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御曹司

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/16 08:05 UTC 版)

御曹司 (おんぞうし)は、宮中や貴族の私室を敬って言う言葉。転じてそこに住まう人を指す。

概要

曹司」の語自体は宮中や役所に設けられたや官吏のための詰所、大学寮の教室、貴族の邸宅における個人用の部屋などを指す[1]

そこから転じて、まだ独立前の邸宅に自室を持って暮らしている貴族の若君に対する敬称となった。

現代では、歴史のある家系、権力のある一族や非常に富裕な一家など当主の息子を広く指す言葉になっている。

御曹子とも書く。

歴史上の「御曹司」

この「御曹司」は、主に源頼朝源義経などといった源氏の子弟を指した。NHK大河ドラマ草燃える』では北条義時が源頼朝に、『義経』では武蔵坊弁慶が源義経に、それぞれ「御曹司」と呼びかけている。

一方、同じ武家でも平清盛の代に急速に公家化した平家の子弟は多くが官位を持つため「公達」と呼ばれた。

現代用語の「御曹司」

今日「御曹司」には主に2通りの意味がある。

  • 歌舞伎役者の権門の家に生まれ、長じては名跡[2]襲名することが定められている男子。例えば、市川海老蔵市川團十郎を襲名することが期待された成田屋の御曹司であったし、尾上菊之助は将来尾上菊五郎(八代目になる)を襲名することが期待される音羽屋の御曹司である。
  • 裕福な家に生まれ、ゆくゆくはその財産の多くを相続することが期待される男子。良い意味で「お坊ちゃん」(家事使用人達が呼びかける際には「(名前)坊ちゃま」)、悪い意味では「どら息子」もしくは「(親の七光の)馬鹿息子」のニュアンスが含まれる。

脚注

  1. ^ 『旺文社古語辞典』
  2. ^ なお、単なる「名跡」と「名跡」の違いは不明

関連項目


御曹司

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/15 05:06 UTC 版)

怪艇ポセイドン」の記事における「御曹司」の解説

銀行会長の御曹司で大型クルーザーシーラ号」に乗る自慢黄金モリメカジキ刺して暴走させてしまった。

※この「御曹司」の解説は、「怪艇ポセイドン」の解説の一部です。
「御曹司」を含む「怪艇ポセイドン」の記事については、「怪艇ポセイドン」の概要を参照ください。

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