ミスファイア
失火の意。エンジンが点火系あるいは燃料系の適合性不良、トラブルなどで着火せず失火を起こすことをいう。失火は周期的、あるいは不定期に発生するが、これによりアイドル安定性不良、ドライバビリティ不良が生じ、さらに悪化するとエンジンストールに至ることがある。
ミスファイア
ミスファイア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/12 02:25 UTC 版)
「銃器の安全な取り扱い」の記事における「ミスファイア」の解説
銃器とその弾薬は、厳密な仕様と公差で作られ、確実に動作するように設計されているが、作動不良(英語版)が発生することがある。カートリッジの雷管や火薬の作動不良は「ミスファイア」と呼ばれ、発火の失敗(不発)、発火の遅延(遅発)、不完全な発火(スクイブ)が含まれる。銃器の機械的な作動不良は、通常は「ジャム」と呼ばれ、送弾/空薬莢の引き抜き/排出の失敗、発射後の完全なサイクルの実行の失敗、反動またはガス圧作動式の銃器が空になった時のホールド・オープンの失敗(これは、スライドが後退して停止すると、その銃が空であることが視覚的にわかるので、主に手順の問題である)が含まれる。極端に装薬量を増やした弾薬、詰まった銃身、不適切な設計や非常に脆弱なブリーチは、機関部、銃身、あるいはほかの部品を破裂させることがある(「KaBoom」あるいは「kB」と呼ばれる)。 ミスファイアやジャムが起きた場合、銃器の安全な取り扱いの考え方は以下のように定めている。つまり、雷管が打撃されたが発射されなかったカートリッジや、ジャムによって変形したカートリッジは不意に発火する可能性があるので、極度に注意を払わなければならない。銃器を安全な方向に向けて2分間待った後、注意深く弾倉を抜き、送弾失敗または不発のカートリッジを取り出し、ブリーチを開いたまま弾丸あるいはその他の障害物が銃身に詰まっていないかどうか注意深く確認しなければならない。もし詰まっていれば、次の弾を発射したときに銃器が破裂し、重傷を負う可能性がある。
※この「ミスファイア」の解説は、「銃器の安全な取り扱い」の解説の一部です。
「ミスファイア」を含む「銃器の安全な取り扱い」の記事については、「銃器の安全な取り扱い」の概要を参照ください。
- ミスファイアのページへのリンク