ゴースト・ライナー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/16 02:22 UTC 版)
「グリーン・ブラッド」の記事における「ゴースト・ライナー」の解説
宇宙港のある都市ソルバスでは再生工場での事件以来、ついには人間まで巻き込む爆弾テロが頻発するほどの狂気じみたGB狩りが行われていた。「魂は再生する」というエリスタの言葉が真実なら蓄積された知識を受け継ぎ続けるGBはいつしか生まれながらにして人間をはるかに超える英知をもつことになり人間はそれを恐れたのだ。 一方レパとリュイ、イフェたちはついに宇宙船への密航を実行することになった。彼らは惑星アルカに行く宇宙船ヘルメスに積み込まれるコンテナに潜もうとしていた。そのとき7番惑星アルカからゼラに向かう宇宙船"ガリオン37"が宇宙港に緊急着陸してきたのだ。傷つきながらもかろうじて着陸に成功するガリオン37だがそのとき宇宙港のGB宿舎がテロで爆破され巻き込まれ爆発してしまう。レパが見つけた乗員は虫の息の最後の言葉で「幽霊船」のことを告げて事切れる。レパはMASSのメンバーである主任にテロのことを知っていたのではないかと問い詰めるが彼は「GBは殺すが人間を巻き込んだりはしない」と答えるだけで多くを語ろうとはしない。レパたちは酒場で宇宙船乗組員の話を聞く。ゼラからアルカに向かう航路には幽霊船が出没し出会った宇宙船は必ず沈むのだと… 宇宙船ヘルメスは予定どおりゼラから出航することとなり、レパたちはコンテナにもぐりこんで密航、宇宙船は発射される。だが、その頃、宇宙港では何者かに重傷を負わされて帰ってきた主任が瀕死の身体で這うようにヘルメスに向かって「出航してはいけない!」と叫ぶ。 それはレパ達の前途に死の罠が待ち受けていることを暗示していた……
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