愛用の銃
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/30 02:17 UTC 版)
拳銃にはこだわりがあり、マテバ社製のリボルバー(M-2007)やオートリボルバー(M-2008)を愛用しているが、9課メンバーからは威力はあるが貫通力が高すぎ、少弾数で装填ロス(スピードローダーである程度すばやくはできるが)の大きいリボルバーよりも弾数と制圧力の高いオートマチックの使用を薦められている。S.A.C.では貫通力の問題から9mmパラベラム弾を使用している。すなわち、リボルバーがオートマチックよりも明らかに高い命中精度を持つことから、トグサの命中精度への必要以上のこだわりを非難していると思われる。本来、援護射撃は相手に命中させるものではなく相手の直近に次々に着弾させて動きを牽制するためのものであり、援護射撃なのに命中させようとするのを揶揄していると思われる。射撃の技量は高く、S.A.C第1話では生身でありながら2秒前後6発の速射で標的紙の10点圏〜X圏にまとめている(しかし草薙があえて射撃センスを求めないのは、他のメンバーは義体化で遠距離でも1点に集中(ピンヘッド)できるのと、トグサに組織の多様化と元刑事としての洞察力を求めている為)。他にリボルバーの利点としては、動作不良率の低さ、部品交換コストの低さ、空薬莢が飛び散らない、といったことがあり、このあたりは軍と警察の考え方の違いを反映しているとも言える。また9課制式ではないマテバを作戦外で使用したことが仇となり裁判で不利となった事もある。9課のリーダーとなった『S.S.S.』では実用性の問題から、こだわりであるマテバの使用をやむなく控え(常に携帯はしているが)、9課制式のセブロを使用することが多くなっている。
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