シリーズのモデル
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「ヤマハ・DXシリーズ」の記事における「シリーズのモデル」の解説
DX7 1983年5月に発売。世界初のフルデジタルシンセサイザーとして登場した、61鍵、6オペレータ32アルゴリズムのFM音源を採用。最大同時発音数は16音と、当時の主流である6 - 8音程度のモデルと比較して飛躍的に増加した。 「歴史的」「世界的」な名機として、1980年代当時の音楽シーンに一大シンセサイザーブームを巻き起こしたシンセサイザーで、本体中央部には液晶ディスプレイを配置し、音色の名前表示やエディット中のパラメータを指定し数値で確認するといった、現在では当然のような機能を実現していた。鍵盤には“FS鍵盤”と呼ばれる、プラスチックとバネと錘で構成されたセミウェイト鍵盤をシンセサイザーで初めて採用し、打健の強弱のつけやすさも追求された。このFS鍵盤は、後にMOTIF ESまで20年間採用され続けるロングセラーとなった。また、内蔵メモリー以外にも専用ROMカートリッジをスロットに挿入することで、外部からの音色の呼び出しが可能となっており、メーカー純正(発売元は財団法人ヤマハ音楽振興会)のVoice ROM(全12種類)やリットーミュージック等の音楽出版社から、坂本龍一や向谷実など本機を使用するミュージシャンが音色の監修をしたROMも販売された。 アナログシンセの音源では出ないブライトな音色は得意とした一方、逆にアナログ音源のような分厚い迫力のある音色を苦手とし、ミニモーグのように演奏中にリアルタイムでパラメーターを変更を加えるといったことは事実上不可能だった。ただし、それらを補う優秀なタッチレスポンスによる音色変化を装備し、モジュール版であるTX7をMIDIで繋げることで、DX1/DX5と同等なサウンドと機能などを実現できた。 本機で作成した音色データの保存には専用RAMカートリッジの「RAM1」を使用する。品番上はRAMを銘打っているが内蔵メモリにはEEPROMが用いられ、DX7本体に装着され電圧が印加されているときはRAMとして、そうでないときはROMとしてそれぞれ機能する。RAM1は後述のRAM4とは異なりデータ保持に電池を必要とせず、RAM1および専用ROMカートリッジ装着時の同時発音数は、通常時の2倍の32音となる。その一方、パラメーターの膨大さからユーザーによるエディットで満足の行く結果を得られない場合も多く、結果としてプリセット音を流用することで似たような音色が氾濫し、音色の没個性化を招く結果にもなった。 規格が誕生して間もないMIDIに対応したことで、音源部を持たない同社のショルダーキーボード、KX1/KX5と繋げた使い方なども提示された。当時としては画期的な仕様ながら24万8千円と低価格だったため、アマチュアからプロシーンの幅広い場面で一躍ヒットモデルとなった。爆発的な大ヒットモデルとなったこと、「音色メモリー数の増加」「液晶表示部へのバックライトの装備」「イニシャルタッチ幅のフルスケール(128段階)化」などの要望が増えたことに伴い、サードパーティ製の改造用キットも数多く発売され、ヤマハ本体からもMSX仕様のミュージックPCである「CX5」や、PC画面上で音色がエディットできるヴォイシングプログラムROM「YRM-13」が発売された。 本モデルの成功は同業の他社メーカーを刺激し、結果としてデジタルシンセサイザーを急激に一般化させた。このことは低価格帯の電子楽器市場の活性化につながり、後の日本のバンドブームの礎となったことを始め、MIDI接続による電子楽器の使い方やパソコンとの応用の一般化、さらには現在にも続く音楽制作のありかたへの重大なトピックであったことも功績に数えられる。他にも前述のようなROMカートリッジ音源に代表される、「音色が商品になり得る」という概念を作り上げたのも本機の功績のひとつである。 2019年9月3日、未来技術遺産第00284号として登録された。 DX9 1983年5月に発売。同時発売されたDX7の廉価版。筐体が共通ながらイニシャルタッチを省略し、オペレーター部が6から4に減らされたが、エンベロープは6オペレーターモデル同様の方式で設定可能だった。上位機DX7のコストパフォーマンスの良さから、価格差がわずか6万円の18万8千円という価格設定が災いし、DX7ほどの人気は得られなかったが、今ではレアなモデル。 DX1 1983年12月に発売。DX7の音源を2系統装備し、73鍵木製鍵盤を装備した機種。任意の鍵盤で音色を左右に分割(16音+16音)する「スプリットモード」、2種類の音を重ねる「デュアルモード」(16音×2)を装備。後述のDX5と共に、DX7とは音量を操作するアナログ系のパーツに違いを持っており、プロミュージシャンが「DX7とは音が違う」と評価することも多かった。他のDXシリーズより生産数が少なく、また高価で大きく重かったことから、DX7ほどの使用は得られなかった。DXシリーズの中で唯一、ポリフォニックアフタータッチを持つ(他の機種はチャンネルアフタータッチのみ)。 DX5 1985年 5月に発売。DX7の音源(6オペレーター・32アルゴリズム)を2系統にし、鍵盤数を61鍵から76鍵にした機種。64ボイスメモリー・64パフォーマンスメモリーを内蔵。機能的には上記のDX1の後継機種といえる。価格はDX1の3分の1に抑えられていた。DX1同様に他のDXシリーズよりも生産数が少ない。 DX21 1985年5月発売。当時のアマチュア向けキーボードのプライスゾーンであった13万円台のモデル。4オペレーター・8アルゴリズム×2、8音ポリフォニック、61鍵。「スプリットモード」(4音+4音)、「デュアルモード」(4音×2)を装備。プリセット128音色、ユーザ32音色、パフォーマンスメモリー×32。DXシリーズの中でアナログコーラスエフェクトが搭載されているのは同機とDX27Sのみである。 DX27 1985年12月に発売。DX21から「スプリットモード」「デュアルモード」を省略したモデルである。プリセット192音色、ユーザー24音色。DX100のメイン基板はDX27と共通である。 DX27S 1986年7月発売。DX27のスピーカー内蔵モデル。ラインアウトがステレオ仕様になっているほか、スピーカー・ラインアウトといった音声出力先を切り替えることができる。DXシリーズの中でアナログコーラスエフェクトが搭載されているのはDX21とDX27Sのみである。 DX100 1985年12月に発売。DX27のミニ鍵盤49鍵モデル。ストラップホルダーが付いており、乾電池による駆動にも対応していたため、ショルダーキーボードとしての利用者も多くいた。DX100のメイン基板はDX27と共通である。 DX7II-FD 1986年12月に発売。世界のトップステージでの使用率1位の実績、「歴史的」「世界的」に名機である初代のDX7のFM音源を2系統にした事でDX1、DX5、DX21同様デュアルモードやスプリットモードで演奏が可能な機種。61鍵盤で、ユニゾンでの太い音は、モジュール版といわれるTX802では出せない音である。初代DX7と同価格帯(この20万円台中盤 - 後半の価格は、初代DX7の登場によりプロ・アマ共用シンセのプライスゾーンとなっていた)で発売されたが、音源部の進化と共に、ボディが鉄製からアルミ製に変わり軽量化されていることや世界初のフロッピーディスクドライブ(3.5インチの2DDフロッピーディスク)を搭載したシンセサイザーでもある。MDR機能も内蔵しMIDI機能の充実で音色毎のファンクション設定のメモリー、バックライトの搭載や表示文字数の増加といった液晶表示部の拡張など、大幅な進化をとげている。音色を決定するパラメーターは初代DX7を代表とする6オペレーター・32アルゴリズムFM音源とアッパーコンパチブルとなっている。DX7と同じ人気は得られたが、使用部品の違いから、入力項目としてのパラメーターに互換性があるといっても発音される音が全く同じとは限らず、このことからDX7の後継機種としてのDX7II(その後のSYシリーズなども含む)は単純な代替とはならずそれぞれが共存してゆく結果となった。これは工業製品のカテゴリーが数ある中でも「楽器」独特の事情といえる、また、製作には浅倉大介が関わっていた。なお、本機及び後述のDX7II-Dで作成した音色データの保存には専用RAMカートリッジ(RAM4)を使用し、RAM1やDX7専用ROMカートリッジを使用するにはアダプタ(ADP1)が必要となる。また、RAM4や専用ROMカートリッジの形状はV2専用ROMカートリッジと同一であるが、フォーマットが異なるため、V2専用ROMカートリッジは使用できない。RAM4では、データの保持に内蔵リチウム電池を使用する。 DX7II-D 1986年12月に発売。DX7II-FDからフロッピーディスクドライブのみが省略された廉価版。 DX7S 1987年6月に発売。DX7II-Dの廉価版。デュアルモードを省略したモデルであり、実質的には初代DX7と同等の音源を持つ。ラインアウトはモノラル仕様。ファクトリーリセットには付属のROMカートリッジ又はMIDI経由でファクトリープリセットを読み込ませる必要がある。RAMカートリッジは上記DX7II-D/FDと同様、RAM4を用い、RAM1やDX7専用Voice ROMを使用するにはADP1が必要となる。 DX7II Centennial 1987年に発売。DX7II-FDの鍵盤数を61鍵から76鍵にした機種。IIを省略してDX7 CentennialやCentennialを省略してDX7IICとも呼ばれる。ヤマハ創業100周年記念モデルとして、ヤマハデジタル楽器を代表して100台限定で発売されたモデル。光を蓄えて発光するmoonflightキーボード、プレステージをこめたシルバーヘアラインボディ、24Kゴールドをプレートした豪奢なコントローラーを採用している。鍵盤の右端上に、「Limited Centennial Edition 1887〜1987」と表記されている。機能的には前述のDX1、DX5の直系の後継機種である。希望小売価格は500,000 円(税抜)だった。 DX11 V2の海外版。「V2」という型番がV2ロケットを連想させるということで、海外向けは型番が変更になったという経緯がある。TX81Zのキーボードタイプ。TX81Zとパフォーマンスを含めて音色の互換性がある。 DX200 2001年に発売。DXシリーズ唯一のモジュール版。LOOP FACTORYシリーズの1つである。PLG150-DX同等の音源部を持つ。FM音源部6オペレーター・32アルゴリズム、16音ポリフォニック。16ステップシーケンサーや「フリーEG」機能を搭載している。リズムセクションはPCM音源。PC向けソフトウェア『DX200 Editor』が付属している。 reface DX 2015年に発売。4オペレーター、8音ポリフォニック、12アルゴリズム32ボイス。HQ(High Quality)MINI鍵盤が採用されておりイニシャルタッチも搭載されている。最大の特徴としては4つオペレーター個々に対してフィードバックが搭載されており、歴代DXより音作りの幅が格段に向上したことや、タッチ&スライド式の4系統のデータエントリーセクションとLCDの採用によってより視覚的な音作りが可能となったことが挙げられる。そのほか、37鍵ながらもスライド式のオクターブコントローラーを(演奏中に任意で)使用することで88鍵相当の幅広い音域をカバーすることができ、エフェクトもディレイ、リバーブ、ワウなど8種類を2系統で使用可能になっている。本体には2W×2のスピーカーが搭載され、DC電源だけでなく乾電池による使用にも対応している。また、同製品は小室哲哉のキャリアを49枚に集約した作品集「TETSUYA KOMURO ARCHIVES PROFESSIONAL PRODUCTS + Mobile Mini Keyboard reface DX TK Special Edition」として、小室哲哉直筆サイン入りのものが100台限定でmu-mo専売商品として、2019年3月27日にリリースされた。音色も通常のreface DXとは異なり、EOSシリーズのように、小室哲哉用にカスタマイズされたものがプリセットされている。
