HCLI社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 14:29 UTC 版)
「ヨルムンガンド (漫画)」の記事における「HCLI社」の解説
キャスパー達は主にアジア部門を担当しており、最初はトージョもキャスパーの部下であった。 キャスパー・ヘクマティアル(Kasper Hekmatyar。初出:第2集11話 - 第3集13話「Vain」) 声 - 松風雅也 プラチナブロンドの白人男性。ココの実兄。「双子でもないのにソックリ」とはバルメ談。終始不敵な笑みを浮かべており、その判断はココ以上に冷徹非情であるが、ヨナに対して自分に不都合な事実があっても包み隠さずに話すなど誠実に対応する一面もある。ココとの兄妹仲は悪くなく、かつて自分の部隊に嫌気がさしたトージョをココの護衛に融通したり、またSR班との抗争など不都合が起こった際には手助けを頼んだりしており、またココもキャスパーに対しては機密事項である「計画」について知らせるなど、様々に繋がりの深さを窺わせている。 ヨナの両親を殺した戦闘機や爆弾などの武器はキャスパーの売った商品であり、基地内で面倒をみていた子供が死んだのもキャスパーの計画による。生き残った孤児の援助をする条件で、ヨナの身柄をココに引き渡した。 ココは当然彼らの因縁を知っており、二人が会わないよう手回しをしていたが失敗。後日ココを訪ねてきたキャスパーと出会うなり、ヨナが反射的に激昂してナイフを突きつけるという事態に。結局、この騒動はチェキータの介入によって無血で収まっている。 武器商人という立場を心底楽しんでおり、これを不要としていくHCLI社の方針転換には否定的。「ヨルムンガンド計画」については「この世から武器が無くなると、本当に思うか?」と一笑に附す。 かつてトージョを完全に狙いすましたタイミングで部下としてヘッドハンティングしており、ライバル企業といえるSR班の内情と動向を極めて詳細に把握していた。後年、SR班がダミー企業「ガンビル通商」を名乗ってジャカルタで接触してきた際も暗殺が目的と知りながら快諾し、返り討ちにしている(このとき黒坂の刀を、これまで作中で見せたことがないほどに目を輝かせながら物色していた)。 「計画」を知った際にココの隊を離れたヨナを2年間雇い入れたが、自分達が決定的に合わないことは分かっており、別離もまたあっさりと受け入れた。その時、部下に銃を構えさせ威嚇しながら去ったが、これもまた「自分達が「対等」である」という彼なりの意思表示である。その点では、本当の意味でヨナの「理解者」だった。 ジャンクフードが好きらしく、東南アジアの大衆食堂でも平然とハンバーガーを注文している(直後、アールの殉職を公表。『アールに!』との音頭をもって部下とともに彼の死に対し献杯、その勇気ある死に様を称え合っていた)。 チェキータ(初出:第2集11話 - 第3集13話「Vain」) 声 - 冬馬由美 白人女性。愛称「チェキ」。右腕にタトゥーがあり、黒髪に大きな口と目が特徴。バルメより胸が大きい。キャスパー実力部隊の一員。かなりの実戦経験と高い戦闘能力を有する。またナイフ戦の腕前もバルメと同等かそれ以上にあるようで、ジャカルタでのSR班との戦いではホテルの廊下に完全武装で突入した数名の元自衛隊員達を音もなく忍び寄ってたちまちに殲滅した。 レームとはくっついては別れを繰り返す元夫婦。レーム曰く「口の悪い女」らしい。 ヨナの事を「ミーシャ」(子熊)と呼び、非常に気に入っている。2年後の別れでは不平不満を訴えるが、その様子は「ペットに逃げられた子供のよう」でもあった(キャスパー談)。 過去にレームとコンビでフロイド・ヘクマティアルの護衛を務めていたが、その人物を理解することはできなかったという。 愛用の銃器はFN P90とH&K MP5(「Vain」Phase3)。 エドガー/アラン/ポー(初出:第2集11話 - 第3集13話「Vain」?、顔と名前は第8集43話「Kasper in Asia」) 声 - 坂巻学(エドガー)、藤原貴弘(アラン)、森田了介(ポー) チェキータとともにキャスパーを護衛する3人の男性兵士。(ココ分隊や他の兵にも共通して言える事だが)陽気さと冷酷さが同居しているような存在。なお、「Vain」の時点でチェキータ以外のキャスパーの護衛は3人以上登場しておらず、「Kasper in Asia」では、その時のエピソードについて話していた。 なお、ポーは湾岸戦争時にエコー同様レームの部下であったホウに酷似しているが、同一人物かどうかは不明である。
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国際的武器運送会社。「H&C Logistics Incorporated」が正式名称。「海運の巨人」ことフロイド・ヘクマティアルとその親族を中心に経営されている。
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