野球中継割り込み騒動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 03:46 UTC 版)
「世にも奇妙な物語」の記事における「野球中継割り込み騒動」の解説
2001年10月4日の「秋の特別編」にて、第2話「仇討ちショー」の前半部分を放送してCMに入った後、CM明けからプロ野球の中継が割り込む事態が発生。21:00放送開始で第1話が終了し、第2話の前半が終了ということなので、21:30 - 40頃だった。 この日行われた「ヤクルトvs阪神」戦は、ヤクルトスワローズが勝てばセントラル・リーグでの優勝という大事な試合だった。中継が割り込まれた時には既に試合は9回に入っていたが、同点という状態となっていた。ヤクルトスワローズはフジテレビと業務提携を結ぶ球団であるため、ヤクルトの優勝中継は必要であり、局スタッフがすぐに終了すると判断したために割り込みを決行したと思われる[要出典]。当日の新聞の番組欄にも「プロ野球中継挿入あり」と掲載されていた。試合は同点のまま延長に突入したが、23:00過ぎまで競り合った末に同点のまま終了し、結局優勝できなかった。 試合終了後、CMを挟むなどの措置を取らずに、挨拶とともにCM明け部分からそのまま放送再開。23:00過ぎに終了するはずだったこの日の放送は、25:00近くにようやく終了した。 放送終了後、視聴者から「野球中継が挟まるなど聞いていない」といった苦情がフジテレビ側に1万5千件も届いたため、同年12月30日に再放送を決定。また後日、視聴率が発表され、中断前が14.7% ヤクルト戦13.1%とドラマを見る層をターゲットにしているにも関わらず、視聴率的にはあまり落ちていなかった。
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