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「ヤマハ・CBXシリーズ」の記事における「シリーズのモデル」の解説
CBX-T3 TG100からディスプレイと操作ボタン類を省略した白色モデル。縦置きである。HELLO!MUSIC!同梱音源。AWM音源、最大同時発音数28音、16音色同時発音可能。192ノーマルボイス・10ドラムキット。リバーブエフェクト内蔵。GM、DOC(クラビノーバの伴奏用音色配列。Disk Orchestra Collection)、C/M(ローランド CM-64、MT-32互換音色モード)の3モード対応。 CBX-K3 49key標準鍵盤の入力用キーボード。GMに対応した音色ボタンがあり、一発で音色切り替え可能である。シーケンサーのスタート、ストップ、コンティニューボタンも持ち、遠隔操作可能だが、バンクセレクト機能やベロシティーセンスの調整ができないのは欠点である。 CBX-S3 CBX-T3、CBX-K3に合わせた白色のスピーカーである。仕様は同社のMS101IIと殆ど変わらず、ボリュームつまみがちいさくなっている程度の差違である。 CBX-D5 Atari/Mac/WindowsにSCSI接続しCBX-D対応シーケンサーソフトのオーディオトラックとして使用するハードディスクレコーダー。同時再生4トラック、同時録音2トラック。3Uフルラックサイズ。 CBX-D3 上記CBX-D5の廉価版。黒色の1Uフルラックサイズ。 CBX-K1 1995年発売。XGに対応した37keyミニ鍵盤の入力用キーボードである。PCホワイトカラーを採用。ミニ鍵盤ながらイニシャルタッチに対応している。XGの様々なデータを送信可能。乾電池駆動可能。 CBX-K1B 上記、CBX-K1をスケルトンブルーに変更したカラーバリエーションモデル。 CBX-K1XG 1995年発売。上記CBX-K1にMU50相当の16パート32音ポリの音源を内蔵したMIDIサウンドキーボード。本体にスピーカーを内蔵し、1台でDTMを完結できる。教育用モデルはSK1XG。 CBX-K1XGB CBX-K1B同様スケルトンブルーを採用した、CBX-K1XGの限定モデル。 CBX-K1XGs 2002年発売。HELLO!MUSIC!同梱品。CBX-K1XGのシルバーのカラーバリエーションモデル。ホイールやボタン類が黒であり、小さいながらも端正なフォルムである。CBX-K1XGsにはCBX-K1XGBと異なり、音源なしモデルはない。 CBX-K2 1998年発売。CBX-K3の後継機種。49key標準鍵盤。CBX-K1にある様々なMIDIデータ送信機能を持ち、乾電池駆動も可能である。しかし、CS1xと同様のキータッチの鍵盤を採用し、CBX-K3よりキータッチが悪くなっている。
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「ヤマハ・TGシリーズ」の記事における「シリーズのモデル」の解説
TG77 1990年発売。SY77のモジュール版。3Uラックマウントサイズ。FM音源とPCM音源をかけ合わせられるRCM音源を内蔵。SY77より後から発売されたため、一部の音色はSY77とは異なるものがプリセットされている。32音ポリ。音源部分はSY77と互換性がありSY77の音色カードなどがそのまま使える。SY77では、マルチティンバーでの再生時に同時発音数を気にせずにマルチを組めるDVA(ダイナミック・ボイス・アロケーション)機能を搭載していたが、TG77ではそれに加えてSVA(スタティック・ボイス・アロケーション)という機能も追加されている。TG77は一言でSY77の音源モジュールではなくSY77を改良した音源モジュールとも言われている。寸法:幅480mm 高さ132mm 奥行き390mm 重量8kg 音源方式:RCM[AWM2/AFM(6Operator/45Alg)] マルチティンバー数:16 波形メモリ:4MB相当(16bitリニア換算)ウェーブROM 音色数 プリセット:128 インターナル:64 カード:64 エフェクト:最大2系統44タイプ 8系統の独立アウトプットも装備 TG55 1989年発売。TGシリーズの第1号機となる。SY55のモジュール版だが発売はSY55より早かった。1Uラックマウントサイズ。寸法:幅480mm 高さ44mm 奥行き330mm 重量4.2kg 音源方式:AWM2 マルチティンバー数:16 波形メモリ:2MB相当(16bitリニア換算)ウェーブROM 最大同時発音数:16 音色数:プリセット:64 インターナル:64 エフェクト:リバーブ:34タイプ TG33 1990年発売。SY22の最大同時発音数を2倍の32音にしたモジュール版。FM音源とPCM音源をかけ合わせられる。ベクターコントローラがついている。寸法:幅439mm 高さ80mm 奥行き230mm 重量 2.8kg 音源方式:AWM+FM(ベクターシンセシス) マルチティンバー数:16 最大同時発音数:32 音色数 プリセット:128 インターナル:64 エフェクト:リバーブ:16タイプ TG500 1992年発売。SY85のモジュール版とされるが、最大同時発音数を2倍以上の64音にし、波形メモリーを6MBから8MBに増やしている。PCM音源オンリー。1Uラックマウントサイズ。ROMを増設すると、TX16Wで取り込んだサンプルを受信可。MIDIサンプル・ダンプ・スタンダード基準の波形データも取り込める。寸法:幅480mm 高さ44mm 奥行き347mm 重量4.4kg 音源方式:AWM2 マルチティンバー数:16 波形メモリ:8MB相当(16bitリニア換算)ウェーブROM 最大同時発音数:64 音色数:[ノーマルボイス]プリセット:252、インターナル:126 [ドラムボイス]プリセット:4、インターナル:2 エフェクト:最大2系統90タイプ TG300 1993年発売。GM-BモードというローランドGSフォーマットの音色配列を持ち、その中核モデルSC-55(mkII)のシミュレートを可能にした音源モジュール。 2Uハーフラックサイズ。大きいディスプレイとロータリーエンコーダを搭載。DTM音源ながら、音色をフルエディット可能。後述のTG100と異なり、ダイナミックフィルターを搭載し、シングルモードではエフェクトを含めた音色作りが可能。そのエディットした音色を本体に記録可能。SY99と同等のDAT水準のPCM音源195種を内蔵し、18bit D/Aコンバーターや高S/Nのアナログ回路を搭載している。シングルモードではエフェクトもパラメーターに加えた音色作りが可能。DTM音源にとどまらず、シンセサイザーモジュールとしての顔も併せ持つ。GM-Bモードは後のMUシリーズにもTG300-Bモードとして引継がれた。またGM-AモードをベースにXGフォーマットが作成され、販売期間は1年余りだったが、後のヤマハのDTM音源のベースとなったモデル。ヤマハのDTMパッケージHELLO!MUSIC!の同梱品としてTG300Gという白色モデルも発売された。寸法:幅220.0mm 高さ 91.6mm 奥行き257.2mm 重量 1.9kg 音源方式:AWM2 マルチティンバー数:16 波形メモリ:6MB相当(16bitリニア換算)ウェーブROM 最大同時発音数:32 音色数:プリセットノーマルボイス(GM-A:195、GM-B:456、C/M、Single)、インターナル(GM-A/GM-B/Single:128)、プリセットドラムボイス(GM-A:6、GM-B:9、C/M:1) エフェクト:リバーブ:11タイプ、コーラス:7タイプ、バリエーション:25タイプ TG100 1991年発売。ヤマハ最初のGM対応のDTM音源モジュール。1Uハーフラックサイズ。 GM対応だが、音色のニュアンスが、ローランド SC-55mkII等の他社製品とかなり異なる。例えば、音色の名前こそ同じだが、GM6番の"Electric Piano"に該当する音色としてTG100にはアコースティックピアノの音が入っていたり、51番の"Synth Strings1"に、SCシリーズはアタックの遅いストリングスが入っていたのに対してTG100にはオクターブユニゾンのアタックの速めのストリングスが入っていた点などが挙げられる。DTM音源として作成されているため、本体上での音色エディットは限定されており、音の立ち上がりの変化や各エレメントの音量調整くらいしかできない。また音色の明るさを調整するフィルターは搭載していない。CBX-T3というディスプレイ、ボタンを省略した白色縦置きモデルも発売された。寸法:幅220mm 高さ40.6mm 奥行196.5mm 重量1.0kg 音源方式:AWM マルチティンバー数:16 波形メモリ:2MB相当(16bitリニア換算)ウェーブROM 最大同時発音数:28 音色数:プリセットノーマルボイス:192 プリセットドラムボイス:10 インターナルボイス:64 エフェクト リバーブ:6タイプ、ディレイ:2タイプ
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シリーズのモデル
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「ヤマハ・KXシリーズ」の記事における「シリーズのモデル」の解説
KX1 1983年7月1日発売。KXシリーズの最初の機種であり、44鍵を備えるギター感覚のDX専用の外部音源を演奏するためのプロフェッショナルなショルダーキーボード。イニシャルタッチ(鍵盤押下時の強さ検知)・アフタータッチ付。色はキャンディトーンレッド(赤色)とパールホワイト(真珠色な白色)の2カラーのバリエーションがある。ショルダーキーボードの中では世界的に名機であり日本では向谷実が1983年からカシオペアのライブでDX7同様いち早く導入したり、小室哲哉がTM NETWORKの結成当初の1983年~1984年のテレビ出演で既にKX1を使用していてPVでは金曜日のライオンのみ使用されている。海外ではハービー・ハンコック、トーマス・アンダース、ジョージ・デューク、ジェフ・ローバーなども使用している。生産には、同時期ぐらいに発売された同じく ヤマハ・DXシリーズのDX1の木製質量反力鍵盤同様にKX1のボディにも一部木製で作られている部分がありロングセラーであるKX5よりも生産数がかなり少なく海外の情報によるとKX1は1000台ぐらい(赤と白共に500台で合計1000台だと思われる。)しか生産されていなかったこともあり、まだ一般にはほとんど普及していなかった。発売当時も含めて今でも途轍もなくレアな機種だと言える。また元々音源の内蔵が無いショルダーキーボードだけであって当時20万円と高額で発売されていた。後のKX5の発売と共にKX1はだんだんと姿を消していった。 KX5 1984年5月1日発売。37鍵を備える外部音源を演奏するための小型で軽量のショルダーキーボードである。イニシャル・アフタータッチ付き。リボンコントローラでピッチベンドを操作可能。MIDIチャンネルのセレクターで、2系統の音源の切り替えも可能。色はブラックレザーサテンとシルバーメタリックの2カラーのバリエーションがある。発売から15年以上経って絶版となったロングセラーであるため現在も中古市場などでも入手がしやすく、今でもかなりの人気の機種でもある。当時からKX5はショルダーキーボードの定番機種となり世界的にショルダーキーボードの時代の幕開けを飾った名機である。小室哲哉用のカスタマイズモデルとして、外板全体が銀色の鏡面仕上げのものも作られた。浅倉大介もカスタマイズモデルを使用しており、黒鍵が金色、白鍵が銀色にメッキ加工されているものである。坂本龍一は1986年に初のソロツアーをスタートさせる際に、ラジオ番組で「ショルダーキーボードだけは絶対に使いたくない」という旨の発言をしたが、いざツアーが始まってみるとアンコールでKX5を弾きまくり、ファンが苦笑したというエピソードもある。 