悲鳴

デジタル大辞泉

ひ‐めい【悲鳴】

読み方：ひめい

［名］(スル)

１ 悲しんで鳴くこと。また、その声。

「家鶏は窮屈なる籠に—す」〈独歩・愛弟通信〉

２ 苦痛・恐怖などのために声をあげること。また、その声。「激痛に—をあげる」

「またまた—する新太を」〈露伴・いさなとり〉

３ 自分だけの手におえず、他に助けを求める声。「忙しさに—をあげる」

短編小説作品名辞典

悲鳴

作者大谷羊太郎

収載図書悲鳴
出版社光文社
刊行年月1990.2
シリーズ名光文社文庫

悲鳴

作者中野ユウキ

収載図書現在進行景
出版社文芸社
刊行年月2008.10

ウィキペディア

悲鳴

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悲鳴（ひめい）とはヒトや動物が突然外部から不快な刺激を受けた場合にとっさに出す声である。自らの意思とは関係なく反射的に発することがほとんどであり、心拍数の急上昇を伴うことが多い。

悲鳴を発した結果として第三者に救助される場合があるほか、襲ってきた動物が驚いて立ち去る場合もあるなど、悲鳴を上げることは無意味な行動ではない。

上記のようなとっさの行為のほか、「慣れない登山で足腰が悲鳴を上げる」など、無理が重なって極限に近い状況であることを悲鳴と表現することがある。

また、良い出来事によって多忙を極めることを「嬉しい悲鳴」などと表現する場合がある。

関連項目

ウィクショナリーに関連の辞書項目があります。

悲鳴

• 発声
• 効果音
• 叫び (エドヴァルド・ムンク)
• 絶叫クイーン
• 『スクリーム』 - アメリカの映画
• 断末魔

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悲鳴

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「世にも奇妙な物語」の記事における「悲鳴」の解説

表題作の他、2001年10月4日放送分の内「ママ新発売!」を除く4作品（「ドラマティックシンドローム」など。下記の「野球中継割り込み騒動」の日）から。

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「悲鳴」の例文・使い方・用例・文例

• 電話の向こう側で悲鳴が聞こえた
• 彼女は恐怖のあまり悲鳴をあげた
• 恐怖の悲鳴をあげる
• 彼女はどろぼうを見たとき恐ろしさに悲鳴を上げた
• 恐ろしい悲鳴をあげて彼はわれわれの視界から姿を消した
• すでに体が悲鳴を上げている
• もう体が悲鳴をあげた
• 彼女は恐怖で悲鳴を上げ、座席の陰でちぢこまった。
• 「突然TV番組で取り上げられ朝から注文の電話が鳴りっぱなしで在庫も不足している」とA社の社長は嬉しい悲鳴を上げている。
• 心の中で悲鳴を上げる。
• 私と息子は怖かったので悲鳴をあげました。
• 誰かが悲鳴を上げるのを聞いた。
• ジェットコースターに乗って悲鳴をあげた。
• 彼女はずっと痛いと悲鳴を上げていました。
• なんか・・・女湯から悲鳴が聞こえてくるんだけど。
• こうして武田の悲鳴で通りすがりの船に気をつけてもらい、事なきをえました。
• 悲鳴には理性にさえ訴える力がある。
• 悲鳴で静寂がやぶられた。
• 悲鳴が聞こえなかったか。
• 彼女は痛くて悲鳴を上げた。