野球中継割り込み事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 10:05 UTC 版)
「世にも奇妙な物語 秋の特別編 (2001年)」の記事における「野球中継割り込み事件」の解説
第2話「仇討ちショー」前半部分を放送してCMに入った後、CM明けからプロ野球の中継が割り込む事態が起きた。この日行われた「ヤクルトvs阪神」戦は、ヤクルトスワローズが勝てばセントラル・リーグでの優勝という大事な試合であった。中継が割り込まれた時、試合は9回同点という状態になっていた。ヤクルトスワローズはフジテレビと業務提携を結ぶ球団であるので、ヤクルトの優勝中継は必要であり、局スタッフが「すぐに終わるだろう」と判断したため、割り込みを決行したものと思われる。 しかし、この試合は局スタッフの予想に反し同点のまま延長戦に突入した末、結局23:00頃引き分けで試合終了となり、ヤクルトスワローズはその試合で優勝を決めることができなかった。 試合終了後、CMを挟む等の措置を取らずに、挨拶と共にCM明け部分からそのまま「仇討ちショー」の放送を再開。本来ならば23:00過ぎに終了するはずだったこの放送は、日をまたいだ10月5日0:49にようやく終了した。 放送終了後、「野球中継が挟まるなど聞いていない」等、視聴者から1万5千件に及ぶ苦情がフジテレビから抗議電話、抗議メールに殺到した(なお当日の新聞の番組欄には、「プロ野球中継挿入あり」と掲載されていた)。これを受けフジテレビは当番組を同年12月30日に再放送した。
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