小室哲哉がデビュー当時から長らく愛用していたショルダーキーボードであり自身のソロライブツアー「Tetsuya Komuro Tour '89〜'90 Digitalian is eating breakfast」から後述の特注モデルTetsuya's Mind Controlにシフトしていく中、KX5も使われ続け主にTMN、globeのステージ上の破壊パフォーマンスで使われるようになる。 日本では他にも向谷実(元CASIOPEA)、和泉宏隆(元T-SQUARE)、上田現(元レピッシュ)等も使用。チック・コリアは1985年のエレクトリック・バンド結成時より長きに渡り使用し、他に有名な海外のアーティストとしては、A-haのマグネ・フルホルメン、ハワード・ジョーンズ、トーマス・ドルビー、ヤン・ハマー、トーマス・アンダース、デビー・ギブソンなどの多数のキーボーディストによって使用されていた。3.7kgと軽量モデルのため女性奏者の使用も多く、COSMOSの松居(土居)慶子、桃井はるこも使用している。 KX76 1985年12月1日発売。76鍵のマスターキーボード。イニシャル/アフタータッチ付。上下2オクターブの移調が可能。32音色×2チャンネルの音色選択キー、19個のコントローラー、パネル設定を16種まで記憶可能。シンセサイザー、トーンジェネレーター、リズムマシーン、シーケンサーまで、MIDIのすべてを縦横無尽にコントロールが可能。外観は一般的なシンセサイザーだが音源は内蔵されず、TX816などの外部音源と接続して演奏するキーボードである。日本では向谷実(元カシオペア)が1986年からヤマハEX5を使用する1998年頃まで使用し、和泉宏隆(元T-SQUARE)も使用。1986年のTM NETWORKのコンサートでは小室哲哉がKX76をメインキーボードとして使用していた。海外では、イエス在籍時のトニー・ケイ、TOTOのデヴィッド・ペイチやスティーヴ・ポーカロ、チック・コリアなどの多数のキーボーディストによって使用されていた。 KX88 1985年1月1日発売。88鍵ピアノタッチ鍵盤のマスターキーボード。KXシリーズの最高機種。イニシャル/アフタータッチ付。上下2オクターブの移調が可能。32音色×2チャンネルの音色選択キー、19個のコントローラー、パネル設定を16種まで記憶可能。シンセサイザー、トーンジェネレーター、リズムマシーン、シーケンサーまで、MIDIのすべてを縦横無尽にコントロールが可能。鍵盤の数とピアノタッチ鍵盤以外はKX76と同様で外観は一般的なシンセサイザーだが音源は内蔵されず、TX816などの外部音源と接続して演奏するキーボードである。向谷実(元カシオペア)は発売当初から長きに渡り(1985年から2001年頃まで)メインのキーボードとして使用し、小田和正もオフコース時代からソロ活動の初期(1990年代中頃)まで使用していた。TM NETWORKのCAROLのコンサートでも小室哲哉が使用。他にも海外ではスティービー・ワンダー、レイ・チャールズ、TOTOのデヴィッド・ペイチやスティーヴ・ポーカロ、シカゴのロバート・ラムやビル・チャンプリン、リトル・フィートのビル・ペイン、チック・コリア、マイク・リンダップ(Level42)、ラッセル・フェランテ(イエロージャケッツ)、A-haのマグネ・フルホルメン、ハワード・ジョーンズ、など多数のキーボーディストによって使用されていた。
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「ヤマハ・WXシリーズ」の記事における「シリーズのモデル」の解説
WX7 1987年発売。サックスやクラリネットと同じ奏法で演奏可能。約7オクターブの移調が可能。同梱の専用電源ボックスとTX81Z等外部音源と接続して演奏する。ブレスコントロール、ボリューム、アフタータッチに対応。 WX11 1988年発売。WX7の廉価版として発売。サックスやクラリネットと同じ奏法で演奏可能。約7オクターブの移調が可能。タイトリップ、ルーズリップの2つの奏法が可能で、キーホールド機能を利用して和音を出すことも可能。専用の音源として後述のWT11が発売されている。WT11、VL70-m以外の音源と接続するには電源ボックスBT7が必要となる(WT11、VL70-mと接続時は電源は音源から供給)。ブレスコントロールのみ対応。WX5発売まで継続販売されていたロングセラー・モデル。 BT7は単三乾電池6本またはACアダプタと接続して、WX11に電源を供給する。またMIDI-OUT端子がついているので、WX11をWT11以外の音源モジュールと接続するために利用する。BT7はWX7付属の電源ボックスと外見・仕様は同一であるため、その単体製品と思われる。WX7にも接続可能である。 WX5 1998年発売。サックスやフルート、リコーダーと同じ奏法で演奏可能。上記2機種と異なり、本体にMIDI端子を持ち、乾電池搭載(単4×6本)のスペースも持つため別途電源ボックスは不要である(直接ACアダプターを接続することも可能)。ブレスコントロール、ボリューム、エクスプレッションに対応。VL70-mと接続するときは専用のWXケーブルで接続可能(この場合、電源はVL70-mから供給される)であり、VL70-mにはWX用の音色が用意されている。 上記2機種より10年後に発売されている、QXがQY、RXがRYと型番がその間に変わったが、WXがWYにならなかったのは、WXの型番に空きがあったこと、そしてその当時のフラッグシップシンセサイザーがEX5であったことが影響しているのではないかと思われる。2019年11月現在、生産終了となっている。 WT11 1988年発売。WX7、WX11用の音源モジュール。内部はV2やTX81Zと同じFM音源を採用し、4オペレータ8アルゴリズムである。プリセット96音色。リバーブ、ディレイといったエフェクトも内蔵している。MIDI-IN端子もあるため、WXシリーズでなく、MIDIキーボードを接続して演奏可能だが、その場合、WT11の最大限の機能を発揮できない。また本体のみでは音色エディットができないため、互換性のあるV2やTX81Zと接続して行う。
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シリーズのモデル
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「ヤマハ・Sシリーズ」の記事における「シリーズのモデル」の解説
S80 1999年発売。Sシリーズの第1弾。鍵盤は88key。プラグインボードを2枚装着可能。プロ向けのシンセサイザーであるが、そのキータッチ、ピアノ音色からデジタルピアノとして十分利用可能なモデルとなっている。 S30 2000年発売。61key。プラグインボードを1枚装着可能。音源部はS80と共通だが、プラグインボードスロットの数と鍵盤数、キータッチ、電源がACアダプタになったという点が異なる。同じように61keyでプラグインボード装着可能なシンセサイザーCS6xと競合するためか、S80より後発であるこの機種のほうが先に生産完了となった。 S90 2002年発売。88鍵バランスドハンマー鍵盤。プラグインボード3枚装着可能。MOTIF8をベースにシーケンサーとサンプラー部を割愛し、波形容量を増やしたモデル。110MB(16ビットリニア計算)の波形ROMを装備。S80/S30はCS6xをベースに作られているため、S80/S30との互換性はない。MOTIF8の後継機種MOTIF ES8がS90の発売から1年後に発売されたため、音色のよさにもかかわらず、影の薄い機種となってしまっている。 S03 2001年発売。61key。XGフォーマットに対応した64音ポリの音源を持ち、DTM用のキーボードとしても利用可能なモデル。XG音源部のキャピタルバンクの音色は、MU50同等のものでなく、PLG100-XGと同等のものであり、MUシリーズとはピアノやシンセベース、NewAgePadの音色などのニュアンスが異なっている。 S03s 2002年末発売。61key。上記S03をHello!Music同梱用にシルバーに筐体の色を変更したモデル。 S08 2002年発売。88鍵バランスドハンマー鍵盤(ただし、イニシャルタッチのみ対応、アフタータッチ機能なし)。XGフォーマットとGMレベル2に対応。基本的にはS03の鍵盤数を増やし、キータッチをピアノタッチに変更した機種という位置づけだが、ロータリーエンコーダやUSB端子の装備などバージョンアップされたポイントもある。 S03SL 2004年発売。61key。S03のシルバーモデル。色以外の仕様はS03と同一。元々前々年からHello!Music!同梱として発売されていたS03sを単体として再発売されたモデル。 S03BL 2004年発売。61key。S03SLに併せて、従来の黒いS03も付属CD-ROMの添付を2004年から打ち切り、型番を変更したモデル。 S90 ES 2005年発売。S90の後継機種。MOTIF ESをベースとしている。88鍵バランスドハンマー鍵盤。Modular Synthesis Plug-in Systemに対応した3基の拡張スロット。波形メモリは228MB、768ノーマルボイス+65ドラムキット内蔵。3段階のベロシティスイッチを搭載。ベロシティの強弱によって 1キーあたり3種類のサンプリングウェーブ(ステレオサンプリングの音色では6種類のサンプリングウェーブ)が自動的に切り替わって、タッチによるダイナミックかつ微妙な音色変化を可能としている。グランドピアノ独特の響きを再現するダンパーレゾナンスという新たなエフェクトを搭載し、ペダルを深く踏み込むことで音を長くのばし、浅く踏み込むことで短く伸ばすなど、音の減衰時間をリアルタイムにコントロールできるハーフダンパー奏法も可能としている。 S70 XS / S90 XS 2009年発売。S90ESの後継機種。S70 XSが76鍵、S90 XSが88鍵で両方ともバランスドハンマー鍵盤。MOTIF XS直系の音色が搭載されている。波形メモリは456MBに倍増し、そのうち142MB分のピアノ音色はこの機種で新たにサンプリングされたものが使用されている。
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シリーズのモデル
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「ヤマハ・TXシリーズ」の記事における「シリーズのモデル」の解説
