ゴーストリコン2とは? わかりやすく解説

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ゴーストリコン2

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/27 10:10 UTC 版)

ゴーストリコンシリーズ > ゴーストリコン2
ゴーストリコン2
ジャンル
対応機種 Xbox, PlayStation 2, Nintendo GameCube
開発元 レッド・ストーム
発売元 ユービーアイソフト
人数 1人~4人(オンライン時 2人~16人)
メディア DVD-ROM
発売日 2005年8月18日(Xbox 360版)
対象年齢 CERO:C(15歳以上)
その他 Xbox Live, システムリンク対応(Xbox版)
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ゴーストリコン2(Ghost Recon2)は、トム・クランシーシリーズとなるゲームソフトである。ソフトの内容は2007年を舞台に描かれた近未来ミリタリーアクションゲーム。FPSからTPSになった。PS2版とXbox版ではシステムやシナリオが異なる。また、海外ではGC版もあり、PS2版と同じ内容である。Windows版も発売予定だったが、ゴーストリコン アドバンスウォーファイターのリリースにより、キャンセルとなった。PS2版はXbox版より評価はあまり良くなかった。この作品以降のゴーストリコンシリーズはメインキャラクターとしてスコット・ミッチェルと部下が登場するが、作品によって誕生日や経歴などの設定が異なる。北朝鮮が舞台となっているだけに、北朝鮮政府が、このゲームを批判していた[1]。またXbox版では拡張パックとしてリリースされたゴーストリコン2 サミットストライクがある。

ストーリー

PS2版とGC版のストーリーは同じだが、Xbox版ではストーリーが異なる。

A.D. 2007 北朝鮮

2007年北朝鮮。日本海において朝鮮半島の情勢を探っていたアメリカ海軍の新型情報収集船クラレンス・E・ウォルシュが謎のミサイルに撃沈された。真相を探るためアメリカ政府はスコット・ミッチェル率いるゴーストを北朝鮮に送り込む。

2010年、長年の凶作や怠慢は北朝鮮国民に惨状をもたらしていた。政府が軍事費に10億を集中させたことが原因で国土のインフラや農村の基盤が崩壊。例のない人道被害にまで直面する。政府は外国から支援を受け入れざる状況になり、軍事費は抑制されることとなる。北朝鮮軍は、彼らの権限が官僚によって遠くに追いやられることに激しく反発、カリスマ的な指導力を持つジャン将軍の背後に集結する。ジャン将軍は「裏切り者や資本家は、北朝鮮人民の生得権を交換する権利などない」と発表。ジャンの軍隊は他の軍の派閥を速やかに壊滅し、北朝鮮全土に補充の軍隊を動員させる。また、ジャン将軍は北朝鮮で最高の権力を手にすることとなり、東アジアの情勢が不安定となる。アメリカ政府は再びGhostを北朝鮮へ派兵することとなる。

A.D. 2011 北朝鮮

Xbox版はPS2版及びGC版の2007年から4年後の2011年という設定である。

ついに核兵器を保有した北朝鮮は、韓国など周辺のアジア諸国に対して戦争の準備をし、復讐しようとしていた。朝鮮半島が不安定化する前にNATOとアメリカは大規模な平和維持軍を送ろうと考えていた。イギリスフランスドイツオーストラリアに支持されたアメリカは北朝鮮の野望を阻止するため、再びゴーストに任務を与えた。スコット・ミッチェルと部下達のゴーストはNATO軍と協力し再び北朝鮮で任務を遂行する。

