復員後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 10:54 UTC 版)
終戦後の1946年(昭和21年)にアメリカから復員した。復員後は同姓の酒巻家の婿養子となる。捕虜時代を共にした豊田穣は『中日新聞』記者として酒巻の談話を発表した。 捕虜になることを恥とする価値観は敗戦後もすぐには消えず、酒巻の復員が報道された後に届いた封書には「割腹して詫びよ」と記されたものやナイフを同封したものもあった。日本が開戦した12月8日が近づくと新聞やテレビ局の記者が酒巻を訪ねることが続いたが、一部を手記に発表したほかは、家族には戦争のことは話さなかったとされる。
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