TX7 1985年1月1日発売。1台分のDX7のモジュール版でありデスクトップに置くタイプ。設定や音色のエディットはMIDIで接続したDX7などが必要であり本体だけでは出来なかった。また、TX7はDX7の音源モジュール版であることに加えてDX7と併用することでDX7の機能強化。DX7単体では、音色毎にファンクション設定を記録できなかったがTX7側でその部分を代用することや当時のDX7の2台分であるDX1とDX5の同等なサウンドと機能を実現できるなども行えたことから、特にDX7との併用を意識したモデルである傾向が強い。希望小売価格145,000円(税抜)。 TX816・TX116 1984年12月1日発売。1984年当時のTXシリーズ最高機種。DX7と同等のFM音源ユニットTF1を8台ラックに並べたものであり本機1台で8台分のDX7の音源を1台に凝縮したモデル。1台で複数のパートを担当できるマルチティンバーの技術がなかったため、音源ユニットを並べる方式を採用したと言われる。TF1の数によって、TX116やTX216…と型番が変わる。TF1を最大8台並べたTX816の希望小売価格は89万円(税抜)。1台のみのTX116は30万円(税抜)。TF1は9万円(税抜)。8基のTF1はそれぞれ独立にMIDIの受信チャンネルの設定などが可能であり、また本機をYAMAHAのQX1(シーケンサー)と組み合わせると最大8パートのマルチティンバー音源として個別のTF1を各々に演奏させることが可能でもあり様々な音色の組み合わせでDX7の2台分の音よりもさらに厚みを持たせる事が可能。最大同時発音数は16音ポリフォニック×8の実質128音である。当時のこの機種はユーザーが思い付いたあらゆる音の合成を試せるシンセサイザーの真骨頂だった。 TX81Z 1986年12月1日発売。V2の音源モジュール版。4オペレーター、8パート、8音ポリの音源モジュール。マルチティンバー対応。OPZ (YM2414) 搭載。V2同様8種類の波形からFM合成可能。プリセット128音色、ユーザ32音色。トランスポーズド・ディレイ、パンニング、EGリバーブといったエフェクトを内蔵。マイクロチューニング機能を搭載。1Uフルラックマウントサイズ。希望小売価格59,800円(税抜)。 TX802 1987年6月1日発売。DX7IIの音源モジュール版とされるが、ユニゾンモードがなく、マルチティンバーに対応している。TX816の後継機として開発された。TX802はDX7IIを8台分使った音作りが可能。8パートの16音ポリで2音ずつの別々の8音色に分けて演奏が可能。プリセットが128音色でユーザが64音色で本体だけでなく、カートリッジ(RAM4、又はRAM1+ADP1)にも音色の保存が可能。DXシリーズとの音色の互換性を確保している。8系統の独立アウトを持ち、平均律以外に純正律、ベルクマイスターなどの調律に変更可能なマイクロチューニング機能を搭載。特徴的な機能として、音を左右に飛ばすことのできるオルタネイティブ・アサインがあり、(上記TX81Zにも搭載されている)シーケンスパートに最適な機能である。別途ADP1を用意することで、DX7用音色ROMカートリッジも使用できる。なお、V2用音色ROMカートリッジはRAM4と形状は同じだがフォーマットが異なる為使用できない。希望小売価格198,000円(税抜)。 TX16W 1987年12月1日発売。国産初のステレオサンプラー。12bit、16音ポリ。サンプリング周波数は16.7kHz、33.3kHz、50kHzから選択可能。33.3kHzの時にステレオサンプリング可能である。本体メモリーは1.5Mbytes。別売りメモリーで最大6MBまで拡張可能。デジタル・フィルター搭載。サードパーティ製OSで、AIFFファイルが取り扱えるTyphoon2000が無償公開されているのとSonic Chargeでは、Cycloneと言うTX16WをエミュレートしたVST/AUソフト音源も同じく無償公開されている。Cycloneは、特徴的な68000CPUや12ビットサンプルメモリーなどもシミュレートしている。サンプラーの音源モジュールの後継機はAシリーズに移行した。 TX1P 1987年12月1日発売。ピアノ音源モジュール。1Uラックマウントサイズ。AWM音源の16音ポリで5音色がプリセットされている。コーラス、トランスポーズド・ディレイ、コードプレイの3エフェクトを内蔵。ステージピアノであるPF1200とPF1500もAWM音源で同じ5音色のプリセットである。希望小売価格91,000 円(税抜) 。 FB-01 1986年発売。ヤマハ初のDTM音源というべきハーフラックサイズの音源モジュール。4オペレーター・8アルゴリズムのFM音源。最大同時発音数8音、最大8パート。プリセット240音色、ユーザー96音色。単体での音色編集は行えないためシステムエクスルーシブを直接制御するか、MSX用の専用ハード (SFG-01/05) およびソフト (YRM-506) で行うのだが利便性・機材の入手性などの観点から現実的ではない。現代においてAtari STエミュレータであるSTEEMとYSEditorを組み合わせて使うことが現実的である。 EMT-1 クラビノーバ・ポータトーン・ポータサウンド周辺機器として開発された4オペレーターFM音源モジュール。ROM32音色。プリセット音源のため音色は明るさとアタックの速さのみ調整可能。編集はできない。 FVX-1 1987年発売。エレクトーンであるHXシリーズ向けに開発された8オペレーターFM音源モジュール。
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シリーズのモデル
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DH-100 88年5月発売。初代モデル。 DH-200 同8月発売。DH-100の色違い。 DH-800 9月発売。ROMパック対応。付属:RO-556(4曲+オートリズム16パターン) DH-500 89年6月発売。トランスポーズインジケーター、ブレスセンシビティコントロール(息量センサーの感度調節)搭載。 DH-280 11月発売。ROMパック対応。付属:RO-582(5曲+オートリズム13パターン)
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シリーズのモデル
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「カシオ・CZシリーズ」の記事における「シリーズのモデル」の解説
型式CZ-101CZ-1000CZ-230SCZ-5000CZ-3000CZ-2000SCZ-1発売年月84/11 85/01 85/04 85/04 85/10 86/08 86/01 価格¥89,000 ¥110,000 ¥69,800 ¥198,000 ¥138,000 ¥128,000 ¥198,000 鍵盤49鍵ミニ 標準49鍵 49鍵ミニ 標準61鍵 標準61鍵 同時発音8(1DCO)/4(2DCO) 16(1DCO)/8(2DCO) ボイスプリセットインターナルカートリッジ 161616 964- 3232* 646464 サイズ[mm]676×208×70 785×300×90 806×206×76 1025×341×125 950×350×120 1025×341×127 重量3.2Kg 5.5Kg 3.9Kg 11.7Kg 10.7Kg 13Kg 電源3電源(AC100V/カーバッテリー/乾電池) AC100V 特長CZシリーズの最初のモデル。ストラップピン付き。 CZ-101の標準鍵モデル。ストラップピン付き。 非プログラマブルPD+PCM20リズム。カシオトーン的デザイン。スピーカー内蔵。 8トラックシーケンサーを搭載。CZ-3000の上位機種。 ピッチベンド、モジュレーションホイール搭載。ステレオコーラス内蔵。 CZシリーズ最後の機種。CZ-3000相当のPD音源。スピーカー内蔵。 タッチレスポンス搭載。 *メモリーバンクにロード。
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シリーズのモデル
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「ヤマハ・EXシリーズ」の記事における「シリーズのモデル」の解説
EX5 MOTIF発売までのフラグシップモデル。希望小売価格は298,000円(税別)。76鍵、最大同時発音数128。筐体はブルー。SY99同様、重量は20kgもあった。 EX5S EX5のシルバーモデル、通称浅倉大介モデル。98年12月発売。298,000円(税別)。背面のロゴプリントデザインも一新されている。生産台数はリリース当初400台。その後300台が追加生産され、市場には700台前後出回っているといわれている。 EX7 EX5の廉価版。61鍵。VL音源を省略し、AN音源の同時発音数を1音とし、音源部全体の同時発音数を64としたモデル。 EX5R EX5のキーボードを省いたモジュラータイプ。248,000円(税別)。3Uフルラックサイズ。シーケンサー内蔵。 ゲーム『Kanon』のタイトル画面の曲『朝影』(『Kanon ORIGINAL SOUNDTRACK』収録)のストリング音はこれで作っている。同サウンドトラックの歌詞カードのコメントで作曲者の折戸伸治は、伸びのあるいい音と評している。
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シリーズのモデル
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「ヤマハ・EOSシリーズ」の記事における「シリーズのモデル」の解説
YS200 1988年7月1日発売。EOSシリーズの第1弾。但し海外ではEOSシリーズとしてリリースされておらず、単にYS200として販売されている(後述のB200も同様)FM音源オンリーの機種。4オペレータ8アルゴリズム、最大同時発音数8音。FMシンセサイザーとしては、珍しくエフェクターとシーケンサーを搭載したミュージック・ワークステーション。YS200からキーボードを外したシーケンサー内蔵音源モジュールとしてTQ5が発売されていた。1988年度通産省選定グッドデザイン部門別大賞受賞。 YS100 1988年7月1日発売。YS200の廉価版として発売された機種。YS200との違いはシーケンサーおよびアフタータッチの有無である。 B200 1988年10月発売。YS200と同等のシンセサイザー・シーケンサーを搭載しているが、それに加えEOS本体上部の左右に丸型スピーカーを搭載した機種。ボディやピッチベンド、モジュレーションホイールが丸みを帯びたデザインに変更されている。TM NETWORKの「CAROL」ツアーや小室哲哉ソロの「Digitalian is eating breakfast」ツアーでも使用されており、TMNへのリニューアル以降はB500がメインに演奏される印象があるが、リニューアル直後の夜のヒットスタジオ等で演奏された“TIME TO COUNT DOWN”では、B200がパフォーマンスで使用されていたことがあった。(ちなみにこの時は、上段にSY77と下段にB200の二段構え。背面にシンクラヴィアがセット)全国の小中学校においてよく使用されている。後にボディはそのままに音色を学校教育向けにプリセットし直したSDX2000が教育機関向けに発売された。 DS55 1988年12月発売。シーケンサー無しの4オペレータ8アルゴリズム、最大同時発音数8音のFMシンセサイザー。オートパフォーマンス機能と呼ばれるアルペジエイターを搭載している。プリセット200音色、ユーザ100音色を持ち、デジタルディレイを搭載している。この機種はスピーカーは内蔵していない。乾電池駆動も可能である。 B500 1990年12月発売。B200の後継として、フルモデルチェンジされた機種となる。この機種よりデザインを含めて、小室哲哉や浅倉大介による積極的なプロデュースが開始される。また、このモデル以降“EOS”ロゴの背面プリントが定番となる。FM音源にPCMのAWM音源を追加した、SY22相当の音源によって、リアルなサウンドが再現出来るハイブリッドシンセ。ただしこのタイプの音源はDASS音源とも呼ばれ、当時のヤマハのポータトーン・PSRシリーズに採用されたものと同タイプ。FM音源とは言ってもアルゴリズムでエディットできる機構ではなく、エレピ音などを模した波形=1エレメントとして固定されてしまっており、B500とB700では、これを2系統と生音系のPCM波形2系統とを4エレメントミックスして1ボイスを構築する内容である。こうした背景を考察するとSY77/SY99等のいわゆるRCM音源のシンセの自由度と違い(こちらはアルゴリズムを用いエディット可能)、後発のPCMシンセ比べるとその自由度に大した差は無い。この機種よりリズムパターンが内蔵されドラムパートも再現できるようになり、TMNのコピーをこの一台で手軽に再現できる事から爆発的な大ヒットシンセとなった。TMNのアルバム『RHYTHM RED』で使われた音色をそのままサンプリングしたものを内蔵している。デモソングは『RHYTHM RED』から「SECRET RHYTHM」を採用。浅倉大介がプログラムしたと言われる。「Yeah! SECRET RHYTHM」のコーラスフレーズやレコーディングに使用したスネアドラムをそのままプリセット音色として収録。EOSシリーズ初となる、それまでのFM音源オンリーモデルには無かった、PCM音源ならではの音声サンプリング音色に話題を呼んだ。