復員~岡組の若衆へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 03:44 UTC 版)
1945年(昭和20年)10月、山上は山県郡八重町の実家に帰郷した。同年11月、広島駅猿候橋口の闇市に姿を現すようになり、多少英語が出来た山上は進駐軍からキャメルやラッキーストライクなどの洋煙草を手に入れるとバラにして、闇市で売り始めた。山上の洋モクは評判となり瞬く間に売り切れた。 ある日、山村組の組員に闇市のショバ代を要求されたが、支払いを拒否したため暴力をふるわれた。その後も何度か襲撃されている。同年11月末も闇市で村上正明ら4、5人に捕まり、側頭部をピッケルで刺されるなど激しい暴行が加えられていた。しかしその現場には岡組組員が集まってきており、岡が村上らの暴行を止め、瀕死の状態に陥っていた山上を岡組が介抱した。怪我が完治すると山上は岡組の若衆となり、岡に村上正明への報復を直訴したが許可は得られなかった。
※この「復員~岡組の若衆へ」の解説は、「山上光治」の解説の一部です。
「復員~岡組の若衆へ」を含む「山上光治」の記事については、「山上光治」の概要を参照ください。
- 復員~岡組の若衆へのページへのリンク