東京編
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「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」の記事における「東京編」の解説
物語の序盤(テレビアニメ化の際に便宜的に付けられた名称)。主に剣心と薫・弥彦・左之助の出会いなど。単行本ではエピソードごとに「斬左編」「黒笠編」「恵編」「雷十太編」とされている。アニメでは、オリジナルストーリーとして「真紅の海賊編」が加わる。
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東京編(オリジナル)
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「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-の登場人物一覧」の記事における「東京編(オリジナル)」の解説
すずめ、あやめ、ハナについては#剣心達の知人、進藤帯刀については#実在の人物をそれぞれ参照。 宗介(そうすけ)、三郎(さぶろう)、源太(げんた) 声 - 内藤玲、竹本英史、村山晃久 偽抜刀斎事件で神谷活心流を辞めた青年たち。宗介は友達に後ろ指を指されたため、三郎は母親から辞めろと言われたため、源太は剣術への情熱が消えたため神谷活心流を去った。 竜次(りゅうじ)、源二(げんじ)、六助(ろくすけ) 声 - 森訓久、志賀克也、松野太紀 「関東集英組」のチンピラ。偽造サイコロを作ったのは六助である。 坂田(さかた)、山田(やまだ) 声 - 稲葉実、高橋広司 出っ歯と大男の剣客警官隊員。薩摩藩出身。治安維持と称して剣心に絡んだり、万引き犯を執拗に痛めつけるなど横暴を極めていた。その後剣心に倒され、隊長の宇治木共々罰せられた。原作にも似た容姿の隊員が登場している。 曽太(そうた) 声 - 森訓久 万引きをしたかどで剣客警官隊から過剰な暴行を受けていた青年。 喜八(きはち) 声 - 永野善一 曽太に万引きをされた店の店主。曽太への過剰な暴行を見兼ねて剣客警官隊を止めようとしたが、犯人隠匿の罪とされ連行されてしまう。 虎丸(とらまる) 声 - 津田健次郎 13話に登場。千両山からのイジメに耐えかね部屋を飛び出した力士。故郷では負けなしであったが、上京後、自信を失くしていた。行くあてもなく身投げしようとしたが、薫に止められ神谷道場に居候することになる。その後、薫の指導の下修行に励むが千両山からの襲撃を受け、薫を守るために奮起。剣心たちの助けもあり千両山と一騎討ちの勝負で自らの素晴らしい才能を開花させ、千両山に勝利する。浜風親方の仲裁が入ったため再び相撲界に復帰。千両山とも和解した。薫の作る料理をおいしいとガンガン食べていた妙な舌の持ち主。また、尻をつねられると気合が入るらしい。 千両山(せんりょうやま) 声 - 笹岡繁蔵 13話に登場。浜風部屋の人気大関。しかし実際はその実力と人気で増長し好き勝手に振舞っており、食事処でも暴れるため評判は悪い。虎丸の兄弟子だがその素質に脅威を覚え、追い出そうとしていた。神社で稽古する虎丸を襲撃したが、相撲で敗れる。その後、浜風親方は虎丸を部屋に復帰させ、千両山の処分をしようとしたが剣心たちから「好敵手がいたほうが虎丸の成長に繋がる」と諭され、処分はなしとなった。また虎丸からも兄弟子としてこれからも付き合ってほしいと頭を下げられ和解した。 浜風親方(はまかぜおやかた) 声 - 沢りつお 13話に登場。虎丸の素質や千両山の企みの理由を見抜いていた親方。千両山を倒した虎丸に部屋に戻ることを認めた。 金倉楓(かねくら かえで) 声 - 中尾友紀 14話に登場。お金持ちの娘。病気になり恵の治療にかかっていたが、両親(父の声 - 橋本晃一、母の声 - 又村奈緒美)が雷光と菱卍愚連隊の狂言に騙され、雷光の祈祷を信じてしまい、恵の処方した薬を飲ませなかったため病状が悪化するが、助けに来た恵の適切な治療で救われる。 雷光(らいこう) 声 - 辻親八 14話に登場。インチキ祈祷師。菱卍愚連隊と組み、病人から大金を騙し取ろうとした。屋敷に現れた恵を阻むも左之助に一蹴され、自身の屋敷も菱卍愚連隊の木砲の巻き添えで台無しにされた。その後は反省し、腸の痛みを恵の暗示で直してもらい、自分が思い込みで治療されることとなった。また、その条件として自分がインチキであることを認める証文を書かされた。 ヤス 声 - 松野太紀 14話に登場。菱卍愚連隊。仮病を使い、恵の評判を落とそうと画策した。恵は瞬時に仮病と見抜き治療はしなかったが、医学の知識がない民衆は引っかかった。 佐々木平八郎(ささき へいはちろう) 声 - 檜山修之 15話および16話に登場。左之助の知人で、元京都見廻組。火野派一刀流の師範で一撃必殺剣・「紫電の太刀」で幕末に、抜刀斎と互角に剣を交えた人物。現在は子供たちに無料で読み書きを教えているが、かつての教え子・榊東馬から暗殺に手を貸すよう要求されるが断り、彼に罪を償うことを諭す。 当時『追憶編』は原作でも開始していなかったため、語られることはなかったのだが、実は清里明良とは同僚の間柄になる(面識があるかは不明ではあるが)。 モデルは京都見廻組を率い、坂本竜馬暗殺にも関与しているといわれている佐々木只三郎。[要出典]技 紫電の太刀(しでんのたち) 火野派一刀流の一撃必殺の暗殺剣。