なお、「RHYTHM RED TMN TOUR」の際に「SECRET RHYTHM」が演奏された時には、木根尚登が横にセッティングされていたB500のプリセット音色を鳴らしていた。また、TM NETWORK(TMN)の別売り音色カードが豊富に発売された。 B700 1993年4月20日発売。音色の内蔵メモリーがB500の約2倍に増強され、ボディーカラーも石目調のパールホワイトに変更された、B500からのマイナーチェンジ機種。発売された時期が小室がtrfのプロデュースを始めた頃と重なり、音色やリズムパターンがレイブやテクノなどを意識したものに差し替えられた。デモソングはtrfからのミックステイクである。trfの8thシングル『CRAZY GONNA CRAZY』のプロモーションビデオで、DJ KOOが使用、シャ乱Qのシングル『空を見なよ』のプロモーションビデオでは、たいせーが使用、また元AKB48の星野みちる(当時Michiru)も2010年11月10日リリースの『I♡YOUの五文字』のプロモーションビデオで使用していた。小室は“Yamaha & Steinberg EXPO 2011”のステージ上のトークで「僕の中でのひとつの完成形」「(内蔵のPCM音源素材に関して)いろんなトコ(機材)から音(音色)を持ってきた」と発言。初めて買ったシンセサイザーが当機であるヒャダインとのジョイントコラボを果たした“TOYOTA 白黒歌合戦”でのイベントトーク時に「初期のglobeで使った」とも発言している。2013年12月4日にはiTunes Store限定で、当機のみで作曲・編曲された小室哲哉 VS ヒャダインの「22世紀への架け橋」が配信された。プロアマ問わず、さまざまなユーザーから、現在も一定の評価を受けているモデルである。 B900 1995年5月発売。フルモデルチェンジされた結果、FM音源部が廃されPCM系のAWM2音源オンリーになる。QY300上位互換のシーケンサーと、SFXバンクを除いてXGに対応したMU50相当の音源部を持つ。最大同時発音数32。QS300にスピーカーを取り付けた機種とも考えられる。EOSシリーズとしては初めてフロッピーディスクドライブが搭載される。これに関してB900シリーズは工場出荷時の状態に戻す際に、購入時に添付されるフロッピーディスクが必要であり、ファクトリープリセットを呼び出すコマンドは本体に内蔵されていない。2020年現在、ヤマハからこのフロッピーディスク及び同等のデータの供給を受けることができない状態である。ボディーカラーは小室哲哉のディレクションにより、シャンパンシルバーを採用。この機種も全国の小中学校においてよく使用され、後に音色を学校教育向けにプリセットし直した(音源部はQS300とSFX音色を含めて完全互換)SDX3000が発売された。ちなみに、後継機種はMO6S(SDX4000)となっている。このモデルから「MUSIC PRODUCTION SYNTHESIZER」となった。 B900EX 1996年12月8日発売。B900のマイナーチェンジ機種。B900のボディーカラーをダークブルーメタリックに変更し、デモソングの差し替えを行っている。パソコンとの連携を考慮し、接続ケーブルを同梱している(MIDIアダプターケーブル(MDC-01)を付属。使用する際はPCのジョイスティック端子に接続)。発売当初のキャッチフレーズは“THE NET-WORK STATION”。 B2000 1998年4月1日発売。フルモデルチェンジされ、SU10相当のサンプリング機能や、鍵盤を押すと分散和音を自動演奏するアルペジエイター、音色を変化させられるノブを搭載し、最大同時発音数を64にしたEOSの最高峰とも言える機種。スピーカーを格納するボックス(エンクロージャー)の中にシリーズ史上唯一、吸音材が施されている。プレイのサイズはヤマハシンセサイザー中、最大のものを装備し、シーケンサーはQY700直系のものを搭載しており、1台で作曲・編曲やオケ作りがしやすくできている。しかしQY700と違い、電源を切ってしまうとシーケンサーのデータは保存されずに消えてしまうため、フロッピーディスク等にデータをセーブして電源を落とさなければならない。また、『TK PIANO』とネーミングされたピアノ音色があるが、これは前述のローランド・JD-800のプリセットピアノの音をサンプリングしたと言われている(ヤマハがそれを行ったかどうかは不明)。ただしアマチュアが小室サウンドを模倣するために用いる音色としては、JD-800の代用として十分運用できるクオリティである。様々な機能を詰め込んだプロ用のシンセサイザーと変わらないフラグシップモデル並みの価格設定だった。XG対応。MIDIサンプル・ダンプ・スタンダードを受信できてSU10との連携した使用方法も考えられる。ボディカラーはクールメタリックグレー。2007年1月に生産完了したが9年にも及ぶロングセラーとなった。発売当初は小室哲哉がイメージキャラクターを務めて“TK WORKSTATION”と称され「globe tour 1998 "Love again"」でも使用されていたが、1999年5月から浅倉へイメージキャラクターを変更。それに伴い“DA WORKSTATION”とキャッチフレーズも変更され、当時浅倉が組んでいたユニットIcemanのLIVE会場に展示されたり、LIVEでも予備のマシンとしてステージにセッティングされていたが、実際にLIVEで使用されることはなかった。なお、浅倉にイメージキャラクターが変更された後に購入したものについても、「TK Piano」や「TK Hit」などの小室を冠した音色名はそのままで変更はなく、付属のコミックガイドも小室が表紙のままだった。小室のリクエストでオクターブのアップダウンキーや、音色をコントロールするノブが用意された。B700の頃から小室からヤマハにサンプリング機能を入れてほしいと言われており、本機種でそれが日の目を見ることになった。前機種B900と違い、初期化ディスクが無い場合は電源OFFの状態で10キーの7、8、9を同時に押したまま電源ONで工場出荷時に戻る隠しコマンドがある。 B2000W 1998年12月発売。B2000のボディーカラーをクールメタリックグレーからパールホワイトに変更し、デモソングを差し替えた機種。限定発売。“KOMURO TONE”とキャッチフレーズを冠しつつも、小室がシリーズのキャラクターを務めた最後の機種である。 BX(ビーテン) 2001年9月発売。DTM用シンセサイザーS03の筐体を流用し、音源部はキーボードに、シーケンサーはPCと役割分担をさせた機種。スピーカー、そしてB2000 / B2000Wにあったサンプリング機能は内蔵していない。B2000後期から引き続きイメージキャラクターとして浅倉大介を起用。同梱のシーケンサーソフトはXGWorksをBX用にカスタマイズしたDAWorks。ボディーカラーは白、そして文字の部分がオレンジ。2005年にディスコンとなった。歴代EOSシリーズの中でも最軽量かつ安価な価格帯に抑えられているが、やはりBX単体だけでは機能が制限される事もあってか、発売から3年後の2004年に浅倉自身がキーボードマガジンに寄せたレビューでは『現在「初心者向け」と勧められるシンセサイザーがないと述べ、スピーカー内蔵でタイムラグなしで音楽を始められる現在版EOS B500が出れば楽しい』と述べている。 S03との差分USB端子、デジタルアウト、スマートメディアスロット、ロータリーエンコーダ、プレイバックシーケンサーを搭載し、それにDAworks(XGworks)がついてくる。
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シリーズのモデル
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「ヤマハ・VL/VPシリーズ」の記事における「シリーズのモデル」の解説
VL1 1993年発売。音源方式はS/VA。49key。同時発音数2音。インターナルのボイスメモリー128。物理モデル音源第1号機。木目パネルを採用し、プロユースだけを意識して作られたシンセサイザーとしての風格を醸し出している。発売から20年経過後も氏家克典や、浅倉大介などのアーティストなどが使用している。ちなみに浅倉大介は、ショルキー(KX5)の音源としてLIVEなどで使用している。鍵盤左側に設置されている3つのホイールや、スライダー、フットペダル等を多用して時間変化のある音色を再現可能としている。管楽器のシミュレートや架空楽器の創造が得意であり、ピアノ音の再生は不得手としている。後にマルチティンバー化(といっても2パートだが)と物理モデルのアルゴリズム強化のため、Version2へのアップデートが行われた。 VL1-m 1994年に発売されたVL1の音源モジュール版。音源方式はS/VA。3Uフルラックサイズ。同時発音数2音。インターナルのボイスメモリー128。VL1同様、後にVersion2へのアップデートが行われた。プリセットボイスはVL1とは差し替えられており、また、同梱のFDにはVL1のプリセットボイスが収められており、それを呼び出して使うことも可能である。主な特長として、ブレスコントローラーの端子を備えていること、そしてWX11のようにリップによるピッチベンドの幅が固定されているコントローラーに対して、VL1-mの側でピッチベンドの幅を広げるためのパラメーターであるWXリップモードを搭載していることが挙げられる。またVL7で用意されたノーブレスボイスもVL1-mでもプリセットされている。また付属のディスクの中に、ウィンドコントローラー用にカスタマイズされた32のボイスが入っており、ヤマハ・WXシリーズを使っているユーザーへ間口を広げている。 VL7 1994年に発売されたVL1の廉価版。音源方式はS/VA。49key。同時発音数1音。インターナルのボイスメモリー64。VL1同様後にVersion2へのアップデートが行われた。VL1の下位互換性を確保し、VL1で2エレメントを使う音色ではそのうち片方を呼び出してVL7では演奏できるようになっている。またVL1では木目パネルであった部分が牛皮をイメージしたラバサン塗装に変更されている。VL1に比べて価格が2/3以下に抑えられたが、これでも価格が高く、VL音源の普及とは程遠かった。ブレスコントローラーを吹かないと音が出ないプリセットボイスがVL1は多かったが、鍵盤演奏だけで音色変化が楽しめるノーブレスボイスが用意されている。 また、PLG150-VLと、EX5のVL音源と同等ではあるものの、初めから音色を作ることが難しく複雑なため、EX5では音色を作りやすくするためにテンプレートとしてある程度構成された音色を加工すると言う方式を取られているため自由度は少ない。 VL70-m 1996年発売。ハーフラックサイズ音源モジュール。音源方式はS/VA。最大同時発音数:1音 音色数:プリセット256ボイス(137VL-XGボイス含む)+ユーザー64ボイス+カスタム6ボイス エフェクト:リバーブ×12、コーラス×10、バリエーション×44、ディストーション×3 前述のVL1-mの廉価版として登場。約1/5の価格を実現し、物理モデル音源を身近にしたモデルである。WX11やWX5を直接つなげるWXイン端子、パソコンと直結できるTO HOST端子を装備。VL1-mの時にあったウィンドコントローラー用の音源モジュールとしての用途を進化させる一方で、PCとの連携も視野に入れている。 ボリュームやエフェクトなどのXGコントロール情報の受信し、バンクセレクトを受信して指定したXGバリエーション音色での演奏可能なVL-XGモードと呼ばれるXGの拡張性に準拠した演奏モードもあり、VL70-m用の演奏パートをXG音源で鳴らさないように設定可能。後にMUシリーズやSシリーズ、MOTIFシリーズのプラグインボードとして発売された「XG Plug-in System|PLG100-VL」はこれとほぼ同じ機能を持っている。2011年生産完了。 VP1 1994年発売。坂本龍一(ワールドツアー、TKダンスキャンプなど)や、小室哲哉(TMNラストライブ)、久石譲(『キッズ・リターン』『もののけ姫』)など一部のキーボーディストが利用したプロユースを目的としたシンセサイザー。ほかには冨田勲、松任谷正隆などがユーザーとして知られていた。76key。16音ポリ。音源方式はF/VA。ピックで弦をはじくといったような、一定のトリガーを受けて発振し、自由振動を経て音が減衰していくタイプの楽器をシミュレートし、発音する物理モデル。このため、ギターやベース、パーカッション系の音色は実に生々しく再現でき、トリガーを連続的に与えることによってストリングス系の音色の再現にも威力を発揮する。VL1の何倍もの音源チップとCPUによって16音ポリフォニックを実現し、4エレメント構成のボイスでも和音で演奏できるようにしている。このために本体からは大量の熱が発生する。同じ物理モデル音源だが、VL1とはシミュレートする楽器が異なるため音源方式がF/VAと区別されており、VL1、VL7の16音ポリフォニックモデルではないとされている。10台程しか製造されず、この機種は定価の270万円で売れてもヤマハにとっては台数が売れれば売れるほど赤字が膨らんでいくという伝説がある。[要出典]ヤマハの技術力を世間にアピールするために作られたモデルと言われ、[要出典]その点ではDX1と相通ずるものが伺える。S/VA音源方式はEX5や、対応機種のみではあるが、シンセサイザーや、音源モジュールなどに追加音源として搭載可能なプラグインボードとして発売され、さらにソフト音源ではポリフォニック化が試みられたが、F/VA音源方式は現時点ではこのVP1のみである。
