植民地軍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 06:29 UTC 版)
フランス軍当局は、北アフリカ出身の兵士をヨーロッパ戦線に投入するにあたり、彼らに売春婦を伴わせる必要があると考えた。フランス政府が、有色人種の兵士とフランス女性が交わるのを嫌がったのも一因ではないかと言われる。フランスはアルジェリア北部の山脈地帯に住むOuled Naïl族の女性を10人のグループに分け、兵士たちの相手をさせた。兵士が性病に感染すると、軍医が売春婦を特定し、治療した。 第一次大戦後、フランス軍はこの野戦用慰安所とも言うべきシステムを正式にBMC(Bordelles Militaires de Campagne)と命名し、このシステムは、フランスの植民地軍を中心に広まった。
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