相手に避ける間を与えない凄まじい突きを放つ。 榊東馬(さかき とうま) 声 - 高橋広司 15話および16話に登場。橋爪琢磨の元、要人を暗殺する剣客集団・神風隊(じんぷうたい)隊長。明治になっても自らの剣で道を切り開こうと凶剣を振るう。剣心との最初の対峙で剣心の首元に薄皮一枚程度であるが傷を負わせている。この際、佐々木は「剣心より上」と称した。後に山県有朋を暗殺しようとするが剣心に阻まれる。その後の剣心との対決で自らが編み出した剣・「紫電連牙の太刀」を出すが、見切られ敗れる。自身の命運が尽きたこと、そして無関係だと主張する橋爪に利用されたに過ぎない事を知って絶望し、自害しようとするが佐々木平八郎に諭され、警察に連行される。 元々は佐々木平八郎の弟子であり純粋に師として慕う青年だった。佐々木が京都に旅立ってからも血の滲むような努力を積み重ね、今の実力を得た。彼の変わりようには佐々木平八郎も重く受け止めており自分に責任があると薫たちに語った。技 紫電連牙の太刀(しでんれんがのたち) 紫電の太刀を元に榊東馬が独自に編み出した技。初太刀の突きをかわされても瞬時に二撃目を繰り出す。しかしそれは一撃目をかわされても次があるという甘い思いが心に残るため、自然、初太刀の威力が鈍ることになり一撃必殺剣とはなり得なかった。 菊松(きくまつ) 声 - 又村奈緒美 15話および16話に登場。佐々木平八郎の寺子屋で学ぶ子供。腹痛で恵の元に担ぎ込まれる。その後榊東馬から暗殺されそうになり、佐々木を仲間にするための道具にされかけた。 北村(きたむら) 声 - 吉川虎範 16話に登場。神風隊に襲われた一等議官。汚職の疑いがあるため殺されそうになったが、左之助の登場で助かる。 橋爪琢磨(はしづめ たくま) 声 - 村松康雄 15話および16話に登場。神風隊を操り、敵対する政治家や財界人を抹殺していた政治家。汚職の疑いがある人物ばかりを狙っていたため世間では神風隊を「正義の味方」とも呼ぶ人がいたが、実際には黒幕である彼自身が汚職を働いていた。迎賓館最大の障害である山県有朋の暗殺を謀るが失敗、逮捕される。その際、自分は神風隊とは関係ないなどと言い放った。また「今時剣客など暗殺にしか使い道がない」と商人たちに語っており、山県暗殺後は神風隊を全員始末するつもりだった。 恵比寿マリモ(えびす マリモ) 声 - 鈴木真仁 アニメ17話に登場。弥彦が惚れた恵比寿砲術団の勝気な看板娘。人間砲弾で人気を博す。興行前に父の次郎吉が怪我をしたので弥彦たちが飛び入りで手助けすることになる。その際、剣心は「緋村染之助(ひむら そめのすけ)」左之助は「相楽染太郎(さがら そめたろう)」と薫に命名させる。興行中、墨田屋一派の乱入があったが剣心たちの活躍により撃退、最後は逃げる墨田屋総兵衛にマリモの人間砲弾が炸裂し一件落着。 恵比寿次郎吉(えびす じろきち) 声 - 田原アルノ アニメ17話に登場。墨田屋の悪徳ぶりに愛想が尽き独立した恵比寿砲術団の団長。マリモの父。墨田屋に借金を返せなければ墨田屋に戻ると約束させられていた。興行前に墨田屋方の策略で大怪我をさせられる。 墨田屋総兵衛(すみだや そうべえ) 声 - 滝口順平 アニメ17話に登場。士族を殺し墨田川に流すなど悪の限りを尽くす興行団の頭。独立した恵比寿砲術団が爆発的人気を博したため、自らの興行は閑古鳥が鳴いていた。居合い(声 - 吉川虎範)・女軽業師(声 - 中尾友紀)・猪突男(声 - 金子幸伸)・幇間(声 - 森訓久)らの配下を率い恵比寿砲術団の公演に乱入したが、剣心たちに倒され、自身も悪事が露見し部下共々警察に逮捕される。その時、剣心は飛天御剣流・傘の舞なる四連撃(傘回し、玉飛ばし、猪よけ、傘落とし)を披露した。 鬼崎鉄貫(おにさき てっかん) 声 - 田中康郎 アニメ18話に登場。土蜘蛛流(つちぐもりゅう)を使う暗殺者。源吾の兄。割符になっている絵馬に鬼と書いてあれば依頼を受け、どんな相手でも金さえ払えば殺す。薙刀を使う。剣心の土龍閃に敗れる。 鬼崎源吾(おにさき げんご) 声 - 高木渉 アニメ18話に登場。見えにくい鉄線を使い、相手の動きを止める土蜘蛛流を使う暗殺者。鉄貫の弟。近接戦闘では多節棍を用いる。白いバンダナのような布を頭に巻いている。剣心の動きを止め、止めを刺そうと飛びかかるが、弥彦の投げた逆刃刀を手にした剣心に鉄線を切られ敗れる。 桜丸(さくらまる) 声 - 牛山茂 真古流の同士。原作にも登場しているが、全員名前は登場しなかった。原作では一瞬で剣心に敗れる(ただし、彼だけは剣心と最初は互角に戦ったため、薫や弥彦は驚き、剣心も実力を評価している)が、アニメではそれぞれ剣心と良い勝負をしている。 双身刀を持つ優男。陸軍特殊部隊との衝突では陸軍兵を倒し、剣心と雷十太の一騎討ちに立ち会う。 月王(つきおう) 声 - 稲葉実 真古流の同士。原作にも登場しているが、全員名前は登場しなかった。原作では一瞬で剣心に敗れるが、アニメではそれぞれ剣心と良い勝負をしている。 坊主。雷十太が剣心に倒されたことに絶望し自害しようとするが、剣心に「生きて罪を償う事こそ勇気」と諭され思いとどまる。 鶴左衛門(つるざえもん) 声 - 沢木郁也 真古流の同士。原作にも登場しているが、全員名前は登場しなかった。原作では一瞬で剣心に敗れるが、アニメではそれぞれ剣心と良い勝負をしている。 槍を使う大柄な男。陸軍特殊部隊との戦いでも槍を振るい陸軍兵を薙ぎ払うが、銃撃部隊のライフルで撃たれ戦死する。 