CIA工作員
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 14:29 UTC 版)
「ヨルムンガンド (漫画)」の記事における「CIA工作員」の解説
アメリカ中央情報局をはじめとする工作員達。資金調達のために、武器商人達を付け狙っている。以下はコードネームである。 スケアクロウ(Scarecrow「案山子」の意。本名不詳。初出:第2集6話「ムジカ・エクス・マキーナ」) 声 - 小野友樹 / 奈良徹 CIA工作担当官として、ジェリー・シャッツバーグ名義のIDを持つ若いアメリカ人男性。軽薄かつ粗暴な言動が目立ち、誰に対しても合衆国の権威を笠に着て高圧的に振る舞う事が多い男。初登場時はココやヨナに暴力を振るうなど悪人のような雰囲気だったが、後にショコラーデとコンビを組まされてからはそのような側面は目立たなくなり、ソロモン諸島を「辺鄙な島」というショコラーデに「住民に失礼だろうが」と言う場面さえあった。イギリスのロンドンにオフィスを持っている。 ココは彼の目的を「金づる探し」と言っている。また、キャスパーは「金策の才能があるので合衆国に重宝されていて自由がきく」と語っている。合衆国本国の意向で動いている模様。本人曰く「俺の仕事は、悪党が稼いだ金を正義の鉄槌でブン取る事だ!」(要約)。 基本的にココらとは水と油であるが、彼女らが死ぬことは望んでおらず、彼女が危険地帯から脱出するのを助けたことがある。 ブラック(後述)の転身後、ココの情報が全く降りてこなくなったため、キャスパーに付き纏うようになる。実力行使であしらわれているが、その行動は全くブレない。 通称「小物界の大物」。 ショコラーデ(Schokolade「チョコレート」の意(南ア語を含むゲルマン系言語)。本名不詳。初出:第3集第17話「African Golden Butterflies」) 声 - 小清水亜美 白人女性。タレ目の若い女性で、金髪のくせ毛が四方八方にハネ、右目を前髪で隠している。大食い。CIA対外情報収集官、盗聴器の設置・目標の監視などを担当している。物語内ではスケアクロウの助手という位置づけだが、作中の描写では彼に準じた権限を持っている模様。大星海公司のレストランでのココと陳国明の会談を盗聴するために動員され、交渉の末スケアクロウと共にココの脱出に協力する。それ以降個人的なパイプを築きつつあり、ココとCIAの橋渡し的な役目を果たすことが多い。 どちらかというと交渉・技術担当で、戦闘シーンでの登場は一切ない。 HCLI社とユーロ・グループによるUAV絡みの競争の際にはココの依頼を受け、ダイヤを報酬として納入の契約を結ぶためにスペインやドイツを飛び回った。しかし、南アフリカの気候が好みでココの依頼を引き受けている最中は「気候が気に入らないから南アに帰りたい」と漏らしていた。 「計画」の本格化に伴い、世界中を飛び回るココをバレないように監視していたが、マイアミで見失ってしまう。なお、その行程で「全世界グルメ旅行」を満喫していた(作中ではたこ焼きとタコスを食べていた)。
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