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シリーズのモデル
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「ヤマハ・MUシリーズ」の記事における「シリーズのモデル」の解説
MU5 1994年発売。MUシリーズの第1号機。同社のシーケンサーであるQY20に似た感じのVHSビデオテープサイズのキーボード付き音源モジュール。16パート28音ポリフォニック。音色はGMに対応した128音色と8ドラムセット。MUシリーズのうち唯一XGに対応していない機種。PCと直接シリアル接続可能である。乾電池駆動にも対応。TG100のエクスクルーシブデータの一部も受信可能。TG100の後継機種と考えられる。外形寸法188(W)×104(D)×33(H)mm 重量340g(乾電池除く) MU80 1994年発売。XG音源の第1号機。32パート64音ポリフォニック。音色はノーマルボイス729音と21ドラムセット(XGモードで使用できるボイスは、537ノーマルボイス+11ドラムボイス)。エフェクトは5基搭載。リバーブ、コーラス以外に、多様な音色に加工できるバリエーションエフェクトと、1パートにだけかけられる専用ディストーションエフェクトを持ち、ジャンルに合わせて簡単に選択できる5バンドイコライザーを搭載している。16ビットA/Dインプットがあり、マイクをつなげるとカラオケとしても利用でき、またギターをつなげて内蔵のエフェクトをかけて使うことも可能である。その後のMUシリーズの基本形となった機種である。TG300の後継機という位置づけで発売されたが、TG300にあったエレメント単位での音色エディット機能は割愛し、その代わりに音色を最大4つまで重ねるパフォーマンスモードを搭載している。また、TG300にあったGS音源をシミュレートするGM-BモードはSC-88の音色配列の一部を追加し、TG300-Bモードとして引き続き採用している。また、ローランドCM-64の音色配列に対応したC/Mモードも選択可能である。波形容量は8MB。外形寸法220(W)×210(D)×44(H)mm 重量1.3kg MU50 1995年発売。XG音源の第2号機。16パート32音ポリフォニック。音色はノーマルボイス737音と22ドラムセット(XGモードで使用できるボイスは、480ノーマルボイス+11ドラムボイス)。エフェクトは3ブロック(リバーブ×11、コーラス×11、バリエーション×43)。発音数、パート数がMU80の半分になっている。この機種が発売された95年当時ではMU80が最上位機種でMU50が標準機種という位置づけとされている。MU80より音色数が多いのは、MU80では対応していなかったDOC(Disk Orchestra Collection)と呼ばれるクラビノーバの伴奏用マルチティンバー音色配列を搭載しているために、MU50全体では音色数が増えているのであり、XGモードだけを見るとMU80より音色数は少なくなっている。この機種もGS音源シミュレートのTG300-Bモードを搭載している。同時期に発売されたワークステーション型シンセサイザーQS300の音源モジュール版(エレメント単位でのボイスエディット不可)と言える機種である。2000年7月発行のカタログ「HELLO!MUSIC!」に「在庫僅少品」と記載があり、2000年12月発行分には記載が消えている。足かけ5年間発売されたロングセラーモデルである。波形容量は4MB。外形寸法220(W)×210(D)×44(H)mm 重量1.3kg MU10 1996年発売。MU50からディスプレイ、ボタン類を省略した白色モデル。676楽器音+21ドラムセット(XGモードで使用できるボイスは、480ノーマルボイス+11ドラムボイス)。VHSビデオカセットサイズ。MU50になかった機能として、バッテリー駆動(単3乾電池×6本)に対応した点と、マイクやギター、オーディオ機器などの外部音声を取り込み、本体内でデジタル処理できるADインプット機能を装備した点である。ADインプット機能は入力したソースの音量や定位、さらにはエフェクト量などをパソコンのソフトウェアでコントロールして、MU10の演奏と自在にミキシングすることができる。マイクを接続し、エコーの付いたカラオケを楽しむことや、エレキギターを接続すればディストーションをかけてMU10の演奏に合わせてマイナスワン演奏を楽しむことが可能である。またMU50にあったDOCモード、C/Mモード、パフォーマンスモードは省略されている。外形寸法188(W)×104(D)×35(H)mm 重量300g(乾電池除く) MU90 1996年12月1日発売。MU80の後継機種。64音ポリ・32パート。779楽器音+30ドラムセットを内蔵(XGモードで使用できるボイスは、586ノーマルボイス+20ドラムボイス)。6系統デジタルエフェクト(リバーブ×12、コーラス×14、バリエーション×62、インサーション1/2×43、5バンドマルチEQ×5)を内蔵。パートごとに2バンドEQやハイパスフィルターを内蔵。2バンドEQは楽器音ごとにかけられる。2系統の外部音声を取り込み、本体の演奏とデジタルミキシングできるADインプット機能を装備。MU80から追加された音色はダンス系のドラムキットやシンセベース、オーケストラヒットなどである。外形寸法220(W)×210(D)×44(H)mm 重量1.3kg MU90B 1996年12月20日発売。MU90からディスプレイ、ボタン類を省略したモデル。MU10と異なり、黒色モデルでバッテリー駆動不可。単体では発売されず、HELLO!MUSIC!90Bの付属音源としてセット販売された。C/Mモード、パフォーマンスモードは省略されている。外形寸法220(W)×210(D)×44(H)mm 重量1.3kg MU90R 1996年発売。MU90の1Uラックマウントモデル。MU90と機能の違いは独立アウト端子とロータリーエンコーダを装備した点である。日本ではハーフラックサイズが主流だが、フルラックサイズが主流の海外を念頭に置いたモデルである。外形寸法483(W)×229(D)×44(H)mm 重量2.4kg MU100 1997年6月25日発売。MUシリーズの大きな転換点となった、新しい基本機種。それ以前のMUシリーズの完全な上位互換の機種である。64音ポリ・32パート。1267通常楽器音+46ドラムキット(XGモードで使用できるボイスは、1074ノーマルボイス+36ドラムボイス)。「YAMAHA NEW PRODUCTS INFOMATION 1997 SUMMER vol.9」によるとステレオサンプルされたグランドピアノの波形を収録している。6系統デジタルエフェクトを内蔵。音色マップは、それまでのものから一新された「MU100 Native」とMU100より前の音色を配列した「MU Basic」の2種を保有しており、これらは自由に切り替えが可能である。さらに、MU100から初めて導入された、様々な拡張機能を持つ各種プラグインボードが1枚装着可能であるプラグインシステムをもつ。PCIサウンドカードSW1000XG(/P)はこれと同等の性能を持つ。波形容量は20MB。外形寸法220(W)×210(D)×44(H)mm 重量1.3kg なお、MU100シリーズの初期ロットでは、ハンダ付けの不具合により一部の音色にノイズが発生していた。これは現在でもヤマハで無償修理が可能である。 MU100B 1998年発売。MU100からディスプレイ、ボタン類を省略したモデル。本体色は黒。当初はHELLO!MUSIC!100Bの付属品としてのセット販売のみであったが、後に単品でも販売された。外形寸法220(W)×210(D)×44(H)mm 重量1.3kg MU100R 1997年7月25日発売。MU100の1Uラックマウントモデル。プラグインボードが2枚装着可能である。MU90Rと同様独立アウト端子とロータリーエンコーダを装備している。MU100と同時発売されたが、この機種の方がプラグインボードを多く追加できるため、MU100Rのほうが人気が高かった。しかし、後述のMU128の発売によって、MU100シリーズの中では一番早く生産完了となってしまった。外形寸法483(W)×229(D)×44(H)mm 重量2.4kg MU128 1998年7月25日発売。MU100の後継機種。楽器音に弦楽器のセクション音色波形が追加された。128音ポリ・64パート。1342通常楽器音+47ドラムキット(XGモードで使用できるボイスは1149ノーマルボイス+37ドラムボイス)、6系統デジタルエフェクト。数値入力の手間を軽減する大型ロータリーエンコーダーや音色選択が容易に行えるカテゴリースイッチ、MIDI IN端子や大型LCD等を機体の前面に備えるなど、操作性を重視したつくりである。また、ADインプット端子及び対応するADパートを2個、プラグインスロットを3個装備。また、一部のNRPNが新たに定義づけられている。2Uハーフラックサイズ採用。MU10を除いて従来黒であった本体色をこの機種から銀色に変更している。後のMU2000、MU1000の原型。波形容量は24MB。外形寸法219.5(W)×229.5(D)×91.1(H)mm 重量1.9kg MU128 Version 2.0 MU128をGM2規格に対応したものであり、データ送信によりノーマルMU128からアップデート可能。MU2000/MU1000の発売を見据えてか、工場出荷時からVersion 2.0のものはない。 MU15 1998年12月25日発売。携帯可能な音源。32音ポリ・16パート。676楽器音+21ドラムキット、3系統エフェクト。バッテリー駆動対応。大型液晶ディスプレイ、データ入力用鍵盤型キーを搭載。MU5の筐体を流用し、色は銀色となっている。。SOL2、XG Works STなどのシーケンスソフトにソフトシンセVST S-YXG50が同梱され、2005年に生産完了となった。外形寸法188(W)×104(D)×33(H)mm 重量350g(乾電池除く) MU2000 1999年12月10日発売。MUシリーズの最高峰モデル。MUシリーズでは初めて、初段階からGM2規格に対応する音源となった。128音ポリ・64パート。3カテゴリの音色波形が追加が目立つ(1.MU128で不評だった管楽器音色を補うオーケストラ用の管楽器音色波形、2.クワイア音色波形、3.ドラムキット波形)が、他にも幾つか追加された音色波形がある。