桐次(きりじ) 声 - 森訓久 真古流の同士。原作にも登場しているが、全員名前は登場しなかった。原作では桜丸にあたる人物が剣心に敗れたことで逃走した(左之助に捕まったが、結局剣心の意向で見逃される)が、アニメではそれぞれ剣心と良い勝負をしている。 小男。途中から登場しなくなった為、生死は不明。 権造(ごんぞう) 声 - 森貞文則 雷十太に狂言強盗を依頼された男。怪我をして倒れていたところを由太郎に助けられ、真実を打ち明けるが直後に雷十太に殺害された。 山口(やまぐち) 声 - 飛田展男 アニメ版22話に登場。紳士の身なりをした強盗。左之助が狸に化かされているという陸蒸気の積荷を狙っていた。拳銃を持つ。偶然陸蒸気に乗り合わせていた剣心たちにより計画を打ち砕かれる。 偽車掌(にせしゃしょう) 声 - 八嶋智人 アニメ版22話に登場。陸蒸気の車掌に扮した山口の仲間。左之助に敗れる。 赤っ鼻の新蔵(あかっぱなのしんぞう) 声 - 志賀克也 強盗した先で相楽総三の絵草子を残す偽赤報隊(不知火党)の恩恵を受けていた男。待ち伏せした左之助に真相を吐かされる。 秀次(しゅうじ) 声 - 八嶋智人 帯刀と結託し、赤報隊の名を騙って強盗などの悪事を働く不知火党(しらぬいとう)の首領。刀が武器。事件の真相を知り、進藤邸に乗り込んだ左之助と津南を迎え撃つも、左之助に敗れた。 絵草紙屋(えぞうしや) 声 - 石森達幸 月岡津南の絵草子を販売している絵草子屋。 釣りの男 声 - 羽佐間道夫 釣りで食糧を調達してくるよう薫に言われた剣心が川で会った初老の男。優れた身のこなしで裕福な少年にたかっていたゴロツキたちを一蹴し、剣心にも達人であることを感じさせた。「願い蛍」の伝説と究極の剣を捜し求めた男の話を剣心に聞かせる。龍之介(りゅうのすけ) 声 - 結城比呂 ある嵐の夜に強盗を働いた男の剣を究極の剣だと思い込み、それを体得するため21年間人を斬り続けた青年。21年後その強盗と再会、強盗を倒すが究極の剣など存在しないことに気づく。実は釣りの男の若き日の姿であった。 新八(しんぱち) 声 - 今井敦、回想:柏倉つとむ 絹の弟。21年後「願い蛍」の日に帰ってきた龍之介に本人とは知らず、21年間龍之介を想い続けた絹のことを話す。 絹(きぬ) 声 - 瀬戸奈保子 龍之介を想う女性。21年間「願い蛍」に龍之介が戻って来るよう祈り続けた。龍之介が帰ってきた頃には亡くなっていた。 シン王子 声 - 冨永みーな ジャガラタ国王子。弥彦に瓜二つである。日本語は多少話せる(語尾はござる)。つばめ・あやめにジャガラタ式挨拶を教えた。 マルケス・村上(マルケス・むらかみ) 声 - 槐柳二 シン王子に仕える老人で、王子には強い忠誠心を抱いている。日本の侍の子孫。備前長船の刀を持つ。シン王子の身代わりの弥彦に晩餐会での振る舞いを教え込む。 稲城右京(いなぎ うきょう) 声 - 梅津秀行 ジャガラタを植民地化すべくシン王子の命を狙う諜報部員の男。変装が得意。王子と成り代わった弥彦を銃撃するが、マルケス・村上が身を挺したことで失敗。その後、剣心の土龍閃を受けよろめく所を左之助の一撃を受けて敗れる。 ノ太郎(のたろう) 声 - 竹本英史 政治家のあくどい面の証拠を納めた金庫の鍵を銜えて持ち去ったため、鍵の持ち主である飼い主を殺害した拳和団に追われるはめになった巨犬。神社で衰弱していた所を左之助に救われる。その縁なのか左之助に懐く。神谷道場にしばらく置かれていたが、恵の作ったおはぎを全て食べたり、人の持ち物を持って来て埋めたりするなど迷惑をかける。事件解決後は警察が引き取り手を見つけることとなり、小国診療所に一晩預けられた。 西条(さいじょう) 声 - 大黒和広 狐の面を被る拳法使いで構成される「拳和団(けんわだん)」リーダー。釵が武器。政治家のあくどい面の証拠を納めた金庫を奪い、その証拠を楯に大金を脅し取ろうとしていた。その金庫の鍵を銜え去ったノ太郎を追う。ノ太郎と一緒にいた左之助を襲撃するも全く相手にならず敗れる。 高森(たかもり) 声 - 松村武 「拳和団」が狙う金庫の鍵を持っていた男。料亭からの帰り道で「拳和団」に襲われ金庫の鍵を差し出した。 彦次郎(ひこじろう) 声 - 北出浩二 ひょんなことから薫に渡ったサファイヤが入った「エンゲージリング」の所有者。婚約者の詩織が幼馴染の慎二と再会したのを、詩織が浮気していると勘違いし、絶望からエンゲージリングを川に投げ捨てる。その後、勘違いに気づき川を探すも既に鯰に飲み込まれ、その鯰も剣心に釣られた後だった。そして絶望から身投げする所を左之助に諭される。そして何とかエンゲージリングを返してもらい、無事結婚する。 詩織(しおり) 声 - 鮭延未可 彦次郎の婚約者。幼馴染の慎二と祭りで再会する。 慎二(しんじ) 声 - 下崎紘史 詩織の幼馴染。 小川兵蔵(おがわ へいぞう) 声 - 緒方賢一 天草から東京への帰りに下関で剣心たちと会った初老の男。その際、自らを左腕に十字傷を持つ維新志士「人斬り抜刀斎」と名乗る。かつてはガマの油売りをしていた。抜刀斎を騙っていた理由は西南戦争や戊辰戦争で親を失くした子供たち(五人ほど)を育てるためであった。その後、町を荒らしていた愚連隊の天狗党らの襲撃を受け、子供たちを人質に取られるが自分の生命を顧みず突進、捕まえた敵を土塀に投げ飛ばし倒す。別れ際、剣心が抜刀斎という名前は捨てたと語るとこれからも使用してもいいと自分勝手に思い込む。