Xbox版の方が先に発売されているため、後から発売されたPS2版とGC版はXbox版の前のストーリー内容という位置づけで発売されている。

主な登場人物

スコット・ミッチェル  Captain Scot Mitchell

本作の主人公。 プレイヤーキャラクター、ゴースト・リーダー。 階級は大尉。 優れたリーダーシップを持つ人物で、様々な武器を使いこなす。

ジェニファー・バーク  Staff Sergeant Jennifer Burke

ジョー・ラミレス    Sergeant First Class Joe Ramirez

デリック・パーカー   Master Sergeant Derrick Parker

デビッド・フォスター  Staff Sergeant Devid Foster

マーカス・ブラウン   Staff Sergeant Marcus Brown

ニック・サルヴァトーレ Sergeant Nick Salvatore

アリシア・ディアズ Staff Sergeant Alicia Diaz

マイク・キム Staff Sergeant Mike Kim

配信された要素

追加ミッションマップ

追加マップ

追加モード

追加カモフラージュ

追加武器

他作品とのコラボレーション

同社作品の「スプリンターセルカオスセオリー」は今作品と同じ時間軸での舞台設定になっている。ゴーストリコン2ではウォルシュが撃沈された後の展開で北朝鮮と韓国軍・米軍が開戦し、内陸での戦いが中心であるのに対し、カオスセオリーではまったく別の視点からウォルシュが撃沈される前の出来事や、紛争の裏に隠れる真相を解き明かす突き進んだ内容になっている。この紛争自体が非常に複雑な経緯と思惑がある事を、ゴーストリコン2だけでは知る事が出来ないほど非常に興味深い作品になっている。

脚注

関連項目

外部リンク


ゴーストリコン2

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 09:13 UTC 版)

ゴーストリコンシリーズ」の記事における「ゴーストリコン2」の解説

西暦2010年北朝鮮長年凶作怠慢北朝鮮国民惨状もたらしていた。政府軍事費10億集中させたことが原因国土インフラ農村基盤崩壊例のない人道被害にまで直面する政府外国から支援受け入れざる状況になり、軍事費抑制されることとなる。北朝鮮軍は、彼らの権限官僚によって遠く追いやられることに激しく反発カリスマ的指導力を持つジャン将軍背後集結する。ジャン将軍は「裏切り者資本家は、北朝鮮人民生得交換する権利などない」と発表ジャン軍隊は他の軍の派閥速やかに壊滅し北朝鮮全土補充軍隊動員させる。また、ジャン将軍北朝鮮で最高の権力手にすることとなり、東アジア情勢が不安定となる。西暦2007年日本海において朝鮮半島情勢探っていたアメリカ海軍新型情報収集クラレンス・E・ウォルシュが謎のミサイル撃沈され、真相探っていた、アメリカ政府は、スコット・ミッチェル大尉Ghost派兵した事もあり、再びミッチェル大尉率いGhost北朝鮮へ派兵されることとなる。 上記PS2版とGC版設定である。Xbox版では異なりPS2版及びGC版1年後2011年描いた続編的な内容になっている西暦2011年ジャン将軍政府対し軍事クーデター反乱起こし国家権力握った権力握ったジャン将軍核兵器保有し韓国及び周辺アジアに対して復讐攻撃備えていた。NATOアメリカ政府朝鮮半島が再び不安定化する前にジャン将軍野望阻止しよう大規模な平和維持軍送ったアメリカ政府派遣団の一つとしてNATO軍と協力の元、スコット・ミッチェル率いGhostを再び北朝鮮派兵される。 本作品はPC版発売予定されていたが発売中止となり、コンシューマのみでのリリースとなった。 『スプリンターセルカオスセオリー』は2007年北朝鮮舞台であるが、スコット・ミッチェルGhost任務遂行していた、PS2版及びGC版クラレンス・E・ウォルシュ撃墜の後の話、以前サム・フィッシャー任務行っていたウォルシュ撃墜される前の出来事など、同じ時間軸での別の視点描かれており、クロスオーバーしている。

※この「ゴーストリコン2」の解説は、「ゴーストリコンシリーズ」の解説の一部です。
「ゴーストリコン2」を含む「ゴーストリコンシリーズ」の記事については、「ゴーストリコンシリーズ」の概要を参照ください。

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