1396通常楽器音+58ドラムキット(XGモードで使用できるボイスは、1203ノーマルボイス+48ドラムボイス)、8系統デジタルエフェクト(MU128と比較すると特にインサーションエフェクトにアサインできるエフェクトが大幅に増えた)、PC接続用のUSB端子や、音声の光デジタル出力端子を持つ。また、音色サンプリング機能を搭載しており、簡易サンプラーとして利用することもできる。さらにスマートメディアのスロットが本体前面にあり、本体のみでSMFを再生することができるMU SEQプレイヤー機能も搭載。本体色はシャンパンゴールド。波形容量は推定28MB~32MB。外形寸法219.5(W)×229.5(D)×91.1(H)mm 重量2.0kg MU1000 1999年11月20日発売。MU2000からサンプリング機能、スマートメディアスロット、MU SEQプレイヤーを省略したもの。他の機能はすべてMU2000と同等である。本体色は銀。外形寸法219.5(W)×229.5(D)×91.1(H)mm 重量2.0kg MU2000 Extended Edition HELLO!MUSIC!Audioの同梱音源。MU2000のアップグレード版。ヤマハ・MOTIFシリーズ直系のエフェクト類が19タイプ追加され、VARIATION及びINSERTION1~4のエフェクトタイプ数が116となっている。A/Dインプットのプリセットエフェクトが52種類追加されているほか、A/Dインプットからの入力信号に内蔵のエフェクトをかけ、音源自体の音声とは別に独立してデジタル出力することが可能となっている。また、TG300-Bに代わってGSフォーマットに正式対応したGSモードが選択可能になっている。ディスプレイ脇の"TG300B"の文字が"GS"に変わっており、さらに本体に"GS"のロゴマークが印字されている点が、ノーマルのMU2000との違いである。機能的な違いは無い。現在(2005年3月段階)ではさらに最新版として、USBまたはTO HOST端子から入力されたMIDIタイミングクロックの信号がMIDI OUT端子から出力されないという不具合を修正した"Extended Edition R1"がある。 また既存のMU2000にデータを送ることでExtended Editionにアップグレードでき、本体ロゴ以外の機能を工場出荷版のMU2000 Extended Editionと同一にすることが可能である。 MU1000 Extended Edition MU2000 Extended Editionと同様の機能を追加されたMU1000。こちらは工場出荷時からアップグレードされた製品はなく、MU128 Version 2.0同様ヤマハのHPからデータをダウンロードして、アップグレードする。本体のみでのデモプレイ機能がバージョンアップによってなくなってしまう。その代わりにアップグレードのプログラムのフォルダ内に、本体デモで使用されているMIDIファイルを格納し、外部シーケンサーから再生するようになっている。 MU100Bs 1999年12月10日発売。MU100Bの、本体色が銀色であるモデル。HELLO!MUSIC!100Bsの付属品としてのセット販売のみ。他のMU100シリーズから2年程経過してから発売された。MU100、MU100B、MU100RにPLG150-DR等PCM系のプラグインボードを装着した場合、ボード本来の持つ音が十分に発揮できないという不具合が有るが、MU100Bsはそれが改善された状態で出荷されている(MU100、MU100B、MU100Rのこの不具合に関してはヤマハで無料で修理していた)。MU2000 / MU1000と同時発売され、MU500発売と同時に生産完了。MU500発売までのつなぎの機種としてのニュアンスが強い。外形寸法220(W)×210(D)×44(H)mm 重量1.3kg MU500 2000年8月1日発売。MU1000の簡易版モデル。当初はHELLO!MUSIC!500の付属品としてのセット販売のみであったが、後に単品でも販売されるようになる。MU2000,1000と同じ音色数とその波形を持つが、ボタン類、ディスプレイ及びADインプット機能が省略されているほか、同時発音数が64音であること、デジタルエフェクトが6系統に削られている(MU1000と比べるとインサーションエフェクトにおいては利用できるエフェクトにも大きな制限がある)こと、プラグイン機能をもたないこと、パフォーマンスモードが利用不可であることなどが主な差異である。また従来のMU100Bなどの廉価版はベースモデルのフロントパネル部分のみを交換したものであったが本機は完全に新規設計された1Uハーフラック筐体となっている。外形寸法220(W)×227(D)×44(H)mm 重量1.2kg
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シリーズのモデル
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「ヤマハ・RXシリーズ」の記事における「シリーズのモデル」の解説
RX11 1984年登場。256kビットのWAVE ROMを6個搭載し、29音色。100パターン、10ソング。ソングパート数は255。2チャンネルのステレオ出力端子と10チャンネルの独立アウトを装備。現在は、RX11のサウンドを収録したプラグインソフトウェアのAREX 2011が無償公開されている。 RX15 1984年登場。256kビットのWAVE ROMを4個搭載。15音色。100パターン、10ソング。ソングパート数は255。分解能は1/192。 RX17 1987年登場。2MビットのWAVE ROMを1個搭載。26音色。パターンデータ100、ソングデータ10。 RX21 1985年登場。256kビットのWAVE ROMを2個搭載。100パターン、4ソング。ソングパート512。 現在は、RX21のサウンドを収録したプラグインソフトウェアのVintage Drum Elementが無償公開されている。 RX21L 1985年登場。珍しいパーカッション専用のリズムマシン。256kビットのWAVE ROMを3個搭載。50パターン、4ソング。 ラテン系打楽器含む16音色を搭載。 RX5 1986年登場。RXシリーズの最高機種。本体とカートリッジに1MビットWAVE ROMを2個搭載。合計4Mビットの音色容量。本体内24音色。付属ROMカートリッジや別途販売されていた音色ROMカートリッジで音色追加可能。100パターン、20ソング。分解能1/96。RAMカートリッジに曲データを記憶可能。 音源は、正規化12ビットD/A変換。同時発音数12 (1音色最大1であるが、割り当てをすることで12まで可) ステレオ出力の他、12チャンネル独立出力を搭載。ステレオ出力に対して、12チャンネルの簡易ミキサーを本体に搭載 音程を変更することができる他、エンベロープが設定、反転再生できるようになり、本機のみで楽曲を作成することも事実上可能となった。 本機より、デモソングが内蔵されている。現在は、SampleScienceからは、RX5のサウンドを収録したプラグインソフトウェアのVintage Drum Elementが無償公開されている。さらにアップデートにより新たにRX21のサウンドが追加されている。 RX7 1987年登場。4MビットWAVE ROMを2個、1MビットWAVE ROMを1個搭載。ギターやベースなどを含む100音色。 100パターン、20ソング、ソングチェイン3。分解能1/96。RAMカートリッジに曲データやエディットしたボイスデータを記憶可能。 音源は、正規化12ビットD/A変換。同時発音数16 (1音色最大8) 各音ごとにパンポットが設定できるようになった。(RX5では、12chそれぞれ固定パンポット) RX8 1988年登場。43音色。同時発音数11。100パターン、20ソング。音源は、量子化16ビットD/A変換。 RX120 1988年登場。2MビットWAVE ROMを2個、1MビットのWAVE ROMを1個。38音色。 PTX8 1987年登場。2Uフルラックサイズのパーカッション専用音源モジュール。本体に26波形内蔵。ROMカートリッジに最大28波形内蔵可能。ボイスメモリー:64 キットメモリー:32 チェインメモリー:10 RX5用の音色カートリッジが利用可能。8個のパッドを接続し、電子ドラムとして利用可能。またステレオ出力端子とは別に独立アウトを8個装備し、パッドごとに個別に出力可能としている。
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シリーズのモデル
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「ヤマハ・ANシリーズ」の記事における「シリーズのモデル」の解説
AN1x 1997年発売。キーボードタイプ。61鍵。2パート、10音ポリ。アナログシンセサイザーに留まらず、オルガンモデリングやFM合成を行い、DXピアノの再現を行う。他社のバーチャルアナログシンセサイザーであるNord Lead3が数年後にFM合成を採用したことを考えると、先見の明があった機種といえよう。 CS1xと同じ筐体を採用している。電源はACアダプタで供給。つまみは8つと他社のバーチャルアナログシンセサイザーに比べて少ない。ヒットはせず日本国内では2000年前後に販売中止となっているが、海外ではその後も継続販売されていた。また国産のバーチャルアナログシンセサイザーでは珍しく太い音が出るということで現在でも根強い人気がある。 AN200 2001年発売。ラックマウントタイプでなく、机の上に置くタイプの音源モジュール。DX200と共にLOOP FACTORYを構成する。1パート5音ポリ。プラグインボードPLG150-ANを単体化した商品。DX200同様リズムセクションはPCM音源を搭載している。AN1xと違い、プリセットでオルガンモデリングやFM合成の音色は入っていない。 AN2015 2015年発表。Yamaha Synth Bookに付属するiPhone / iPod touch / iPad向けアプリケーション。iPhoneやiPadの画面上の鍵盤やボールコントロールを操作することにより、アナログシンセ音色を演奏したり、編集することができる。また、ドラムパッドを操作することにより、ドラムフレーズを鳴らせる。スタンドアローンとしてiPhoneやiPadで演奏できるだけでなく、MOXF6等対応するシンセサイザーと接続すれば外部音源として演奏することも可能。 (window.RLQ=window.RLQ||[]).push(function(){mw.log.warn("Gadget \"ReferenceTooltips\" styles loaded twice. Migrate to type=general. See \u003Chttps://phabricator.wikimedia.org/T42284\u003E.");});
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シリーズのモデル
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「ヤマハ・RYシリーズ」の記事における「シリーズのモデル」の解説