そのような性格から左之助をして本物より逞しいと言わしめた。 安斎十郎兵(あんざい じゅうろうべえ) 声 - 柴本浩行 抜刀斎打倒のため天狗党(てんぐとう)に雇われた剣客。天狗党がたむろしている長屋の障子を叩き切りその際、党員が持っていた酒瓶をも気付かれずに切り裂くというほどの腕前。小川扮する抜刀斎を一目で偽者と見抜くが、偽者であろうと斬れば自身の声名を高めるために襲う。しかし、助けに戻ってきた剣心の龍槌閃に敗れる。倒れ際に剣心が本物だと気づく。 新太(しんた)、捨三(すてぞう) 声 - 石橋美佳、松本美和 小川兵蔵の元にいる子供たち。天狗党に人質に取られるも、勇気を振り絞った小川に助けられる。その後、自分が抜刀斎を騙っていたことを詫びる小川を「抜刀斎じゃなくても先生は強い」と励ました。 東山龍三郎(ひがしやま りゅうざぶろう) 声 - 菊池正美 天草から東京への帰りに箱根の旅館で会った東京で西洋美術を専攻する青年。究極の美を探し求めるが見つからず自信を喪失していた。その後、剣心が路銀を落としたために旅館で働いていた薫を一目見て恋に落ち、好きになった薫を描こうと彼女の入浴中に隠れて木の上から描いたことがある。なんとか薫と付き合おうとするが、薫からは断られる。そして操の入れ知恵を受けた左之助が出した取り持つための条件「剣心から一本を取る」に幾度も挑むがことごとく失敗した挙句、スズメバチの巣に突っ込んでしまい、危ない所を剣心と左之助に助けられる。最後は自信を取り戻し、書き上げた絵を薫に渡し旅立った(彼の描いた最初の薫は本人にそっくりであったが、別れ際渡した薫の心を理解して描いたとする絵はピカソが描くような絵になっていた)。 お里(おさと) 声 - 水谷優子 剣心一行が泊まった旅館の仲居。 番頭 声 - 藤本譲 剣心一行が泊まった旅館の主。なお、性格は違うが容姿はアニメには登場しない比留間喜兵衛にそっくりである(総集編付属の絵コンテ集にて彼が元になったことが書かれている)。
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東京編
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「ごちそうさん (2013年のテレビドラマ)」の記事における「東京編」の解説
遡ること1911年(明治44年)。東京・本郷の西洋料理店「開明軒」に生まれ育っため以子は、明るく活発だが無鉄砲でいつも食べ物のことばかり考えている。ある日、祖母の卯野トラが病で倒れ心配しため以子は、以前トラが食べたがっていた「いちご」を探し奔走。いちごを入手したものの、帰り道に損失してしまいひどく落ち込む。そんなめ以子にトラは「ごちそうさま(ご馳走様)」の意味を教え、め以子に感謝するのであった(第1週)。 トラが他界後の1922年(大正11年)、高等女学校5年生のめ以子は、いずれ自由恋愛で条件のよい結婚をしたいと考えているが、料理はおろか家事にも勉強にも全く関心が無い。ある日、帝大生の西門悠太郎が下宿生として卯野家にやって来る。自分には毒舌な悠太郎をめ以子は面白く思わないが、彼から勉強を教わったことを機に無意識ながらも恋をする(第2週)。納豆嫌いの悠太郎のために試行錯誤して作った納豆料理を美味しく食べてもらえたことをきっかけに、め以子は料理に目覚め、毎日彼と自分の弁当のおにぎりを考え作るようになる(第3週)。め以子は条件の良い縁談が舞い込んだものの、悠太郎への思いに気付き、見合い途中で抜け出し悠太郎に求婚する(第4週)。自らの複雑な家庭事情にめ以子を巻き込みたく無い悠太郎はその場は求婚を断るが、後日思い直し改めて彼女に求婚する。それぞれの学校を卒業した1923年(大正12年)の春、二人は悠太郎の郷里である大阪に向かう(第5週)。
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東京編
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「かりん (テレビドラマ)」の記事における「東京編」の解説
黒田忠治 演 - 佐藤B作 小森屋の番頭。1943年からニューギニアに出征していた。復員後は1年ほど東京にいたが、その後番頭として復帰する。 岸元道則 演 - 古藤芳治 東亜クラブ社長 池田(黒田)文江 演 - もたいまさこ 池田(黒田)正 演 - 中村洋一 池田(黒田)和子 演 - はた中美貴子 池田(黒田)耕一郎 演 - 越迫健太 原口祥子 演 - あめくみちこ 北川正郎 演 - 山崎聡弘 立花礼子 演 - 青山知可子 その他 演 - 佐々木梅治、ト字たかお、松村彦次郎、茂木和範、菅野達也、猪又太一、宗近晴見、春延朋也、五十嵐五十鈴 ほか
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東京編(第5週 - 第10週)
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「ひよっこ (テレビドラマ)」の記事における「東京編(第5週 - 第10週)」の解説
みね子と時子、澄子、そして上野駅で合流した兼平豊子の4人は向島電機の社員寮に入所。トランジスタラジオの製造ラインに配属されたみね子は、当初失敗の連続で落ち込むが、先輩社員の永井愛子に励まされ、時子と豊子と本音をぶつけ合ったことで打ち解け、更に先輩同僚の秋葉幸子と夏井優子から助言を受け克服する。 就職して初めての休日、実の捜索に協力する警官・綿引正義と共に、実が過ごした飯場を訪れたみね子は、苦労を察して痛感。更に後日、実の目撃情報が舞い込み、父の生存を喜ぶ反面、家族に嫌気が差し失踪したと疑い複雑なみね子だったが、寮仲間の温かさや、会社のコーラス部活動で気持ちが紛れる。初任給を貰ったみね子は、実家へ仕送りし、弟妹に文房具を買って送る。そして実の馴染みの洋食店「すずふり亭」を訪問し、店主・牧野鈴子と料理長・牧野省吾から励まされ、手元の給与で払える料理としてビーフコロッケを食べたみね子は、美味しさに感動し、以後給料日の度に店を訪れるようになる。 季節は流れ7月。みね子は仕事に励み、実のことを考える時間が以前より少なくなってきていた。一方、お盆休みは帰省せずに、仲間らと映画や海へ遊びに行くなど、東京生活を楽しむようになる。しかし同年11月、社の業績不振に伴いみね子らの給与は減額される。更に綿引が急遽東京を離れることとなり、彼への恋心を意識したみね子は複雑な思いに駆られる。12月には向島電機の倒産が発表され、工場も年内閉鎖が決定する。同月20日、豊子の立てこもりの抵抗も虚しく工場は閉鎖し、仲間も徐々に寮を去り、残るはみね子と澄子と愛子だけになる。そんな同月27日の夜、澄子と共に内定していた石鹸工場社長から急遽採用人数削減を告げられ、みね子は澄子に譲り採用を辞退する。翌朝、途方に暮れながらすずふり亭を訪れたみね子は、鈴子に店のホール係への就職を勧誘される。先輩ホール係の朝倉高子の採用面接も合格し、裏手のアパート「あかね荘」への入居手続きを終え、新生活が決まったみね子は大晦日を愛子と2人で過ごす。元旦、愛子からお年玉として乗車券をもらったみね子は、上京以来初めて帰省し、英気を養った後、再び東京に戻る。
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東京編(第11週 - 第17週)
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「ひよっこ (テレビドラマ)」の記事における「東京編(第11週 - 第17週)」の解説
あかね荘に入居したみね子は、大家の立花富と入居者らの手強い人々に面食らう。すずふり亭での仕事の初日はランチタイムの忙しさで頭の中は真っ白になり、慣れ始めた数日後には皿を割り落ち込むみね子だったが、周囲の人々の理解や励ましで気持ちを切り替え、長く多忙な毎日を乗り越えていく。2ヵ月後には仕事は身につき、4月には、ひょんなことから、あかね荘の住民らと互いの食料を分け合い会食し、彼らと打ち解ける。そして、省吾と鈴子からそれぞれから口止めの上で、家を出たすずふり亭の1人娘・由香に仕送りを届けたことを機に、牧野家の不和を知ることとなる。 すずふり亭を訪れた綿引から、新たな情報として実が引ったくり犯から殴られた後に失踪したことを聞いたみね子は、あかね荘の電話で実家と連絡を取り合うが、立ち聞きした住民の久坂早苗から不幸な事情を隠していたことを叱責される。同じ頃、ビートルズの来日が決定。彼らのファンである叔父・小祝宗男のため、みね子は周囲を巻き込み歯磨き粉購入特典のチケットプレゼントの抽選応募に奮闘するが、結果は落選。しかし居ても立っても居られない宗男は上京し、みね子の元を訪れる。近所の和菓子店「柏木堂」でビートルズの日本武道館公演の警備員に赤飯600個を支給することとなり、近隣の人々と宗男は昼夜を通した手伝いに駆り出される。完成した頃には宗男の妻・滋子もすずふり亭を訪れ、夫婦は日本武道館の周辺でビートルズのコンサートを楽しんだ後、茨城に帰る。 7月17日、すずふり亭で乙女寮の同室仲間との同窓会を開催する。開始早々、女優の川本世津子が現れるハプニングが起きながらも、久々の再会と明るい近況報告で盛り上がる。同窓会終了後、時子が仕事を辞め帰る家が無いことを知ったみね子は、自室にしばらく泊めることにする。そして、あかね荘住民が催す時子の歓迎会において、みね子と住民の島谷純一郎が両思いと判明。後日2人は親交を深めていく。同じ頃、みね子の様子が気になり「すずふり亭」を訪れた愛子は省吾に一目惚れし、店に頻繁に通うようになる。また、高子は三男に連れられ来店した彼の兄・太郎に気に入られ、求婚を受け入れる。みね子と島谷の交際も数ヶ月に渡り順調に続くが、島谷は父親から家業の存続が掛かった縁談を迫られる。島谷から、全てを説明されたうえで、家を見捨て財産が無くなってもみね子を選ぶと告げられたみね子は、貧困を知らない島谷の稚拙な選択や親不孝さを叱責し、2人の恋は終局。その直後、みね子は20歳の誕生日を迎える。
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東京編(第18週 - 第26週)
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「ひよっこ (テレビドラマ)」の記事における「東京編(第18週 - 第26週)」の解説