RY30 1991年(平成3年)発売。最大同時発音数16音。音色数。96音色。波形メモリー174種類。分解能1/96。タッチセンス付きキーパッドを採用しているため、ベロシティを含むリアルタイム入力が可能。ドラムマシンとしては唯一ホイールコントローラーを装備するモデル。SY77やTG55などの波形データを、カードスロットから取り込める。実際のドラマーの演奏を簡単に再現できる超リズム・マシン。 RM50 1Uフルラックサイズ。最大同時発音数16音。プリセット133波形。TG500と同じ筐体を採用。別売メモリー・ボードを増設してMIDIサンプル・ダンプ・スタンダード基準の波形データを外部機器から取り込める。 RY10 1992年(平成4年)発売。最大同時発音数28音、音色数250。パターン、プリセット50、ユーザ50。 RY20 1994年(平成6年)発売。最大同時発音数28音、音色数300、リバーブ6種類。ディレイ4種類。プリセットパターン50、ユーザーパターン50、コンビネーション50、分解能1/96 RY8 1994年(平成6年)発売。最大同時発音数28音、音色数128、単音のギターシンセサイザー機能やチューナー機能もあり、ギタリスト用に作られたリズムマシン RY9 1999年(平成11年)発売。RY8の筐体をシャンパンゴールドにし、音色を最新の物に差し替えたモデル。単音のギターシンセサイザー機能やチューナー機能はRY8から引き継がれている。
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シリーズのモデル
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「ヤマハ・SUシリーズ」の記事における「シリーズのモデル」の解説
SU10 1995年発売。VHSビデオサイズ。RY8と同様の筐体を採用しているが、青色。CS1xは、SU10を乗せて使用する事を意識したデザインを取っている。スクラッチやクロスフェードのDJプレイができるリボンコントローラーを装備。最大同時発音数 4音 サンプリング周波数44.1kHzで約19秒サンプル可能。11.64kHzでは約53秒サンプル可能。MIDIサンプル・ダンプ・スタンダードでサンプルデータを送信することができる。また、MIDIキーボード等により、サンプルに音階をつけて演奏可能。EOS B900/EXとの併用も考慮されており、同機種との組み合わせで使える、小室哲哉プロデュースによる専用サンプリングCD「TK GROOVE」(ただし、フォーマットはオーディオCD形式)も同時リリースされた。 SU700 1998年発売。サンプラー、シーケンサー、エフェクター、ミキサーを一体化している。最大同時発音数64音。AD/DA変換18bit。RAM:標準4MB、最大拡張時68MB。サンプリング周波数は光入力時最大48.0kHz、アナログ入力時は最大44.1kHz。エフェクターは3系統。シーケンサー容量:約32000音、リアルタイム入力可能。AIFFファイル形式のサンプルデータの読み込み、書き込み可能なフロッピーディスクドライブを搭載。 SU200 2000年発売。SU10の後継機種。現行モデル。本体だけでリサンプリング可能とし、6種のエフェクト内蔵。テンポの異なるサンプルがピッチを変わらずに、同期する機能を装備している。スマートメディアスロットを装備。LOOP FACTORYの一機種である。
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シリーズのモデル
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「ヤマハ・QYシリーズ」の記事における「シリーズのモデル」の解説
QY10(1990年(平成2年)発売) QYシリーズの第1弾。「スキーバスの中に持ち込んで手軽に作曲が楽しめるもの」をコンセプトに設計された。4シーケンストラック・4パターントラック・分解能24のシーケンス部と30音色・ドラムキット1・同時発音数28の音源部で構成され、その他単音入力のみのミニ鍵盤が13となっている。プリセットパターンを76種類持ち、ユーザーパターンを24種類作成可能。いつでもどこでも音楽の作成が可能であり、当時のスキーブームやバンドブームとシンクロして爆発的人気を得たパーム・トップ・スタジオである。 QY8(1994年(平成6年)発売) QYシリーズで唯一、譜面入力可能な機種。ミニ鍵盤がない代わりに、左右に配置されたゲーム機のようなボタンでステップ入力を行うという遊び心を持った廉価版的QY(事実定価は25,000円で、他のQYシリーズの半額程度だった)。仕様は40音色・1ドラムキットながら、QYシリーズ初のUNDOボタンが付いた。プリセットスタイルは50種類(1種類につき6セクション)だが、ユーザーパターンの作成機能はない。 QY20(1992年(平成4年)発売) QY10の上位機種。分解能96・100音色・8ドラムキットの和音入力対応になり、ミニ鍵盤も13から25に拡張された。また、一行だったディスプレイは拡大されてグラフィカルな表示も可能になり、後のQYシリーズに受け継がれていくミキサー画面表示が登場した。プリセットスタイルも100種類(1種類につき6セクション)になり、ユーザーパターンも100種類作成可能。 QY22(1995年(平成7年)発売) QY20の音源部をGMに拡張した機種。ドラムキットがGMレベル1になった他、128音色となった。 QY70(1997年(平成9年)発売) 音源部がAWMからAWM2(XG対応)になり、PCと接続できるようにTO-HOST端子がついた機種。シーケンス部が16シーケンストラック・8パターントラック分解能が96から480になった他、音源部にいたっては同時発音数32・519音色・20ドラムキットとQY700をもしのいでいる。プリセットスタイルは128種類(1種類につき6セクション)、64種類のプリセットスタイルを作成可能。プリセットフレーズは4096種類(ユーザーが作成することも可能)。付属のユーティリティソフト「QYデータファイラー」でPCとデータをやり取りすることが可能。DTMパッケージ「HELLO!MUSIC!QY70」も同時発売された。 QY100(2000年(平成12年)発売) QY70をベースに、スマートメディアスロットとギターの入力端子がついた機種。シーケンス部は16シーケンストラック・8パターントラック、音源部は547音色・22ドラムキットとなっている。プリセットスタイルやユーザースタイルの数はQY70と変わらないものの、プリセットフレーズ数が4285種類となった(ユーザーが作成することも可能)。QY70と同じく付属のユーティリティソフトでPCとデータをやり取りすることが可能。DTMパッケージ「HELLO!MUSIC!QY100」も発売された。2014年生産完了。 QY300(1994年(平成6年)発売) 初のデスクトップ型にしてGM音源(128音色・8ドラムキット)搭載のQY。シーケンス部が16シーケンストラック・8パターントラックになった他、それまでのポータブルスタイルを犠牲にすることによってフロッピーディスクドライブの内蔵(2DDのみ対応)、ジョグ/シャトルダイアルやテンキーの装備等、機能性・操作性の飛躍的向上が図られている。プリセットスタイルを持たないが、100のユーザースタイルを作成可能(1種類につき8セクション)。プリセットフレーズ数は3095種類(ユーザーが作成することも可能)。QS300やヤマハ・EOSシリーズ B900に同等機能を搭載。 QY700(1996年(平成8年)発売) QY300の上位機種。ディスプレイは更なる拡大と共にバックライトが内蔵され、音源部はXGの同時発音数32(外部音源は64)・480音色・11ドラムキット、シーケンス部も分解能が96から480に、32シーケンストラック・16パターントラックとなった。また、ピッチベンドやコントロールチェンジ操作用のホイールが装備された他、内蔵フロッピーディスクドライブも2DD/2HD対応となった。QY300に比べてプリセットフレーズ数が4096種類と増加したが、逆にユーザースタイルの数が64種類に減少。同等機能がEOS B2000に搭載される。 QR10(1993年(平成5年)発売) QYの機能を簡易化し、サンプリング機能やモノラルスピーカーを追加した機種。シーケンサーというよりはバッキングマシンという位置づけとされる。 AWM音源(28音ポリフォニック)69ノーマルボイス+1ドラムキット搭載。トラック数、1メロディトラック(シーケンストラック)+バッキングトラック パターン:4パート。プリセットスタイルを50種類、コンビネーションスタイルを40種類持ち、ユーザースタイルを10種類作成可能(スタイル1種類につき6セクション)。
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シリーズのモデル
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「ヤマハ・QXシリーズ」の記事における「シリーズのモデル」の解説
QX1 1984年発売。価格は480000円。分解能1/384。リアルタイム入力、パンチ・イン入力、エディット入力可能。DX用のエディター内蔵。同時発音数には制限なし。5.25インチ2DD対応のフロッピーディスクドライブを搭載し、1枚につき、8万音記憶可能。海外からは、HxC Floppy Emulatorと言うドライブ(SDカードやUSB)を改造して搭載する事も可能。また本機をYAMAHAのTX816(DX7の8台分の音源モジュール)と組み合わせるとQX1から最大8パートのマルチティンバー音源として個別のTF1を各々に演奏させることが可能。この機種は当時まさにLP全体にも楽にこなした新たなる音楽天地が約束された究極のMIDIシーケンサーだった。 QX7 1985年発売。価格は78000円。本体にデータバックアップ機能が無く、電源を切ったまま数日放置するとデータが消失した。発売して間もなく、同じスペックのままバックアップ電池を備えたQX21へ移行。 QX21 1985年発売。価格は45000円。分解能1/96。トラック数2。リアルタイム入力、ステップ入力。約8100音記憶可能。 QX5 1986年発売。価格は69800円。トラック数8。同時発音数32。ベロシティなしで約20000音・ベロシティありで約15000音記憶可能。リアルタイム入力、パンチ・イン入力、ステップ入力対応。マルチトラックレコーダーと同期させるシンクロナイザーを内蔵している。 QX5FD 1988年発売。価格は89800円。トラック数8。同時発音数32。ベロシティなしで約20000音・ベロシティありで約15000音記憶可能。リアルタイム入力、パンチ・イン入力、ステップ入力対応。上記のQX5に3.5インチ2DD対応のフロッピーディスクドライブを搭載したモデル。なお、フロッピー1枚につき、ベロシティなしで約220000音・ベロシティありで約150000音記憶可能。HxC Floppy Emulatorと言うドライブ(SDカードやUSB)を搭載する事も可能。 QX3 1987年発売。価格は158000円。分解能1/96。トラック数16。同時発音数制限なし。レコード・エディット時で約24000音・チェインプレイ時で約48000音記憶可能。3.5インチ2DDタイプのフロッピーディスクドライブを搭載。HxC Floppy Emulatorと言うドライブ(SDカードやUSB)を改造して搭載する事も可能。ESEQフォーマット対応。ジョブコマンドにはQX1のデータの送信または返信も扱える。キーボーディストの浅倉大介はこの機種の開発に携わり、その打ち込むスピードはTM NETWORKの木根尚登によると「スーパーのレジを打つような速さだった」と言われる。95年にはテレビの企画で浅倉がQX3とEOSで作曲と打ち込みを行い、パソコンキーボードの早打ちのような速度で本機を打ち込む様子が放映された。この機種は当時プロフェッショナルの最前線で信頼された専用機だった。 TQ5 1988年発売。価格は65000円。8トラックのシーケンサーを内蔵。最大8曲。10000音記録可能。分解能1/48。本体内にEOS B200、YS200、YS100と互換性のある4オペレータ・8アルゴリズムのFM音源を内蔵。プリセット100音色・ユーザー100音色。リバーブ、ディレイ、ディストーションなどの10種類のエフェクタも内蔵。モジュールシンセとしては珍しくデジタル時計機能も搭載。EOS YS200から鍵盤を取り除いた音源となるため、EOS YS200のモジュールタイプと言えるだろう。
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