あかね荘を去った島谷の部屋に愛子が入居。高子は結婚退職する。4月21日、みね子は客であるテレビ番組スタッフに頼まれ、代役で生CMに出演することとなる。たまたま現場に居合わせた世津子のアドバイスで本番を何とか乗り切ったみね子は、彼女との帰路の中で、父・実のことを打ち明けるが、後日、世津子の自宅マンションへ連れられ、すべての記憶を失い川本宅で暮らす実と再会する。父の現状に大きなショックを受けるみね子だったが、帰宅後、鈴子の助言で動揺を抑えながら事実を手紙に認め母・美代子に送る。上京した母とみね子は、世津子の同意を得て実を連れて帰る。そして母は、父の気持ちを尊重してみね子に託して茨城へ帰り、みね子は父を自分の部屋に受け入れ、父娘での生活を始める。数日後、奥茨城村の田植えの時期になり、みね子から様子を聞き実は帰郷を望むようになる。みね子は急遽休暇を取り、実と奥茨城に帰省。記憶が無くなった実に家族は当初戸惑うが、実であることに変わりはないことを感じ、すぐに打ち解ける。田植え終了後、実は家族のために奥茨城に残り、仕事が気がかりなみね子は足早に東京に戻る。こうして実が奥茨城で自身を取り戻す日々を始め、やがてみね子を仕送りから解放させて自由にさせようと谷田部家が団結した頃、みね子は、あかね荘住民・つぼ田つぼ助コンビが描くマンガの主人公のモデルにされていることを知り驚愕し、島谷と別れた現状を「中だるみ」と評されて落ち込むが、すずふり亭の従業員・前田秀俊に励まされ、前向きに変わっていく。ある日、急用で多忙な店を抜け出すことをためらう鈴子を見たみね子は、助っ人として由香を連れてくる。驚く鈴子や省吾らを横目に、みね子と由香は仕事をこなしランチタイムは無事に終了。みね子から由香が柏木堂で働き始めたと聞いた鈴子と省吾は、後日柏木堂を訪れる。そして失った時間を取り戻す省吾の提案を由香は受け入れ、涙ながらに一家は和解する。 同じ頃、世津子が金銭スキャンダルに巻き込まれたことで、大勢のマスコミ記者に囲まれ家から出られない状況を知ったみね子は、彼女に幸せになってもらいたい思いから秀俊と柏木堂の御曹司・柏木ヤスハルの協力で彼女を救出。世津子はあかね荘の愛子の部屋に身を隠すこととなる。 数日後、時子はミスコンテスト「ツイッギーそっくりコンテスト」に優勝。「和泉真琴」との芸名で芸能界デビューが決まり、あかね荘を去って行く。鈴子から新しい制服のデザイン考案を命じられたみね子は、同じく新メニュー考案を命じられた秀俊と一緒に勉強するうちに両思いになり、やがて結婚を前提に交際を始める。世津子は愛子と意気投合するが、実に関する辛いことも腹を割って話し合うべきと早苗から提案されて、みね子の部屋に移ることとなる。愛子と省吾は、互いに忘れられない人がいながらも恋する気持ちを告白。2人は鈴子と由香の承諾の元、交際を始めることとなる。 高度経済成長めざましい昭和43年。すずふり亭では新メニューが発表され、みね子の制服も新しくなる。ある日、実から見せたいものがあると手紙をもらい帰省したみね子は、谷田部家で花卉農業を始めたことを知らされ、仕送りはもう必要ないことを告げられる。後日、谷田部家が歌番組に出場することとなり、みね子は上京した家族をすずふり亭に招く。そこで秀俊はみね子との結婚を申し出て、谷田部家に快く承諾される。そして記憶が甦ったわけでは無かったが、実は失踪前にすずふり亭に重箱を預けていたことを思い出し、店内は感動に包まれる。 あかね荘は、早苗が長年待ち続けた恋人の迎えを受けて渡米、愛子は省吾と結婚して退去し、澄子と豊子が入居。世津子は女優に復帰し時子とドラマで共演、つぼ田つぼ助コンビは売れっ子漫画家に出世する。 三男は勤務先の一人娘・米子と交際を経て結婚を決める。そしてみね子も、鈴子と省吾の立会いの元で秀俊との婚姻届を記入する。 そんな幸せなエンディングを迎え、みね子はすずふり亭の店先から視聴者に向けて笑顔で礼を述べ、励ましの言葉をかけるのであった。
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東京編
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新宿・渋谷の頂点に立った高木に東京の各地区の頭による会合「ヘッドコングレス」の招集状が届く。それは新宿・渋谷の上納金を狙う大東京連合の罠だった。騙し討ちにより瀕死の重傷を負いながらもヘッドコングレスから生還した高木は墨田・池袋・銀座・六本木の各部隊の頭に戦いを挑む。苦戦しつつも神雷らの助けもあって勝利した高木は、東京を制覇し初代「東京魂(とうきょうだましい)」となった。
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東京編
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雷電太郎(らいでん たろう) 大東京連合墨田部隊の頭。金融会社「雷電ローン」を経営。容姿が高木の後輩で関五工空手部の松下正に酷似しており、高木ですら初対面では間違えた程。しかし性格は全く違い、傲慢な自信家。椅子に座りながら全裸の女性を数人侍らせたりと、スケベでもある。江戸時代から電気と関わる家系の生まれであり、小柄で比較的非力ながらも、グローブに仕込んだスタンガン以上の高電圧を誇る電撃装置を用いた拳法・死雷拳(しらいけん)と、通電性に優れるベリリウム製の鞭を駆使して戦う。 西新宿学院に自身の墨田部隊と池袋部隊で総攻撃をかけ、助けに入った神雷と対決。田辺と共に優位に立つも、神雷の機転によって退却を余儀なくされる。高木が雷電ローンに乗り込むとモルヒネの影響による幻覚というハンデを背負った高木を電撃で苦しめるが、高木が雷電にダブった松下の幻に励まされたことで形勢逆転。スプリンクラーを作動させられ感電、更には発勁を受けて敗れる。その後は高木を称賛し、田辺攻略のためのアドバイスを高木に与えて力尽きる。関東編では高木の味方として戦うも、宗政には自慢の電撃が通じず、一蹴される。エピローグでも変わらず雷電ローンを経営していると語る。 田辺勝成(たなべ かつなり) 大東京連合池袋部隊の頭。2m40cm・260kgの巨体を誇り、大東京連合の力番と呼ばれる。その体格から出る強靭な力を誇る。その怪力を駆使して巨大な鎖付き鉄球を振り回して戦う他太極拳も学んでおり、高木以上の発勁を放つなど隠れた実力者。後にいつの間にか酔拳も身につけている。ヘッドコングレスにて高木を挑発するも、佐藤に手を出したことでその逆鱗に触れる。その後は西新宿学院高校に侵攻し、大竹と坂本を撃破。しかし、神雷の機転によって撤退する。 かなり性欲旺盛らしく、高木に狙われている事を知っていながらも護衛付きの上、捕らえた猪狩をモップ扱いして行きつけのファッションヘルス店・「F(エフ)」に通ってくる。高木と猿たちを相手に善戦し、モルヒネの切れた高木を追い詰める。しかし、高木が神雷たちの助けでモルヒネを打ったため反撃され、発勁の唯一の天敵ともいえる百歩神拳を喰らい敗北した。関東編では武井相手に酔拳で善戦するが、蟷螂拳の前に惜敗。また、善と悪編では前述の蔵王力山・佐藤昭二や宗政治・岩本哲男・遠藤彦介・トントンらと同じ巨体・パワーを持つ者同士で赤松邸突入のために大重量の鋼板の楯を持つ者のひとりとして銃撃を防ぎ、突入を成功させている。エピローグでは本編同様、ファッションヘルス店を経営していると語られた。技 発勁 高木のそれを上回る威力の発勁を放つ。田辺は使用時に「撃砕発勁(げきさいはっけい)」と言う。 デビッド古谷(デビッド ふるや) 大東京連合銀座部隊の頭。IQ300を誇り、ラーメン頭と英語混じりの会話をするのが特徴。デビッドタワーを経営しており、かなりの金回りの良さを誇る。愛車はフェラーリ・F40、クリスチャン・ディオールのハンカチをスラックスの汚れ避けに敷くなど、キザでブランドに拘る男。作中では珍しくいわゆる「体育会系」ではなく、武器としてジェリコ941を愛用している。 ヘッド・コングレスに出席した高木を銃撃し東京港の埋立地に捨てる。デビッドタワーで復活した高木の襲撃を受けると数々のトラップで反撃し、さらにはガス爆発で高木を殺そうとするが、根性で乗り切った高木のパンチを喰らい敗北する。卑劣な性格ではあるが腕っ節の無いなりに頭を使った異色の戦いぶりを見せつけた。ただ、仲間想いの面もある。高木に敗れると雷電・田辺と共に改心し、三人とも莎武との対決に臨む高木に自分たちの部隊を預けている。関東編では拳銃を撃つよりも早く寺本の連打に敗れる。龍天昇編では機動隊員に殴り倒されるものの、最期はヤクザの囲みを破るために米軍から横流し品である1個「2000ドル」もする手榴弾を爆発させ死亡する。 真島莎武(まじま さぶ) 大東京連合六本木部隊の頭。真島朴の兄で、通称「サブ」。ホモで弟・朴とデキている(しかし、周囲には「ただの弟思い」と語っており、自分達の関係に気付きそうになった部下を始末している)。弟には一途な愛を強要しておきながら、高木や、後に仲間となってからは大竹にも誘う発言をしており、自身はわりと節操なし。権力欲に取り憑かれ、3年前に多くの者を傷付けながらも5年がかりで六本木部隊の頭となったが、実はそれらの行為に罪悪感を抱いており、誰かが自身を救ってくれる事を望んでいた。弟同様の貫通力に優れた指突きや、自身の動きに龍・虎・鶏・熊の動きを反映させる青龍刀を用いた刀術・斬殺葉落剣(ざんさつようらくけん)を駆使する。 ディスコを経営。高木の襲撃に対し鼓膜を破く程の大音量の音楽を流し対抗。更に刀術を使い高木を苦しめた。しかし、鼓膜が破れる事を承知で挑む高木の仲間達の魂を込めた猛攻と発勁の前に倒れ、彼に感化され改心。関東編では二振りの鳳翅鎲(ほうしとう)を使い岩本を一蹴するが、寺本にあばら骨を折られ力を発揮出来ず、全力すら出していない寺本の前に惜敗する。その後はデビッド共々殺戮連合に捕らえられるが、高木達によって救出される。 龍天昇編にて機動隊員に狙撃され、危うい所を森上に救出される。森上とゲンゲンの対決時には目潰しをされたゲンゲンを攪乱するべく仲間達と足踏みをするも、ゲンゲンに叩きのめされる。善と悪編では剛鬼に鳳翅鐙と双刀拳を破られ、青龍刀を奪われて斬り倒される。挙句デス・ゲーム第3ラウンドで王蛇シヴァの檻に入れられるも、高木が勝利したため解放される。エピローグでも変わらず、ディスコ経営を続けている。技 旋風血花(せんぷうちか) 斬殺葉落剣の技の一つ。刀を回転させて相手を切り刻む。 獣王双刀拳(じゅうおうそうとうけん) 通称・「双刀拳(そうとうけん)」。両手に持った青龍刀を相手に振り下ろす大技。 獣王背水撃(じゅうおうはいすいげき) 振り下ろした刀の刀身を相手の攻撃で破壊させ、その破片を相手の身体に飛び散らせ、血管を切り裂く。刀身を攻撃する者の力が強いほど破片は細かくなる。 鳳翅鐙日輪殺(ほうしとうにちりんさつ) 鳳翅鐙で相手の身体を切り裂き、二重の円となった傷を刻む。 鳳翅鐙鷹落殺(ほうしとうようらくさつ) 頭上に鳳翅鐙を投げ、相手に落下させて攻撃する。 鳳翅鐙飛燕来殺(ほうしとうひえんらいさつ) 鳳翅鐙を相手の背後に投げ、戻って来た鳳翅鐙で相手を切り裂く。 鳳翅鐙発勁殺(ほうしとうはっけいさつ) 鳳翅鐙を持ちながら相手に発勁を喰らわせる。莎武は使用時に高木同様技名の前に「爆裂」を付ける。 水柿(みずかき)、足立(あだち)、吉野(よしの) 新宿部隊の第15班の構成員達。ヘッドコングレス後に新宿・渋谷が大東京連合によって侵攻された折、命惜しさに池袋部隊の下へ上納金を収めた。 野田(のだ) 集英館(しゅうえいかん)空手道場の師範代。屈強な護衛・「番付き(ばんつき)」に囲まれて街を歩く田辺を注意し、その流れから番付き達と対決する。師範代だけあって優れた空手の腕前を誇るものの番付きの新入りにすら歯が立たず、足首をへし折られてベアハッグで背骨を砕かれる。
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東京編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 01:39 UTC 版)
#80 - #109(単行本9巻 - 12巻) 東京に転校した青大は、枝葉柚希を追って同じ地域の学校に転入。その先、引っ越したばかりのマンションに御島明日香が上がり込み桐島青大を襲撃。話し合いにより和解するも、柚希は風間恭輔を巡って浅倉清美と争っていた。恭輔は難病を患い入院中だったが、退屈を嫌う故病院をよく抜け出していた。清美や柚希たちに心配されながらもリハビリに取り組むうちに、青大とも打ち解けていく。 恭輔にはバイクレーサーになるという夢があり、青大とは打ち解けたのち、桐島食堂のスポンサーになる。という約束をするものの、恭輔は急死してしまう。それまでの間、柚希は青大と距離を置き続け、青大は明日香と付き合う。なお、この時期に夏越とも出会う。このメンバーでいくらか過ごした後、枝葉懍が現れ青大と柚希に茶々を入れる。その影響もあってか2人の距離は再接近する
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東京編
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「BLUE GIANT」の記事における「東京編」の解説
上京後、あてのない大は、進学上京していた同窓生:玉田の家に上がり込み居候を始める。家賃を払うことで玉田もしぶしぶ承諾した。都内のジャズライブハウスを回っていた大は、ピアニスト:沢辺雪祈と出会う。人を舐めきった態度は好ましくないが、ピアニストとしての腕にほれ込み、大はバンド結成を呼び掛けた。大の演奏を聴いて、何かを感じた雪祈は組むことを承諾。2人きりでの練習が続くなか、ドラマーが必要と感じメンバー募集を始める。一方、大学生活に刺激のなかった玉田は、大の演奏を聴いて何か楽器を始めようかと大に話したところ、大は玉田をドラマーにしてバンドに加入させることを思い立つ。雪祈に告げると、ドラムセットにも触れたことのない全くの素人の為、もちろん大反対。「200パーセントムリ!!」と舐められた態度であしらわれた玉田は諦めがつかず、ドラム教室に通いはじめ、自宅用に練習セットを購入し猛練習に励む。1週間後に玉田の演奏を聞いた雪祈は加入を反対するも、大が「下手だからダメ。追い出すのは簡単。それがジャズへの入り口を狭くして、誰も通さなくなる。だからジャズがダメになるんじゃねぇか?ウマくてもヘタでも感動できればいい。」と説得。3人は「JASS(ジャス)」を結成する。玉田が加入して5か月後に初のライブが決まり、数えるほどしかいない観客の前で演奏をはじめる3人。終演後、何もできなかったと落ち込む玉田は、2人のためにバンドを抜けるべきかと吐露する。雪祈は他の2人にダメ出しをするが、玉田には「思っていたより悪くなかった」と言い、玉田は続けていく事を決心する。その後、JASSはライブ回数が増える度にファンが増えるようになってくる。ある日、客として来ていたプロギタリスト:川喜田の目にとまり、自身のライブゲストに誘われた雪祈は快諾し出演。後にツアーメンバーに誘われたが、JASSの活動を優先するため断る。徐々に手ごたえを感じ始めた雪祈は、日本最高のステージ「SO BLUE」への出演を目指す。川喜田経由で支配人の平(たいら)を紹介された雪祈は、JASSのライブを観に来ることを約束させる。そのライブは成功とも言える出来映えで、大満足の雪祈は終演後に平と出会いライブの感想を聞くものの、上手くみせる事だけに気合を入れた雪祈のプレイは「面白くない」であった。返す言葉もなく、さすがの雪祈も完膚なきまでに打ちのめされてしまう。後日、大は高校時代に思いを秘めていた女性:三輪と再会。彼女の誘いで1日デートをしたことで、大は改めて告白をしようと思っていたが、三輪は他に好きな人ができたこと、そして大のことでずっと悩んでいたことを告げ、お互い握手をして駅で別れた。そして、3人はJASSとして「SO BLUE」のステージに立つことを決意する。平は雪祈へ連絡をとり、「SO BLUE」での海外ミュージシャンの来日公演で出演不可能となったピアニストの代わりに、サポート参加を頼んだ。JASSとして上がる目標であったSO BLUEのステージに立つことに葛藤していた雪祈だったが、大と玉田が快く賛成したことで参加を快諾。雪祈はこれでもかと、自然に自分自身のプレイを完奏した。その後の平との再会から、JASSの「SO BLUE」出演をスタッフ会議で打診した。
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